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Queen of Heart'99 - (2010/02/13 (土) 17:31:12) の1つ前との変更点
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・概要
後に『[[MELTY BLOOD>メルティブラッド]]』で事実上の商業デビューを果たした同人サークル、
「渡辺製作所」(当時。現・フランスパン)製作の2D格闘ゲームであり、同サークルの出世作。
近代同人ゲームの先駆けと言える存在であり、この作品が世に広まったことで同人業界でも本格的な製作環境を整え、
市販品さながら(もしくはそれ以上)のクオリティの作品が作られるということが広まっていった。
いわば同人ゲーム業界に革命を起こしたワケで、非常に意義深い作品である。
本作自体は前年度発表の『Queen of Heart'98』の続編にあたり、前作から全ての面において正統進化を遂げた。
その完成度は現在においても極めて高い水準にあり、商業作品にも決してひけを取らないレベルにある。
登場キャラクターは前作に引き続き人気PCゲーム『ToHeart』のヒロインたち。
本作では前作ゲスト出演の『WHITE ALBUM』勢の本格参戦に加え、『雫』『痕』勢、
さらに当時の最新作『こみっくパーティー』から[[高瀬瑞希]]が参戦した。
また、あきかん氏の二次創作作品に登場する「コモード芹香」も登場。
いわば同人作品同士のコラボレーションであり、これが後の『MELTY BLOOD』誕生への萌芽となる。
後に追加ディスク『QOH'99 SE (Second Edition)』+アップデートにより、総合バランスの再調整と、
アップデート時の最新作『ナイトライター』(『猪名川でいこう!』収録)のコリンを含めた
追加キャラが使用可能となり、現行における最終形となった。
[[裏性能キャラ>EXキャラクター]]も含めれば全34キャラというボリュームや、4人同時対戦といったパーティゲーム的要素が、プレイバリューの大きさに繋がっている。
なお、同じくLeafの『こみっくパーティ』が元ネタとなっている『Party's Breaker』は正当な続編にあたり副題には『QOH'2001』が冠されているが、
登場キャラはほぼ『こみパ』のヒロインのみに絞られているため一新されており、高瀬瑞希以外の続投キャラはいない。
システム面では基礎部分は共通しているものの、エフェクトの大幅強化等、主に演出面で大幅にパワーアップしている
(半面要求スペックが高くなり、フルで楽しむには当時最新モデル級+αの性能が必要になるなど敷居が高くなっていた)。
システムは『[[あすか120%]]』がベースであり、ゲーム中の必殺技は他の格闘ゲームの[[パロディ]]が数多く見られる。
ただし、技の大元のネタは『リーフファイト'97』(『初音のないしょ!!』収録)から来ているものがほとんどである。
なお、その人気からDOS時代のMUGEN界隈で同作のキャラがかなり多く出回ったものの、
それが渡辺製作所サイドに見つかったためかなり問題となり、
あまつさえMUGEN版QOHキャラについての苦情を渡辺製作所側に寄せるといった、
前代未聞の迷惑行為が多数発生。結果、多くのQOHキャラが公開中止となり現在に至っている。
MUGEN界隈も同人ゲーム界隈もまだ創生期だった当時ゆえの悲劇だが、
下手をすると現在も起こりうる話なので全く笑えない。MUGENプレイヤーは肝に命じて置くように。
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**QOH'99 SE 登場キャラクター
>[[新城沙織]] 藍原瑞穂 [[月島瑠璃子]]
>[[柏木初音]] [[柏木楓]] [[柏木梓]] [[柏木千鶴]]
>[[高瀬瑞希]]
>[[神岸あかり]] [[来栖川芹香]] [[保科智子]] [[長岡志保]] 松原葵 [[セリオ]] [[マルチ]]
>[[姫川琴音]] 宮内レミィ [[雛山理緒]] [[来栖川綾香]]
>森川由綺 [[緒方理奈]]
・EXキャラクター
>[[太田香奈子]] 不良初音 鬼千鶴 お下げのあかり コモード芹香
>殺意の波動に目覚めた志保 LF97葵 HM-12
>真のヒロイン姫川琴音 ラピード綾香
