竜巻旋風脚

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竜巻旋風脚」を以下のとおり復元します。
*&i(){「その間合いじゃ 拳半分届かない!」}
#image(ryu03.gif,title=回転方向が逆になってリーチも伸びた気もする)
***概要
#image(竜巻旋風脚.gif,title=波動拳コマンドを後ろ向きに入力。)
[[リュウ]]と[[ケン]]の象徴たる[[必殺技]]の一つ、片脚を軸に回転し空中で水平に突進して竜巻のように連続で回し蹴りを放ちながら前進する。
格闘ゲーム界における突進技の代名詞でこの技のコマンドの「下、左下、左」は[[竜巻(旋風脚)>波動昇龍]]コマンドとも呼ばれる。(稀に逆波動とも)
この技と[[波動拳]]、[[昇龍拳]]は格ゲーにおける''三種の神器''と呼ばれ格ゲーを普段やらない人でも分かるほどだろう。
もちろん[[リュウ]]と[[ケン]]は三種の神器を初代ストリートファイター以来全作品で使用している。
そして例によって[[春日野さくら]]・[[豪鬼]]・[[ショーン]]などのキャラが類似技や派生技を習得している。
ただ、移動速度が遅かったりそもそも初代ではほとんど前に進まなかったりで、人によっては突進技という印象は薄いかもしれない。
「三種の神器」の最後の一つを定着させたのは後発の[[バーンナックル]]や[[スラッシュキック>ジョー東]]で、竜巻旋風脚はそこに無理矢理当てはめただけではないか、という声もある。
語呂の問題もあるだろうが、スタンダードなキャラは[[波動昇龍]]キャラと言われて竜巻は入らないし。
先端当てで反撃を受けないことが普通な他ゲーの突進技と比べると、突進速度が同種技に比べて遅いことや、
リュウの''しゃがんだ相手には当たらない''ことを始めとして、ただ使うだけだと確実に反撃を受ける場合が多いことが特徴。

全くの余談だが、「108・1900」(ひゃくはち・せんきゅうひゃく)を早口で言うと「竜巻旋風脚」と聞こえる、という小ネタがある。

***各作品中における詳細
ここでは[[リュウ]]のものを代表として紹介する(キャラ毎に微妙な差異があるので注意)

『初代ストリートファイター』では発生は遅くほとんど突進しないためあまり使われなかった。
…というか、そもそもストIでは隠し技扱いで、&b(){これのみインストカードに名前がのっていなかった。}(他の2つは名前のみだが記載)
だが、前述の通り飛距離が短いことや初代の当たり判定のシビアさもあり中々見られないものの、
発動中の蹴りはⅡ以降とは異なりのけ反り判定で最大で4発連続でヒットさせることが可能なこと、
[[昇龍拳]]と同様ガード不能なこと、更に&b(){単発でも4割程度の威力がある}ことなど性能自体は決して低くはない。

『[[ストII>ストリートファイターII]]』シリーズにおいてはまず「初代」ではハッキリ言って「[[死に技]]」である。
理由としてはしゃがんだ相手には当たらない、ヒットさせても[[反確]]といったどこぞの[[弟子>ショーン]]に似た性能である。
ただし[[サガット]]相手のみ2ヒットで気絶、そこから密着して当てることで3ヒットしてまた気絶というハメが可能であり、唯一の使い道となる。
続編『ダッシュ』以降では出ぎわに無敵時間が存在する。また『ストII'』以降はヒット時にダウンを奪えるようになった。
『ターボ』以降は空中でも使える。いずれのシリーズでも地上版はほとんどのしゃがんだ相手に当てる事ができない。
『[[ストIII>ストリートファイターIII]]』シリーズ及び『ポケットファイター』、『NAMCO x CAPCOM』では回転方向や蹴り足が他シリーズとは逆になっている。 
(従来では出ぎわの膝蹴りは左足で出しその後右足を突き出し右回転で突き進むが、『ストIII』シリーズでは、右足で膝蹴りを出しその後は左足を突き出し左回転で突き進む) 
『ストEX』シリーズでは一発一発の回し蹴りを追加入力で3~4回連続で繰り出す技になっている。見た目もほかのシリーズと違い、両足で回し蹴りを放ち、最後に空中からの踵落としで〆る技となっている。
ちなみに、作品によっては一部の飛び道具を飛び越えることが可能。

