緋村剣心







「死ねない!俺はまだ死ぬわけにはいかない!
 俺には俺の帰りを待っている人がいるんだ!」

「生きる意志は何よりも…強い!!」



 生年月日: 1849年(嘉永2年)6月20日
 身長: 158cm(人斬り時: 155cm・心太: 125cm)
 体重: 48kg(人斬り時: 42kg・心太: 19kg)
 血液型: AB
 出身地: 不明(関西地方の寒村)
 特技: 口八丁
 苦手なもの: 薫の料理
 流派:飛天御剣流

+ 担当俳優・声優
緒方恵美
CDブック
涼風真世
1996年アニメ版、『追憶編』『星霜編』『新京都編』、『ジャンプフォース』までの各種ゲーム
鈴木真仁
1996年アニメ版(幼少期)
佐藤健
実写映画シリーズ
斉藤壮馬
2023年アニメ版

涼風女史は元宝塚男役の女優であり(ちなみに2016年には彼女の古巣である宝塚歌劇団で舞台化も行われている)、
ヒロインの神谷薫を演じる藤谷美紀女史共々、アニメ声優ではない異例の抜擢であった。
CDブックでは緒方女史が演じている事もあり、女性声優が演じる青年キャラというイメージが強くあった中、
新アニメでは初の男性声優である斉藤氏が起用となり、大きくイメージを一新する事となった。
ちなみに男性声優が演じる事に関しては実写映画ヒテンミツルギスタイルの影響もあり、違和感なく受け入れられたとの声も少なくない。

佐藤氏については実写化決定前から、もし実写化するなら剣心のイメージに合うのは…と作者が奥さんの黒碕薫女史と話していたそうである。
一方で佐藤健氏は自分が涼風真世女史の声を出せない事に悩んだとか。無理言うな

和月伸宏の漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物。同作品の主人公である。「ひむら けんしん」。
流浪人(るろうに)(本作オリジナルの造語)として諸国を回っている赤い髪の優男で、左頬に大きな十字傷があるのが特徴。
実年齢は28歳と見た目より老けている。
これは所謂主人公勢の中ではずば抜けて最年長であり、年齢を知った人には大概驚かれている程の童顔である。*1
モデルは幕末四大人斬りの一人「河上彦斎」であるとされている。
+ 河上彦斎とは
佐久間象山を暗殺した事で知られる、尊皇攘夷派の維新志士。
女性にも見えるほどの小柄な優男であったといわれ、ついた渾名は「人斬り彦斎」。
我流の抜刀術を操り、片膝が地面に付くほどの低い姿勢から放たれる逆袈裟は神速の領域であったという。
同じく著名な維新志士の一人である宮部鼎蔵とは交友が深く、一時期は京都を離れていたものの、
宮部が池田屋事件において新撰組に討たれると京都へ舞い戻り、新撰組を相手に戦ったという。
他にも仲間内での酒席にて「あの役人は酷い奴だ!」「いずれ天誅を下そう」などと、
皆が盛り上がっているのを尻目にチビチビと酒を飲んでいたかと思うと、ふらりと席を立ち、
戻ってくるとその役人の首級を手にしていた……などの逸話がある。
ただし実際の記録においては佐久間象山以外の暗殺は残っていない。
維新後はあくまでも攘夷思想を掲げて新政府と袂を別ったが、
その存在を恐れる政府によって捕らえられ、処刑された。
ちなみに生存していたとすれば明治11年の時点で41歳なので、剣心より一回り以上年上であった事になる。
ちなみにるろ剣完全版において、
本作の登場人物を作者がリデザインした「剣心再筆」にて、河上彦斎も新たにデザインされたのだが、
抜刀斎と彦斎は風貌と戦い方が似ているため、お互い混同されて迷惑だと思っていつか話を付けようと考えている
という物騒な設定だった。

維新成立後の明治11年、彼が東京の神谷活心流道場を訪れ、師範代である神谷薫を助けた事から物語は始まる。
彼が神谷薫の元で流浪の旅を止め、士族の少年・明神弥彦、喧嘩屋・相楽左之助、女医・高荷恵らと出会い、
東京と京都を舞台に人斬りとしての過去と自らの生き方に対峙するのが『るろうに剣心』という物語である。

