緑子

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#image(http://img.atwikiimg.com/www30.atwiki.jp/niconicomugen/attach/8287/17463/midoriko1.png,title=MUGENに来たんだね、とうとう…) &font(25,b,i,green){僕はきっと、キミとなら強くなれる。~緑姫~} アニメ「selector infected WIXOSS」「selector spread WIXOSS」 及びカードゲーム「WIXOSS-ウィクロス-」に登場するキャラクター。 **アニメにおける緑子 作中におけるカードゲーム『WIXOSS』のカードの中に存在する 「意志を持つ少女キャラクターのカード」=「ルリグ([[闇に蠢く光の蟲>リグル・ナイトバグ]]ではない)」の1人。 パートナーである一衣の願いに共感し共に戦う、心優しいボクっ娘である。 担当声優は高橋未奈美女史。 #region(アニメ『WIXOSS』って?) トレーディングカードゲーム『WIXOSS』と同時展開されるオリジナルアニメーション作品。 放映時間が深夜帯という事もあってか[[一般的なカードゲームアニメ>武藤遊戯]]とは違い、 カードゲームの内容はあまり詳しく描かれず、 意志を持ち喋る事が出来る特別なカード『ルリグ』と、彼女たちに選ばれた少女『セレクター』たちを中心とした人間ドラマが主軸。 カードゲームそのものの描写は少ないが、試合内容自体はカードで実際に再現が可能となっている。 WIXOSSというカードゲームが大流行している世界。 ”『セレクター』となり、[[『セレクター』同士の戦いに勝ち続けると、夢や願いが叶う>仮面ライダー龍騎]]” そんな噂話が広がるなか、小奏るう子が「タマ」というルリグと出会ったところから物語は始まる。 #region(「花代さんは嘘つきだ」(ネタバレ注意)) バトルに勝ち続けると願いが叶う、というのは厳密にいえば『無茶な願いや夢を実現可能にする「夢幻少女」という存在になる』 という事であり、「夢幻少女」になる為の条件はセレクターによって違う。 だが、セレクター同士のバトルに三回敗北すると、その願いが反転するというペナルティが発生する。 つまり、「病気を治したい」という願いであればその病状が悪化し、 「モデルとして成功したい」と願えば、顔に消えない傷を負うといった具合。 緑子の契約者である植村一衣は「友達が欲しい」という願いが反転した結果、 &bold(){それまでの友人の記憶を失い、友人と接触すると激痛が走り、友人の事が書かれた日記はまともに読めない} という悲惨な状態になってしまう。 「三回負けるとセレクターとしての資格を失う」という説明もあったが、 これは願いの反転ペナルティを隠すための嘘である可能性が高く、一衣や他のセレクターも後に再参戦している。 一応、願いの反転は絶対的なものではなく、一衣は再びセレクターとなった事でるう子たちとの交流を経て どうにか絆を取り戻しているし、前述の顔に傷を負ったセレクターは 整形手術と化粧という物理的な手段でどうにか傷を隠した(顔の傷をどうにか出来なかったのは、&bold(){単に金がなかったから}。 ある人物が自身の手駒として利用するために、手術代や化粧代その他を立て替えた)。 そして「夢幻少女」になると…… なんと、&bold(){ルリグとセレクターの人格が入れ替わり、セレクターと入れ替わったルリグが、&br()セレクターに変わってその願いを叶える}。 そして&bold(){セレクターは新たなルリグとなってカードに閉じ込められる}。 つまり、ルリグはカードの精霊でも[[契約厨マスコット>キュゥべえ]]でもなく、元人間の少女(ルリグの綴りも「girl」を逆から読んだ「lrig」)である。 ゲームマスター曰く「セレクターが願うのは物理的に叶わない願いではなく、論理的に叶わないもの」であるらしく、 劇中では『双子の弟と結ばれたい』と願った人物が夢幻少女(=ルリグ)になった後、 相思相愛の仲になっているし(精神が入れ替わった事で本人の葛藤がなくなった為)、 外伝作品の『植物状態の友人を救いたい』という願いは、&bold(){人工呼吸器を外す(=苦しみから救う)}という手段で持って叶えられた。 ルリグたちはこれら負の側面を隠してセレクターをバトルに誘っているのだが、 ルリグたちも元はこれら悪辣な条件でルリグに「させられ」カードから出ようと必死なことを考えると、無理からぬ事だと思われる。 