サガット

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サガット」を以下のとおり復元します。
//2404:7a87:c760:1900*氏へ。KAZ氏関連やら無敵貫通やらで貴方の編集は問題視されています。何度も言っていますが自重して下さい
//件の人はまだ活動しているのでCOは残しておいて下さい
#ref(450px-SagatSuperSFII.jpg,,left,float,title=比類なき王者の風格)

&space(5)&ref(sagatz.gif,,title=109kg…?)&ref(sagat2.gif,,title=78kg…!?)

&font(24,b,i,#ffa500){「お前ごときの腕ではこのオレに}

&font(24,b,i,#ffa500){     キズ一つつけられぬわ!!」}
-出身地: タイ
-生年月日: 1955年7月2日
-身長: 213.5cm(I)- &b(){226cm}(II以降)
-体重: 119kg(I)- &b(){78kg}(II・IV)- &b(){109kg}(ZERO)- &b(){98kg}(V)
-スリーサイズ: B130 W86 H95 
-血液型: B型
-好きなもの: 強い対戦相手
-嫌いなもの: [[昇龍拳]]、姑息なヤツ
-特技: 潜水(20分以上)
#region(キャッチコピー)
-キャッチコピー:
--格闘王・再び(II)
--屈辱胸に覇気荒ぐ(ZERO3)
--隻眼の帝王(CVS)
--不撓の帝王(IV)
--比類なき王者の風格(ストクロ)
--孤高の帝王(V)
#endregion
#clear

#region(IV絵)
#image(sagat_sf4.jpg,title=不撓の帝王)
#endregion

//CVタグに空白入りの名前を使っている場合、リンクが正常に機能しません。空白の代わりに「%20」を入力すると正常に機能します。(Sakai氏はサガット以外の担当キャラがいないのでこのまま)
#region(担当声優)
:[[三木眞一郎>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:三木眞一郎|]]|『[[ZERO>ストリートファイターZERO]]』シリーズ、『[[CVS>CAPCOM VS. SNK]]』シリーズ
:[[Sakai Albright>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:Sakai Albright|]]|『EX』シリーズ&link_anchor(*1){*1}
:[[水津浩志>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:水津浩志|]]|『[[SVC>SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS]]』
:[[遠藤大輔>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:遠藤大輔|]]|『IV』以降
:[[大塚明夫>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:大塚明夫|]]|ドラマCD『II 復讐の戦士』
:[[笹岡繁蔵>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:笹岡繁蔵|]]|アニメ映画『II MOVIE』
:[[銀河万丈>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:銀河万丈|]]|TVアニメ『II V』
:[[麦人>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:麦人|]]|実写映画『ストリートファイター』(日本語吹替、ソフト版・テレビ朝日版共通)
#endregion

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ZERO3
>ムエタイ界の帝王、サガット
>
>[[リュウ]]から受けた敗北の印、
>胸の[[昇龍拳]]のキズ
>
>怒りと復しゅうの拳で
>リュウとの再戦を求めるが‥‥
>
>憎しみが生む力には
>限界があることに気づき始める

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『[[ストリートファイター]]』シリーズの元祖[[ボスキャラクター>ラスボス]]。
キャラデザインにおいて、設定はおそらく『[[空手バカ一代>飛鳥拳]]』のムエタイ界闇の帝王レーバン。
名前の由来はムエタイチャンプのサガット・ペッティンディー(Sagat/Sakad Petchyindee)とされ、
彼は1987年当時、東洋太平洋ボクシング連盟(OPBF)ライト級王者でもある。
2016年以降もサガットのイラストを手に抱えた写真が撮影されたりインタビューにも応じるなど、メディアに露出する事がある。

初代『ストリートファイター』以降もコンスタントに登場する[[リュウ]]のライバルキャラの一人である。

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**キャラクター設定
本編以前の少年時代に当時のムエタイチャンプだったヌアカンを倒し、帝王の座に就く。
知名度も上がり、[[火引強]]などの自身に挑戦して来た格闘家達を次々と返り討ちにしていった。

『初代』でも依然としてムエタイ界の帝王として君臨しており、彼に隆(リュウ)と[[拳(ケン)>ケン]]が挑むというストーリー。
この時は「隆(リュウ)と拳(ケン)の[[師匠>剛拳]]の[[仇>豪鬼]]」という設定であったが、今では[[黒歴史>∀ガンダム]]扱いとなっている。&s(){最終的に結局生きてたし…}
隆(リュウ)との闘いで起死回生の[[昇龍拳]]によって敗北し、胸に一生消える事のない傷痕を付けられた。
この敗北により、帝王の座から脱落し地位も名誉も奪われ、以後暫くは復讐に燃えるようになる。
同時期に弟子の[[アドン]]によりムエタイの名を辱めたとして逆恨みされる事になるが、こちらは特に意に介していない様子。

『[[ストII>ストリートファイターII]]』以降は[[ベガ]]の誘いによりシャドルーに身を置くが、あくまでリュウと再戦するための手段でしかなく、
ベガに対しても「手下になった覚えはない」と言い切っている(ベガも「そんな事は元々期待していない」と返している)。&link_anchor(*2){*2}

&font(24,b,i,#ffa500){「たとえどんなにキズが増えようとも}
&font(24,b,i,#ffa500){        オレは必ず勝つのだ!!」}

当初は復讐のためにリュウとの戦いを渇望していたが、『[[ZERO2>ストリートファイターZERO]]』での再戦を経て自分なりの答えを見出し、
やがて彼を唯一無二のライバルとして認識し、純粋に彼との戦いを楽しむように変わっていった。
[[殺意の波動に飲み込まれたリュウ>殺意の波動に目覚めたリュウ]]を見た時に「己の力すら御せぬ愚か者」「俺の求めるお前の姿はそんな物ではない」と激しく憤っているあたり、
ちょっと[[ツンデレ>白レン]]気味。
『ストIV』の自身のエンディングにおいては、闘いの勝ち負けが些細な事であるように感じ、
「拳で語ること」そのものこそが自身の求めているものではないかと悟るまでに至った。
そして倒れ伏している[[セス>セス(ストリートファイター)]]に「昔の俺の様に、お前の拳には言葉が、魂が無かった」とその敗因を語るなど、
精神的な面においては過去と別人と見紛う程の成長を遂げている。
リュウのストイックさに影響されたとも言え、実際に思想自体かなり似てきている。
このため、「帝王としての威厳」と「戦った相手に助言をしたり喝を入れたり出来る心」を持ち合わせた人物にまでに成長した。
『スパIV』のアドンのエンディングでは、笑顔の子供達と共に歩く(しかも内一人は、腕に抱えている)など、
かつてからは考えられない程の優しさすら垣間見せるようになっている
(この子供達の内一人は、後述する中平正彦氏の漫画版に登場した、サガットを奮起させた少年と全く同じ容姿であり、
 『ストIV』のサガットは漫画版の性格を逆輸入されているといっても過言ではないだろう。尤も『ZERO3』の時点でこの片鱗は見られてはいたが)。
なお、『スパIV』での[[勝利デモ]]の汎用台詞の一つに「お前、あいつと戦ったのだろう?よい拳だった!覚えておこう!」というものがある。
上記と合わせて本当にまあ丸くなったもんだと思わせる台詞である。汎用なので「[[あいつ>リュウ]]」本人にも言っちゃったりするが、[[気にすることはない>ウッドロウ・ケルヴィン]]。