+ 原作ネタバレ
幼名は「心太」(しんた)。「ところてん」ではない。
両親が疫病で死んだため、幼くして人買いに連れて行かれる途中、人買い諸共野盗に襲われた所を比古清十郎に助けられる。
そして彼の元で流派「飛天御剣流」を伝授される事になり、この時名を「心太」から「剣心」に改める。
その後、世の混乱を憂いて維新志士になろうとし、「誰にも味方するべきではない」とする師匠と決別。
奇兵隊に入り、京都で要人を暗殺する「人斬り」として名を馳せてゆく事になる。
この時は「緋村抜刀斎」を名乗っており、「人斬り抜刀斎」と敵味方問わず恐れられた。
その中で出会った女性・巴と結婚するも、幕府方との対立関係の中で彼女を失ってしまう。
心配した桂小五郎によって「人斬り」からは足を洗い、今度は逆に護衛をする「遊撃剣士」として活動を始める
(ちなみに抜刀斎の後に「人斬り」の役を担ったのが志々雄真実であり、巴の弟が雪代縁である)。
維新終結後は明治政府の要職に就く道もあったが、桂と前以て交わしていた約束通り仕官の道を蹴って流浪の旅に出る。
ここまでが「追憶編」である。

原作最終話である5年後、剣心は薫と結婚し、一男・剣路を設けている。
そして元服した明神弥彦に逆刃刀と不殺の誓いを託し、闘いの人生の完遂という道のりに一息ついた所で物語は一旦幕を閉じた…

その後、実写映画化とパラレルワールドであるキネマ版、外伝「炎を統べる」を経て、
当初構想にあったが実現しなかった「北海道編」が正式に連載開始する。

 普段の一人称は「拙者」。
 穏やかな性格であり、いつもにこやかに笑っている。若干天然気味。
 かなりのボケ体質であり、変な出来事に「おろ?」と口走る事もしばしば。
 現在はこんな感じだが、
 抜刀斎時代は冷徹非情の人斬りという事もあってか、巴に会うまではクールな性格だった。
 周りのボケに付いて行けずマジギレしたり、
 ガチで頭抱えたりと周囲に振り回される傾向はあまり変わってないが。
 その反面、非常に義務感や庇護意識が強く、
 抜刀斎時代の事も合って自虐的であり、思い詰めやすい面も持つ。
 「剣術修行は楽しいが、人を斬るのは楽しくない」との事。
 これは過去から一貫している。

 また、京都編の途中まではキレると「抜刀斎」だった頃に性格が戻ってしまい、一人称も「俺」に変化する*2
 京都編終盤以降は抜刀斎に立ち戻っていなくても激怒した時等に使う事があった。
 なお、少年時代はこちらを使っており師匠である比古清十郎との再修行中は素で「俺」になっていた。
 キネマ版では抜刀斎化していない時もモノローグで一人称が「俺」になっていた事がある。

「構わん。どんな技でも好きなだけ使え。だが、

 俺が殺すと言った以上 お前の死は絶対だ」

戦闘では、一対多人数を想定した古流剣術「飛天御剣流」を用いて闘う。
次の攻撃につなげやすくするためか、体さばきを利用した技が多いのが特徴である。
そのため、使い手は体躯が恵まれていないと身体が反動に耐えきれず、徐々に刀を振るえなくなる。
元々小柄で恵まれた体格とは言い難かった剣心は奥義「天翔龍閃」の会得後体内のダメージの蓄積が加速され、
本編から5年後のエピローグでは飛天御剣流の技を殆ど撃てなくなってしまった
(完全に使えなくなったわけではないので、有事には弥彦に譲った逆刃刀を借りて龍翔閃を使ったりしている)。
北海道編では体力自体も落ちているようだが、その状態で九頭龍閃を三連発するという無茶をしたりも
(当然というべきか、身体に相当な負担が掛かったようでこの戦闘後しばらく寝込んでいる)。

なお、相手の動きを先読みする事で素早い動きを可能としているのだが、剣心の場合はむしろ読みの迅さに頼り過ぎてフェイントによく引っかかる
これは師である比古清十郎にも指摘されているのだが、指摘された後も全く直っていない
(というか、指摘された数ページ後に早速フェイントに引っかかっている)。