・隠しキャラクター
>ティリア・フレイ コリン 坂下好恵
//もちょっと細かく分けられるようだったらお願いします
**Party's Breaker 登場キャラクター
>[[高瀬瑞希]] [[牧村南]] 猪名川由宇 大庭詠美 [[長谷部彩]]
>[[桜井あさひ]] 芳賀玲子 塚本千紗
・隠しキャラクター
>風見鈴香 ピーチ瑞希 立川郁美 玲子'94 御影すばる
・ボスキャラクター(使用不可)
>[[日野森あずさ]]
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**システム
A(弱攻撃)、B(中攻撃)、C(強攻撃)、S(特殊)の4ボタンで操作する。
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・開幕前行動
ラウンド開始前に歩行、しゃがみ、ダッシュ、ジャンプが可能。
相手との間合い取りが出来る他、理緒のみ転倒攻撃(歩行中にランダムで倒れこむ)で攻撃できる可能性がある。
・コンボについて
『MELTY BLOOD』で言うところのリバースビート(強→弱のような、通常の弱→中→強の流れと逆行する繋ぎ)が可能。
これにより隙の大きい強攻撃も、弱攻撃につなぐこと隙消しが可能であり、安定性は高い。
また、リバースビート補正がなく、低空に浮かせた相手に強攻撃→弱攻撃(空振り)を複数セット入れる高威力コンボも可能。
なおダッシュ攻撃をチェーンに組み込めるので、『MELTY BLOOD』とはコンボのつなぎ方が大きく異なる。
崩しを重視する連携だけでなく、ガードゲージを利用したガードクラッシュ連携があるのも特徴。
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・相殺
相殺判定と攻撃判定、または相殺判定を持つ技同士がぶつかった際、相殺が発生する。
相殺戦に打ち勝った場合、相殺後に当たった技のダメージに「相殺した回数×300」上乗せされるため、
打ち勝った際は通常より大きいダメージを与えられる。
・クリティカルヒット
攻撃ヒット時、たまに赤いヒットエフェクトが発生する。
これはクリティカル発生を示し、攻撃のダメージが2倍になる。
基本的にヒット数が多いほど発生しやすくなる。
・[[ガードキャンセル]]
相手の攻撃をガード中、いつでもガードキャンセルで必殺技が出せる。
ただし無敵時間がついたりはしないので、下手な技を出すともれなく潰される。
なお『Party's Breaker』では「5ヒット以上の連続ガード時に」常時発動可能となり、
さらに発動後はガードゲージがゼロになってしまう等、発動条件が厳しくなった。
・叩きつけダメージ
特定の攻撃をヒットさせると、相手が壁に吹っ飛ばされたり、地面に叩きつけられる。
この際、相手が壁または地面に接した際に受身を取らなければ、叩きつけダメージ(1000強・コンボ補正無視)が入る。
・波紋ヒット
特定の攻撃をヒットさせると波紋状のエフェクトが発生し、相手は受身が取れなくなる。
受身が取れないため、この状態では叩きつけダメージが回避不能になる。
・フォルトレスディフェンス
智子や瑠璃子など、一部キャラのみが使えるシステム。
『[[GUILTY GEAR>ギルティギア]]』の同名システムと同じく、パワーゲージを消費する代わりに
削りダメージとノックバックを消し、さらにガードゲージの消耗も防ぐ。
・[[ブロッキング]]
梓や綾香など、一部キャラのみが使えるシステム。
『[[ストリートファイターIII]]』と若干異なり、レバー前入力の後に
ニュートラル状態に戻した段階でブロッキング判定が発生する。
なお、綾香のみレバー前連打だけでブロッキング判定を連続発生させられるため、
「詐欺ブロッキング」とも呼称される。
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・パワーゲージ
画面下に表示されるゲージ。基本的に「POWER」と書かれるのでパワーゲージだが、
琴音のようにゲージの名称が変わるキャラもいる。最大9本までストック可。
・EX必殺技
いわゆる[[超必殺技]]にあたり、パワーゲージを1本消費することで出せる。
[[必殺技]]の強化版であり、波紋ヒットになるものも多い。
・超必殺技
いわゆる隠し超必殺技。大技だけあり威力が高いものが揃う。