そんな状況でも「無理にバトルを続ける必要は無い」と自らを捨てるよう一衣に忠告した緑子は優しいほうだったのだろう。 こうして少女たちが葛藤し傷つけ合い人生を崩壊させていく&bold(){鬱展開}をまざまざと見せつけられた視聴者たちからは 「マジかよWIXOSS最低だな」「カードを売る気が無い」「[[逆販促アニメ>トムキャット・レッド・ビートル]]」 と揶揄された。 が、元からそういうコンセプトであったためか、カードの売れ行き自体は好調であるらしい。 #region(ゲームマスター「繭」) 上記の通り、&bold(){ルリグとセレクターが入れ替わるばかりで誰も得をしない}夢幻少女システムを 管理運営しているのは「繭」という少女である。 「繭」が夢幻少女システムを生み出した目的は特になく、「外の世界で自由を謳歌する少女たちに嫉妬したから」だった。 「繭」は何らかの理由で部屋の中に閉じ込められて育てられており、それ故に外の世界を自由に出歩く少女たちに強く嫉妬したのである。 また、セレクターが少女限定なのは、彼女が知っている人間が自分自身と食事やおもちゃを持ってくる世話係の女性のみであった為。 無限少女システムにWIXOSSを使っているのも、単に世話係の女性が持って来たものの中にたまたま入っていたから。 そのため、ゲームマスターとして公正中立でもなんでもなく、バトルを拒絶する少女を煽って参戦させる、 わざわざ因縁のある少女の元へルリグを送り込むなど悪辣であり視聴者からは「クソ運営」と呼ばれる有様。 (一応は)目的や「願いの先払い」等がある分、「[[神崎士郎>仮面ライダー龍騎]]や[[QB>キュゥべえ]]のほうがマシ」とすらも。 勝利者のいない夢幻少女システムを止めるべく、るう子たちは「繭」の正体を突き止め、戦いを挑む。 実は「繭」は既に死亡しており、現在は%%悪霊%%幽霊のようなモノであるのだが、 &bold(){WIXOSSの実戦経験が皆無}であった(厳密にいえば「他のプレイヤーと戦ったことがない」ために 読み合いや心理的な駆け引きが苦手だった)ためにるう子に完敗。 成仏し、夢幻少女システムを止めたことで全てのルリグは元の肉体へと戻っていった。 尚、カードゲームのほうでも禁止・制限カードのレギュレーションは公式で「繭の部屋」と呼ばれている。 ゲームマスターの意にそぐわないカードを自身の権限で闇に葬り去るイメージなのかは不明。 外伝漫画「selector infected WIXOSS ~まゆのおへや~」では実質主役となり、%%ポンコツぶりを披露%%活躍している。 なおこの漫画のルリグは普段から実体化し自由に行動できるもののセレクター以外には見えないのだが、彼女は一般人にも見えている。 自由に行動できる関係で対人戦もしているが子供(園児)%%と夢幻おじさん%%に負けておりとても弱い。 るう子のおばあちゃんとも戦っておりこちらは相手が作中最強クラスの御仁なのも相まってトラウマを刻みこまれている。 #endregion アニメ第三期「Lostorage incited WIXOSS」では設定が一新されているが、前作とは繋がりがある様子。 「セレクターになったら強制参加」「時間制限有り(戦わずにいるとペナルティ発生)」%%「勝利時の達成報酬がショボい」%%という より悪辣になった条件下での少年少女たちの葛藤が描かれている。 #endregion #endregion #region(原作ネタバレ注意) アニメ第1期『selector infected WIXOSS』第2話にて登場。植村一衣が最初に手にしたルリグである。 心優しい性格であり、逆境に弱い一衣を健気に鼓舞する。 一衣がセレクターバトルに頼らずとも「友達が欲しい」という願いを叶えたことで、 一衣に「ボクを手放した方がいい」と忠告するが、他のルリグを気遣ってか夢幻少女の真実を語ることはなかった。 第4話で一衣が3敗し、それによって一衣のデッキから消滅するが、最終話では別のセレクターの手に渡っていることが判明した。 第2期『selector spread WIXOSS』ではオープニングと第9・10話の回想シーンのみの登場にとどまったが、 最終話では元の体を取り戻した後に一衣と再会している。 このほか、第1期第1話では、るう子の学校の食堂で女子生徒が《三型雌々娘 緑姫》を使用していた。 第2期第4話ではるう子の祖母・ハツが《三式豊潤娘 緑姫》を投入したデッキを使い、ちよりに6連勝している。 ちなみに、『infected』第2話では一衣が記した戦略考察が確認できるが、これがなかなか実戦的な内容になっている。 (以上、WIXOSS TCG Wikiより抜粋、一部改変) #endregion **カードゲームにおける緑子 発売初期から存在するルリグタイプであり、関連カードは全て緑で統一されている。 主な戦術はエナゾーン(MTGにおける土地)の増加や利用と、パワーアップや貫通攻撃を利用した力押し戦法。 もっと分かりやすく言うならば、力を貯めて思いっきりぶん殴るパワータイプ。 #region(環境による緑子デッキの変遷) ***・【オサキループ】(【ゼノマルオサキ】) WIXOSS発売開始となる2014年4月から台頭した、初の制限カードが生まれる原因をも作ったデッキ。 青のスペルで手札を補充しつつ、エナゾーンを増やす緑のスペルと《幻獣神 オサキ》のコンボでエナゾーンの枚数を稼ぐ。 こうして手札とエナを大量に補充することで《修復》による回復を毎ターン行い、 相手のターン中は《ゼノ・マルチプル》によるカウンターを確実に構えられる為、 当時のカードプールでは崩すのが非常に難しくなる。 そうする中で、毎ターンのルリグアタックや、隙を見た《着殖》によるランサーで相手のライフを削り、 ほぼ対応不可能のアーツ《大器晩成》でフィニッシュ、といった流れ。 第二弾の発売で更に安定性が増したが、環境におけるトップクラスの強さだけでなく、 一方だけが制限時間を極端に消費するという状況(俗にいうソリティア)を毎ターン招くことから 《修復》および《THREE OUT》の《幻獣神 オサキ》との同時使用制限が同年8月末に適用され、実質消滅した。 ***・【セイリュベイア】 先述の【オサキループ】の消滅と、2014年8月28日発売のブースターによる追加カードで完成したデッキ。 《幻獣 ベイア》を用いて《幻獣 セイリュ》の効果を発動することで相手にダメージを与えていく。 アーツ《再三再四》でこれらのカードを毎ターン確保し続けることで、攻めを継続させることが出来る。 当初から環境に居座る【タマ】やその対策カードへの相性が良かったことからも、環境の一角として君臨した。 ***・【三式豊潤娘緑子】(三止め緑子) 2014年10月23日発売のブースターで追加された《三式豊潤娘 緑子》により台頭したデッキ。 レベル4以降のグロウを放棄する代わりに得られる、自分のシグニにパワー+2000を与える常時能力と 3でグロウを止めることによるグロウコストの少なさやルリグデッキの自由度を活かして戦う。 《三式豊潤娘 緑姫》の常時能力により、《幻獣 ミスザク》が常にランサーを得られるようになるのが大きな利点であり、 他に《幻獣 ミャオ》によるランサーや相変わらずのフィニッシュアーツ《大器晩成》で勝負を決める。 他のデッキよりもレベル3以下のシグニを多く投入することが出来るため、序盤から安定して戦えるのも魅力。 ***・【植物緑子】(修復緑子) 2014年12月頃登場し、2015年2月27日発売のブースターなどにより強化され台頭したデッキ。 《羅植姫 ゴーシュ・アグネス》でエナを増やすことで当時の【オサキループ】並の回復力を持つことが可能となる。 植物を軸に構築しエナゾーンを増やし、《羅植 カーノ》や先述のセイリュベイアによりダメージを与えていく。 圧倒的なエナブースト力により《大器晩成》を2回撃つことも可能であったが、 同年4月25日に《修復》に2枚制限がかけられた事により、消滅とまでは行かないもののある程度の弱体化を余儀なくされた。 ***・【四結獣娘緑子】 2015年5月22日発売のブースターによる追加カードにより生まれたデッキ。 新たなるシステム「クロスシグニ」とシナジーのある《四結獣娘 緑子》を中心としたデッキ。 基本はかつての【セイリュベイア】と同じく、必要なシグニを盤面に並べることで主にランサーによるダメージを与えていく。 当初よりカードプールが増えたため柔軟な盤面を築くことが可能となったが、 他のデッキの強化が進んだこともあり、環境の一角となるには力不足であった。 ***・【四型貫女緑子】 2016年1月21日発売のブースターにより追加された《四型貫女 緑姫》や《因果応報》を中心としたデッキ。 《四型貫女 緑姫》はありとあらゆるシグニにリソースを使わずにランサーを付与でき、 また他の能力も汎用性の高いものとなっている高性能ルリグ。 グロウ時の効果により必要なシグニを揃えやすく、さらにかつての【セイリュベイア】や【四結獣娘緑子】とは違い シグニを揃えずともダメージを与えられるため、高い安定性を持つ。 