使用武器は、通常の刀とは違い刃が峰側についた「逆刃刀」。剣心の象徴の一つと言える。
当初持っていたのは2本作られた内出来が悪い方の「影打」で、後に「真打」になった。
刀を持ち込めない華道の席に花を生けるためという名目で持ち込んだ「華鉈」を指摘する声もあったが、
作者によれば不殺の象徴として竹刀や木刀では締まらないので考え出した創作との事。
「刃がついていなくとも鋼の塊で脳天を殴ったら死ぬだろ」とはよく言われるツッコミ所。
実際に逆刃刀にどれほどの殺傷力があるのかを検証したサイトの実験によると、パイナップルを切断できる程の武器であると判明している。
もっとも、この作品における逆刃刀の意味は、実際の殺傷力云々よりも「不殺の信念の象徴」という面が強いため、あまりこういう指摘は妥当ではない。
本編開始以前の読み切りでも、彼らしき流浪人(本名は明かされていないが、本編でいえば剣心)が「骨の数本はへし折れる」と発言しているし。
奥義の「天翔龍閃」は逆刃刀でも人を殺傷させかねない威力があり、初使用時(奥義会得時)は師である清十郎を殺しかけた。*3
以後は剣心が威力の強弱を調整している。
ちなみに峰側に付いた刃を使えば当然「斬る」事ができ、作中でも斬馬刀やら街灯やら橋やらを真っ二つにしている。
剣心も状況によって使い分けしており、「この逆刃刀は人以外の物を容赦なく斬り捨てる」と発言している。
また京都編の序盤、斎藤一と再会し彼と戦った際、斎藤に追い詰められ、抜刀斎に立ち戻った時には峰側の刃を用いて斎藤の首を飛ばしにかかってしまっていた。

「次は貴様の首を飛ばす」

なお、あんまりにも上記のツッコミが来たせいか北海道編では、
「剣心は人斬り時代の経験により逆刃刀で威力の強弱を自在に調整できるが、
 人斬りの経験が無く竹刀剣術を修めた弥彦は逆刃刀の威力の強弱ができず、使いこなすには一生をかけて極める必要がある」
と説明されている。

なお、剣心の不殺の信念は「自分の目の前では誰一人死なせない」というものだが、
逆に言えば自分の知らない所では死ぬ事があっても已む無しと解釈する事ができる。
事実、作中2回ほど、悪人キャラが捕まったら死罪という状況があったのだが、そのどちらも剣心は完全スルーしている。
また、剣心の仲間である蒼紫や斎藤も剣心がいない状況だと積極的に敵を殺しにかかる
まぁ、前者については、これ見逃したらダメだろ的な状況だったし、そもそも自身による私刑的な殺人と法にのっとった刑罰では全然別物である。
後者についても後に蒼紫には「悪人相手でもあまり人は殺めるなよ」と暗に認めつつもしっかり釘を刺している。
斎藤に至っては剣心の目の前で志々雄一派の雑兵を殺害しているが、
この時はたまたまその場に駆け付けた斎藤が雑兵を殺していないと他の仲間の命が危なかったという状況だったため、剣心も特に何も咎めていない
他にも「刀一本でも目に見える範囲の人くらいなら守れる」と語った事もあり、あくまで自分のできる範囲で戦っている
(師匠の比古清十郎も「悪党を斬っても誰一人救えない事など何度もあった。自分にできるのは犠牲者を弔う事くらい」と、
 自分がやれる事を把握した上で戦っている)。
作者の和月伸宏氏はアメコミファンなので、その辺りの思想が反映しているとも言えるだろう。
新京都編で志々雄の頭ぶち割った?聞こえんなぁ~
あと、こんな事言いつつ割と詰めが甘くて全然守れてないから斎藤に無茶苦茶文句言われたり上記の行動を取られたりしている

ちなみに左之助に誘われたとは言え、薫に黙って賭博場へ行った事がある。
賭博の腕は原作と新アニメでは無双状態、旧アニメでは壊滅的。

なお『月華の剣士』にゲスト出演する話もあったそうだが、没になったようである。

+ ニコニコ動画での扱い
海外翻訳の空耳ニート扱いなど、一種のネタキャラ扱いされている。
実際の所は弥彦の稽古の手伝いをしていると思われるため、社会的には言われるほど酷くはない。
そもそも神谷道場は主である薫が家事のほぼ全般全滅状態なので剣心が担当している部分は多い。むしろ主夫*4
「働きたくないでござる!」でグーグル検索すれば分かるようにニート扱いはニコニコ動画発祥のネタではないので注意。