ほとんどのキャラはパワーゲージを3本消費するが、葵の「葵スペシャル」のような例外はある。
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・ガードゲージ
体力バーの横、キャラの顔絵の周囲にガードゲージが存在。
システム的には『[[ストリートファイターZERO3>ストリートファイターZERO]]』のガードゲージに近い。
ガードゲージは相手の攻撃をガードすることで減り、攻撃を受けないでいると少しずつ回復する。
ゼロになるとガードクラッシュが発生し、ガードが解ける上に直後にくらった攻撃の被ダメージが2倍になってしまう。
なおクリティカルヒット成立時は効果が重複発動するため、運が悪いと4倍ダメージ(=2重クリティカル)になってしまう。
・KO後行動
相手をKOした後も、相手が追撃不能状態でダウンするまでKO後行動が可能。
KOした相手を攻撃してもパワーゲージが溜まるため、[[オーバーキル]]は戦略上認められる。
ただし、KO後行動で超必殺技などを使った場合は使用したゲージが減ったままとなるため、
最終ラウンド以外でアピールのためにKO後行動を行うことは、自分の首を絞めるだけである。
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・空中ジャンプ
いわゆる2段ジャンプ。全キャラ共通で使用可能。
主に空中戦・空中コンボで活用されるが、香奈子のように移動手段として常用されるケースもある。
・空中ダッシュ&バックダッシュ
芹香やコリンなど、一部のキャラのみが使用可能。
基本的に『GUILTY GEAR』など他作品のものと同じ。
・空中投げ
由綺やティリアなど、一部のキャラのみが使用可能(空中投げ抜けは全キャラでできる)。
空中攻撃をキャンセルして出せる上、喰らいモーション中の相手を投げることもできるのが特徴。
なお『Party's Breaker』の詠美はレバー入力の異なる2種類の空中投げを持ち、
さらに空中大攻撃から空中投げにつないだ場合は投げ抜け不能となる特殊な性能を持つ。
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・多人数モード
この手のゲームとしては珍しく、一対一の対戦モードだけではなく、2on2の対戦も可能。
それぞれにプレイヤーかCOMを割り当てることが出来、最大で4人同時対戦出来る。
ライフバーは別だがゲージ共有など、MUGENのタッグバトルとほぼ同じ仕様である。
なお4人対戦時には、一部の超必殺技が味方にも当たる[[味方殺し技]]と化す。味方に初音かコリンがいたら注意。
・通信対戦
QOH'99は非公式ツールなしでLAN・インターネット経由での通信対戦に対応している。
exeファイルのリンクを作り、リンク先を
「"(QOH99のインストールパス)\qoh99.exe" net」
と書き換えることでLAN・インターネット接続用の画面が起動する。
PCの性能が高くなく、回線もISDNが主流だった発売当時に通信プレイができた人はかなり限られていたが、
PC・回線ともに飛躍的に進歩した現在では特に問題なくプレイ可能。
あらかじめ全キャラ開放&ボイスパッチの統一を済ませておくとなお良し。
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☆『Party's Breaker』専用システム
・アドバンシングガード
ガードゲージを10%分削ることで、ガード状態から相手を押し戻す。
ガードゲージが減るリスクを除けば、性能的に『[[ヴァンパイア]]』シリーズのものと同じ。
・エンドバック
画面端で地上攻撃を受け、のけぞり中に画面端へ追いやられた場合、本来下がるべき距離だけ前へ戻される。これにより、QOH'99SE以上に画面端が脅威となった。
・ガードフロート
吹き飛ばし、または浮き属性の攻撃を地上でガードした場合、強制的に空中ガードにさせられる。ガードフロート時の強制空中ガードは、空中ガード不能技も防げる特殊なものだが、空中状態になるため地上必殺技でのガードキャンセルは当然できなくなる。
・イニシアチブダッシュ
イニシアチブゲージに「OK!」と表示されている状態で、特定の地上通常技の動作中に前ダッシュ入力をすることで、技の動作をダッシュでキャンセル可能。
