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甲鱗のワーム - (2013/12/23 (月) 09:40:27) の1つ前との変更点
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#image(scaled_wurm.jpg,title=テキスト欄をびっしりと占有する重厚なフレイバーテキスト(下記)に圧倒される人は、実際ネタ抜きに多い)
&font(b,i,green){氷河期のあいだに繁栄を極めたこのワームは、キイェルドーのありとあらゆる人々にとって恐怖の的だった。}
&font(b,i,green){その巨体と狂暴な性格が呼び起こした悪夢は数知れない―――甲鱗のワームはまさに、氷河期の災厄の象徴だった。}
&font(b,i,green){ ― 「キイェルドー:氷の文明」}
トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」のクリーチャー(生物)。
一番レア度の低いコモンカードに分類される8マナ(緑+7)のカード。
ワームと言っても[[アースワーム>アースワーム ジム]](ミミズ)の仲間とかではなく、「翼や手足がない」という特徴を持つドラゴンの一種である。
(ただしドラゴンと言っても知能が低い事が多い)
通称「バニラ」と呼ばれる、「特殊能力を持たない」クリーチャーながらパワー(攻撃力)が7、タフネス(耐久性)が6と言う大きさが正義なカード(普通の熊で2/2)。
[[そのありえない強さ>エンテイ]]からファンから甲鱗様と崇められている。
#region(甲鱗様の強さの秘密)
//MTGをプレイしていなければ分かりにくい部分を変更してみました
実際、場に出れば強いのは間違ってはいない。(序盤に)''出さえすれば''。
しかしてその実体は「カードの強さはコストの安さも重要」と言う事を身をもって教えてくれるもの。
特別なギミックを用意しない限り&b(){8マナ}の甲鱗様を場に出すには15ターン近くかかる。
しかも、MTGのクリーチャーは「速攻」能力等を持たない限り、基本的に場に出たターンは攻撃に参加できず(召喚酔い)、攻撃は次のターンから。
他に特殊なカードがない限り、特殊能力を持たない甲鱗様が攻撃できるのは、この上+1ターン後という訳。
プレイヤーのライフ20に対しパワーが7なので「本体を3回殴れば勝てる」計算にはなるが、
それなら8ターンも掛からずに出せるクリーチャーにパワーが5や4の者が複数居るため、そちらで4,5回殴れば甲鱗様の降臨前に勝負が着く。
更に、甲鱗様の持たない能力には有用なものがたくさんあり、例を上げると、
-トランプル、これがあれば雑魚にブロックされても本体に余剰分の攻撃が通る。甲鱗様はブロックしてきた雑魚の犠牲的精神を尊重するので、そのような下品な能力は持たない。
-飛行、これがあれば飛行持たない雑魚にはブロックされないため本体に攻撃が通りやすくなる。甲鱗様はガチンコ勝負がお望みなので、そのような余分な物を持たない。
-ブロックされない、これがあればそもそもブロックされないので雑魚は無視できる。甲鱗様は(略)。そのような姑息な物は持たない。
-プロテクション、これがあれば特定のカードには無敵になる。甲鱗様は(略
-再生、これがあれば何らかの理由で破壊されても復活できる。甲鱗様は潔いのでそのような悪足掻きはしない。
-警戒、これがあれば攻撃に参加してもブロックに参加できる。甲鱗様は休息も戦士の仕事と考えているので、そんな不健康な事はしない。
しかもとうとう、同じコストでほぼ完全に上位互換の生物(7/7+トランプル)すら登場してしまった。
このため「特別なギミック」を用意したとしても甲鱗様はお呼びじゃなかったりする。
ここまでご覧いただければもうお分かりだろうが、完全なネタカードに近い扱いを受けている。それが甲鱗様。
格ゲーで例えるなら3ゲージ(実際は4ゲージの方がイメージに近いかも)消費で威力は5割だが、
リーチ:短い、無敵:無い、判定:弱い、硬直:膨大、暗転後ガード可能、コンボ組込不可、な技と考えてもらえればいいだろう。
ちなみにライバルは、威力3割しかないが2ゲージ消費で済む上、リーチ長くて判定極大とか、ガード不能とか、コンボ可とかそんな奴らばっかりです…
なお初期のMTGはカードにレアリティ表記が無かったため、
数字だけ見たら弱いレアカードを持つ初心者を騙して吊り合わないトレードをする、所謂シャークトレードの種に使われた事もある。
(よく狙われたのが、強力なマナ生成能力を持ちながらも数字的には0/1でしかない極楽鳥)