「各国の『フタエノキワミ、アッー』を検証してみる」では一切台詞が無かったが、
第二作の「各国の『ヒテンミツルギ スタイル』を検証してみる」は剣心の出番が殆どを占めており、彼に限った事ではないがやたら酷い空耳が豊富。
MUGEN動画でも聞く空耳の多数はこの動画から来ており、以下はその一例。
  • フルチン!サーセン!
  • 凄まじい!エロシーン!
  • お取り寄せぇぇぇ!!
  • 支点を板に吊るしてギリギリ太るカレーセット!アッーーーーーー!!

ちなみに「ケンちゃん」という愛称も、検証シリーズで左之助が剣心を呼んだシーンの空耳から来ている。
というか空耳だけで構成されている界隈だから当然と言えば当然だが


「あいにくですが、人斬り働きで栄職に就く気は毛頭無いんですよ」

+ 余談
余談だが『アルカナハート2』のエルザ・ラ・コンティ役等を演じている女性声優、三宅華也が
某らじお番組にゲスト出演した際に、剣心を自分の“初恋の相手”である事を暴露した。

「二次元が初恋じゃ駄目ですかーっ!?」

…よりにもよって後に剣心のそっくりさんを演じる事になった人から「つまんない」と言われた。


MUGENにおける緋村剣心

+ Warner氏 & @ndroid氏製作
  • Warner氏 & @ndroid氏製作
ドット絵は『月華の剣士』のキャラを参考にしているらしいが、互いに影響を与え合っているのでよく馴染んでいる。
飛天御剣流の技も一通り使用できる他、大技「九頭龍閃」にはアニメのカットインも入るなど凝った作りになっている。
ただカットイン一つで動画を削除されたキワミの前例もあるので、今使用するには注意が必要かもしれない。

また、某所で作られた改造パッチが存在しており、このパッチを当てると技名を叫んでくれたり、
技に「天翔龍閃」や「巴~今も我が心に~」などが追加されたりするが、
かなり前に公開された物のため、現在は入手困難。

+ Aoshi24氏製作 緋村剣心&緋村抜刀斎
  • Aoshi24氏製作 緋村剣心&緋村抜刀斎
Warner氏のスプライトを使って、Aoshi24氏が組み上げたキャラクター。
るろ剣キャラに定評のある氏だけあって、凝った演出やAIが追加されている。
なお、現在氏はコンプゲー『Rurouni Kenshin: Soul and Sword』を製作しており、
キャラ、ステージ、アドオンなどを一括で公開しているため、キャラ単体での入手はできない点に注意。

通常の剣心の他に、必殺技超必殺技が異なる緋村抜刀斎の2種類が公開されており、
逆刃刀でも殺人技になる「龍槌閃・惨」は抜刀斎のみが使用でき、殺傷力が低い「土龍閃」は剣心のみが使える。
超必殺技を例にとると、剣心は「九頭龍閃」と「天翔龍閃」が使えるが、抜刀斎はどちらも使えず「回転抜刀術」になっている。
reedmeによるとコンボは抜刀斎の方が上手らしい。
「天翔龍閃」は原作通り一撃目が当たらなかった場合、二撃目に移行する。
ただし体力が5%以下でないと発動せず、発動すると1%だけ残して体力が全て無くなる。

更新によりMUGEN1.0以降専用専用となり、剣気システムが追加された。
剣気はライフバー下にあり一定時間を経過、または挑発、カウンター、ガード、初撃によって溜まり、
レベルがマックスになるまで高速で回転する。
レベルがマックスになると体力の減りが少なくなり、ゲージが回復する他、
チェーン・避け行為・割り込みなどが可能になるなど、様々な特典が付く。
抜刀斎については亞氏による外部AIが存在していたが、現在は入手不可。

+ 江戸川インポ氏製作 ケンちゃん
  • 江戸川インポ氏製作 ケンちゃん
キワミやCCOで有名な江戸川氏が上記のAoshi24氏の剣心をさらに改変したもの。
reedmeによると彼はタチの悪いNEETで罵倒術を得意とし、その恐ろしさから罵倒斎と呼ばれている。
また逝ってるミツルギスタイルの使い手で、その破壊力は師匠の比古を「キモイ」の一言で黙らせてしまうほどである。
技名を叫ぶ時やる気がなかったり、技名を忘れる事があるそうだ。