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&nicovideo(sm3685889)
&nicovideo(sm3746661)
・概要
後に『[[MELTY BLOOD>メルティブラッド]]』で事実上の商業デビューを果たした同人サークル、
「渡辺製作所」(当時。現・フランスパン)製作の2D格闘ゲームであり、同サークルの出世作。
近代同人ゲームの先駆けと言える存在であり、この作品が世に広まったことで同人業界でも本格的な製作環境を整え、
市販品さながら(もしくはそれ以上)のクオリティの作品が作られるということが広まっていった。
いわば同人ゲーム業界に革命を起こしたワケで、非常に意義深い作品である。
本作自体は前年度発表の『Queen of Heart'98』の続編にあたり、前作から全ての面において正統進化を遂げた。
その完成度は現在においても極めて高い水準にあり、商業作品にも決してひけを取らないレベルにある。
登場キャラクターは前作に引き続き人気PCゲーム『ToHeart』のヒロインたち。
本作では前作ゲスト出演の『WHITE ALBUM』勢の本格参戦に加え、『雫』『痕』勢、
さらに当時の最新作『こみっくパーティー』から高瀬瑞希が参戦した。
また、あきかん氏の二次創作作品に登場する「コモード芹香」も登場。
いわば同人作品同士のコラボレーションであり、これが後の『MELTY BLOOD』誕生への萌芽となる。
後に追加ディスク『QOH'99 SE (Second Edition)』+アップデートにより、総合バランスの再調整と、
アップデート時の最新作『ナイトライター』(『猪名川でいこう!』収録)のコリンを含めた
追加キャラが使用可能となり、現行における最終形となった。
[[裏性能キャラ>EXキャラクター]]も含めれば全34キャラというボリュームや、4人同時対戦といったパーティゲーム的要素が、プレイバリューの大きさに繋がっている。
なお、同じくLeafの『こみっくパーティ』が元ネタとなっている『Party's Breaker』は正当な続編にあたり副題には『QOH'2001』が冠されているが、
登場キャラはほぼ『こみパ』のヒロインのみに絞られているため一新されており、高瀬瑞希以外の続投キャラはいない。
システム面では基礎部分は共通しているものの、エフェクトの大幅強化等、主に演出面で大幅にパワーアップしている
(半面要求スペックが高くなり、フルで楽しむには当時最新モデル級+αの性能が必要になるなど敷居が高くなっていた)。
システムは『[[あすか120%]]』がベースであり、ゲーム中の必殺技は他の格闘ゲームの[[パロディ]]が数多く見られる。
ただし、技の大元のネタは『リーフファイト'97』(『初音のないしょ!!』収録)から来ているものがほとんどである。
なお、その人気からDOS時代のMUGEN界隈で同作のキャラがかなり多く出回ったものの、
それが渡辺製作所サイドに見つかったためかなり問題となり、
あまつさえMUGEN版QOHキャラについての苦情を渡辺製作所側に寄せるといった、
前代未聞の迷惑行為が多数発生。結果、多くのQOHキャラが公開中止となり現在に至っている。
MUGEN界隈も同人ゲーム界隈もまだ創生期だった当時ゆえの悲劇だが、
下手をすると現在も起こりうる話なので全く笑えない。MUGENプレイヤーは肝に命じて置くように。
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**QOH'99 SE 登場キャラクター
>[[新城沙織]] 藍原瑞穂 [[月島瑠璃子]]
>[[柏木初音]] [[柏木楓]] [[柏木梓]] [[柏木千鶴]]
>[[高瀬瑞希]]
>[[神岸あかり]] [[来栖川芹香]] [[保科智子]] [[長岡志保]] 松原葵 [[セリオ]] [[マルチ]]
>[[姫川琴音]] 宮内レミィ [[雛山理緒]] [[来栖川綾香]]
>森川由綺 [[緒方理奈]]
・EXキャラクター
>[[太田香奈子]] 不良初音 鬼千鶴 お下げのあかり コモード芹香
>殺意の波動に目覚めた志保 LF97葵 HM-12
>真のヒロイン姫川琴音 ラピード綾香
・隠しキャラクター
>ティリア・フレイ コリン 坂下好恵
//もちょっと細かく分けられるようだったらお願いします
