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セネル・クーリッジ - (2011/02/20 (日) 11:46:29) の最新版との変更点
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&ref(senel_tov.jpg,,title=ふっはっくらえ,width=300)
&size(20){&bold(){&i(){&color(steelblue){「たとえ何であろうと、}}}}
&size(20){&bold(){&i(){&color(steelblue){ 俺達の大切なものを傷つける気なら、許しはしない」}}}}
[[テイルズオブシリーズ]]のメインタイトル7作目となる『テイルズオブレジェンディア』の主人公。
年齢は17歳、身長171cm、体重59kg。声優は[[鈴村>インパルスガンダム]][[健一>仮面ライダー電王]]。
「マリントルーパー」という、魔物や犯罪者などから海の治安を守る職業に就いており、船の操縦や泳ぎに長ける。
シリーズ初となる、剣ではなく拳で戦う格闘家タイプの主人公。アーツ系爪術の使い手。
「爪術」とは、大気中に含まれる微弱なエネルギーを吸収し力の源とする術のことで、
術を行使する際に術者の爪が輝くことからそう名づけられた。
セネルの得意とする「アーツ系爪術」は武器や格闘などの力を増幅させて必殺技を行使する、爪術の系統の1つ。
呼び捨てやさん付けを含めると、仲間からの名前の呼ばれ方が全て違うという珍しいキャラ。
#region(詳しく)
シャーリィ → お兄ちゃん
ウィル → セネル
クロエ → クーリッジ
ノーマ → セネセネ
モーゼス → セの字
ジェイ → セネルさん
グリューネ → セネルちゃん
#endregion
プレイヤーからは上記の「セネセネ」、または中盤~終盤のあまりの達観ぶりから「&bold(){[[仙人>オロ]]}」と呼ばれることが多い。
元々はクルザンド王統国の工作員で、任務の為にステラ、シャーリィ姉妹に近づいたのだが、2人の優しさに触れクルザンドを裏切った。
ステラに恋愛感情を抱いており、ステラ自身もセネルに想いを寄せていたが、ある日突然彼女は消息を絶ってしまう。
自分のせいで彼女が居なくなったと感じており、ステラの妹であるシャーリィを守ることに固執している。
その為、他人には冷たく無愛想。シャーリィが関わると後先考えず行動してしまうことも多く、
序盤は仲間と意見が対立することもあったが、中盤以降は落ち着いた雰囲気になり、仲間思いの青年に成長した。
[[スタン>スタン・エルロン]]や[[カイル>カイル・デュナミス]]同様、かなり朝に弱く[[寝起きが悪い>水瀬名雪]]。ベッドから落ちても、階段から転げ落ちても起きないほどである。
女性関係は義妹兼ヒロインのシャーリィを始め、仲間の1人であるクロエや、NPCのフェニモール等も想いを寄せている描写がある。
が、本人は無自覚で鈍感で朴念仁と三拍子揃っており、無意識に立ててしまったフラグを回収しないフラグクラッシャーと化している。
ステラが彼の中で神格化されており、他の誰もが彼の心に踏み込むことができないという理由もあり、
水面下ではシャーリィを始めとする女性達の戦いが続いている。
上記の通り、声優が[[シン・アスカ>インパルスガンダム]]と同じ、シスコン、「[[ステラ>地球連合軍]]」という名の女性に恋心を抱いている、
戦いの中ステラが命を落とす、ゲーム中で「&bold(){ステラーーーーーーーーーーッ!!!}」と叫ぶシーンがある等、
何これシンの[[パロディ>ダン]]なの?それとも偶然なの?と多くのプレイヤーの困惑と笑いを誘った。
実際の所、ゲームの発表時期やその[[製作時期>大道寺きら]]を[[考えると>レミー]]、[[偶然の一致>フリーマン]]であろうと言われている。
おかげで悲劇的なシーンが色々と台無しになってしまったのだが。(主にギャグ的な意味で)
#region(テイルズオブレジェンディアについて)
