仙水忍

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仙水忍」を以下のとおり復元します。
#ref(shinobu-sensui1.jpg,,left,width=,title=俺は 花も木も虫も動物も好きなんだよ。嫌いなのは…人間だけだ)
&br()&br()
*&font(15,i){「全ての人に墓を掘る  俺達七人で穴を掘る}
*&font(17,i){ 皆殺しだ……ガキも……女も……神父も……妊婦も……}
*&font(20,i){ 墓でこの世をうめてやる   掘っても掘っても足りないくらい……}
*&font(22,i){ 掘っても 掘っても 掘っても 掘っても 掘っても}
*&font(25,i){ 掘っても 掘っても 掘っても 掘っても 掘っても 」}

 職業:元・霊界探偵(二代目)
 格闘スタイル:霊光裂蹴拳
 出身地:日本
 誕生日:6月6日
 身長:180cm後半
 体重:80kg後半
 血液型:A型
 年齢:26歳
 コードネーム:「暗黒天使(ダークエンジェル)」
 声優:納谷六朗/石田彰(若年時)
#clear

冨樫義博の漫画『幽☆遊☆白書』の後半~終盤直前にかけて登場する人物。 
暗黒武術会の後に始まった「魔界の扉編」の[[最大の敵>ラスボス]]として[[浦飯幽助]]の前に立ちはだかる。
幼い頃から霊感が強いために妖怪に襲われ続ける人生だったが、持ち前のセンスで全て返り討ちにしていた。
それが縁でコエンマによって二代目霊界探偵に任命される。

彼自身元々純粋な性格であり「妖怪は全て悪」位にしか考えていなかったため、探偵業に関しても何の疑問も持たず続けていた。
しかしとある任務において、傲慢な人間によって妖怪達が筆舌に尽くしがたい醜悪な仕打ちを受ける狂宴を目撃し、発狂。
潔癖な性格が災いして傷つき絶望していった仙水は人間を憎悪するようになり、以来行方をくらます。

その10年後、暗黒武術会で生き残った戸愚呂(兄)の発した「悪さと強さを兼ね備えた者のみが感知可能な特殊な念波」を感知し、彼と接触。
戸愚呂から魔界へ通じる界境トンネルを開こうとしていた野望を吹きこまれた仙水は、その計画を引き継ぐ事を決意。
界境トンネルが完全に開いた場合[[戸愚呂(弟)]]クラス以上の強大な妖怪、
さらにそれをも凌ぎ人間界を滅ぼしかねない力を持つA級・S級クラスの妖怪が自由に人間界に出入りできるようになってしまうため、
それを危惧した霊界は当代の霊界探偵である幽助たちに仙水を止める指令を下す。
このページの冒頭の台詞は、仙水が放った心の声。誰よりも大きな声にも関わらず、誰よりも静かで暗い声だったという。
幽助曰く、戸愚呂を[[剛球投手>西浦高校野球部]]に例えるなら、仙水は[[魔球を投げるタイプ>パワプロくん]]らしく
[[幻海]]も「ここぞというときのみ魔球を使う」と評している。

主な格闘スタイルは、足技を主体とした格闘技「裂蹴拳」と、己の霊気を組み合わせた「霊光裂蹴拳」。
敵の攻撃を巧みに捌きつつ長い脚から放つ強烈な蹴り、離れた相手には霊気の塊をサッカーのように蹴り飛ばすなどあらゆる状況に対処でき、
さらに幽助の10倍以上というほぼ無尽蔵ともいえる霊気量から放つ攻撃は複数の敵相手の戦闘も物ともしない。
また奥の手として人間にとって究極の闘気である「聖光気」を身につけており、その気をまとった彼の力はS級妖怪にも匹敵する。
この闘気は幽助の師匠である[[幻海]]でさえ習得することはできなかったほどであり、いかに彼が天才であるかがわかる。

なお魔界の扉編の敵キャラには大体界境トンネルの影響で身につけた能力に基づくコードネームがついているが、
彼の能力はいずれもその影響下で身についたものではない。
コードネームである「暗黒天使(ダークエンジェル)」は、おそらく「聖光気」をまとった自分の姿をそう例えたものであろう。

#region(相棒・樹)
仙水が霊界探偵をしていた頃からのパートナー。声優は辻谷耕史氏。
コードネームは「[[門番>紅美鈴]](ゲートキーパー)」。魔界の扉編でも仙水の補佐的な役割を務め、実際に界境トンネルを開いていたのも彼である。
その正体は「闇撫(やみなで)」と呼ばれる妖怪であり、仙水との出会いも彼の探偵業のとある一件からである。
当初は敵として対峙したものの敗北。しかしその今際の際にあまりに人間臭い一言を言った事で、
妖怪に対して偏見を抱いていた仙水に大きな衝撃を与え、和解。以後彼と行動を共にする。

仙水に対して&bold(){酷く歪んだ愛情}を抱いており、彼と和解した際には「時限爆弾と恋人をいっぺんに手に入れたような気分」と語り、
彼が人間に絶望し闇に堕ちていく様に関しても&bold(){放送コードに引っかかるほどの快感}を以って見守っていた。

能力としては「影ノ手」を用いて[[次元を自在に行き来し、また次元に影響する能力を持った下級妖怪>八雲紫]]を使役する事が可能。
一部媒体ではB級の下位程度の力であるといわれているが、その能力の性質から実力では上回る[[飛影>飛影(幽☆遊☆白書)]]達でさえ封じる事ができる。