II'ターボ以降''空中竜巻旋風脚''として空中でも出せるようになりスーパー以降は水平ではなく放物線を描いて下降する。
『[[ストIII>ストリートファイターIII]]』を除き昇りで出すと大きく浮力がかかるため、端からの脱出や間合いを開けるのに使える(通称逃げ竜巻)。
またII'ターボ(ハイパーのターボ性能)と[[カプエス2>CAPCOM VS. SNK]] の殺意リュウの+K版は進行方向真横(垂直は前進)に飛ぶ。
#region(ちなみに)
外部出演作だが、『プロジェクトクロスゾーン』において、
空中竜巻旋風脚で''本当に空を飛ぶ''という割とアレなことをやらかしてしまった。
中平漫画なんかでは殺意リュウが確かに竜巻で空を飛んだりもしているが、これをやったのはいつものリュウとケンである。
厳密には、高所から[[塔>ユーリ・ローウェル]]に飛び移る際に、殆どの人間が「届かずに落ちただろう」と判断するほどの距離を
リュウとケンは''「俺たちには空中竜巻旋風脚があるからな」''の一言だけで問題なく生還してしまった。
というか、リュウに至ってはそれ以前のシナリオから空中竜巻で何とかする気満々だった

*&font(red,i){「紅蓮旋風脚とかもあるしな。空中じゃ使えんが」}

それ空中で使えたらマヴカプになっちゃうから!つーかいまさらだがお前ら人間じゃねぇ!!
%%最も、一番人間離れしてるのは「そんなの使わなくても普通に跳んで届くじゃん」とか言って実行したゼファー&リーンベルだが%%

参考動画(色々とぶっとんでる、そうなった経緯)
&nicovideo(sm19240632)
参考動画(お前ら人間じゃねぇ!!)
&nicovideo(sm19282185)
#endregion

***各キャラ使用時の性能
[[リュウ]]と[[ケン]]は初代とストII(ノーマル)では両者の性能に大差は無いが、
II'以降では、リュウは1ヒットでダウンさせ、ケンは高速化して多段ヒットする(ダウンさせない)ように差別化が図られた。
しゃがんだ相手には当たらないが発生が早いため特にリュウは連続技にも使用する。
IVでは画面端だと昇龍拳が繋がるため使用頻度が増した。
またケンのものはスーパー以降出始めのヒザ部分にも攻撃判定ができ、発生がより早いものとなりしゃがんでいる相手にも当たるようになったが、
作品によっては当てても不利フレームがつき、最悪[[反確]]となる。
もっとも後述する[[彼>ショーン]]とは違って状況は限定されるが。
さらに[[MVCシリーズ>MARVEL VS. CAPCOM]](マヴスト以降)では斜めに浮き上がってとどめにカカトで叩き落とすようになる。…それなんて[[百壱式・朧車>草薙京]]?

殺意リュウ版は[[豪鬼]]のものに性能が近く作品によっては追撃可能。ただし豪鬼と比較すれば性能面では明らかに劣っている。
EXではソバット型も存在する。コマンド連続入力技になっており、+Kでソバットを続けてKでその場でフィニッシュ攻撃を出す。
こちらの性能は弱がほぼ垂直中が斜め上に強が水平に突進し空中版は無い。
弱と中は相手を浮かしながら強はのけぞらせながら連続ヒットするが強は着地後に発生の早い技が[[目押し]]で繋がる。

[[豪鬼]]版の名は''竜巻斬空脚''。
ケン版ほどではないものの多段ヒットし、リュウ版の様にダウンもする。さらに強以外はヒット後に[[豪昇龍拳>昇龍拳]]など各種必殺技で追撃可能である。
作品によっては出掛かりの膝に攻撃判定がある場合もある。この場合、しゃがんだ相手にも当てる事が可能。
ストリートファイターEXでは同シリーズにおける竜巻旋風脚に準じており、天魔空刃脚を間に挟み込める。
ムービーでは足から炎を放ち、「灼熱竜巻斬空脚」という名前になっている。''これを出し続けるだけで永久が可能。''
[[MVCシリーズ>MARVEL VS. CAPCOM]]では足に雷を帯びて放つ。「電刃竜巻斬空脚」……ではなく、名前はいつものまま。