ジャンル名(キャッチコピー)は「絆が伝説を紡ぎだすRPG」。
従来の[[テイルズオブシリーズ]]を手掛けて来たテイルズスタジオではなく、
ナムコ内で新規に編成されたプロジェクト、「チーム・メルフェス」が開発を担当した。
その為か従来のテイルズオブシリーズとのクロスオーバーは少なめである。
キャラクターデザインは「[[ファンタジア>クレス・アルベイン]]」や「[[シンフォニア>ロイド・アーヴィング]]」を担当した藤島康介でも、
「[[デスティニー>スタン・エルロン]]」「[[エターニア>リッド・ハーシェル]]」を担当したいのまたむつみでもなく、
「[[明日のナージャ>ナージャ・アップルフィールド]]」や「FF:U~ファイナルファンタジー:アンリミテッド~」等のキャラデザを担当した中澤一登が新たに起用されている。
&del(){…ていうか、シャーリィがナージャにしか見えn(ry}
ストーリーは「メインストーリー(以下MS)」、メインストーリークリア後に開始する「キャラクタークエスト(以下CQ)」の二部構成で、
MSはセネルやヒロインのシャーリィを中心として話が進むが、CQではセネルとシャーリィ以外の各仲間達を主役にしたストーリーとなっている。
MSでは仲間にならなかったシャーリィがCQ開始と同時に仲間になり、MSで行ったダンジョンの宝箱の中身も一新される。
CQはMSに比べて評判が良く、特に「ウィル編」「ノーマ編」「モーゼス編」などは好評価を得ている。
しかしながら「MSで行ったダンジョンにまた行かされる」「長いダンジョンを歩いて出口まで戻らされる」という問題点もあり、
シナリオもかなり長いことから、クリアまで行かずに挫折してしまう人も居る。(総クリアで50時間以上はかかると思われる)
特にフィールドMAPの地形に山がやたら多く直線距離だと近い場所にある目的地に行くまでにかなりの迂回ルートを
通らなければいけないことが多々あり「山を迂回するRPG」などと揶揄されてしまうことすらあった。
戦闘は従来のシリーズに比べてテンポが悪く、味方CPUの[[AI]]が悪い、協力プレイができない、
戦闘中に操作キャラが切り替えできない、秘奥義が存在しない、終盤は敵のHPが多すぎ、と問題が多い。
セネルの「鳳凰天駆」等の一部の特技を始め、術のエフェクトもかなり地味で、
特に雷系最強の術「インディグネイション」はエフェクトが地味すぎるせいで「ライトニング」(雷系の下級術)呼ばわりされるほど。
テイルズオブシリーズの看板システムとも言える、フェイスチャットやスクリーンチャットなどの「スキット」システムも存在するが、
従来のシリーズにくらべてやたら少ない…というよりも数えるほどしかない。
前作「リバース」のスキットがやたら多かったから少なく見えるとか、そういう問題ではないほど少ない。
戦闘システムの評価は低いが、シナリオやキャラは賛否両論あるものの概ね良好である。
椎名豪が担当する従来のシリーズとは一風変わったBGMも好評価を得ており、
戦闘や一部のシステムを除けば良作であるという声も多い。
…余談だが、&bold(){今作発売三日前に次回作『[[テイルズオブジアビス>ルーク・フォン・ファブレ]]』の製作が発表され、}
色々とテイルズゲーマー間の話題性を持っていかれてしまったとか。
>俺は主人公。昨日死んだ。
>一度も最新作となることなく死んだ。
>一度も続編が出ることなく死んだ。
>今、天国への階段をのぼっている。
>現世で在庫を充分味わった俺は
>これ以上ブックオフ(地獄)に行かなくていいらしい。
>同人誌片手にTシャツを着た少女、
>自称・アフロディーテがやって来て俺に言った。
>
>「私、レジェンディアのファンでした」
>
>まさかの美の女神の言葉に、
>俺の頬に自然と涙がこぼれ落ちた。
>「ありがとう、ありがとう。最後の最後で俺の魂は救われました」
>俺はアフロディーテの手を取り、自らの乏しきボキャブラリーの中から
>ありったけの感謝の言葉を述べた。
>アフロディーテはこう続けた。
>
>「特に、ルークきゅんが好きです」
>
>気づくと俺はアフロディーテに万物神追撃を決め
>雲間から地表に落下していた。