仙水と幽助との戦いに邪魔が入らないよう他のメンバーを使役妖怪・裏男の体内に監禁していたが、
怒りによって次元刀を発動させた[[桑原>桑原和真]]によって傷つけられ脱出を許してしまう。
#endregion

#region(仙水の秘密)
実は多重人格者である。精神的に追い詰められた際に、仙水がとった悲運の防衛本能だったといえよう。
[[その人格は7つもあり、>ダン・スミス]]理屈っぽい人格もあれば、殺人狂の人格、女性の人格もある。
作中では、幽助との戦闘中に何人かが入れ替わったが、結局全員は登場しなかった。

- ミノル
理屈屋でおしゃべり、プライドの高い戦闘担当。
本編中の「忍」のセリフから、前半に登場する仙水はほとんどミノルだったと思われる。
序盤は幽助と互角以上に戦うも、幽助の奇襲からダメージを負い、
プライドを傷つけられたショックでカズヤと交代する。

- カズヤ
子供でも喜んで殺す殺人狂。トドメ特化の戦闘担当。
相手が泣こうが喚こうが容赦しない凶暴な性格で
&del(){[[過去のジャンプキャラ>コブラ]]を彷彿とさせる}義手に仕込んだ霊気を放つ銃「気硬銃」を扱える唯一の人格。
(ただし[[彼>コブラ]]とは逆に右腕に仕込んでいる)
気硬銃による不意打ちで幽助に重傷を負わせるも、
コエンマとの会話中に霊光波動拳の力で[[傷を自然回復させた>ウルヴァリン]]幽助に叩きのめされ、忍と交代する。

- ジョージ
武器を用いた戦闘が得意な戦闘担当。
武器の手入れも担当し、カズヤもジョージの銃を使う事があったらしい。
原作未登場。

- マコト
炊事や洗濯等の家事全般を担当している人格。
原作未登場。

- ヒトシ
飼育している動植物たち(と、戸愚呂兄の水槽)の世話を担当している人格。
争いごとを好まない、ごく普通の少年。
原作未登場。

- ナル
内気で傷つきやすい女性の人格。
樹のセリフ内のみの登場。樹は「彼女」が泣いた際にはよく慰めていたようで、忍の次に好きな人格であったと語っている。

- 忍
主人格。
滅多に人前には現れず、作中で幽助達と対峙した時は数ヶ月ぶりに出てきたと語る。
他人格には無い圧倒的な威圧感と実力を持つ。

最も強いのが主人格の「忍」であり、聖光気を使えるのも彼だけである。
ちなみに7人全ての人格の意見が一致したのが「魔界の穴を開ける」というものだった。
このページの冒頭の台詞は当初仙水とその6人の仲間の事を指していると思われたが、
実際はあくまで仙水自身に内在する7人格の事であり、実際に付き添っていた6人は目的達成の為の駒に過ぎなかった。
桑原の誘拐をしくじった御手洗サトシ(コードネームは水兵(シーマン))を口封じも兼ねて粛清しようとしたり、仲間の一人に能力の影響で自分か相手のどちらかが死なざるを得ない状況を作らせたりしたことで[[蔵馬]]の怒りを買っている。

#region(仙水のその後)
一度は幽助を殺害したが、その後魔族として蘇った幽助と再戦。
互角の戦いを繰り広げたものの[[雷禅]]によって闘神の力を引き出された幽助によって完膚無きまでに敗北した。
しかし仙水の本当の目的は「魔界に行ってみたかっただけ」であった。魔界の穴の開門も、妖怪たちへの手土産に過ぎなかった。
何故なら彼の身体は悪性の腫瘍に蝕まれており、残りの寿命も半月保つかどうかだったため、
「今度生まれ変わるときは、魔族に生まれますように……」という、人間嫌いになった彼なりの空しい逃避の形だった。
幽助との対戦は、初めて楽しく闘う事が出来たと仙水は語ったが間もなく死亡。
彼の遺体は「死んでも霊界には行きたくない」という遺言を受け取った樹によって奪われ、彼らは共に異次元へと消えた。
現在も、樹は仙水の死体と共に異次元の中。自らの意思で永遠に彷徨っている。
#endregion
#endregion
#clear
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**MUGENにおける仙水忍
#ref(仙水忍.jpg,,width=150,title=額のホクロとオールバックがトレードマーク)
ssw777氏が製作。
SFCソフト『幽遊白書FINAL 魔界最強列伝』を再現した「気鋼闘衣・仙水」が存在している。
原作再現技だけでなく、オリジナル技も加えられている。
また、HPが250を切ると大笑いしながら覚醒モードに入り、超必殺技「超霊撃」が使用可能になる。
一部のボイスに他のゲームの仙水のボイスが使用されている。
簡易版の[[AI]]も同封されており、そのまま使用することも可能。
もちろん外部AI作成もどんどん作ってほしいとのこと。
#clear
*&font(15,i){「ふとTVゲームのRPGを思い出してしまった……}
*&font(15,i){ オレはね レベルを最高に上げてから敵のボスキャラに戦いを挑むんだ}
*&font(15,i){ 敵のHPは10000くらいかな…}
*&font(15,i){ オレは全然ダメージを受けない}
*&font(15,i){ しかしオレの攻撃も敵の防御力が高くて100くらいずつしかHPを減らせないんだ}
*&font(15,i){ 妙な快感を覚える反面ひどく虚しくなる}
*&font(15,i){ 今丁度そんな気分だ 苦しめてすまなかったな」}
//週間少年ジャンプ平成6年第2号より
***出場大会
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''更新停止中''
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''凍結''
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