まぁそんな事も散々あって、今のTCGはレアリティ表記がされたり、公式のカード一覧本が出たりするようになったのだが(MTGは''元祖''TCGである)。
と言うか、当時は公式審判でさえカードリストを持っていなかったと言うとんでもない時代だったし。
#endregion
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***MUGENにおける甲鱗様
MUGEN入り自体は[[特に関係のないはずの人>偽死神五世]]のストライカーとして果たしていたが、
[[黒クマネズミ]]を制作したワーキペレウ氏により単体のキャラが作られるに至った。
原作のカードの画像(カードに描かれている画像ではなく&b(){カードそのものの画像})をそのまま使用した一枚絵によるキャラ。
原作のルールを格ゲーに当てはめて再現しているため、かなり特殊な仕様のキャラとなっている。
LIFEが通常(1000)の20分の6、つまりは''300''しかない。
これは甲鱗様以外のキャラをプレイヤー(ライフが20)、甲鱗様をクリーチャー・カード(甲鱗様のライフが6)として扱っているため。
ただし、ダウン状態から復帰するとターンが終了したという扱いになってダメージがリセットされ、''LIFEが全回復する。''
甲鱗様を倒すにはダウンさせず一気にダメージを与える必要がある。
攻撃手段はAボタンの「タップして攻撃」と後述する呪文「ハリケーン」のみ。
タップは原作における攻撃に当たり、甲鱗様のバワー分のダメージを与える。
甲鱗様のバワーは7なので、MUGEN換算で''350''のダメージ。並のキャラなら3発で死ぬ。
攻撃後は強制的にダウンするため、前述のターン終了扱いとなる。
パワーゲージ(原作におけるアンタップ=ゲージ)を消費して呪文を発動、甲鱗様を援護することができる。
パワーゲージはターン終了時及び2ラウンド以降のラウンド開始時に全快するが、コンフィグでOFFにすることも可能。
呪文の効果は以下の通り。
-巨大化/Giant Growth&br()パワーとライフを3ずつ上げる。
-Fanatical Fever&br()パワーを3上げ、トランプル(タップがガード不可になる)を得る。
-Touch of Vitae&br()Cボタンで発動。移動速度が上がり、次のターン開始時にゲージが1増える。
-再生/Regeneration&br()甲鱗様が死亡した際に再生する。
-Thermokarst&br()土地(相手のゲージ)を1つ破壊する。
-ハリケーン/Hurricane&br()空中にいるキャラにダメージを与える。[[パートナーであっても食らう。>>味方殺し技]]
呪文は甲鱗様の向いている方向の後ろから飛び道具として飛んでくるが、攻撃を受けると効果が打ち消される。
また、再生を除く補助呪文の効果はターン終了時に消えてしまう。
再生のみターン終了後も消えないが、画面端に出現するカードに攻撃が当たると効果が失われる。
AIはデフォルトで搭載されており、呪文を積極的に発動してくる。
仕様上、狂キャラに勝つ事もあれば強キャラに負けることもある。
|>|~紹介動画|
|&nicovideo(sm22205354)|&nicovideo(sm22387529)|
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***出場大会
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#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[甲鱗のワーム],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[甲鱗のワーム],sort=hiduke,100)
}
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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//↓にタグを追加した場合、此処の部分にコピペ上書きするようにしてください。
#image(scaled_wurm.jpg,title=テキスト欄をびっしりと占有する重厚なフレイバーテキスト(下記)に圧倒される人は、実際ネタ抜きに多い)
&font(b,i,green){氷河期のあいだに繁栄を極めたこのワームは、キイェルドーのありとあらゆる人々にとって恐怖の的だった。}
&font(b,i,green){その巨体と狂暴な性格が呼び起こした悪夢は数知れない―――甲鱗のワームはまさに、氷河期の災厄の象徴だった。}