#endregion
#region(クロスオーバー作品での活躍)
他シリーズキャラと比べてレジェンディアキャラはテイルズ系クロスオーバー作品や予約特典DVDへの出演が少ないが、
セネルは主人公だけあってマイソロ1~2やバーサスを始め、幾つかの特典DVDにも出演しており、
他のレジェンディアキャラよりは優遇されている方である。
『&bold(){レディアントマイソロジー(マイソロ)}』では、離れ離れになった妹のシャーリィを探して旅をしている。
シャーリィが心配な為か、性格は原作の序盤辺りの刺々しい雰囲気の頃のものとなっており、主人公に対しても非常にそっけない。
レジェンディアのスキットで使われるグラフィックは正面向きの絵が無い為か、顔グラフィックが新たに描き下ろされている。
また、本作で主人公が転職できる格闘家がセネルと同じく投げ技有りである為、スキット等では投げ技に関する指南や話を頻繁にしてくる。
『&bold(){マイソロ2}』では海上知識の専門家として招かれた事から主人公達の仲間の一員となる。地理に詳しく、パン作りが得意。
前作と違いシャーリィとはぐれていない為、性格は原作中盤以降の&del(){悟りを開いた}落ち着いたものになっている。
何故かまたもスキットで使用される顔グラフィックが描き直されているが、髪の毛が天然パーマ状態になっており髪型や目の色も違う為、
プレイヤーからは「誰この天パ男?」「なんかセネルのそっくりさんが仲間になったんだけど、本物はいつ仲間になるの?」等と激しく弄られた。
前作に参戦したレジェンディアキャラはセネル1人だけだったが、今回はクロエも参戦している。
『&bold(){バーサス}』では闘技場行きの船の番人をしており、医術の心得もある。
かつて海で妹のシャーリィと生き別れてしまったという過去を持ち、妹のことを思い出すと感情的になってしまう。
妹に似ている少女[[コレット>コレット・ブルーネル]]と[[ロイド>ロイド・アーヴィング]]の仲に嫉妬して2人に襲い掛かったことも…。
この扱いについてスタッフは''「セネルには貧乏くじを引かせてもらいました」''(意訳ではなくほぼ''原文ママ'')
ともらしたという。言うまでも無く、[[ファンの怒りは有頂天になった。>ブロントさん]]
マイソロ2ではクロエが参戦していたが、今作ではまたしてもレジェンディアキャラはセネル1人だけになってしまっている。
もっとも[[主人公すら出ておらず、キャラも1人だけという作品>ファラ・エルステッド]]もあったりするのでまだマシといえるかもしれない。
ちなみにマイソロ2で不評だったせいか、またしてもスキット絵が描き直されていたりする。
原作、マイソロ1、マイソロ2、バーサスと4つものスキット絵が存在するキャラは彼くらいのものだろう。
『&bold(){マイソロ3}』にも参戦が確定しており、最初からシャーリィと共に船に乗っている初期メンバー。
今作では色々なキャラに突っ込みを入れたり、Rのヴェイグと拳について語りあったり、
また、他のLキャラも多数参戦してるおかげか全体的に優遇気味。
この作品の投げ技、特にセネルの投げ技はダメージ倍率がとんでもなく高いため、
前衛としての火力面では最強クラスである。
ちなみに、この作品ではシャーリィが義妹という説明が一切ない。
と、いうか本人がシャーリィと似てないと指摘されて認めており、世界観自体がパラレルな為に実の兄妹設定っぽい。
シャーリィ自身は名前も出ないものの、マイソロ2の時点で実の兄妹設定みたいな話もある(攻略本情報)。
予約特典DVDでは「本当の妹じゃない女の子に「お兄ちゃん」と呼ばせるアブナイ奴」と弄られたりしている他、
『&bold(){ハーツ}』には援護キャラクターとしてゲスト出演している。
#endregion
----
**原作での性能
格闘家だけあってリーチは短いが攻撃速度が速い。
プレイヤーからは「&bold(){ふっはっくらえ}がセネルの得意技だよ、むしろ秘奥義だよ」と言われている。
&bold(){ふっはっくらえ}とは、通常攻撃を3段目まで出した時のボイスで、