禁止カードとなった《大器晩成》の代用として登場した《因果応報》は他のルリグには制約の増えたカードとなったが 緑子においては《幻獣 コサキ》などと併用することで6エナで発動することが可能となり、 相手にリソースを削られた状態からも容易に逆転が可能なため、大幅な強化となった。 《幻獣神 ウルティム》や同年3月17日に追加された《幻獣 ホーク》《幻獣 ソウリュウ》を利用し、 《因果方法》以外のキルパターンも備えた破壊力抜群の地獣を軸としたデッキタイプがメインとなっている。 また元々の特性と《一蓮托生》を生かし《サーバント Z》の効果発動により相手のリソースを吹き飛ばす事を狙った 植物と精元を軸にしたデッキタイプも存在していたが、 同年8月4日の制限改定により《サーバント Z》が禁止カードに指定されたため、実質消滅した。 ***・【紡ぐ者緑子】 2016年8月4日発売のブースターにより追加された《紡ぐ者》を中心としたデッキ。 緑子本来のエナブースト力とエナ回収を活かし、シグニの限定条件が解除される《紡ぐ者》にグロウした後に 高火力・高打点・高耐性の《幻竜神姫 バハムート》《羅星宙姫 ノーザンセブン》を並べ制圧する。 #endregion ---- **MUGENにおける緑子 [[クロ]]を製作したyameteoke氏により、2016年3月8日にver1.00が公開された。 KFC?氏の[[響]]などと同じシステムを元にしており、つまりは二頭身の一枚絵を軸に動くペラペラ勢。 基本的には[[P4U>ペルソナ4主人公]]のような4ボタン制のコンボゲー仕様で、空中ダッシュや前転といった基本動作を所持。 弱攻撃を除く殆どの攻撃で[[シグニを召喚して戦う>スタンド使い]]。 要は[[プレイヤー>人工AI]]がルリグ(緑子)に指示を出し、ルリグがシグニを召喚して戦うという[[原作再現]]。 召喚するのは主に緑子と相性が良い獣や植物のシグニ。 必殺技構成は飛び道具の「キジ」に昇竜の「シエンコ」、中段突進の「ミスザク」とスタンダードなもの。 パワーゲージの他に2種類の専用ゲージが存在し、一定ダメージを受ける毎に増加する。 ライフバースト(LB)ゲージはいわゆる[[バースト>メガクラッシュ]]系の役割を持ち、喰らい抜け、回復、コンボ継続などに用いる。 エナゲージは体力減少に加えて一部行動でも溜める事ができ、自己強化やガードキャンセルといったアーツで消費する。 原作TCGにおけるフィニッシュアーツ『因果応報』も、大量のエナを必要とする代わりに大きなダメージを与える技として搭載されている。 パワーゲージを含め各種ゲージは次ラウンドに持ち越せないが、ラウンド中はエナゲージとパワーゲージをある程度アーツで互換可能となっている。 変化する戦況に応じて各種リソースをやりくりすることが求められる、正にカードゲーム出身のキャラクターと言える。 搭載されているボイスは現在、BD特典のコラムコーナーにおいて使用されたもので構成されており、 本編の優しく儚げな様子はどこへやら、テンションの高いコント調のものとなっている。 ver1.4より対AI用の強化カラーが追加された。 ◆7P~10P:通常のAI戦をイメージしたカラー ◆11P:結構つよそうな相手のAI戦をイメージしたカラー ◆12P:すごいつよそうな相手のAI戦をイメージしたカラー カラー毎の特性詳細はAI紹介動画を参照。 ver1.5より全カラー共通で初期エナゲージ量が設定できるようになった他、 11P以上限定で全F無敵相手位置サーチ中段の2ゲージ技「大気圏再突入式ベイアセイリュアタック」と エナを追加で1使用し1度使用したアーツを1回のみ再使用するアーツ「スピリット・サルベージ」の追加がされた。 デフォルトAIは搭載されていないが、Air氏とちぃたま氏のAIが公開されている。 |&nicovideo(sm28433280)|&nicovideo(sm28827560)| ちぃたま氏のAIはAI紹介動画以降の更新により通常カラーや追加要素に対応し、カラーや初期エナゲージ量を調整することで並~狂下位まで幅広く対応できるようになっている。 ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[緑子],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[緑子],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[緑子],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース //緑髪
