Queen of Heart'99

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・概要 後に『[[MELTY BLOOD>メルティブラッド]]』で事実上の商業デビューを果たした同人サークル、 「渡辺製作所」(当時。現・フランスパン)製作の2D格闘ゲームであり、同サークルの出世作。 現在においても高い完成度を誇り、この作品をきっかけに同サークルのみならず、 同人ゲーム業界そのもののレベルアップが起きたことから、非常に意義深い作品である。 前年度発表の「Queen of Heart'98」の続編にあたり、前作から全ての面において正統進化を遂げた。 登場キャラクターは前作に引き続き人気PCゲーム『ToHeart』のヒロインたち。 本作では前作ゲスト出演の『WHITE ALBUM』勢の本格参戦に加え、『雫』『痕』勢、 さらに当時の最新作『こみっくパーティー』から高瀬瑞希が参戦した。 また、あきかん氏の二次創作作品に登場する「コモード芹香」も登場。 いわば同人作品同士のコラボレーションであり、これが後の『MELTY BLOOD』誕生への萌芽となる。 後に追加ディスク「QOH'99 SE(Second Edition)」+アップデートにより、総合バランスの再調整と、 アップデート時の最新作『ナイトライター(「猪名川でいこう!」収録)』のコリンを含めた 追加キャラが使用可能となり、現行における最終形となった。 システムは『あすか120%』がベースであり、ゲーム中の必殺技は他の格闘ゲームのパロディが数多く見られる。 ただし、技の大元のネタは『リーフファイト'97(「初音のないしょ!!」収録)』から来ているものがほとんどである。 なお、DOS時代のMUGEN界隈で同作のキャラがかなり多く出回ったものの、 それが渡辺製作所サイドに見つかったためかなり問題となり、 結果的に多くのQOHキャラが公開中止となり現在に至っている。 (当時はMUGEN界隈も同人ゲーム界隈もまだ創生期だったので、 サークル側が過敏な反応を取るケースが少なくなかった) A(弱攻撃)、B(中攻撃)、C(強攻撃)、S(特殊)の4ボタンで操作する。 ---- ・コンボについて 『[[MELTY BLOOD>メルティブラッド]]』と同様のリバースビート(強→弱のような、 通常の弱→中→強の流れを逆行するつなぎ)が可能であり、安定性が高い。 ただし、ダッシュ攻撃をチェーンに組み込めることから、コンボのつなぎ方は大きく異なる。 崩しを重視する連携だけでなく、ガードゲージを利用したガードクラッシュ連携があるのも特徴。 ---- ・クリティカルヒット 攻撃ヒット時、たまに赤いヒットエフェクトが発生する。 これはクリティカル発生を示し、攻撃のダメージが2倍になる。 基本的にヒット数が多いほど発生しやすくなる。 ・ガードキャンセル 相手の攻撃をガード中ならばいつでもガードキャンセルで必殺技が出せる。 ただし、特に無敵時間がついたりはしないので、下手な技を出すともれなく潰される。 ・波紋ヒット 特定の攻撃をヒットさせると、波紋状のエフェクト(リュウの真・昇龍拳のヒットエフェクトに類似)が 発生し、相手は受身が取れなくなる。 この状態で壁吹っ飛ばし・地面叩きつけ属性の攻撃を当てると叩きつけダメージが確定(コンボ補正無視) する。 ・フォルトレスディフェンス 智子や瑠璃子など、一部キャラのみが使えるシステム。 『[[GUILTY GEAR>ギルティギア]]』の同名システムと同じく、パワーゲージを消費する代わりに 削りダメージとノックバックを消し、さらにガードゲージの消耗も防ぐ。 ・ブロッキング 梓や綾香など、一部キャラのみが使えるシステム。 『[[Street Fighter III]]』と若干異なり、レバー前入力の後に ニュートラル状態に戻した段階でブロッキング判定が発生する。 なお、綾香のみレバー前連打だけでブロッキング判定を連続発生させられるため、 「詐欺ブロッキング」とも呼称される。 ---- ・パワーゲージ 画面下に表示されるゲージ。基本的に「POWER」と書かれるのでパワーゲージだが、 琴音のようにゲージの名称が変わるキャラもいる。最大9本までストック可。 ・EX必殺技 いわゆる超必殺技にあたり、パワーゲージを消費することで出せる。 必殺技の強化版であり、波紋ヒットになるものも多い。 ・超必殺技 いわゆる隠し超必殺技。大技だけあり威力が高いものが揃う。 ほとんどのキャラはパワーゲージを3本消費するが、葵の「葵スペシャル」のような例外はある。 ---- ・ガードゲージ 体力バーの横、キャラの顔絵の周囲にガードゲージが存在。 システム的には「STREET FIGHTER ZERO3」のガードゲージに近い。 ガードゲージは相手の攻撃をガードすることで減り、ゼロになるとガードクラッシュが発生、 ガードが解ける上に直後にくらった攻撃の被ダメージが2倍になってしまう。 なお、クリティカルヒット成立時は効果が重複発動するため、 運が悪いと4倍ダメージ(=2重クリティカル)になってしまう。 ---- ・空中ジャンプ いわゆる2段ジャンプ。全キャラ共通で使用可能。 主に空中戦・空中コンボで活用されるが、香奈子のように移動手段として常用されるケースもある。 ・空中ダッシュ&バックダッシュ 芹香やコリンなど、一部のキャラのみが使用可能。 基本的に『[[GUILTY GEAR>ギルティギア]]』など他作品のものと同じ。