通常攻撃の癖にやたら高性能な為、セネルを使っていた場合は嫌でも耳にこびり付いて離れなくなる。
特技は敵をダウンさせるものが多く、連続ヒット系の技は少なめ。
新システムである「投げ」はTP消費が大きい、敵がダウン中でないと使えない(ダウン中でないと空振りになる)、
技ごとに特定の敵にしか効かないなど、かなり使い勝手が悪い部分が目立つ。
そのため、あまり使われず空気と化しており、やはりふっはっくらえが彼の全てである。
『&bold(){マイソロ}』では「&bold(){ふっはっせい!}」になっており、
ふっはっくらえを期待していた多くのレジェンディアファンはがっかりしたという。
やはりリーチは短いが出は早い。技は当たりにくいものが多いが、
そもそもマイソロ1でのテイルズキャラはファンサービス程度の存在で、
装備変更不可という大きなハンデがある為、趣味以外で使う必要性が無い。
続編の『&bold(){マイソロ2}』ではめでたく「ふっはっくらえ!」に戻っている。
前作で使えた技が大幅に削除され、秘技をコンボに組み込みにくくなった。遠距離攻撃も「魔神拳」のみ。
[[原作再現]]&del(){という名の手抜き}を重視した結果、&bold(){秘奥義が存在しない}という大きなハンデがある。
装備の関係上[[低火力>安い]]&[[紙装甲>紙]]だが、クリティカルupの良装備を持たせれば火力は補える。
隣接する敵の背後に回り込める「パッシングスルー」という特殊システムを持つ。
そして『&bold(){バーサス}』ではとうとう念願の秘奥義「&bold(){万物神追撃}」を手に入れた。
ふっはっくらえは健在だがたまに「&bold(){ふっはってりゃ!}」になる。
性能は地上戦特化タイプで、対空技は少ない。
投げ技は完全に単体用になっており、秘奥義を除いて巻き込み判定は発生しない。
ちなみにその秘奥義、全秘奥義中でもかなりの威力を誇り、攻撃力をMAXまで上げれば、大体相手は死ぬ。
が、真に恐ろしい技は奥義「魔神拳・竜牙」である。
他のシリーズでは発生が遅くコンボに組み込みづらく、目立った長所も少なかった為、使いにくい技だったが、
今作では、攻撃までのタメ中、攻撃発動中にアーマーが発生し、ガードクラッシュ性能、ダウン追撃と、これだけでも十分使える技なのだが
さらに、&bold(){ダウン追撃技なのにダウン追撃すると相手を一定時間強制ダウンさせる}。
要するに一度強制ダウンさせてしまえば、竜牙を連発するだけで、永久になるのである。
おまけにタイミングも特にシビアではなく、コマンドもこの上なく簡単
例.「↑+X(強制ダウン技)⇒X(竜牙)×n」 冗談みたいコマンドだがマジである。
『&bold(){マイソロ3}』では、原作で没になった秘奥義「殺劇幻竜陣」が搭載された。
この技は、いわゆる「存在する技を繋げて攻撃する連携乱舞技」であり、連撃の後、力を溜め敵を殴り飛ばすという演出は
作中に登場する秘奥義の中では特に評価が高い。&del(){よくバグってフリーズするのは内緒な!}
&nicovideo(sm13370034)
ふっはっくらえ最高や!特技なんか最初からいらんかったんや!
&nicovideo(sm75563)
**&color(steelblue){セネル「ふっはっくらえ!ふっはっくらえ!ふっはっくらえ!」}
**&color(black){クロエ「まかせてくれ!」}
#region(念を押しておくと。)
確かにふっはっくらえは強いものの、特技も主人公だけあって高性能なものが揃っている。
連牙弾や連牙飛燕脚等のHIT数稼ぎ技、通常→爆竜拳→砕臥爆竜拳の気絶確定コンボ、
また投げ技には即死属性を付与する事ができ、後半の堅い雑魚相手にはかなり役に立つ。
というか攻略本にも「堅いから即死させとけ(意訳)」と書かれている。
また投げは巻き込んだ他の敵をダウンさせるので、敵が密集している場所であれば
投げ→ダウンした他の敵を投げ→ダウンした(ry→ダウ(ry→(ryで[[ずっと俺のターン>武藤遊戯]]出来たり。
・・・でもHIT数は女剣士のクロエに負けるし気絶確定コンは忍者のジェイが通常→特技だけでやっちゃうんだけどな!