**Party's Breaker 登場キャラクター
>[[高瀬瑞希]] [[牧村南]] 猪名川由宇 大庭詠美 [[長谷部彩]]
>[[桜井あさひ]] 芳賀玲子 塚本千紗
・隠しキャラクター
>風見鈴香 ピーチ瑞希 立川郁美 玲子'94 御影すばる
・ボスキャラクター(使用不可)
>[[日野森あずさ]]
----
**システム
A(弱攻撃)、B(中攻撃)、C(強攻撃)、S(特殊)の4ボタンで操作する。
----
・開幕前行動
ラウンド開始前に歩行、しゃがみ、ダッシュ、ジャンプが可能。
相手との間合い取りが出来る他、理緒のみ転倒攻撃(歩行中にランダムで倒れこむ)で攻撃できる可能性がある。
・コンボについて
『MELTY BLOOD』で言うところのリバースビート(強→弱のような、通常の弱→中→強の流れと逆行する繋ぎ)が可能。
これにより隙の大きい強攻撃も、弱攻撃につなぐこと隙消しが可能であり、安定性は高い。
また、リバースビート補正がなく、低空に浮かせた相手に強攻撃→弱攻撃(空振り)を複数セット入れる高威力コンボも可能。
なおダッシュ攻撃をチェーンに組み込めるので、『MELTY BLOOD』とはコンボのつなぎ方が大きく異なる。
崩しを重視する連携だけでなく、ガードゲージを利用したガードクラッシュ連携があるのも特徴。
その他、コンボ受付時間が存在し、一定の時間を過ぎると攻撃が繋がらなくなる。
ただし、一部の追い討ち属性を持っている技は、コンボ中一回だけその受付時間を無視して当てることが可能。
この一定の時間は、コンボ数が上がると短くなり、繋ぎにくくなるようになっている。
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・相殺
相殺判定と攻撃判定、または相殺判定を持つ技同士がぶつかった際、相殺が発生する。
相殺戦に打ち勝った場合、相殺後に当たった技のダメージに「相殺した回数×300」上乗せされるため、
打ち勝った際は通常より大きいダメージを与えられる。
・クリティカルヒット
攻撃ヒット時、たまに赤い画面フラッシュが発生し、星が飛び散る。
これはクリティカル発生を示し、攻撃のダメージが2倍になる。
基本的にヒット数が多いほど発生しやすくなる。
・[[ガードキャンセル]]
相手の攻撃をガード中、規定のキャンセル不能時間経過後にガードキャンセルで必殺技が出せる。
ただし無敵時間がついたりはしないので、下手な技を出すともれなく潰される。
なお『Party's Breaker』では「5ヒット以上の連続ガード時に」常時発動可能となり、
さらに発動後はガードゲージがゼロになってしまう等、発動条件が厳しくなった。
・叩きつけダメージ
特定の攻撃をヒットさせると、相手が壁に吹っ飛ばされたり、地面に叩きつけられる。
この際、相手が壁または地面に接した際に受身を取らなければ、叩きつけダメージ(壁で1000強・地面で700強・どちらも補正無視)が入る。
・波紋ヒット
特定の攻撃をヒットさせると波紋状のエフェクトが発生し、相手は受身が取れなくなる。
受身が取れないため、この状態では叩きつけダメージが回避不能になる。
・フォルトレスディフェンス
智子や瑠璃子など、一部キャラのみが使えるシステム。
『[[GUILTY GEAR>ギルティギア]]』の同名システムと同じく、パワーゲージを消費する代わりに
削りダメージとノックバックを消し、さらにガードゲージの消耗も防ぐ。
・[[ブロッキング]]
梓や綾香など、一部キャラのみが使えるシステム。
『[[ストリートファイターIII]]』と若干異なり、レバー前入力の後に
ニュートラル状態に戻した段階でブロッキング判定が発生する。
なお、綾香のみレバー前連打だけでブロッキング判定を連続発生させられるため、
「詐欺ブロッキング」とも呼称される。
----
・パワーゲージ
画面下に表示されるゲージ。基本的に「POWER」と書かれるのでパワーゲージだが、
琴音のようにゲージの名称が変わるキャラもいる。最大9本までストック可。
・EX必殺技
いわゆる[[超必殺技]]にあたり、パワーゲージを1本消費することで出せる。
[[必殺技]]の強化版であり、波紋ヒットになるものも多い。
また、一部の技は必殺技やEX技からさらにキャンセルして出すことができるものもある。
・超必殺技
いわゆる隠し超必殺技。大技だけあり威力が高いものが揃う。
ほとんどのキャラはパワーゲージを3本消費するが、葵の「葵スペシャル」のような例外はある。
