ドラゴリー

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ドラゴリー」を以下のとおり復元します。
#image(doragory532.jpg,width=400)
1972年の特撮『[[ウルトラマンA>ウルトラマンエース]]』の7、8話に登場した[[怪獣]]。別名「蛾超獣」。
異次元からの侵略者ヤプールが地球侵略のために送り込んだ改造生体兵器&b(){「超獣」}の一体。
超獣についての詳しい説明は[[ベロクロン]]のページを参照。

凄まじい怪力を誇り、性格も残虐で凶暴。
その怪力は腕力だけで怪獣[[ムルチ]]をバラバラに引き裂いて惨殺してしまえるほど。
相手を背負い投げやジャイアントスイングで投げ飛ばすなどの投げ技を使い、接近戦を得意とする。
腕からミサイルを飛ばせるが、劇中では防衛チームの銃撃への反撃に使われたのみと活用されてはいなかった。
他にも口から火炎を放射する事も出来るが、遠方の相手に対しては、
飛び道具や火炎で遠距離を攻撃するよりも接近して肉弾戦に持ち込む傾向が強い。

#region(原作ネタバレとそれ以降のドラゴリーについて)
地球に衝突しようと接近する天体を破壊するための迎撃ミサイル・マリア1号の発射場付近に出現。
ミサイルへの被害を恐れたウルトラマンエースの「エースバリアー」という技により、一時的に封印され身動きが取れなくなる。
しかし封印が解けて再出現、[[メトロン星人Jr>メトロン星人]]、怪獣[[ムルチ]]と共にエースに襲い掛かる。
一度に3体もの怪獣、超獣、宇宙人の挟み撃ちを受けたエースはフルボッコにされてしまう。
その後もエースやムルチを背負い投げで投げ飛ばし、エースの足を掴んでジャイアントスイングで振り回す、
さらには乱入したムルチを腕力でバラバラに引き裂くなど、怪力を活かした暴れっぷりを見せ付けた。
//&nicovideo(sm9940176)削除動画につきCO

…ちなみにこのムルチの着ぐるみは''借り物だった上に勝手に撮影班が使用不可能なまでに破壊した''ため、
後で大目玉を食らったというエピソードがあったりする。

後の『[[ウルトラマンメビウス]]』では「メトロン星人Jrに指揮されていた」と記録されているが、あくまでも後世の人類による解釈であり、
実際には『A』本編中でのヤプール、メトロン、ムルチの関連性は不明。

『メビウス』に登場した個体は、火炎を吐かない代わりに眼から赤い稲妻状の光線を放つ能力を持つ。
さらに巨大な蛾に変身し人間に憑依するという、脳筋な『エース』のドラゴリーとは違った特殊能力を持つ。
光線技を多用するなど技の使い方にも違いが見られ、さらに怪力でメビウスを苦しめるが、
防衛チームの援護により形勢が逆転、そのままメビウスに倒された。
この時のドラゴリーは『エース』時に比べてジャンプ力に優れ、高い高度までジャンプしていたのも特徴である。
また、攻撃を受けたり追い詰められると異次元に逃げようとするなど、性格面の印象もエース版とは異なる。
『メビウス』に再登場した超獣は過去のものとは別個体だが、ドラゴリーのみエースに倒されたものが再生したという事になっている。
そのため以前出現した際の指令である「マリア1号の破壊」に未だに拘っており、最初に出現したのもかつての発射場跡であった。
その割には前述のように技や能力、性格が『エース』に登場したものと異なっている気がするが、
再生怪獣の能力や性質が再生前に比べて大きく変化するのはよくある事なので、多分再生時に変異でもしたのだろう。

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』にも登場し、ベロクロンとのタッグでゴモラ、エレキングと戦った。
この個体は赤い稲妻光線以外にも口から紫の火球を連射する能力を持つ。
毎回飛び道具の種類が減ってるベロクロンに対し、何故か毎回飛び道具が増えるという不思議。
それなりに善戦したが、ゴモラとエレキングのタッグの前に敗れ去った。
ぶっちゃけゴモラといい勝負をしていたベロクロンの印象が強くてこの時は印象が薄い。