***&color(red){アレだよ!オールラウンダーなんだよ!おい誰だ[[サマルトリアの王子>DQ2]]言った奴!}
*&color(red){即死投げすっぞコラ!}
&del(){&color(gray){ちなみに即死確率は10%。レベルや運によってはコンボの方が早かったりする(泣)}}
#endregion
----
**MUGENでのセネル
オキナ氏による[[リメ>スタン・エルロン]][[D>リオン・マグナス]]風ドットの手描きキャラが公開されている。
原作でもお馴染みの「魔神拳」や「連牙弾」などの打撃技を始め、投げ技もある。
特技と奥義とケージ技は原作どおり順番にキャンセルできる。
ゲージ技には原作の没技「殺劇幻竜陣」、「[[神竜]]閃裂破」、「神凰天翔翼」が採用されている。
デフォルトでAIも入っている。
おまけの人氏、蓬莱氏によるAIも公開されている。
**出場大会
#list_by_tagsearch([大会],[セネル・クーリッジ],sort=hiduke,100)
//''削除済み''
//#list_by_tagsearch([削除済み大会],[セネル・クーリッジ],sort=hiduke,100)
//''更新停止中''
//#list_by_tagsearch([更新停止中大会],[セネル・クーリッジ],sort=hiduke,100)
//''凍結''
//#list_by_tagsearch([凍結大会],[セネル・クーリッジ],sort=hiduke,100)
//''非表示''
//#list_by_tagsearch([非表示大会],[セネル・クーリッジ],sort=hiduke,100)
//**出演ストーリー
#image(senel_tov.jpg,,title=ふっはっくらえ,width=300,left,float)
&font(20,b,i,#4682b4){「たとえ何であろうと、}
&font(20,b,i,#4682b4){ 俺達の大切なものを傷つける気なら、許しはしない」}
年齢:17歳
身長:171cm
体重:59kg
声:[[鈴村健一>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:鈴村健一|]]
#clear
[[テイルズオブシリーズ]]のメインタイトル7作目となる『テイルズオブレジェンディア』の主人公。
「マリントルーパー」という、魔物や犯罪者などから海の治安を守る職業に就いており、船の操縦や泳ぎに長ける。
シリーズ初となる、剣ではなく拳で戦う格闘家タイプの主人公。武器や格闘などの力を増幅させて必殺技を行使する「アーツ系爪術」の使い手。
「爪術」とは、大気中に含まれる微弱なエネルギーを吸収し力の源とする術の事で、
術を行使する際に術者の爪が輝く事からそう名付けられた。
呼び捨てやさん付けを含めると、仲間からの名前の呼ばれ方が全て違うという珍しいキャラ。
#region(各キャラの呼び方)
シャーリィ → お兄ちゃん
ウィル → セネル
[[クロエ>クロエ・ヴァレンス]] → クーリッジ
ノーマ → セネセネ
モーゼス → セの字
ジェイ → セネルさん
グリューネ → セネルちゃん
#endregion
プレイヤーからは上記の「セネセネ」、または中盤~終盤のあまりの達観ぶりから&b(){「[[仙人>オロ]]」}と呼ばれる事が多い。
元々はクルザンド王統国の工作員で、任務のためにステラ、シャーリィ姉妹に近付いたのだが、2人の優しさに触れクルザンドを裏切った。
ステラに恋愛感情を抱いており、ステラ自身もセネルに想いを寄せていたが、ある日突然彼女は消息を絶ってしまう。
自分のせいで彼女が居なくなったと感じており、ステラの妹であるシャーリィを守る事に固執している。
そのため、他人には冷たく無愛想。シャーリィが関わると後先考えず行動してしまう事も多く、