氏のキャラ全体に言える事だが、キャラ性能がとても高く、初心者でも使いやすいと思われる。
ただ、結構スキの多い技ばかりなので立ち回りには気を付けよう。
というかa→b→cのチェーンコンボでかなり減る。
AIは簡易だが、それでも十分なほど強い。

+ 必殺技&超必殺技解説
必殺技
  • 龍巻閃・旋(凄まじい!!)       
素早く相手に近付き切り上げる。ここからエロシーンかサーセンwwに繋げよう。

  • 龍巻閃・嵐(エロシーン)       
その場で飛び上がり回転しながら切り付ける技。下段&空中ガード不可。

  • 龍槌閃(フルチン)
空中からさらに高く飛び上がり叩き切る技。エロシーンと違い前に移動しないがガード不可。

  • 龍翔閃(サーセンww)
高性能な昇竜技。空中ガード不可。

  • 土龍閃
旋風烈斬のような感覚の技。場所によっては大ダメージ。削りダメージも大きい。

超必殺技    
  • 龍巣閃(熱いコンボ)
1ゲージ消費。相手に素早く近付き乱打を浴びせる。投げ判定。

  • 支店を板に吊るしギリギリ太るカレーセット、アッー!!!!!!
2ゲージ消費。詰まる所九頭龍閃。ちゃんと9ヒットする。ガード不可の打撃判定。ブロッキング可能。

  • 天かける龍のよろめき
3ゲージ消費。つま(ry天翔龍閃。体力が201以下で発動可能。当身技。よろめいても超威力。

+ 大会ネタバレかつ腹筋崩壊注意
9条の人による大会ではキワミやバッタの妖怪と同じくネタ要員として人気が高い。
特に下手に動くと負けるルールでは突進技である九頭龍閃を乱発する影響も相まって最終的に最下位になる事も多い。
一番酷かったのはサンドバッグを越えたら負けになるこっちくんなトーナメント
どれぐらい酷いかと言うと開始直後に九頭龍閃するだけでサンドバッグを越えて負ける。
おかげでタグに約束された敗北の剣と付けられるほどである。

しかもバッタの妖怪レミリアとの最下位争いではクレイドルで先越されて速さ勝負にも負けると言う展開が起こり、
最終的に最下位称号「キョロ充」を称される事となった。最も優勝称号も嬉しくない類なのだが

コント「理容室」トーナメントにおける斎藤一との対決では2ラウンド目開始直後に超必殺技カットインが2人同時に発生したり、
3ラウンド目では牙突零式からの九頭龍閃でトドメを刺すと言う原作ではできない無駄にカッコいい連携技を披露した。
30割と40割で腹筋崩壊してくるキワミとは大違いである

+ Axellord氏製作 緋村剣心&緋村抜刀斎
  • Axellord氏製作 緋村剣心&緋村抜刀斎
MUGEN1.0以降専用。
氏の他の改変キャラ(左之助斎藤志々雄蒼紫宗次郎)とセットで公開中。
ドット絵はAoshi24氏のものを使用。
剣心モードでの基本的な技構成は江戸川氏製作のをケンちゃんを元にしているが、こちらは普通に日本語で喋る。
他にも地味にエフェクトや新たなモーションが追加されているなど細かい変更がある模様。
最大の違いはゲージを3000消費する事により、パワーゲージが0になるまで抜刀斎モードになれる事で、
この状態になると攻撃力と防御力が通常時の50%になる代わりにスピードが大幅に増す。
AIはデフォルトで搭載されており、一般的な強~凶ランクのキャラともやり合える程度の強さを持っている。
「真面目なるろ剣勢が使いたいけどaoshi24氏製だとちょっとAIの強さが…」という時にオススメ。
DLは下記の動画から

+ さとり 夢人氏製作
  • さとり 夢人氏製作
Aoshi24氏とWarner氏製作の剣心をベースにした改変キャラ。
SEとエフェクトは『月華の剣士』を意識しているが、システムは『零サム』風味。
コンボゲーム的な要素は無いので、ランクとしては並~強と言った所。
簡易的なAIもデフォルトで搭載されている。