#image(http://img.atwikiimg.com/www30.atwiki.jp/niconicomugen/attach/8287/17463/midoriko1.png,title=MUGENに来たんだね、とうとう…) &font(25,b,i,green){僕はきっと、キミとなら強くなれる。~緑姫~} アニメ「selector infected WIXOSS」「selector spread WIXOSS」 及びカードゲーム「WIXOSS-ウィクロス-」に登場するキャラクター。 **アニメにおける緑子 作中におけるカードゲーム『WIXOSS』のカードの中に存在する 「意志を持つ少女キャラクターのカード」=「ルリグ([[闇に蠢く光の蟲>リグル・ナイトバグ]]ではない)」の1人。 パートナーである一衣の願いに共感し共に戦う、心優しいボクっ娘である。 担当声優は高橋未奈美女史。 #region(アニメ『WIXOSS』って?) トレーディングカードゲーム『WIXOSS』と同時展開されるオリジナルアニメーション作品。 放映時間が深夜帯という事もあってか[[一般的なカードゲームアニメ>武藤遊戯]]とは違い、 カードゲームの内容はあまり詳しく描かれず、 意志を持ち喋る事が出来る特別なカード『ルリグ』と、彼女たちに選ばれた少女『セレクター』たちを中心とした人間ドラマが主軸。 カードゲームそのものの描写は少ないが、試合内容自体はカードで実際に再現が可能となっている。 WIXOSSというカードゲームが大流行している世界。 ”『セレクター』となり、[[『セレクター』同士の戦いに勝ち続けると、夢や願いが叶う>仮面ライダー龍騎]]” そんな噂話が広がるなか、小奏るう子が「タマ」というルリグと出会ったところから物語は始まる。 #region(「花代さんは嘘つきだ」(ネタバレ注意)) バトルに勝ち続けると願いが叶う、というのは厳密にいえば『無茶な願いや夢を実現可能にする「夢幻少女」という存在になる』 という事であり、「夢幻少女」になる為の条件はセレクターによって違う。 だが、セレクター同士のバトルに三回敗北すると、その願いが反転するというペナルティが発生する。 つまり、「病気を治したい」という願いであればその病状が悪化し、 「モデルとして成功したい」と願えば、顔に消えない傷を負うといった具合。 緑子の契約者である植村一衣は「友達が欲しい」という願いが反転した結果、 &bold(){それまでの友人の記憶を失い、友人と接触すると激痛が走り、友人の事が書かれた日記はまともに読めない} という悲惨な状態になってしまう。 「三回負けるとセレクターとしての資格を失う」という説明もあったが、 これは願いの反転ペナルティを隠すための嘘である可能性が高く、一衣や他のセレクターも後に再参戦している。 一応、願いの反転は絶対的なものではなく、一衣は再びセレクターとなった事でるう子たちとの交流を経て どうにか絆を取り戻しているし、前述の顔に傷を負ったセレクターは 整形手術と化粧という物理的な手段でどうにか傷を隠した(顔の傷をどうにか出来なかったのは、&bold(){単に金がなかったから}。 ある人物が自身の手駒として利用するために、手術代や化粧代その他を立て替えた)。 そして「夢幻少女」になると…… なんと、&bold(){ルリグとセレクターの人格が入れ替わり、セレクターと入れ替わったルリグが、&br()セレクターに変わってその願いを叶える}。 そして&bold(){セレクターは新たなルリグとなってカードに閉じ込められる}。 つまり、ルリグはカードの精霊でも[[契約厨マスコット>キュゥべえ]]でもなく、元人間の少女(ルリグの綴りも「girl」を逆から読んだ「lrig」)である。 ゲームマスター曰く「セレクターが願うのは物理的に叶わない願いではなく、論理的に叶わないもの」であるらしく、 劇中では『双子の弟と結ばれたい』と願った人物が夢幻少女(=ルリグ)になった後、 相思相愛の仲になっているし(精神が入れ替わった事で本人の葛藤がなくなった為)、 外伝作品の『植物状態の友人を救いたい』という願いは、&bold(){人工呼吸器を外す(=苦しみから救う)}という手段で持って叶えられた。 ルリグたちはこれら負の側面を隠してセレクターをバトルに誘っているのだが、 ルリグたちも元はこれら悪辣な条件でルリグに「させられ」カードから出ようと必死なことを考えると、無理からぬ事だと思われる。 そんな状況でも「無理にバトルを続ける必要は無い」と自らを捨てるよう一衣に忠告した緑子は優しいほうだったのだろう。 