[[さくら>春日野さくら]]版の名は''春風脚''。
作品によっては空中でも出せ軌道が低い上にすぐに着地するのが特徴。
主に連続技や反撃、奇襲に使う。作品によっては追加技を出せる''春風連脚''となっている(誤解されやすいが追加部分も含めて技名が「春風連脚」であり、追加部分に技名はない)。

[[ショーン]]版の名は''トルネード''。
性能はケンの竜巻旋風脚に準じているが、本家と違い空中で出せない。
[[ストIII>ストリートファイターIII]]2ndまでは、相手がしゃがみ状態でヒットした場合ノーキャンセルハイパートルネードまで連続ヒットできるほど隙がなく、気絶値も非常に高い使い勝手の良い技。
''……だったが。''
3rdではEX版以外は''ヒットさせても相手の投げが確定する''ほど硬直が大きくなりダメージも減った。
またしゃがみにヒットすると相手を強制的に立たせるため隙が立ち状態にヒットさせた場合と変わらなくなり
せいぜいEXが連続技、牽制に弱の先端当てで使える程度まで落ちぶれてしまった。彼の弱体化の具体的要因の一つである。
[[(´・ω・`)ショーン>ショボーン]]

他に[[ライユー]]なる人物が「たつまき1200」という似たような技を出しているのが目撃されているが、おそらく何かの間違いだと思われる。

***派生技
*真空竜巻旋風脚
[[リュウ]]と殺意リュウのスーパーコンボ、竜巻旋風脚の強化版。波動の力を利用してその場で回転し続け当たると相手を文字通り竜巻の如くを巻き込む。
技名が長いためよく「真空竜巻」と省略で呼ばれることもあり、また作品によって「真空…竜巻旋風脚!」と「真空竜巻!」の二種類のボイスがある。
主に前者は超必殺技となっている『[[ZERO>ストリートファイターZERO]]』シリーズや『[[EX>スカロマニア]]』シリーズ、『[[マーヴルVS.>MARVEL VS. CAPCOM]]』シリーズ、
後者はEX必殺技となっている『[[ストIII>ストリートファイターIII]]』シリーズや『[[カプエス>CAPCOM VS. SNK]]』シリーズである。

ダメージが高いので基本的には連続技に使う。作品やレベルによって無敵判定の有無や隙が変わり、高レベルではヒット数が多くケズリに使える。
『ZERO』シリーズでは決まれば一発で勝負が決まる技という位置付けであったが、『ストIII』にて[[真・昇龍拳>昇龍拳]]登場によって肩身が狭くなり
スーパーコンボからEX技に格下げされ、特にカプエスシリーズでは全くのお荷物的な存在であった。
さらにCVSシリーズでのLV3版は[[死に技]]とまで呼ばれるくらいである。まあ真昇龍は中平漫画からの[[産物だからしょうがない>○○だからしょうがない]]。
EX版やストリートファイターEXシリーズでは空中発動可能、EXシリーズでは[[真空波動拳>波動拳]]から繋がる他、昇龍拳や竜巻旋風脚からの追撃に使える。
MUGENにおいては、『ストEX』シリーズのように''空中発動が可能''となっている場合が非常に多い。
まあこうでもしなけりゃ「真・昇龍拳」に''唯一勝っている点''でもあるため当然といえばその通りであるが・・・。

*暴風竜巻旋風脚
『ポケットファイター』でのリュウのマイティコンボ([[超必殺技]])。
技名を叫ぶと同時にリュウの上に雨雲が出現、その雨雲からの暴風雨を伴いながらの真空竜巻旋風脚。
2.5頭身のキャラが使うためどうしてもリーチが短いが、ヒットするとこのゲームで使用するジェムが大量に出る(リュウの技では最大)ので、
密着時の反撃や相手が気絶しているときに使用するのが定番。
暗転してからガード可能な上、システムとして削りダメージが存在しないため、[[ぶっぱ]]には向かない。
なお、P.o.t.S.氏が作成したCvSアレンジのリュウもこの技を搭載している。

*真・竜巻旋風脚
『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3』で追加されたリュウのハイパーコンボ。
正確には自身を強化する新HC「波動覚醒」中に真空竜巻を出すとこれに変化する。
[[巨大な竜巻を巻き起こし>ジョー東]]、雷鳴をも呼んでほぼ[[画面全体に渡って攻撃する>全画面判定]]。
テイストは上述した暴風竜巻を思わせるが、はっきり言ってそのレベルは段違いである。
…これといい「真・波動拳」といい、『UMVC3』のリュウは少々[[本気出しすぎ>Mr.カラテ]]でないだろうか。何があったマジで。