SNKとのコラボ作品である『[[CAPCOM VS. SNK]]』シリーズにおける[[春麗]]と[[キム>キム・カッファン]]の悪人専用イントロや、
『[[SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS]]』における上記2名の対悪人用の[[勝利メッセージ>勝利デモ]]の対象になっていない事から、
特に何らかの犯罪をに手を染めていたわけでもないようである。
一方で『ストIV』以前の作品という事もあり、
キムからは『CVS』では勝利台詞で「あなたは利己的だ。それだけの力を、自己研鑚のためだけに使うとは・・・・!」、
『SVC』では対戦前の掛け合いで「あなたほどの使い手が、なぜ悪の走狗に成り果てているのです!」と、
格闘家としての在り方(『SVC』でサガットが語る「[[悪も正義も関係なく強さを求める>豪鬼]]」姿勢)については手厳しく評価されているが。

また、『SVC』では[[庵>八神庵]]や[[バイソン>M・バイソン]]の[[挑発]]に易々と激昂したり、[[チョイ>チョイ・ボンゲ]]を意味無くゴミ呼ばわりしたり、
[[ガイル]]に対して「最初に顎を割ってやろう」などと言ったりと、「帝……王……?」と言いたくなるキャラ付けになっている。
[[ゲーニッツ]]からは負の感情を指摘されている辺り、まだ上述程完全には吹っ切れていない時期からの参戦だったのかもしれない。
&s(){そうなると時期的に考えてベガの体型が『II』準拠だったりケンの髪型も同様な上に[[息子がいたり>ゼロ(ロックマン)]]と}細けえこたあいいんだよ!
//ケンの息子→ゼロとの掛け合い台詞から

『ストリートファイター×[[鉄拳]]』においては、リュウでも無ければ同じシャドルー四天王でも無く、[[ダルシム]]とタッグを組んで参戦した。
発表当時は「何故?」という声も多かったが、
同じ求道者同士として通じる点があったのかもしれない。&s(){あと白眼スキンヘッドという見た目も}
事実エンディング等を見る限り、結構息の合ったいいコンビだったりしてる。

『V』ではシーズン3の追加キャラクターとして参戦(それ以前からもラシードの[[ストーリー>ストーリーモード]]にて存在が示唆されていた)。
シャドルーからは完全に足抜けしており、村人からも相変わらず慕われている。
他方、己の中に「殺意の波動」が目覚めつつあり、それに抗う姿が描かれている。
また、ピチット・ウイラ・メーウという名の虎を相棒としている。&s(){流石に[[対戦中に呼び出して攻撃させる>レオンハルト・ドマドール]]ような真似はしない}

&font(24,b,i,#ffa500){「これまで出会った勇気ある者たち}
&font(24,b,i,#ffa500){      彼らが私を支えている!」}

自らを倒した昇龍拳に対抗して「タイガーアッパーカット」(『ZERO』シリーズでは「タイガーブロウ」)を編み出したり、
&s(){今では無かった事になったが上記の剛拳との戦いで泰式[[波動拳]]こと後の「タイガーショット」を編み出したり}
自分を苦戦させた[[ダン]]の父親[[ゴウ>火引強]]が使用した断空脚の原型を改良して(一段目っぽい膝蹴りの部分)「タイガークラッシュ」を完成させたりと、
かつての強敵達の技を改良して自分の強みにしている。&s(){ほらそこ、パクリとか言わない}
武術とは伝統であると同時に、模倣と改良の歴史でもある。達人たるサガットの選択は正しいのだ!

眼帯をしている右目は失明しているが&link_anchor(*3){*3}、原因は作品によって異なっており、
-ストI:幼少期に不良に片目を潰され、この出来事がきっかけで強い男になりたいとムエタイを始める。
-ストIIの頃に出た書籍『波動拳の謎』:子供の頃の喧嘩で視力が弱まり、ムエタイの試合で完全に失明。
-ZERO:ダンの父親である[[火引強]]との戦いで顔面に飛び膝蹴り(断空脚の原型、後に「昇天無頼脚」と命名)を受けて。
等々ころころ変わっている
(上記の他、当時ユーザーの間で「幼少期に人喰い虎に襲われ、この時両親も殺されていて復讐のために」とか、
 「若い頃のチンピラとの戦いで目にナイフが」等の噂も流れていた事があったが、これらはソースが見つからず非公式の模様)。
最終的には全部入りで「不良との喧嘩でほぼ失明していたが、ダンの父親の攻撃をあえてその目で受けた際に完全に潰れた」という事になったようである。
そのダンの父親はサガットとの戦いで死亡しており、この事からダンには激しく恨まれている。
サガットはと言うと、復讐に身をやつす姿がかつての自分と同じに見えるのか、ダンの事はあまり評価していない。
一方で『V』の勝利メッセージでは「挑むに値する者がこの俺に挑むのだ……お前はどうだ?」と諭すような言い回しになっている。
//色々あって丸くなったのは『IV』から
一見すると「お前が帝王に挑む価値などない」と切り捨てているようにも見えるが、ケンにも同じような言い回しで語り掛けているため、
少なくとも同作ではダンに対しては極端な低評価を下してはいないようだ。
それでもやはり復讐に駆り立てられる姿は好ましく思っていないようで、
完全に復讐鬼と化した[[ナッシュ]]との勝利メッセージでは「妄執にとらわれた技や力でこの帝王に傷ひとつつけることはできん!」と酷評している。

余談であるが身長&b(){226cm}という凄まじい巨漢であり、
『SVC』では[[テリー>テリー・ボガード]]が「ジョー!…にしちゃでかいな」とすぐ別人と気付き&s(){それ以前にまず[[髪型>ホア・ジャイ]]で分かると思うが}、
[[リョウ>リョウ・サカザキ]]からは「[[お前のように大きなムエタイ選手はいない>ケンシロウ]]」とツッコまれている。
これは本場タイのムエタイはミドル級までのため、サガットのような巨漢は文字通り規格外だからである。