&font(b,i,green){ ― 「キイェルドー:氷の文明」}
トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」のクリーチャー(生物)。
一番レア度の低いコモンカードに分類される8マナ(緑+7)のカード。
ワームと言っても[[アースワーム>アースワーム ジム]](ミミズ)の仲間とかではなく、「翼や手足がない」という特徴を持つドラゴンの一種である。
(ただしドラゴンと言っても知能が低い事が多い)
通称「バニラ」と呼ばれる、「特殊能力を持たない」クリーチャーながらパワー(攻撃力)が7、タフネス(耐久性)が6と言う大きさが正義なカード(普通の熊で2/2)。
[[そのありえない強さ>エンテイ]]からファンから甲鱗様と崇められている。
#region(甲鱗様の強さの秘密)
//MTGをプレイしていなければ分かりにくい部分を変更してみました
実際、場に出れば強いのは間違ってはいない。(序盤に)''出さえすれば''。
しかしてその実体は「カードの強さはコストの安さも重要」と言う事を身をもって教えてくれるもの。
特別なギミックを用意しない限り&b(){8マナ}の甲鱗様を場に出すには15ターン近くかかる。
しかも、MTGのクリーチャーは「速攻」能力等を持たない限り、基本的に場に出たターンは攻撃に参加できず(召喚酔い)、攻撃は次のターンから。
他に特殊なカードがない限り、特殊能力を持たない甲鱗様が攻撃できるのは、この上+1ターン後という訳。
プレイヤーのライフ20に対しパワーが7なので「本体を3回殴れば勝てる」計算にはなるが、
それなら8ターンも掛からずに出せるクリーチャーにパワーが5や4の者が複数居るため、そちらで4,5回殴れば甲鱗様の降臨前に勝負が着く。
更に、甲鱗様の持たない能力には有用なものがたくさんあり、例を上げると、
-トランプル、これがあれば雑魚にブロックされても本体に余剰分のダメージが通る。甲鱗様は雑魚の犠牲的精神を尊重するので、そのような下品な能力は持たない。
-飛行、これがあれば飛行持たない雑魚にはブロックされないため本体に攻撃が通りやすくなる。甲鱗様はガチンコ勝負がお望みなので、そのような余分な物を持たない。
-ブロックされない、これがあればそもそもブロックされないので雑魚は無視できる。甲鱗様は(略)。そのような姑息な物は持たない。
-プロテクション、これがあれば特定のカードには無敵になる。甲鱗様は(略
-再生、これがあれば何らかの理由で破壊されても復活できる。甲鱗様は潔いのでそのような悪足掻きはしない。
-警戒、これがあれば攻撃に参加してもブロックに参加できる。甲鱗様は休息も戦士の仕事と考えているので、そんな不健康な事はしない。
一応、緑クリーチャーで飛行・警戒・ブロックされないを持っているほうが珍しいが(擬似的にブロックされない能力は緑に存在する)。
逆に言えば緑の大型クリーチャーでトランプルを持っていない時点で「特別なギミック」を用意したとしても甲鱗様はお呼びじゃない。
しかも「茨の精霊」(7マナ(緑緑+5)7/7 擬似的にブロックされない能力)の様なほぼ完全な上位互換すら登場してしている。
(あえて茨の精霊の欠点を上げれば、レアカードである(TCGの宿命で高価)。%%そもそもこんな重いカード3枚も4枚も要らないが。%%
ワームじゃない。%%種族デッキを組まなければ関係ないが。なお一般的に種族デッキは軽いクリーチャーを多数並べるのが基本。%%、
色縛りが厳しい。%%7マナもあって緑2点が揃わないなら別の色のクリーチャーを使うべき。%%)
ここまでご覧いただければもうお分かりだろうが、完全なネタカードに近い扱いを受けている。それが甲鱗様。
格ゲーで例えるなら3ゲージ(実際は4ゲージの方がイメージに近いかも)消費で威力は5割だが、
リーチ:短い、無敵:無い、判定:弱い、硬直:膨大、暗転後ガード可能、コンボ組込不可、な技と考えてもらえればいいだろう。
ちなみにライバルは、威力3割しかないが2ゲージ消費で済む上、リーチ長くて判定極大とか、ガード不能とか、コンボ可とかそんな奴らばっかりです…
なお初期のMTGはカードにレアリティ表記が無かったため、
数字だけ見たら弱いレアカードを持つ初心者を騙して吊り合わないトレードをする、所謂シャークトレードの種に使われた事もある。
(よく狙われたのが、強力なマナ生成能力を持ちながらも数字的には0/1でしかない極楽鳥)
まぁそんな事も散々あって、今のTCGはレアリティ表記がされたり、公式のカード一覧本が出たりするようになったのだが(MTGは''元祖''TCGである)。