2020年12月7日の更新により、強化モードも追加された。
ラッシュコンボ技が追加されたり、エリアルコンボも可能になるなど、
台パンクラス想定の強化が施されているが、特に強化されたのが飛び道具の「土龍閃」で、
一部のAIをハメ殺せるほどに連発可能だったりする。

+ Black-X-Sage氏製作
  • Black-X-Sage氏製作
MUGEN1.0以降専用。
Aoshi24氏とWarner氏の剣心をベースにしている。
エフェクトの類が一新されている他、必殺技の演出が変更されている。
全体的に派手で格ゲーキャラとして非常に見栄えが良くなっているが、天翔龍閃と九頭龍閃が混同されているのが玉に瑕。
AIは対人戦用のものがデフォルトで搭載されている。
紹介動画(DLリンク有り)


これらの他に、TigerMask氏による『JUMP ULTIMATE STARS』準拠のものや、
ナウシカも手掛けたNemo氏による梅喧を改変したもの(ストライカーに蒼紫がいる)も存在する。
Nemo氏製参考動画


「『剣と心を賭してこの闘いの人生を完遂する!』
 それが拙者が見い出した答でござる!!」

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
削除済み
非表示

出演ストーリー

吸血鬼姉妹とmugen学園(ケンちゃん)
剣客少女
無限の極(ケンちゃん)


*1
剣心の師匠である比古清十郎も、43歳という実年齢に対して外見は精々20代から30前後と異様に若い。
というか回想シーンを見るに、剣心を拾った19年前から全然変わっていない
というか、初登場時のドアップの一コマだけ下手すると剣心より年下に見えるくらい異様に若々しい
この辺りについては作中でも「飛天御剣流には若さを保つ何らかの秘訣があるのでは!?」などと突っ込まれている。
ちなみに、ジャンプ連載陣の主人公に限れば、時間経過で剣心よりも(恐らく)年上になったも少なくは無い。
連載前の読切二本と連載第一話のオチはいずれも、助けられた人物が落ち着いた所で「維新志士なら今何歳?」と疑問を抱くというものであった。

*2
ちなみに実際の維新志士達の間では、「僕」「君」という一人称・二人称が流行していた。
さらに剣心の出身は上方であると設定され、かつ主な活動地域が京都であった事を鑑みると……。

「構わへん。どないな技やて好きなやけ使え。やけど……

 僕が殺すと言わはった以上 君ん死は絶対や」

……といったような口調になるのが正確な所かと思われる。これはこれでなんか怖い。

*3
逆刃刀がメンテナンス不足であった事による偶然の結果であり、万全の状態だったなら普通に命を落としていたかも知れない。
実際「天翔龍閃」は代々「飛天御剣流」の先代継承者の死と引き換えに伝授されてきたものである。

*4
薫ができる事が確認できる家事は縫物くらいで、洗濯や買い出しは剣心が担当している。
料理は薫のそれが毒物な割には剣心が作ってる場面はなく、薫が作ってばかりであるが、
原作の雷十太編では由太郎のために差し入れとしておにぎりを作った事もある。
道場で剣術の指導役を断ったエピソード、基本的にしっかり者の薫との対比等から「働かない」イメージが強いのだろうか。
家事手伝いをしっかりやってる分、物語序盤で無職になって以降は奢ってもらうかツケだけで生活していた上に海外逃亡した左之助や、
京都編ラスト~人誅編途中まで座禅を組んでずっと引きこもってた蒼紫よりよっぽどマシだと思うのだが…。
しかし、北海道編では遂に弥彦の口から「剣心が働かないせいで神谷道場の経済状況は火の車」(意訳)と明言されてしまった。
……薫と結婚後、本編と北海道編の間で薫の妊娠出産という彼女が働けないイベントを挟んでるはずなので、その間も働いてなかったとしたら、
当時道場経営に奔走したであろう弥彦が愚痴の一つも言いたくなるのも当然な気がしなくもない
(人誅編から約2年後に剣路が生まれているのでこの時弥彦は12歳)。
ちなみに巴と結婚していた頃は薬師として働いていた。偽装のためではあるが、結構評判は良かったらしい。

なお、明治時代の士族は徴兵令、廃刀令、秩禄処分(武士階級への給与の打ち切り)により旧来の身分特権を奪われた上で、
不慣れな商売に手を出して失敗する例(士族の商法)が多く、実際にニートな士族は多かった。


最終更新:2024年04月13日 09:59