そしてよく話題に上がるのが、&b(){見た目に反する体重の異常な低さ}。
特に『II』『IV』時の体重はたったの&font(b,red){78kg}で、BMI値に換算すると&font(b,red){15.27(低体重)}。最早もやしを通り越してカイワレである。
『ZERO』では体重が109kgに増やされた…が、&b(){見た目までゴツくなったため、不釣り合い具合は更に悪化}。
海外の『HD REMIX』や『ウルII』でもこの見た目。この体重でも標準量(BMI値は21.4)に留まっているので、
『II』時代の外見のままだったとしても適正かどうか意見が分かれたかもしれないが…。
//IVのサガットはII準拠ともZERO準拠とも捉えられる微妙な体格をしているのでとりあえず修正
『V』でも他のキャラが軒並み適正化される中、サガットは何故か&b(){98kg}に留められており、
BMI値は&b(){19.19}と、20にすら満たない。&s(){なんで『ZERO』より軽くなってるんですか}
//ちょっと長くなってきてるので脚注3に回しました
ムエタイの階級に収まるよう無理な減量でもしたのだろうか?さながら力石徹。
&s(){でもあの図体だとそれでも軽すぎるから正直内臓とか取ってしまったとしか…}&link_anchor(*4){*4}
まあ、世の中&b(){[[もっと>ファウスト]][[下の奴>タムタム]]}もいるのだが。&s(){だがこいつらはまともな人間と言っていいのかどうか怪しい}

#region(漫画版における設定)
中平正彦氏の漫画版では&b(){全作品において主要キャラとして登場する}という破格の扱いを受けている。

まず『STREET FIGHTER ZERO』では、サガットの胸に傷を付けた昇龍拳こそが、リュウが殺意の波動に目覚める切欠と決定付けられる。
これが原因でリュウは格闘家を辞めようとまで考えたのだが、
その一方サガットは殺意の波動に屈せず再び立ち上がり、その力強い帝王としての姿がリュウを再起させるに至った。

次作の『さくらがんばる』では、リュウを追い求め旅を続けていた[[さくら>春日野さくら]]に朱雀城の存在を教え彼女をリュウの元へと導いた。
その後、さくらに同行していたダンに勝負を挑まれこれを受ける
(勝敗の行方は不明だが、次作の描写等から恐らくはサガットが勝ったと思われる)。

そして最終作である、『III』(の前日)を舞台とした『RYU FINAL』では、
&b(){『III』に登場していない}にも関わらず、彼が主役扱いとなる話が実に5話も存在している。
[[出てすら>ネクロ]][[いないキャラが>いぶき]][[多数存在>ユリアン]]する上に、[[主人公>アレックス]]はエピローグのみの登場と相変わらずの[[主人公(笑)]]なのに、である。
『ZERO』でのリュウとの闘いに敗れたサガットは、リュウへの憎悪を募らせながら日々を送っていたが、
ある日に密猟者の犠牲となった一人の少年と出会う。
サガットは彼が自分と同じ「屈辱」という名の傷を負わされた事に怒り、
それが八つ当たりであると分かっていながらも、密猟者に対して襲い掛かった。
しかしこれに対して密猟者は、犠牲者である少年の妹を人質に取るという暴挙に走った。
サガットは怒りに身を震わせたが、ここで少年が妹の代わりに自らを犠牲にしろと名乗り出た。
傷つく事を恐れず、大切な者を守り抜こうとする少年のその勇姿を見たサガットは、
自分が傷付く事・敗北する事を恐れていた事を教えられた。
そして、自分にも何よりも守らねばならぬもの……「帝王としての誇り」がある事に気付いた。

&b(){「己が堕ちれば、己に闘いを挑んだ者もまた堕ちる。だからこそ、帝王として強くあらねばならぬ」}

そう悟ったサガットには、既にリュウに対する憎しみは無かった。
自らの肉体に傷を刻み付けた彼を、尊敬すべき一人の友として見ていたのである。
その後、サガットは好敵手として何度もリュウとの闘いに臨み、その中である一つの約束を彼と交わす。

&b(){「勝つための一撃必殺とは何か」}

その答えを出すという約束を果すべく、一撃必殺の境地「風の拳」を編み出したリュウはサガットへと再び闘いを挑む。
そして、風の拳がサガットの胸へと新たなる傷を付ける事により、その約束は果された。
サガットはこの傷をリュウとの再戦の約束とし、[[真の格闘家>豪鬼]]との最後の闘いに挑むリュウを送り出した。

この一連の話は、『RYU FINAL』の中でも屈指の名エピソードとして数えられている。

UDONの[[アメコミ]]では、リュウの昇龍拳に敗れた所から話が始まる所は普段と同じで殺意の波動関連の話は無し。
ストリートファイタートーナメントの決勝でリュウと再戦、
真空波動拳を受けて再度敗れたものの正々堂々の勝負に満足して立ち去っていった。
……その後&b(){シャドルーの人工島が爆破された}のだが、脱出シーンどころか、
島が爆発しそうで危険だと連絡を受けた事さえ描かれておらず、状況を考えればまず間違いなく死亡……
と思いきや、シャドルー壊滅後にタイで真っ当な格闘家として暮らしている事が確認されている。&b(){どうやって生き残った。}&s(){特技の長時間潜水か}

格ゲーブーム時代に描かれたギャグ作品では、四天王の残り3人がネタに走る事が多い中、シャドルーの苦労人ポジションにいる事が多かった。
髪の事で弄られたり、リュウへの執念が[[おかしな方>阿部高和]]に向かうネタも多かったが。
#endregion

#region(実写映画版)
#image(sagat_movie.png,width=380,title=貴重なスーツ姿のサガット)
&s(){色々アレな事で有名な}ハリウッド映画『ストリートファイター』では、フルネームは「[[ヴィクター>ビクトル・フォン・ゲルデンハイム]]・サガット」という事になっており、
見た目は割とゲーム版に近いが[[武器商人>ルガール・バーンシュタイン]]という設定で、武器をシャドルーに売りさばいて営利を貪ろうとしていた所、
バイソン将軍(日本でいうベガ)が金を自作のバイソン・ドル(シャドルー領内でしか使用不可)で払ったため、
怒って反旗を翻す…といった苦労の絶えない人物となってしまっていた。
昔はファイターだったらしく、配下の闘士ベガ(バルログ)の戦いを見て「自分も昔は“鉄の拳”と呼ばれる闘士だった。」というような事を語っている。
#endregion

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**キャラクター性能
初登場は『初代』からであるものの、プレイアブルキャラクターとして使用可能になったのは『II'』からとやや遅め。
基本は飛び道具のタイガーショット[[弾幕]]で飛ばして無敵対空のタイガーアッパーで落とす[[波動昇龍]]キャラであり、
リュウ達に比べると[[通常技]]のリーチが長い反面全体的に小回りが利かないため近接に寄せ付けないよう立ち回るのが鍵になりやすい。
良くも悪くも飛ばせて落とすスタイルで戦うためか隙のさじ加減やシステムとの噛み合わせによって強さが変わりやすく、
シリーズによって弱キャラだったり、上位にいたりとあまり安定しない。

//当時は主に波動拳と表記されていた
CPU専用の[[ラスボス]]だった『初代』では、[[必殺技]]らしい技は[[波動拳]](別名タイガーアタック、後の上段タイガーショット)のみというシンプルなスタイル。
…が、このサガットの波動拳は直撃すると&b(){最大[[体力>ライフバー]]の8分の5が一瞬で無くなるという超高火力な飛び道具である}。
無論、ただの必殺技なので平気でホイホイ撃ってくる上、軌道がリュウ・ケンの[[波動拳]]に比べやや上方なので相殺も出来ない凶悪仕様であった。
これ以外に「ガードで波動拳の削りを受けない」「[[通常技]]も高性能」など、ラスボスとして普通に高性能である。
『初代』の仕様上3ヒットして&font(b,red){いきなり体力が16分の1(MUGENでいう62~63)になる}こともあるのだからたまったものではない。
…と言いたい所だが、上記の通りサガットの波動拳は上段撃ちしかないのでしゃがみ攻撃の良い的であった。&s(){天敵は昇龍拳じゃなく足払いだった}
結局、ゲーム内での強さは&b(){アドンの方が上}と言われている。合掌。

#image(apaka.gif,float,left,title=アイグーアパカッ!)