*疾風迅雷脚
[[ケン]]のスーパーアーツ及びスーパーコンボ、彼の足技の集大成と言える技。
突進しながら蹴りの[[乱舞>乱舞技]](作品によって内容が異なる)を浴びせ、垂直上昇する竜巻旋風脚で締める豪快な技。

*&font(red,i){「風より速いぜ! オレの疾風迅雷脚!」}

発生が早い上にリーチが長く、連続技、割り込み、反撃に使える。
威力は高くないが[[ストIII>ストリートファイターIII]]では上記の利便性に加えてゲージが短い上に
''3つ(1stのみ2つ)までストック可能''と他の2つのスーパーアーツより高性能。
ストIII全体で見ても性能は高い部類に入る。更にケンはゲージの増加速度も速いため連発可能。
ケンを[[3強>各ゲームのキャラの強さ/CAPCOM1]]へ押し上げた要因の一つ。
ストリートファイターEXシリーズでは発動後に+Kの追加入力で連続蹴りで止められる。
ストリートファイターZERO3や[[カプエス>CAPCOM VS. SNK]]ではレベル3専用に設定されているが、[[SVC>SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS]]ではこの技ではなく神龍拳の方が格上の位置付けとなっている。
余談だが、『3rd』では最後の旋風脚部分にヒット音が被っているせいか「迅雷脚」のボイスが出ていない。疾風ヤッヤッヤッ!
MUGENにおけるGM氏のケンはそのへんが解消され、ちゃんと最後まで発音されている。

*&font(red,i){「とっておき これが蹴りのフルコースだぜ!」}

*滅殺豪螺旋
[[豪鬼]]版真空竜巻旋風脚で、竜巻斬空脚のモーションで回転しながら垂直上昇し、頂点で垂直ジャンプ中キック(空中前蹴り)→垂直ジャンプ強キック(空中回し蹴り)のモーションで蹴り飛ばす技。(ストIII以外では垂直ジャンプ強キック(空中旋風脚)のモーションのみ)
[[ストIII>ストリートファイターIII]]で登場した際には派手な技だったが、[[マヴカプ2>MARVEL VS. CAPCOM#MVC2]]では地味になっている。

ヒットすると相手を巻き込みながら上昇する、横方向のリーチは短いが、真上に判定が強い、空中でも出せる。
ストIIIでは対空性能は滅殺豪波動に、威力は滅殺豪昇竜に劣るというなんとも微妙なSA。
ガチ対戦で選ばれることはほとんどない。マヴカプ2では発生が遅くほぼ[[魅せ技>ロマン技]]である。

参考動画(9分10秒~)
&nicovideo(sm3929705)
参考動画2(2分30秒~)
&nicovideo(sm5139636)
*滅殺豪旋風
スーパーアーツセレクトで滅殺豪螺旋を選択すると使用できる空中版滅殺豪螺旋。
[[ストIII>ストリートファイターIII]]シリーズのみ実装されている。
こちらも垂直上昇する為主に空対空で打ち勝った後などに使用する、空中竜巻斬空脚や斬空波動拳からスーパーキャンセル可能。

*天衝海轢刃
ストIIIのエンディングにて海底の沈没船を粉砕した技、後のスパIVでウルコン2に採用された。
蹴りの一撃で相手を遥か遠くまで蹴り飛ばし、さらに竜巻斬空脚による追撃を加える打撃投げである。
初段の清々しいまでの吹っ飛ばし力、文字通りの「天」を貫くド派手なフィニッシュ、&b(){それでいてなんともスタイリッシュじゃない仕上がりが特徴。}
性能面でも出し辛い独特のコマンド、高すぎる打点、遅い発生、対空に使えそうだが&b(){それなら着地狙いの真・瞬獄殺で事足りる}とイマイチ。
阿修羅閃空での移動中にキャンセルして出せるという強みはあるのだが、それを勘定に入れても非常に扱い辛いためガチでの使い手はなかなか居ない。