こうして少女たちが葛藤し傷つけ合い人生を崩壊させていく&bold(){鬱展開}をまざまざと見せつけられた視聴者たちからは 「マジかよWIXOSS最低だな」「カードを売る気が無い」「[[逆販促アニメ>トムキャット・レッド・ビートル]]」 と揶揄された。 が、元からそういうコンセプトであったためか、カードの売れ行き自体は好調であるらしい。 #region(ゲームマスター「繭」) 上記の通り、&bold(){ルリグとセレクターが入れ替わるばかりで誰も得をしない}夢幻少女システムを 管理運営しているのは「繭」という少女である。 「繭」が夢幻少女システムを生み出した目的は特になく、「外の世界で自由を謳歌する少女たちに嫉妬したから」だった。 「繭」は何らかの理由で部屋の中に閉じ込められて育てられており、それ故に外の世界を自由に出歩く少女たちに強く嫉妬したのである。 また、セレクターが少女限定なのは、彼女が知っている人間が自分自身と食事やおもちゃを持ってくる世話係の女性のみであった為。 無限少女システムにWIXOSSを使っているのも、単に世話係の女性が持って来たものの中にたまたま入っていたから。 そのため、ゲームマスターとして公正中立でもなんでもなく、バトルを拒絶する少女を煽って参戦させる、 わざわざ因縁のある少女の元へルリグを送り込むなど悪辣であり視聴者からは「クソ運営」と呼ばれる有様。 (一応は)目的や「願いの先払い」等がある分、「[[神崎士郎>仮面ライダー龍騎]]や[[QB>キュゥべえ]]のほうがマシ」とすらも。 勝利者のいない夢幻少女システムを止めるべく、るう子たちは「繭」の正体を突き止め、戦いを挑む。 実は「繭」は既に死亡しており、現在は%%悪霊%%幽霊のようなモノであるのだが、 &bold(){WIXOSSの実戦経験が皆無}であった(厳密にいえば「他のプレイヤーと戦ったことがない」ために 読み合いや心理的な駆け引きが苦手だった)ためにるう子に完敗。 成仏し、夢幻少女システムを止めたことで全てのルリグは元の肉体へと戻っていった。 尚、カードゲームのほうでも禁止・制限カードのレギュレーションは公式で「繭の部屋」と呼ばれている。 ゲームマスターの意にそぐわないカードを自身の権限で闇に葬り去るイメージなのかは不明。 外伝漫画「selector infected WIXOSS ~まゆのおへや~」では実質主役となり、%%ポンコツぶりを披露%%活躍している。 なおこの漫画のルリグは普段から実体化し自由に行動できるもののセレクター以外には見えないのだが、彼女は一般人にも見えている。 自由に行動できる関係で対人戦もしているが子供(園児)%%と夢幻おじさん%%に負けておりとても弱い。 るう子のおばあちゃんとも戦っておりこちらは相手が作中最強クラスの御仁なのも相まってトラウマを刻みこまれている。 #endregion アニメ第3期「Lostorage incited WIXOSS」では中学生程の少女限定だったセレクターが老若男女入り乱れるなど設定面が新しくなったが世界観は「selector」の数年後とされており、実際一部キャラクターとルリグが続投している。 「セレクターになったら強制参加」「時間制限有り(戦わずにいるとペナルティ発生)」%%「勝利時の達成報酬がショボい」%%という より悪辣になった条件下での少年少女たちの葛藤が描かれている。 #endregion #endregion #region(原作ネタバレ注意) アニメ第1期『selector infected WIXOSS』第2話にて登場。植村一衣が最初に手にしたルリグである。 心優しい性格であり、逆境に弱い一衣を健気に鼓舞する。 一衣がセレクターバトルに頼らずとも「友達が欲しい」という願いを叶えたことで、 一衣に「ボクを手放した方がいい」と忠告するが、他のルリグを気遣ってか夢幻少女の真実を語ることはなかった。 第4話で一衣が3敗し、それによって一衣のデッキから消滅するが、最終話では別のセレクターの手に渡っていることが判明した。 第2期『selector spread WIXOSS』ではオープニングと第9・10話の回想シーンのみの登場にとどまったが、 最終話では元の体を取り戻した後に一衣と再会している。 このほか、第1期第1話では、るう子の学校の食堂で女子生徒が《三型雌々娘 緑姫》を使用していた。 第2期第4話ではるう子の祖母・ハツが《三式豊潤娘 緑姫》を投入したデッキを使い、ちよりに6連勝している。 ちなみに、『infected』第2話では一衣が記した戦略考察が確認できるが、これがなかなか実戦的な内容になっている。 (以上、WIXOSS TCG Wikiより抜粋、一部改変) #endregion **カードゲームにおける緑子 発売初期から存在するルリグタイプであり、関連カードは全て緑で統一されている。 主な戦術はエナゾーン(MTGにおける土地)の増加や利用と、パワーアップや貫通攻撃を利用した力押し戦法。 もっと分かりやすく言うならば、力を貯めて思いっきりぶん殴るパワータイプ。 #region(環境による緑子デッキの変遷) ***・【オサキループ】(【ゼノマルオサキ】) WIXOSS発売開始となる2014年4月から台頭した、初の制限カードが生まれる原因をも作ったデッキ。 青のスペルで手札を補充しつつ、エナゾーンを増やす緑のスペルと《幻獣神 オサキ》のコンボでエナゾーンの枚数を稼ぐ。 こうして手札とエナを大量に補充することで《修復》による回復を毎ターン行い、 相手のターン中は《ゼノ・マルチプル》によるカウンターを確実に構えられる為、 当時のカードプールでは崩すのが非常に難しくなる。 そうする中で、毎ターンのルリグアタックや、隙を見た《着殖》によるランサーで相手のライフを削り、 ほぼ対応不可能のアーツ《大器晩成》でフィニッシュ、といった流れ。 第二弾の発売で更に安定性が増したが、環境におけるトップクラスの強さだけでなく、 一方だけが制限時間を極端に消費するという状況(俗にいうソリティア)を毎ターン招くことから 《修復》および《THREE OUT》の《幻獣神 オサキ》との同時使用制限が同年8月末に適用され、実質消滅した。 ***・【セイリュベイア】 先述の【オサキループ】の消滅と、2014年8月28日発売のブースターによる追加カードで完成したデッキ。 《幻獣 ベイア》を用いて《幻獣 セイリュ》の効果を発動することで相手にダメージを与えていく。 アーツ《再三再四》でこれらのカードを毎ターン確保し続けることで、攻めを継続させることが出来る。 当初から環境に居座る【タマ】やその対策カードへの相性が良かったことからも、環境の一角として君臨した。 ***・【三式豊潤娘緑子】(三止め緑子) 2014年10月23日発売のブースターで追加された《三式豊潤娘 緑子》により台頭したデッキ。 レベル4以降のグロウを放棄する代わりに得られる、自分のシグニにパワー+2000を与える常時能力と 3でグロウを止めることによるグロウコストの少なさやルリグデッキの自由度を活かして戦う。 《三式豊潤娘 緑姫》の常時能力により、《幻獣 ミスザク》が常にランサーを得られるようになるのが大きな利点であり、 他に《幻獣 ミャオ》によるランサーや相変わらずのフィニッシュアーツ《大器晩成》で勝負を決める。 他のデッキよりもレベル3以下のシグニを多く投入することが出来るため、序盤から安定して戦えるのも魅力。 ***・【植物緑子】(修復緑子) 2014年12月頃登場し、2015年2月27日発売のブースターなどにより強化され台頭したデッキ。 《羅植姫 ゴーシュ・アグネス》でエナを増やすことで当時の【オサキループ】並の回復力を持つことが可能となる。 植物を軸に構築しエナゾーンを増やし、《羅植 カーノ》や先述のセイリュベイアによりダメージを与えていく。 圧倒的なエナブースト力により《大器晩成》を2回撃つことも可能であったが、 同年4月25日に《修復》に2枚制限がかけられた事により、消滅とまでは行かないもののある程度の弱体化を余儀なくされた。 ***・【四結獣娘緑子】 2015年5月22日発売のブースターによる追加カードにより生まれたデッキ。 新たなるシステム「クロスシグニ」とシナジーのある《四結獣娘 緑子》を中心としたデッキ。 基本はかつての【セイリュベイア】と同じく、必要なシグニを盤面に並べることで主にランサーによるダメージを与えていく。 当初よりカードプールが増えたため柔軟な盤面を築くことが可能となったが、 他のデッキの強化が進んだこともあり、環境の一角となるには力不足であった。 ***・【四型貫女緑子】 2016年1月21日発売のブースターにより追加された《四型貫女 緑姫》や《因果応報》を中心としたデッキ。 《四型貫女 緑姫》はありとあらゆるシグニにリソースを使わずにランサーを付与でき、 また他の能力も汎用性の高いものとなっている高性能ルリグ。 グロウ時の効果により必要なシグニを揃えやすく、さらにかつての【セイリュベイア】や【四結獣娘緑子】とは違い シグニを揃えずともダメージを与えられるため、高い安定性を持つ。 禁止カードとなった《大器晩成》の代用として登場した《因果応報》は他のルリグには制約の増えたカードとなったが 緑子においては《幻獣 コサキ》などと併用することで6エナで発動することが可能となり、 相手にリソースを削られた状態からも容易に逆転が可能なため、大幅な強化となった。 