 続く『II(無印)』でもCPU専用の中ボスとして登場。
 波動拳は「タイガーショット」に名前が改められた。
 ここから「タイガーショット」と「グランドタイガーショット」の上下段撃ち分けや、
 対空技の「タイガーアッパーカット」が追加され、
 以降は「飛ばせて落とす」戦闘スタイルが確立されている。
 中ボス故か通常技の火力が異常に高く、「(グランド)タイガーショット」の隙が全然無いなど、
 アパカで地上の相手をダウンさせられないという欠点を差し引いても、かなり高性能なキャラであった。
#clear

その後『II'』で正式にプレイヤーキャラとして使えるようになっており、突進技の「タイガークラッシュ」も追加。
それ以降、大幅弱体化されたベガのような露骨な調整等も特に無く安定しており、『II』シリーズでは常時強キャラと認識される事が多い。
『II'(D)』と『II'ターボ(T)』のサガットには何故か&b(){[[リバーサル]]で出した打撃必殺技がガード不能になる}というバグも存在し、
安易な起き上がりの暴れを潰すのも逆に攻める側が択をかけられる事態となっていた。
SFC版『ターボ』では難易度及びゲームスピードを最大にすると弾幕が高速でばらまかれ、ジャンプには[[超反応]]高火力アパカで対空と、
最早[[無理ゲー]]に片足突っ込んだ文字通り難攻不落の[[砲台]]要塞と化す。

|CENTER:「飛んだら負け」「しゃがんだら負け」「技を出したら負け」&br()「ガードしたら負け」「動いたら負け」「動かなくても負け」&br()&b(){[[「何しても負け」>ソル・デ・ロカ]]}&br()&nicovideo(sm19694)|&br()アイガアイガアイガアイガーアイガー&br()&br()&nicovideo(sm30369481)|

『スパIIX』では下から数えた方が早いが、隠しコマンドによって前作『スパII』仕様のサガット([[通称>MUGENキャラクターニックネーム一覧]]「青パン」「Sサガット」)が使えたため、
ノーマルサガットを使う人は一部の物好きと言っていいほどSサガットが使われたので事実上戦力は下がらなかった。
それどころかキャンセル可能な技が増えて『スパII』の頃より更に強化されている。
海外製の[[ダイヤグラム]]では&b(){通常サガットが除外されSサガットの方が載っている}有様。
このSサガットによって、帝王の名に偽りない強さは保たれていると言える。
通常技の性能も良く、立ち小K、立ち中Kが2ヒットするため、[[気絶]]値が他キャラの2倍になる。
これにより、気絶値が固定化された『ウルII』では「J大K→立ち中K」だけでピヨるといった破格の性能を持つ。&s(){まず当てる機会が無いとか言ってはいけない}
//ウルIIにはSキャラは存在しない
//「Sサガットが強い」という事が伝わればよく、Xサガットを執拗にこき下ろす必要はありません。

『ハイパーII』では(CPU専用の『初代』を除き)全シリーズから使用できるが、
&b(){SとXのサガットの上下タイガーの隙がでかくなっているというバグ}があり、歴代最強と目されるDサガットを選ぶ人が多い。
また、DとTのサガットは何故か&b(){[[リバーサル]]で出した打撃必殺技がガード不能になる}というバグを削除されず本作でも継続で使用可能、
それどころか本家のDやTにはなかった飛び道具にまでリバサガー不が付与され、
更には空中くらいからのリバサにも同様にガー不付与の効果を得る強化を受けてしまった
([[真空投げ]]や[[サイコハメ>サイコクラッシャー]]や[[ザンギ>ザンギエフ]]の投げ射程無限等は修正されているのに)。
無敵技のアパカは勿論、相手がガード不能アパカをやり過ごそうと手前でガードしていたら&b(){ガード不能下タイガー}が飛んでくるという理不尽な事が可能。
TサガットにもDサガット同様上記のガード不能はあるが、あくまでDサガの下位互換に過ぎないため使われる事はまず無い。
その理由として、単発火力が(Tキャラ全体に言える事だが)Dキャラに劣り、下タイガーの隙もDサガよりでかいという点が挙げられる
(ただし、ハイパーSやXよりはマシ。順番はD=(無印)S<T<ハイパーS<(無印)X<ハイパーXの順で隙がでかくなる)。
唯一Tサガが勝っている点としてアパカの根元の攻撃判定が下方向に伸びており、足払い系に対して強化されている事。
なのでDサガではアパカが足払いに潰されるorスカされる事があったが、Tサガでは逆に一方的に討ち勝てる。なおこれはS以降も同様。
逆を言えばこれがDサガの唯一にして最大の弱点でもある。
上記のバグは通常版のみであり、後に発売された廉価のカプコレ版及び『カプコン ファイティング コレクション』は修正ROMとなっている。
このROMでは修正版ハイパーS及びハイパーX共に当時の仕様に戻っている一方で、D、Tのリバサガード不能はそのままという、
Dサガット使いには嬉しい仕様である。
そのため、修正版ではD、Sいずれも上下タイガーの隙は完全同一であり、
-ガード不能リバサ必殺技&単発火力の高いD
-下タイガー上段ガード不可の下段判定&アパカ根元攻撃判定下方向拡大で足払い系に強いS
このどちらか2択となる。

『ZERO』シリーズでは初代から参戦している。
…のだが、タイガーショットの隙がでかくなり、アパカ(開発前の必殺技「タイガーブロウ」)の性能も下がった事で、かなり弱くなった。
ダイヤグラムでは、&b(){ダンと5:5だった}数少ないキャラの一人である。
通常技の性能も、リーチは長いが、隙がでかい技が多く、あまり性能が変わらなかった事から、
意図的に弱くしているのではないかと邪推したい程である。
しかし『ZERO3』では相変わらず通常技が弱いものの、V-ISMの[[オリコン>オリジナルコンボ]]性能が高く[[永パ>永久]]へ移行しやすい事から、
隙あらばオリコンから永パに持って行く一発キャラとなっている。