序盤は仲間と意見が対立する事もあったが、中盤以降は落ち着いた雰囲気になり、仲間思いの青年に成長した。
[[スタン>スタン・エルロン]]や[[カイル>カイル・デュナミス]]同様、かなり朝に弱く[[寝起きが悪い>水瀬名雪]]。ベッドから落ちても、階段から転げ落ちても起きないほどである。
女性関係は義妹兼ヒロインのシャーリィを始め、仲間の1人である[[クロエ>クロエ・ヴァレンス]]や、NPCのフェニモール等も想いを寄せている描写がある。
…が、本人は無自覚で鈍感で朴念仁と三拍子揃っており、無意識に立ててしまったフラグを回収しないフラグクラッシャーと化している。
ステラが彼の中で神格化されており、他の誰もが彼の心に踏み込む事が出来ないという理由もあり、
水面下ではシャーリィを始めとする女性達の戦いが続いている。
上記の通り、声優が[[シン・アスカ>インパルスガンダム]]と同じ、シスコン、「[[ステラ>地球連合軍]]」という名の女性に恋心を抱いている、
戦いの中ステラが命を落とす、ゲーム中で&b(){「ステラーーーーーーーーーーッ!!!」}と叫ぶシーンがある等、
何これシンの[[パロディ>ダン]]なの? それとも偶然なの? と多くのプレイヤーの困惑と笑いを誘った。
実際の所、ゲームの発表時期やその[[製作時期>大道寺きら]]を[[考えると>レミー]]、[[偶然の一致>フリーマン]]であろうと言われている。
おかげで悲劇的なシーンが色々と台無しになってしまったのだが(主にギャグ的な意味で)。
CV関連の話題では『[[銀魂>>坂田銀時]]』も引き合いに出されやすい。
というのも、『レジェンディア』は&b(){男性メンバー4人中3人が新撰組の主要メンバーと声が一緒}だからである。
『銀魂』本編でテイルズオブシリーズをネタにした回があったため、
後の『テイルズオブザレイズ』との公式コラボで実現しなかった事に困惑したプレイヤーもいたとかいなかったとか。
#region(クロスオーバー作品での活躍)
他シリーズキャラと比べ、『レジェンディア』のキャラはテイルズ系クロスオーバー作品や予約特典DVDへの出演が少ないが、
セネルは主人公だけあって『レディアントマイソロジー』(マイソロ)の1~2や『バーサス』を始め、幾つかの特典DVDにも出演しており、
他のレジェンディアキャラよりは優遇されている方である。
『マイソロ』では離れ離れになった妹のシャーリィを探して旅をしている。
シャーリィが心配なためか、性格は原作の序盤辺りの刺々しい雰囲気の頃のものとなっており、主人公に対しても非常にそっけない。
『レジェンディア』のスキットで使われるグラフィックには正面向きの絵が無いためか、顔グラフィックが新たに描き下ろされている。
ゲーム作品では唯一眼の色が緑(他のシリーズでは青。緑は主にイラストでのもの)。
また、本作で主人公が転職出来る格闘家がセネルと同じく投げ技有りであるため、スキット等では投げ技に関する指南や話を頻繁にしてくる。
『マイソロ2』では海上知識の専門家として招かれた事から、主人公達の仲間の一員となる。地理に詳しくパン作りが得意。
前作と違いシャーリィとはぐれていないため、性格は原作中盤以降の&s(){悟りを開いた}落ち着いたものになっている。
何故かまたもスキットで使用される顔グラフィックが描き直されているが、髪の毛が天然パーマ状態になっており髪型や目の色も違うため、
プレイヤーからは「誰この天パ男?」「なんかセネルのそっくりさんが仲間になったんだけど、本物はいつ仲間になるの?」等と激しく弄られた。
また、前作に参戦した『レジェンディア』のキャラはセネル1人だけだったが、今回はクロエも参戦している。
『バーサス』では闘技場行きの船の番人をしており、医術の心得もある。
かつて海で妹のシャーリィと生き別れてしまったという過去を持ち、妹の事を思い出すと感情的になってしまう。