*&font(#4b0082,i){「滅殺!我が技に立ち上がる強者なし!」}

*春一番(春一旋)
[[さくら>春日野さくら]]のスーパーコンボ。
真空竜巻旋風脚を見よう見真似した技…なのだが、うまく再現できず[[地面の上で回転しながら蹴り続ける技>二階堂紅丸]]になっている。
地面すれすれを蹴っているので、とどめのキック以外は下段判定。
「春一旋」はCVSシリーズのみの技で、とどめのキックのモーションが違う以外の差異はない。
「春一番」で一つの単語として成立していたものを何故わざわざ変更したのかは不明。
[[MVCシリーズ>MARVEL VS. CAPCOM]]ではこちらも垂直上昇して最後に叩き落とすようになっている。……ってこれ滅殺豪螺旋じゃね?
……と思いきや、実は豪鬼よりもさくらの方が先に使っていたのである。つまり豪鬼がパク(ry

*ハイパートルネード
[[ショーン]]のスーパーアーツ。
ショルダータックルから[[乱舞>乱舞技]]を決めて、浮き上がりつつのトルネードから空中でリュウビキャクでフィニッシュする。
派手な乱舞技だが、実はロックしてないので空中ヒットだと[[カス当たり]]になる。そうなったらまさに[[(´・ω・`)ショーン>ショボーン]]。
それでも反撃や連続技に使えて威力も高く、2ndではゲージ2本までストック可能だったため利便性の高いSAだったが、3rdでは1本に減少。
前述のトルネードの弱体化もあって決める機会は減り、[[ロマン技]]と化した感もある。&s(){3rdショーンを使うこと自体がロマンとか言うな。}

#region(まぁ偶然だろうが)
餓狼伝説シリーズの[[ボブ・ウィルソン]]の技にマッドスピンウルフがあるのだが、コレがどう見ても真空竜巻旋風脚。
CVも[[リュウ]]を演じている森川智之氏だったりする。
#endregion


***関連項目: [[波動拳]]    [[昇龍拳]]

#region(ラセツセン!)
アクションゲームでは、『[[ロックマンX3>エックス]]』にて恒例の隠し技として登場……するかと思ったが、''別にそんなことはなかったぜ!!''
どういう訳か[[他の二つ>波動昇龍]]と比べてハブられがちな竜巻旋風脚だが、ここでもやっぱりハブられた。
[[他>波動拳]][[2つ>昇龍拳]]はその後[[リュウもとい龍の人>マグマード・ドラグーン]]に使われたりGB版『サイバーミッション』及び『ソウルイレイザー』に隠し技として登場したりしたが、
竜巻旋風脚だけはいつまで経ってもスルーされ続けた。
どうしてもロックマンにやらせたい人は、比較的格好が似ている『ロックマン3』のタップスピンで我慢という時代が長く続いたのである
…が、『ロックマンX8』にてついに登場。『X3』から数えて、実に''10年越し''の出番であった。
使用者は[[エックス]]ではなく[[ゼロ>ゼロ(ロックマン)]](とゼロのコンパチキャラでもあるオペレーターのレイヤー)。
武器を構えて空中で縦に回転する技「螺刹旋(らせつせん)」が、格闘用武器「Kナックル」を装備している時のみ変化するという仕組み。
正式な技名は「旋風脚」なのだが、ボイスでは''はっきり「竜巻旋風脚!」と叫んでいる''ので、まぁ、アリだろう。

……ただし、本来縦回転するものが横回転に変わり、その上武器が無くなったため''攻撃範囲は非常に狭い''。
また、所詮はただの特殊武器の一つでしかないので、''威力もその程度''。完全に''[[趣味の技>ロマン技]]''である。
……タップスピンもそうであったが、[[泣かせるのう。>藤堂竜白]]

一応その「Kナックル」は、「Zセイバー」の倍近いリーチを持つ''シグマの持っている剣を模倣した''巨大な剣「Σブレード」や
どこぞの[[勇者王>ジェネシックガオガイガー]]が持っていそうな巨大なハンマー「Tブレイカー」を上回る攻撃力を持っているため、それだけの威力はある。
が、狭すぎる攻撃範囲を補える程かというと、やっぱし……[[泣かせるのう。>藤堂竜白]]

ちなみに、本来は宙に浮いていられる時間に制限があり、しばらくすると落下するわけだが、
螺刹旋を出してる時に左スティックを上に倒しながら十字ボタンの下を押すと、''なぜか下降せずに上昇していく''というバグがあり、
ちょっとした[[滅殺豪螺旋>豪鬼]]気分を味わうことが出来る。いや、空中発動だから滅殺豪旋風か?

&nicovideo(sm1001823)
#endregion
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