『[[CVS2>CAPCOM VS. SNK]]』ではジャンプ防止の遠立ち強P・主力牽制のしゃがみ強P([[通称>MUGEN技通称一覧]]「上デヨ」「下デヨ」)の使い勝手が異常に良く、
[[ブランカ]]と並ぶ最強クラスのキャラとして君臨した。
それ以外の通常技も使えない技を探すのが難しいほどな上、典型的な[[波動昇龍]]キャラの為、誰が使ってもそれなりの強さになるキャラであった。
&b(){「[[好きとか>榊さん]][[嫌いとかはいい。>美浜ちよ]][[サガットを使うんだ>ジョインジョイントキィ]]」}が『CVS2』初心者の合言葉である。[[ん?前にもどこかで…>大門五郎]]。
余談だが某ゲーム雑誌のやりこみ企画において、&b(){「Kグルサガットの強Pのみを使用かつ移動・ガードなし」}という縛りプレイで、
家庭用のボスバトルクリアを成し遂げた猛者も存在している。

『ストIV』では高い体力、牽制タイガークラッシュの隙の無さ(歴代と違ってしゃがんでも当たる)、タイガーショットの威力・相殺性能・連射性能、
[[ウルトラコンボ]]の高性能ぶりなどから稼動初期から現在までずっと最強キャラとして君臨している。
他にもリュウや[[ザンギエフ]]、豪鬼といった異様に強いキャラはいるが、リュウと違って攻めなくても勝てる(単発の威力が高く対空でもかなり減らせるため)、
ザンギエフには有利に戦える上にザンギエフ自体が対策が進んで伸び悩んでいる、
豪鬼も[[立ち回り]]は優れているが[[体力が低すぎる>紙]]ため一歩遅れをとっている、
などから文句なしの最強キャラとなっている。
08年11月21日の時点で使用率は6.9%で6位なのにMASTER&b(){54人}、GRANDMASTER&b(){6人}と、
マスター数が異常に多い(リュウの2倍、ザンギエフの3倍)事が何よりの証明だろう。
09年4月20日の時点で使用率が7.2%、MASTER&i(){&b(){100人以上}}、GRANDMASTERが&b(){17人}。驚異的である。

#region(実は……)
実はこのサガットの強さについてだが、北米版タツノコVS.CAPCOMのプロデューサーを務めた新妻良太氏がインタビューにて、
「ストIVは、サガットとセスを当初の予定より強くしすぎてしまった、でも別のキャラを使う上手なプレイヤーなら勝つ事が出来るから、
 バランスが全く釣り合っていないわけじゃない」という旨の発言をしている。
どうやらこの時のサガットの強さはCAPCOM側にとっても少々予定外だったらしい。
#endregion

突出した部分が多かったためか、『スパIV』では相応の調整を受けた。
-体力値とスタン耐久値が減少(他のキャラにも言えるが)
-タイガーニークラッシュ、タイガーショットの隙が増加(下タイガーショットはリュウの[[波動拳]]と同じ[[硬直]]に)
-猛威を振るったタイガーアッパーカット根元ヒット確認セービングキャンセル→ステップハイキック→&br()ウルコン「タイガーデストラクション」による通称「ワロスコンボ」の大幅な火力低下
ただ、飛び道具の打ち合い合戦への割り込みや突進攻撃への確反として使える、
新ウルコン2「タイガーキャノン」(ストEXと違って超高速ではない多段飛び道具)が追加されたり、
[[ゲージ]]消費でタイガーアッパーカットを一回だけ強化する「アングリーチャージ」等、
新しい要素が追加されたので[[某宇宙最強>パイロン]]や[[某お弟子さん>ショーン]]になるまでには至ってない。

CAPCOM格ゲーオールスター『[[CAPCOM FIGHTING Jam]]』では、
開発段階では[[イーグル]]、[[烈]]などと共に「初代ストリートファイター」チームとして登場する予定だった。
[[ドット絵]]も『CVS』のような『ZERO』の使い回しではなく『ストII』をベースとした細身のものに仕上がっていたが、
惜しくも『初代』チーム自体が参戦候補から外され、[[ステージ]][[背景の出演>藤堂竜白]]に留まった。

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**MUGENにおけるサガット
登場作品が多いためか、アレンジも含め数多く存在している。代表的なもののみ記す。

***I、II、ZERO
#region(CWDEVINE氏 & Falchion22氏製作 初代アレンジ仕様)
-CWDEVINE氏 & Falchion22氏製作 初代アレンジ仕様
公開サイトの消失により、現在は入手不可。 
姿形は『初代』準拠だが、アレンジされているのでバ火力は無い。
その代わり「グランドタイガーショット」や「タイガークラッシュ」などが追加されており、
更にはスーパーコンボで「タイガーキャノン」や「タイガーレイド」までも使えるようになっている。
デフォルトで[[AI]]が搭載されており、中々侮れない動きをしてくる。

#endregion
#region(リン&バット氏製作 SFII仕様)
-リン&バット氏製作 SFII仕様
2010年11月のiswebライト終了によるサイト消滅により現在は入手不可。
CPU専用だった初代『ストII』仕様。原作の火力は抑えられている。
あくまで&b(){初代}『ストII』仕様なので、[[通常投げ]]が搭載されていない。
J・J氏がAIを製作していたが、現在は公開停止。

#endregion
#region(MASA@DAS氏製作 SFII'仕様)
-MASA@DAS氏製作 SFII'仕様
『ストII'』仕様。タイガータイガータイガーアパカッ(ry
WinMUGEN対応。2017年2月のJ:COMのWebSpace終了によるサイト消滅により現在入手不可。
[[鳥>ペットショップ]]の人ことel氏によるAIパッチも製作され、これをあてるとタイガー[[砲台]]と化す。
更におまけで降龍モードに切り替える事ができ、降龍モードは[[タイガーアッパーカットからヨガフレイムが8発出る>モンゴリアン]]。
el氏により全AI大会動画使用禁止の宣告がなされたが、
現在は「迷惑を被る方がいないか、人目に曝す事によって気分を害する方がいないかに注意をしてくれれば今後自由に使って頂いて構いません」との事。
この他、NNC氏もAIを公開している。

#endregion
#region(あだむすきー氏製作 ZERO3仕様)
-あだむすきー氏製作 ZERO3仕様
『ZERO3』仕様。J・J氏のAIも公開されているが、動画ではあまり見かけない。
現在は2016年のフリーティケットシアター終了及び、サイト閉鎖により入手不可。

#endregion
#region(ミマァ氏製作 スパIIターボHDドット)
-ミマァ氏製作 スパIIターボHDドット
北米のXbox Live アーケードで配信された『Super Street Fighter II Turbo HD Remix』(スパIIターボHD)の画像を使用した、 
D4設定対応の高解像度なサガット。
初代モードとストIIモードの2種類が用意されており、defファイルから選ぶ形になっている。