妹に似ている少女[[コレット>コレット・ブルーネル]]と[[ロイド>ロイド・アーヴィング]]の仲に嫉妬して2人に襲い掛かった事も……。
『マイソロ2』ではクロエが参戦していたが、今作ではまたしても『レジェンディア』のキャラはセネル1人だけになってしまっている。
もっとも[[主人公すら出ておらず、キャラも1人だけという作品>ファラ・エルステッド]]もあったりするのでまだマシと言えるかもしれない。
ちなみに『マイソロ2』で不評だったせいか、またしてもスキット絵が描き直されており、以降他作品に登場する際は本作の絵が使用される。
『レジェンディア』『マイソロ1』『マイソロ2』『バーサス』と4つものスキット絵が存在するキャラは彼くらいのものだろう。
『マイソロ3』では最初からシャーリィと共に船に乗っている初期メンバー。
今作では色々なキャラに突っ込みを入れたり、『リバース』のヴェイグと拳について語り合ったり、
また、他のレジェンディアキャラも多数参戦しているおかげか全体的に優遇気味。
この作品の投げ技、特にセネルの投げ技はダメージ倍率がとんでもなく高いため、前衛としての火力面では最強クラスである。
今作でもシャーリィは義妹なのだが、その説明はメニュー画面から閲覧出来る人物名鑑からのみ確認可能。
ゲーム中では本当の妹のように思われている場面があったり(セネルが説明を面倒がっているだけかもしれないが)、
クロエを巻き込んだ三角関係と思われたりと、その扱いは曖昧なものとなっている。
『ツインブレイヴ』ではクロエ、[[ラスボス]]のシュヴァルツと共に登場。シナリオによって立ち位置や性格が大幅に異なる。
シリアスシナリオでは過去に亡くした大切な人を取り戻すため、クロエと共に時を超える剣「エターナルソード」を手に入れようとする。
コミカルシナリオでは船で荷物や人を運び生計を立てているが、寝起きの悪さのために船が度々欠航し、それによって恨みを買った相手と戦っていく。
ちなみにシナリオの構成の都合上、シュヴァルツと敵対する事は無かったりする。
『アビス』の予約特典DVDでは「本当の妹じゃない女の子に「お兄ちゃん」と呼ばせるアブナイ奴」と弄られたりしている他、
『ハーツ』には援護キャラクターとしてゲスト出演している。
#endregion
----
**原作での性能
格闘家だけあってリーチは短いが攻撃速度が速い。
プレイヤーからは「&b(){ふっはっくらえ}がセネルの得意技だよ、むしろ秘奥義だよ」と言われている。
&b(){「ふっはっくらえ」}とは通常攻撃を3段目まで出した時のボイスで、
通常攻撃の癖にやたら高性能なため、セネルを使っている場合は嫌でも耳にこびり付いて離れなくなる。
特技は敵をダウンさせるものが多く、連続ヒット系の技は少なめ。
新システムである「投げ」はTP消費が大きい、敵がダウン中でないと使えない(ダウン中でないと空振りになる)、
技ごとに特定の敵にしか効かないなど、かなり使い勝手が悪い部分が目立つ。
そのため、あまり使われず空気と化しており、やはり「ふっはっくらえ」が彼の全てである。
#region(念を押しておくと)
確かに「ふっはっくらえ」は強いものの、特技も主人公だけあって高性能なものが揃っている。
「連牙弾」や「連牙飛燕脚」等のHIT数稼ぎ技、通常技→「爆竜拳」→「砕臥爆竜拳」の気絶確定コンボの他、
投げ技には即死属性を付与する事ができ、後半の堅い雑魚相手にはかなり役に立つ。
というか攻略本にも「堅いから即死させとけ(意訳)」と書かれている。
また、投げは巻き込んだ他の敵をダウンさせるので、敵が密集している場所であれば、
「投げ→ダウンした他の敵を投げ→ダウンした(ry→ダウ(ry→(ry」で[[ずっと俺のターン>武藤遊戯]]が出来たり。
……でもHIT数は女剣士のクロエに負けるし、気絶確定コンは忍者のジェイが通常→特技だけでやっちゃうんだけどな!