《幻獣神 ウルティム》や同年3月17日に追加された《幻獣 ホーク》《幻獣 ソウリュウ》を利用し、 《因果方法》以外のキルパターンも備えた破壊力抜群の地獣を軸としたデッキタイプがメインとなっている。 また元々の特性と《一蓮托生》を生かし《サーバント Z》の効果発動により相手のリソースを吹き飛ばす事を狙った 植物と精元を軸にしたデッキタイプも存在していたが、 同年8月4日の制限改定により《サーバント Z》が禁止カードに指定されたため、実質消滅した。 ***・【紡ぐ者緑子】 2016年8月4日発売のブースターにより追加された《紡ぐ者》を中心としたデッキ。 緑子本来のエナブースト力とエナ回収を活かし、シグニの限定条件が解除される《紡ぐ者》にグロウした後に 高火力・高打点・高耐性の《幻竜神姫 バハムート》《羅星宙姫 ノーザンセブン》を並べ制圧する。 #endregion ---- **MUGENにおける緑子 [[クロ]]を製作したyameteoke氏により、2016年3月8日にver1.00が公開された。 KFC?氏の[[響]]などと同じシステムを元にしており、つまりは二頭身の一枚絵を軸に動くペラペラ勢。 基本的には[[P4U>ペルソナ4主人公]]のような4ボタン制のコンボゲー仕様で、空中ダッシュや前転といった基本動作を所持。 弱攻撃を除く殆どの攻撃で[[シグニを召喚して戦う>スタンド使い]]。 要は[[プレイヤー>人工AI]]がルリグ(緑子)に指示を出し、ルリグがシグニを召喚して戦うという[[原作再現]]。 召喚するのは主に緑子と相性が良い獣や植物のシグニ。 必殺技構成は飛び道具の「キジ」に昇竜の「シエンコ」、中段突進の「ミスザク」とスタンダードなもの。 パワーゲージの他に2種類の専用ゲージが存在し、一定ダメージを受ける毎に増加する。 ライフバースト(LB)ゲージはいわゆる[[バースト>メガクラッシュ]]系の役割を持ち、喰らい抜け、回復、コンボ継続などに用いる。 エナゲージは体力減少に加えて一部行動でも溜める事ができ、自己強化やガードキャンセルといったアーツで消費する。 原作TCGにおけるフィニッシュアーツ『因果応報』も、大量のエナを必要とする代わりに大きなダメージを与える技として搭載されている。 パワーゲージを含め各種ゲージは次ラウンドに持ち越せないが、ラウンド中はエナゲージとパワーゲージをある程度アーツで互換可能となっている。 変化する戦況に応じて各種リソースをやりくりすることが求められる、正にカードゲーム出身のキャラクターと言える。 搭載されているボイスは現在、BD特典のコラムコーナーにおいて使用されたもので構成されており、 本編の優しく儚げな様子はどこへやら、テンションの高いコント調のものとなっている。 ver1.4より対AI用の強化カラーが追加された。 ◆7P~10P:通常のAI戦をイメージしたカラー ◆11P:結構つよそうな相手のAI戦をイメージしたカラー ◆12P:すごいつよそうな相手のAI戦をイメージしたカラー カラー毎の特性詳細はAI紹介動画を参照。 ver1.5より全カラー共通で初期エナゲージ量が設定できるようになった他、 11P以上限定で全F無敵相手位置サーチ中段の2ゲージ技「大気圏再突入式ベイアセイリュアタック」と エナを追加で1使用し1度使用したアーツを1回のみ再使用するアーツ「スピリット・サルベージ」の追加がされた。 デフォルトAIは搭載されていないが、Air氏とちぃたま氏のAIが公開されている。 |&nicovideo(sm28433280)|&nicovideo(sm28827560)| ちぃたま氏のAIはAI紹介動画以降の更新により通常カラーや追加要素に対応し、カラーや初期エナゲージ量を調整することで並~狂下位まで幅広く対応できるようになっている。 ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[緑子],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[緑子],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[緑子],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- //タグ管理用スペース //緑髪

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