初代モードは『スパIIターボHD』の画像で『初代』の性能を再現しており、
オリジナル要素としてタイガーアッパーカットとグランドタイガーショットが使用可能。
『初代』のバ火力を再現しており、特に追加技のタイガーアッパーカットは根本で当てると1000ダメージ([[カンフーマン]]相手なら即死)というトンデモ火力。
ストIIモードは『II』シリーズのハイブリットとなっているが、『ZERO』以降の技であるタイガーレイドやタイガーキャノンも使用可能。
初代モードよりは抑えられているが、『ストII』準拠故か火力は高い。

AIは未搭載だが、史上最強の弟氏によるストIIモード対応のAIパッチが小物ロダで公開されている。

#endregion
//いつもの人へ。記述が肥大化しつつあるのでそろそろご注意下さい
#region(KAZ氏製作 ハイパーストII仕様)
-KAZ氏製作 ハイパーストII仕様
2020年10月1日に[[新MUGEN版>新バージョンmugenについて]]とWinMUGEN版が同時公開された。
同氏作の[[ガイル]]や[[ダルシム]]同様にモード毎に通常技から必殺技までの攻撃判定、喰らい判定、発生フレーム等々細かい仕様が見事に再現されている。
全モード共通で「カンタンコマンドモード」という設定があり、スタートボタンでいつでも切替可能。
これはGBA版の仕様を再現しており難しいコマンド入力をする事なく各種必殺技が出せるようになる。
原作では4つのモードに加え、原作では選ぶ事が出来なかったNORMALモードとアレンジモード、
そして一部でレインボーモードの選択ができ、合計8つのモードから選べる。
カラー差による性能変化は1PがNORMALモード固定、2PがDASHモード固定、3PがTURBOモード固定、9PがSUPERXモード固定、10PがSUPERモード固定。
11Pで凶性能、12Pで狂性能化し、モードはアレンジ固定となる。
これら以外のカラーのモードは下記コンフィグで設定可能。

NORMALモードでは足払い等の下段技や通常投げが無く、全ての通常技が大攻撃判定扱いとなっている他、
タイガーアッパーカットの地上ヒット時にダウン効果が無く、技中にダメージを受けるとカウンターダメージが2倍になる仕様や、
上タイガーが一部の座高の高いキャラだと当たる等、細かく忠実に再現されている
(NORMALモード以外ではしゃがみ状態(StateType="C")の[[ジャガーノート]]のようなデカキャラ相手でもスリ抜ける仕様との事)。
また、NORMALモードのみ上タイガー下タイガー共に、モーション速度や[[硬直時間>硬直]]がやたら短い「[[砲台モード>砲台]]」となる。
恒例のコンフィグにてデフォルト[[AI]]を10段階に設定可能。
なお、NORMALモードでは通常投げは無いと書いてあるが、[[当て投げ]]に関しても通常投げが無いからといって高を括っていると、
漏れなく発生0Fガード不能&ガードキャンセルアパカ(この時のアパカはダウン効果あり)が飛んでくるので当て投げ対策は十分にされている
(他のモードでは投げ返しで応対する)。

また、同氏作のガイルやダルシム同様に一定時間以上"MoveContact"(ヒット、ガード問わず攻撃が当たった状態を検知)が取れないと、
攻撃が全く当たらない「[[論外キャラ>オメガトムハンクス]]」だと判断し、[[真空投げ]]を使用してくる。 
真空投げに関してはコンフィグにて一応設定項目はあり、デフォルトでは11Pと12P以外で真空投げを使うのは自重しているが、
この場合はそれを無視するため注意。
|紹介動画&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=DW_MzL517lI){320,240}|
#endregion

***CVS
#region(kamekaze氏製作 CVS2+アレンジ仕様)
-kamekaze氏製作 CVS2+アレンジ仕様
『CVS2』アレンジ。キャラ自体の性能が良いのに加え、AIもデフォルトで搭載されており中々の強さを誇る。
かなり積極的に攻めてくる為、場合によっては一気に勝負を決められてしまう事も。
|参考動画&br()&nicovideo(sm4721915)|[[プレイヤー操作]](7:00~)&br()&nicovideo(sm40998139)|

#endregion
#region(H"氏製作 CVS2+アレンジ仕様)
-H"氏製作 CVS2+アレンジ仕様
現在は代理公開していたURA(Re:)氏のOneDriveのアカウントが凍結されたため、入手不可。
『CVS2』仕様。かなり原作に近い性能で、[[グルーヴシステム>グルーヴ]]も再現されており、その完成度は折り紙付き。
原作をプレイしていた人からしても違和感があまり無い仕上がりだが、中ジャンプが可能になっていたり、
PやSグルの強化が出来るようになっていたりとアレンジも施されている。
また、『ZERO』シリーズのスーパーコンボ「アングリーチャージ」も使用可能だが、効果は「使った後の必殺技全てを1度だけ強化」となっている。

KELN氏が全グルーヴ対応のAIを公開している。
コンフィグではAIの切り返しレベル(頻度・反応速度に影響)の調整、EXグルーヴへの固定が可能。
デフォルトのEXグルーヴ(ゲージがCグルと同じ)ならアッパーカットでダウンさせた後にゲージ溜めを行い、
相手が触りに行こうとするとブロッキングからのアパカやスパコンで迎撃するのでゲージ効率が良く、守りが非常に強い。
kamekaze氏のAIとは対照的に積極的な攻めは見られないものの、[[超反応]]のアパカをまるで自重しないので崩しにくい。
ただその所為で、対人戦ではその超反応の隙を逆に突かれたり、AI戦ではパターンに嵌めたり逆に嵌められたりする事もある。

この他には、DHQ氏によりゲージのバグなどを解消するパッチが製作されている。
ただし他のAIパッチとの共存は不可能。また、このパッチにもAIは付属していない。

#endregion
#region(Gal129氏製作 CVS2+ZERO3仕様)
-Gal129氏製作 CVS2+ZERO3仕様
『CVS2』仕様。H"氏のものと同様に非常に高い再現度を誇る。
ラウンド開始時に左右で『ZERO3』性能に変更でき、「アングリーチャージ」も使えるようになる。
コマンドは23623+S。原作通り次のタイガーブロウを一度だけ強化する。
又、option.cnsをいじる事でEXグルーヴの設定も可能。
[[ダン]]が首根っこを掴まれながらアッパーカットされたり放り投げられたりする[[開始イントロ>バイト]]があるのも特徴。
この時捨てられたダンを何度も攻撃すると&b(){叫びながらすっ飛んでいく}。

氏の他のキャラ同様、中々優秀なAIもデフォルトで搭載されている。
人操作で挑むと上記サガットのKELN氏AIほどではないが、的確なポイントでアパカor強パンチが飛んでくるため中々厄介。
通常技や飛び道具での牽制も手強く、『CVS2』サガットの強さがよく分かる行動を取ってくるAIである。

#endregion
#region(Fido氏製作 CVS2+MX仕様)
-Fido氏製作 CVS2+MX仕様
現在は入手不可。
ブロッキングやジャストディフェンスを搭載。氏のMXシリーズ共通のシステムを持つ。 
エフェクトが非常に綺麗。
#endregion