・概要 後に『[[MELTY BLOOD>メルティブラッド]]』で事実上の商業デビューを果たした同人サークル、 「渡辺製作所」(当時。現・フランスパン)製作の2D格闘ゲームであり、同サークルの出世作。 現在においても高い完成度を誇り、この作品をきっかけに同サークルのみならず、 同人ゲーム業界そのもののレベルアップが起きたことから、非常に意義深い作品である。 前年度発表の「Queen of Heart'98」の続編にあたり、前作から全ての面において正統進化を遂げた。 登場キャラクターは前作に引き続き人気PCゲーム『ToHeart』のヒロインたち。 本作では前作ゲスト出演の『WHITE ALBUM』勢の本格参戦に加え、『雫』『痕』勢、 さらに当時の最新作『こみっくパーティー』から高瀬瑞希が参戦した。 また、あきかん氏の二次創作作品に登場する「コモード芹香」も登場。 いわば同人作品同士のコラボレーションであり、これが後の『MELTY BLOOD』誕生への萌芽となる。 後に追加ディスク「QOH'99 SE(Second Edition)」+アップデートにより、総合バランスの再調整と、 アップデート時の最新作『ナイトライター(「猪名川でいこう!」収録)』のコリンを含めた 追加キャラが使用可能となり、現行における最終形となった。 システムは『あすか120%』がベースであり、ゲーム中の必殺技は他の格闘ゲームのパロディが数多く見られる。 ただし、技の大元のネタは『リーフファイト'97(「初音のないしょ!!」収録)』から来ているものがほとんどである。 なお、DOS時代のMUGEN界隈で同作のキャラがかなり多く出回ったものの、 それが渡辺製作所サイドに見つかったためかなり問題となり、 結果的に多くのQOHキャラが公開中止となり現在に至っている。 (当時はMUGEN界隈も同人ゲーム界隈もまだ創生期だったので、 サークル側が過敏な反応を取るケースが少なくなかった) A(弱攻撃)、B(中攻撃)、C(強攻撃)、S(特殊)の4ボタンで操作する。 ---- ・コンボについて 『[[MELTY BLOOD>メルティブラッド]]』と同様のリバースビート(強→弱のような、 通常の弱→中→強の流れを逆行するつなぎ)が可能であり、安定性が高い。 ただし、ダッシュ攻撃をチェーンに組み込めることから、コンボのつなぎ方は大きく異なる。 崩しを重視する連携だけでなく、ガードゲージを利用したガードクラッシュ連携があるのも特徴。 ---- ・クリティカルヒット 攻撃ヒット時、たまに赤いヒットエフェクトが発生する。 これはクリティカル発生を示し、攻撃のダメージが2倍になる。 基本的にヒット数が多いほど発生しやすくなる。 ・ガードキャンセル 相手の攻撃をガード中ならばいつでもガードキャンセルで必殺技が出せる。 ただし、特に無敵時間がついたりはしないので、下手な技を出すともれなく潰される。 ・波紋ヒット 特定の攻撃をヒットさせると、波紋状のエフェクト(リュウの真・昇龍拳のヒットエフェクトに類似)が 発生し、相手は受身が取れなくなる。 この状態で壁吹っ飛ばし・地面叩きつけ属性の攻撃を当てると叩きつけダメージが確定(コンボ補正無視) する。 ・フォルトレスディフェンス 智子や瑠璃子など、一部キャラのみが使えるシステム。 『[[GUILTY GEAR>ギルティギア]]』の同名システムと同じく、パワーゲージを消費する代わりに 削りダメージとノックバックを消し、さらにガードゲージの消耗も防ぐ。 ・ブロッキング 梓や綾香など、一部キャラのみが使えるシステム。 『[[Street Fighter III>ストリートファイター3]]』と若干異なり、レバー前入力の後に ニュートラル状態に戻した段階でブロッキング判定が発生する。 なお、綾香のみレバー前連打だけでブロッキング判定を連続発生させられるため、 「詐欺ブロッキング」とも呼称される。 ---- ・パワーゲージ 画面下に表示されるゲージ。基本的に「POWER」と書かれるのでパワーゲージだが、 琴音のようにゲージの名称が変わるキャラもいる。最大9本までストック可。 ・EX必殺技 いわゆる超必殺技にあたり、パワーゲージを消費することで出せる。 必殺技の強化版であり、波紋ヒットになるものも多い。 ・超必殺技 いわゆる隠し超必殺技。大技だけあり威力が高いものが揃う。 ほとんどのキャラはパワーゲージを3本消費するが、葵の「葵スペシャル」のような例外はある。 ---- ・ガードゲージ 体力バーの横、キャラの顔絵の周囲にガードゲージが存在。 システム的には「STREET FIGHTER ZERO3」のガードゲージに近い。 ガードゲージは相手の攻撃をガードすることで減り、ゼロになるとガードクラッシュが発生、 ガードが解ける上に直後にくらった攻撃の被ダメージが2倍になってしまう。 なお、クリティカルヒット成立時は効果が重複発動するため、 運が悪いと4倍ダメージ(=2重クリティカル)になってしまう。 ---- ・空中ジャンプ いわゆる2段ジャンプ。全キャラ共通で使用可能。 主に空中戦・空中コンボで活用されるが、香奈子のように移動手段として常用されるケースもある。 ・空中ダッシュ&バックダッシュ 芹香やコリンなど、一部のキャラのみが使用可能。 基本的に『[[GUILTY GEAR>ギルティギア]]』など他作品のものと同じ。

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