と言うか、当時は公式審判でさえカードリストを持っていなかったと言うとんでもない時代だったし。
#region(余談(別のTCG))
ここまで読んで「あれ?」と思った人も居るかもしれないが初期『[[遊戯王>武藤遊戯]]』(マジック&ウィザーズ)では、
第一ターン目だろうと引きさえすれば特別なギミックも無しに[[青眼の白龍>海馬瀬人]]を出せたりする。と言うか全てのカードがコスト0。
(物語の%%引き伸ばし%%展開上1ターン目から手札にあることは無かったが)
作者がTCGのシステムと言うものを良くわかってなかったみたいで、
後にコナミが関わってマジック&ウィザーズから『デュエルモンスターズ』となるまではMTGプレイヤーから突っ込まれまくっていた。
(と言うか日本におけるMTGの公式誌でも(一言だけだが)嫌味を書かれていた)
ちなみにコナミ以前にもバンダイカードダス版もあったのだが
原作再現(+α)の結果「先手第一ターンにエクゾディアが5枚並んでデュエル終了」と言う正に[[世紀末]]な世界であった。
(アニメ版が二種類あり、かつての東映版遊戯王時代のメインスポンサーがバンダイ。一から仕切りなおした今の遊戯王のメインスポンサーがコナミ)
尤もコナミの最初のゲームボーイ版(東映版と同時期)も「デッキの強さ=大物の枚数」だったのだが。
#endregion
#endregion
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***MUGENにおける甲鱗様
MUGEN入り自体は[[特に関係のないはずの人>偽死神五世]]のストライカーとして果たしていたが、
[[黒クマネズミ]]を制作したワーキペレウ氏により単体のキャラが作られるに至った。
原作のカードの画像(カードに描かれている画像ではなく&b(){カードそのものの画像})をそのまま使用した一枚絵によるキャラ。
原作のルールを格ゲーに当てはめて再現しているため、かなり特殊な仕様のキャラとなっている。
LIFEが通常(1000)の20分の6、つまりは''300''しかない。
これは甲鱗様以外のキャラをプレイヤー(ライフが20)、甲鱗様をクリーチャー・カード(甲鱗様のライフが6)として扱っているため。
ただし、ダウン状態から復帰するとターンが終了したという扱いになってダメージがリセットされ、''LIFEが全回復する。''
甲鱗様を倒すにはダウンさせず一気にダメージを与える必要がある。
攻撃手段はAボタンの「タップして攻撃」と後述する呪文「ハリケーン」のみ。
タップは原作における攻撃に当たり、甲鱗様のバワー分のダメージを与える。
甲鱗様のバワーは7なので、MUGEN換算で''350''のダメージ。並のキャラなら3発で死ぬ。
攻撃後は強制的にダウンするため、前述のターン終了扱いとなる。
パワーゲージ(原作におけるアンタップ=ゲージ)を消費して呪文を発動、甲鱗様を援護することができる。
パワーゲージはターン終了時及び2ラウンド以降のラウンド開始時に全快するが、コンフィグでOFFにすることも可能。
呪文の効果は以下の通り。
-巨大化/Giant Growth&br()パワーとライフを3ずつ上げる。
-Fanatical Fever&br()パワーを3上げ、トランプル(タップがガード不可になる)を得る。
-Touch of Vitae&br()Cボタンで発動。移動速度が上がり、次のターン開始時にゲージが1増える。
-再生/Regeneration&br()甲鱗様が死亡した際に再生する。
-Thermokarst&br()土地(相手のゲージ)を1つ破壊する。
-ハリケーン/Hurricane&br()空中にいるキャラにダメージを与える。[[パートナーであっても食らう。>>味方殺し技]]
呪文は甲鱗様の向いている方向の後ろから飛び道具として飛んでくるが、攻撃を受けると効果が打ち消される。
また、再生を除く補助呪文の効果はターン終了時に消えてしまう。
再生のみターン終了後も消えないが、画面端に出現するカードに攻撃が当たると効果が失われる。
AIはデフォルトで搭載されており、呪文を積極的に発動してくる。
仕様上、狂キャラに勝つ事もあれば強キャラに負けることもある。
|>|~紹介動画|
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***出場大会
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''更新停止中''
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