***SVC
#region(Kurai Naito氏製作 SVC+アレンジ仕様)
-Kurai Naito氏製作 SVC+アレンジ仕様
2017年に氏のサイトが消滅した事により、現在は正規入手不可。
同氏の[[ガイル]]と同様、演出面がかなり強化されており見栄えは良い。
……が、何故かヒット音が妙に軽いため「重いのに軽い」という妙な印象を受ける。
よく動くAIがデフォルトで搭載されている。

#endregion
#region(dorodoro氏製作 SVC+6ボタンアレンジ仕様)
-dorodoro氏製作 SVC+6ボタンアレンジ仕様
外見は『SVC』のものだが、性能は6ボタン仕様の独自アレンジ仕様。
原作をベースに4ボタン仕様から6ボタン仕様となり、EX必殺技が使用可能。
超必殺技の内グランドタイガーキャノンは使えなくなったが、
代わりに体力が4分の1以下で発動できるオリジナル3ゲージ技として、
巨大な虎の気弾を発射するタイガーキャノンの強化版「タイガーキャノンEX」と、
乱舞技「タイガーエグゼキューション」が追加されている。

また、7Pカラー以降はオリジナルのアナザーモードとなり、
ダッシュ含む特殊動作やオリジナルのゲージ技が削除される代わりに、
通常技をキャンセルして超必殺技が出せるようになる。
このモードではSEが変わるのも特徴で、7~9Pカラーの場合は『ストII』、10~12Pの場合は『スパII』準拠。
AIは未搭載。
|[[プレイヤー操作]](通常モード)&br()&nicovideo(sm40865912)|プレイヤー操作(アナザーモード)&br()&nicovideo(sm40865959)|
#endregion

***改変キャラ
#region(kamekaze氏製作 ボスサガット)
-kamekaze氏製作 ボスサガット
同氏製作の[[ジョー>ジョー東]]の改変キャラ「Nega Joe」との戦いの結果、悪のパワーに目覚めたか注入されたかしたらしいサガット。
元々紫色の不気味な体色をしているが、ボタン同時押しのEX必殺技を放つ時には赤黒く変色する。彼に何が起きてしまったのだろうか。
また、雷鳴と共に現れる登場シーンが実にやかましい。

上記のCVS2版サガットから目立った変更点は、
-体力が1000から1150に増加。
-3ボタンチェーンが追加。
-タイガージェノサイドとタイガーレイドが消え、乱舞技「タイガーバースト」が追加。
-「タイガージェノサイド!」と言いつつ[[神龍拳>ケン]]を繰り出す&b(){「タイガー龍拳」}が追加。&s(){名前に突っ込んではいけない}
-&b(){地面に潜って}ファイナルサイコクラッシャー風跳び蹴りを繰り出し&b(){また地下から戻ってくる}「タイガークラッシャー」が追加。
-ごくわずかにゲージが自動回復。あまり影響はない。
-体力が約485以下になったら自動回復。かなりきつい。
というもの。
体力自動回復は食らい状態では機能せず、「演出時間の長い超必殺技を当てたら逆に回復されていた」という事態は起きないようになっている。
残り体力が半分になったあたりから、強烈なコンボや超必殺技で一気に仕留めれば、回復機能がある事に気付かないかも。

#endregion
#region(Ethan Lives氏製作 Perfect Weapon MB-02)
-Ethan Lives氏製作 Perfect Weapon MB-02
「BRAZIL MUGEN TEAM」の改造キャラ企画「Special Operation」の一作。 
MBというのは[[バイソン将軍>ベガ]]の事。[[オアー>M・バイソン]]ではない。
基本パラメータが高く設定されており、[[烈風拳>ギース・ハワード]]や[[カイザー>ヴォルフガング・クラウザー]][[ウェーブ>ルガール・バーンシュタイン]]、レーザーやミサイルを駆使して戦う。
MUGENに古くから存在する凶キャラで、初期バージョンと、グラフィックを全面的に描き換えた新バージョンが存在する。

#endregion
#region(にゃん☆鬼龍氏製作 磯野波平)
-にゃん☆鬼龍氏製作 磯野波平
[[こちら>磯野波平]]を参照。

#endregion
#region(chuchoryu氏製作 SSFIV仕様)
-chuchoryu氏製作 SSFIV仕様
現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開中。
セービングなど、『スパIV』仕様を再現したサガット。
『ZERO』及び『CVS』系の絵を基に[[ニュートラルポーズ]]や歩行ポーズを描き換え、
ウルトラコンボは「タイガーディストラクション」と「タイガーキャノン」の両方が使える。
sndファイルが日本語版と英語版の両方入っており、好きな方を選ぶ事が出来る。
AIもデフォルトで搭載されている。
#endregion 

#region(ストーリー動画ネタバレ注意)
[[KING OF FIGHTERS X]]では、中平漫画を準拠に登場。
帝王としての威厳と誇り、初登場時に見せた屈指の激闘と熱さから、たちまち同作を代表する人気キャラとなった。
武人としてのその姿には、一見の価値があるだろう。
#endregion


#image(sagat.gif,left,float,title=くぐりぬけた修羅場の数が
貴様とは違うのだ)
&br()&br()
&font(24,b,i,#ffa500){「覚えておけ!}
&font(24,b,i,#ffa500){ これが真の帝王の拳だ!」}
#clear

***出場大会
#region(一覧)
''シングル''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[サガット],sort=hiduke,100)
''タッグ''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[サガット],sort=hiduke,100)
''チーム''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[サガット],sort=hiduke,100)
''その他''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[サガット],sort=hiduke,100)
//↓未処理
-[[スト2 VS 餓狼SPトーナメント>>https://nico.ms/sm10327802]](ZERO仕様)
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[サガット],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[サガット],sort=hiduke,100)
''削除済み''
#list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[サガット],sort=hiduke,100)
''非表示''
#list_by_tagsearch_cache([非表示大会],[サガット],sort=hiduke,100)
#endregion
***出演ストーリー
#region(一覧)
[[DIOの喫茶店]]
[[Drえーりん診療所]]
[[I can`t back to the yesterday]]
[[K&K]]
[[KING OF FIGHTERS X]]
[[MUGEN STORIES INFINITY]]
[[WME RAW+SMACKDOWN]]
└[[MUGNE ON STAGE]]
[[アリスさん姉妹・R]](中西サガッ道)
[[イングリッドの愉しい学園生活]]
[[織姫座のバルログ]]
[[機巧デスマーチ]]
[[鬼神無双!]]
[[サイキョー流珍道中]]
└[[サイキョー流珍道中第二幕 サイキョー漫遊記]]
[[シンクロナイズド・ストーリーズ]](KOFX枠)
[[紳士先生オズわ!]]
[[戦国無限]](MB-02)
[[大闘領 -Sengoku Legend of the Gainers-]](KOFXより、非戦闘)
[[掌の歌]]
[[中の国]]
[[どこの何よりも小さな夢]](非戦闘)
[[ネスツの栄光]]
[[風天のクァンド]]
[[宝石少女とツギハギのカミサマ]]
[[魔王の策略]]
[[むげコン!]] 
(第0回)└[[キャミィのはじめてのおつかい>>https://nico.ms/sm7818675]]
[[無限の果てに。]]
[[八意家の兎さん]]
[[ルガール社長の挑戦]]
#endregion
***プレイヤー操作
[[実況付きP操作 Tarie配信]](102キャラ目操作キャラ、dorodoro氏製)
[[MUGENキャラをさっくり触ろお!!]](さまざま40操作キャラ(dorodoro氏製)、さまざま50(Kamekaze氏製))