ちなみに即死確率は10%。レベルや運によってはコンボの方が早かったりするのが悲しい。
#endregion
#region(クロスオーバー作品での性能)
『マイソロ』では&b(){「ふっはっせい!」}になっており、
「ふっはっくらえ!」を期待していた多くの『レジェンディア』ファンはがっかりしたという。
やはりリーチは短いが出は早い。技は当たりにくいものが多いが、
そもそも『マイソロ』でのテイルズキャラはファンサービス程度の存在で、
装備変更不可という大きなハンデがあるため、趣味以外で使う必要性が無い。
続編の『マイソロ2』ではめでたく「ふっはっくらえ!」に戻っている。
前作で使えた技が大幅に削除され、秘技をコンボに組み込みにくくなった。遠距離攻撃も「魔神拳」のみ。
[[原作再現]]を重視した結果、&b(){秘奥義が存在しない}という大きなハンデがある。
装備の関係上[[低火力>安い]]&[[紙装甲>紙]]だが、クリティカルupの良装備を持たせれば火力は補える。
隣接する敵の背後に回り込める「パッシングスルー」という特殊システムを持つ。
そして『バーサス』ではとうとう念願の秘奥義&b(){「万物神追撃」}を手に入れた。
「ふっはっくらえ」は健在だが、たまに&b(){「ふっはってりゃ!」}になる。
性能は地上戦特化タイプで、対空技は少ない。
投げ技は完全に単体用になっており、秘奥義を除いて巻き込み判定は発生しない。
ちなみにその秘奥義、全秘奥義中でもかなりの威力を誇り、攻撃力をMAXまで上げれば大抵の相手は死ぬ。
が、真に恐ろしい技は奥義「魔神拳・竜牙」である。
他のシリーズでは発生が遅いのでコンボに組み込みづらく、目立った長所も少なかったため、使いにくい技だったが、
今作では攻撃までのタメ中及び攻撃発動中にアーマーが発生し、ガードクラッシュ性能&ダウン追撃と大幅に強化。
これだけでも十分使える技なのだが、さらに&b(){ダウン追撃技なのにダウン追撃すると相手を一定時間強制ダウンさせる}。
要するに一度強制ダウンさせてしまえば、竜牙を連発するだけで永久になるのである。
おまけにタイミングも特にシビアではなく、コマンドもこの上なく簡単というおまけ付き
(例「↑+X(強制ダウン技)→X(竜牙)×n」)。
『マイソロ3』では、原作で没になった秘奥義「殺撃幻竜陣」が搭載された。
この技は、所謂「存在する技を繋げて攻撃する連携乱舞技」であり、連撃の後に力を溜め敵を殴り飛ばすという演出は、
作中に登場する秘奥義の中では特に評価が高い。
&nicovideo(sm13370034)
#region(……が。)
ターゲットとしている敵が秘奥義発動直後に倒されると攻撃が空振りし、
そのまま&b(){フリーズする}というバグが発覚。しかもフリーズ率は100%を誇り、解決策は未だ無し。
&b(){彼が一体何をした}。マジで。
&font(20,b,i,#4682b4){「(PSPごと)しっずめぇぇぇぇぇっ!」}
#endregion
『ツインブレイヴ』では無双ゲーというジャンルの都合上、投げ技「礫岩迫落撃」が非常に強力かつ爽快なものとなっており、
1度に数体以上投げる事が出来る。
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|ふっはっくらえ最高や!特技なんか最初からいらんかったんや!&br()&nicovideo(sm75563)|
&font(20,b,i,#4682b4){セネル「ふっはっくらえ!ふっはっくらえ!ふっはっくらえ!」}
&font(20,b,i,black){クロエ「まかせてくれ!」}
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**MUGENにおけるセネル・クーリッジ
#image(senel_okina.gif)
オキナ氏によるリメイク版『ディスティニー』風手描き[[ドット>ドット絵]]のセネルが公開されている。
原作でもお馴染みの「魔神拳」や「連牙弾」などの打撃技を始め、投げ技もある。
特技と奥義とケージ技は原作通り順番にキャンセル出来る。
ゲージ技には原作の没技「殺劇幻竜陣」「[[神竜]]閃裂破」「神凰天翔翼」を採用。
[[AI]]もデフォルトで搭載されている他、おまけの人氏、蓬莱氏(入手不可)、リュウセイ氏により外部AIが製作されている。
***出場大会
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#co(){
''更新停止中''
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''凍結''
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}
//***出演ストーリー
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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//|CV:鈴村健一|,テイルズ,主人公,兄