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・ガードゲージ
体力バーの横、キャラの顔絵の周囲にガードゲージが存在。
システム的には『[[ストリートファイターZERO3>ストリートファイターZERO]]』のガードゲージに近い。
ガードゲージは相手の攻撃をガードすることで減り、攻撃を受けないでいると少しずつ回復する。
ゼロになるとガードクラッシュが発生し、ガードが解ける上に直後にくらった攻撃の被ダメージが2倍になってしまう。
なおクリティカルヒット成立時は効果が重複発動するため、運が悪いと4倍ダメージ(=2重クリティカル)になってしまう。
・KO後行動
相手をKOした後も、相手が追撃不能状態でダウンするまでKO後行動が可能。
KOした相手を攻撃してもパワーゲージが溜まるため、[[オーバーキル]]は戦略上認められる。
ただし、KO後行動で超必殺技などを使った場合は使用したゲージが減ったままとなるため、
最終ラウンド以外でアピールのためにKO後行動を行うことは、自分の首を絞めるだけである。
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・空中ジャンプ
いわゆる2段ジャンプ。全キャラ共通で使用可能。
主に空中戦・空中コンボで活用されるが、香奈子のように移動手段として常用されるケースもある。
・空中ダッシュ&バックダッシュ
芹香やコリンなど、一部のキャラのみが使用可能。
基本的に『GUILTY GEAR』など他作品のものと同じ。
・空中投げ
由綺やティリアなど、一部のキャラのみが使用可能(空中投げ抜けは全キャラでできる)。
空中攻撃をキャンセルして出せる上、喰らいモーション中の相手を投げることもできるのが特徴。
なお『Party's Breaker』の詠美はレバー入力の異なる2種類の空中投げを持ち、
さらに空中大攻撃から空中投げにつないだ場合は投げ抜け不能となる特殊な性能を持つ。
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・多人数モード
この手のゲームとしては珍しく、一対一の対戦モードだけではなく、2on2の対戦も可能。
それぞれにプレイヤーかCOMを割り当てることが出来、最大で4人同時対戦出来る。
ライフバーは別だがゲージ共有など、MUGENのタッグバトルとほぼ同じ仕様である。
なお4人対戦時には、一部の超必殺技が味方にも当たる[[味方殺し技]]と化す。味方に初音かコリンがいたら注意。
・通信対戦
QOH'99は非公式ツールなしでLAN・インターネット経由での通信対戦に対応している。
exeファイルのリンクを作り、リンク先を
「"(QOH99のインストールパス)\qoh99.exe" net」
と書き換えることでLAN・インターネット接続用の画面が起動する。
PCの性能が高くなく、回線もISDNが主流だった発売当時に通信プレイができた人はかなり限られていたが、
PC・回線ともに飛躍的に進歩した現在では特に問題なくプレイ可能。
あらかじめ全キャラ開放&ボイスパッチの統一を済ませておくとなお良し。
----
☆『Party's Breaker』専用システム
・アドバンシングガード
ガードゲージを10%分削ることで、ガード状態から相手を押し戻す。
ガードゲージが減るリスクを除けば、性能的に『[[ヴァンパイア]]』シリーズのものと同じ。
・エンドバック
画面端で地上攻撃を受け、のけぞり中に画面端へ追いやられた場合、本来下がるべき距離だけ前へ戻される。これにより、QOH'99SE以上に画面端が脅威となった。
・ガードフロート
吹き飛ばし、または浮き属性の攻撃を地上でガードした場合、強制的に空中ガードにさせられる。ガードフロート時の強制空中ガードは、空中ガード不能技も防げる特殊なものだが、空中状態になるため地上必殺技でのガードキャンセルは当然できなくなる。
・イニシアチブダッシュ
イニシアチブゲージに「OK!」と表示されている状態で、特定の地上通常技の動作中に前ダッシュ入力をすることで、技の動作をダッシュでキャンセル可能。
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&nicovideo(sm3685889)
&nicovideo(sm3746661)