&font(24,b,i,#ffa500){"TRY AGAIN, KIDDO!"}
//KIDDOは原文ママ

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
『EX』シリーズにおいては、稼働当時(1996年)より『ZERO2』以前に出場していたキャラはその担当声優がそのまま続投する形で、
それ以外はテレビアニメ版(1995年)のキャストが担当する流れであった。
だが、サガット(と両方に居なかった[[ブランカ]])はそのどちらでもない第三者が演じていた。

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
原作ゲームとは世界観を異にする『ストII MOVIE』では、
ベガに対して「ベガ様」とベガを様付けで呼んでいたり、敬語口調でベガに話しているためこの作品ではベガに忠誠を誓っていたようだ。

&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}
実は『初代』の頃は眼帯の向きが一定しておらず、明確に左右が特定できるものでも「公式イラスト→左目、撃破時のポトレ(正面向き)→右目」となっており、
左右反転するものでも「戦闘前の[[ポトレ>ポートレイト]]→奥側、戦闘時のグラフィック→手前側」に眼帯着用となっていた。
//正しい向きわからんのじゃ「正規」もなかったのに気が付いた
『II』では「戦闘前後のポトレ→奥側、戦闘時のグラフィック→奥側」で揃っており、公式イラストも右目に眼帯着用になっている。

&aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}}
参考までに実在人物の例を出すと以下の通りになる。
|[[ジャイアント馬場>東洋の巨人]]|209cm / 130kg / 29.8以上(肥満1度)|
|[[シャキール・オニール]]|216cm / 147kg / 31.51(肥満2度)|
|マイケル・ジョーダン|198cm / 98kg / 25(肥満1度)|
|ヤオ・ミン|229cm / 141kg / 26.89(肥満1度)|
馬場氏は[[プロレスラー>マッスルボマー]]、シャキール氏以下は元[[バスケットボール>バスケ]]選手。いずれも長身で(どちらかと言うと)細身に見えるが、
サガットと同程度の身長であるヤオ・ミン氏ですらこの体重とBMIである。シャキール氏に至っては肥満2度。
つまり&b(){『V』の設定でも軽すぎる}と[[言わざるを得ない>お覇王]]。
//問題はあくまで「身長と筋肉量に対して体重が釣り合ってないこと」。架空のキャラ同士で比較するより実在人物を引き合いに出した方が分かりやすいと思う
//ラッキーも適正と言えるかどうか微妙な方だし、そもそもゲームキャラのBMI自体が見た目と釣り合わないことが多く思えるので、細身の印象のある実在人物で固めた方が想像が付くかも
#region(実は…)
サガットに限らずツッコミどころ&b(){ばかりな}『ストリートファイター』シリーズのキャラの体重設定だが、
実は&b(){『II』では日本と海外で体格設定が異なり、海外の方が体重が重く設定されていた}。
サガットも例に漏れず、身長7フィート5インチ(226cm)に対し体重は303ポンド(137kg)、BMIは26.89もあったのである。
&s(){海外の家庭用移植版で日本版の設定が使われた一方で、四天王に関してはまた独自に設定されたり、}
&s(){日本でもフィートやポンドで表記する際に海外のものをそのまま持ってきたせいで、}
&s(){正確な身長と体重が分からないという事態も起きてしまったが}

その後『V』で一部を除くキャラの体重が見直され、ほとんどのキャラに関しては見た目と釣り合った設定になった。
&s(){ブランカと本田はともかく、何故サガットのBMIが滅茶苦茶なままなのかは[[わしにもわからん…>藤堂竜白]]}

#region(『II』キャラ(『ターボ』まで)の体重設定・BMIの遷移)
「身長(cm) / 体重(kg) / BMI」の順に表記。体重非公表の[[春麗]]、ほぼ同設定かつ可変の[[ダルシム]]は除外。
||~日本版『II』|~海外版『II』|~家庭用海外版『II』|~『V』|
|~[[リュウ]]|175cm / 68kg / 22.20|178cm / 79kg / 25.11|178cm / 68kg / 21.52|175cm / 85kg / 27.76|
|~[[ケン]]|176cm / 76kg / 24.54|180cm / 82kg / 25.10|178cm / 77kg / 24.25|175cm / 83kg / 27.10|
|~[[ガイル]]|182cm / 86kg / 25.96|188cm / 99kg / 27.99|185cm / 87kg / 25.20|182cm / 99kg / 29.89|
|~[[ブランカ]]|192cm / 98kg / 26.58|193cm / 119kg / 31.89|196cm / 99kg / 25.85|192cm / 98kg / 26.58|
|~[[本田>エドモンド本田]]|185cm / 137kg / 40.03|185cm / 160kg / 46.57|188cm / 138kg / 39.03|185cm / 137kg / 40.03|
|~[[ザンギエフ]]|211cm / 115kg / &b(){25.83}|213cm / 172kg / 37.86|213cm / 116kg / &b(){25.51}|214cm / 181kg / 39.52|
|~[[バイソン>M・バイソン]]|198cm / 102kg / 26.02|198cm / 113kg / 28.89|196cm / 114kg / 29.88|198cm / 135kg / 34.44|
|~[[バルログ]]|186cm / 72kg / 20.81|188cm / 78kg / 22.08|183cm / 94kg / 28.21|186cm / 84kg / 24.28|
|~サガット|226cm / 78kg / &b(){15.27}|226cm / 137kg / 26.89|224cm / 128kg / 25.69|226cm / 98kg / &b(){19.19}|
|~[[ベガ]]|182cm / 80kg / 24.15|188cm / 116kg / 32.87|180cm / 115kg / 35.43|182cm / 112kg / 33.8|
//海外版『II』はアメコミより(https://www.zipcomic.com/street-fighter-2003-issue-0)
#endregion
#endregion

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//CVタグは原作ゲーム基準で
//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//|CV:三木眞一郎|,|CV:水津浩志|,|CV:遠藤大輔|,|CV:銀河万丈|,|CV:大塚明夫|,|CV:Sakai Albright|,|CV:笹岡繫蔵|,|CV:麦人|,カプコン,ストリートファイター,タイ人,ムエタイ,眼帯,隻眼,ラスボス,中ボス,ハゲ,半裸

復元してよろしいですか?