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトルNEO』にもメトロン星人の使う個体が登場したのだが、
レイオニックバーストになって暴走していたゴモラにボコボコにされて、慌てて回収されるという噛ませ扱いだった。
見せ場が無いどころか、その後メトロン星人が死亡した事により、回収されて以降の消息は不明である。

『[[ウルトラマンギンガ]]』では珍しい事に味方として登場。
主人公の礼堂ヒカルがウルトライブし、物語前半のライバルキャラ・ジャンキラーと戦った。
(本来は別の人物が変身してヒカルを襲うはずだったのだが、戦う前に和解したのでスパークドールズがヒカルの手に渡った)
この時は飛び道具を一切使わずに頭を下げた姿勢での突進を多用し、反撃を受けながらもジャンキラーを押し倒した。
が、押し倒したジャンキラーの胸部からの光線で弾き飛ばされて劣勢になったため、ウルトラマンギンガへ再変身した。
本作でヒカルやその友人がウルトライブした怪獣は、[[あまり役に立たない事が多い>ブラックキング]]のだが、
ドラゴリーは勝利こそ出来なかったものの、ジャンキラーとの力比べで互角のパワーを見せるなど、かなり善戦していた。

続編の『ウルトラマンギンガS』では、[[ガッツ星人]]ボルストがモンスライブした。
ボルストは分身能力を使って[[ベロクロン]]にも同時にライブしていたので一糸乱れぬ連係プレイを見せ、
単独戦闘を強いられたウルトラマンビクトリーに毒牙を突き刺し、毒によって戦闘不能に陥らせた。
更にウルトラマンギンガをも圧倒するが、再起したビクトリーがシェパードンセイバーを手にした事で形勢逆転、
ギンガスパークランスでベロクロンと共に串刺しにされ、シェパードンセイバーフラッシュでまとめて斬り倒された。

円谷お馴染みのエイプリルフールネタでは、メビウス登場時のキャラ付けを反映して、[[漢字変換すらまともに出来ない>ネオギガス]][[おバカキャラ>チルノ]]になっている。

ソーシャルゲーム『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』にも参戦。 
ステータスは耐久や回避が低めな代わりに攻撃力が非常に高く、
固有スキル「狂暴なる者」の反撃により、敵ターンでも大ダメージを与えられるのが特徴。
反撃の条件は近距離攻撃の怪獣限定だが、スキルレベル10で反撃発生の確率は100%固定となり、加えて反撃時2ターンの間攻撃力が中アップする効果が追加。
スキルを覚醒させるとさらにHPが超アップし、相手への攻撃時に追加で中ダメージを与える効果が加わる。
#endregion

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**MUGENにおけるドラゴリー
#image(doragory.gif,title=ムルチなんぞボロ雑巾同然よ!)
[[バキシム]]や[[ツインテール]]の作者であるbakisimu氏により、手描きで製作されたものが2014年2月1日に公開された。
muu氏の[[タイラント]]をベースにしており、スピリッツや回り込みなどのシステムが搭載されている。
映像作品のイメージに倣ってか、「[[飛び道具]]に頼らないパワー型をイメージしたキャラ」になっているとの事で、
突進攻撃を利用して攻め込み、投げ技などで戦う接近戦主体のキャラに仕上がっている。
また、原作の画像を用いたカットインも搭載されている。
2014年9月21日の更新で[[エフェクト>ヒットエフェクト]]が変更され、演出などがかなり派手になった。
最新版は2015年11月3日更新版。
&nicovideo(sm22800906)

投げ技としては[[発生]]の早い背負い投げと、発生が遅い分間合いが広めの移動投げであるジャイアントスイングが搭載されている。
他にも劇中で使用していたボディプレス攻撃(劇中ではエースに回避されたが)などが搭載されている。
ボディプレスには地上下段攻撃版もあり、地上中段攻撃である振り下ろし攻撃と合わせて相手のガードを崩していこう。
火炎放射や小型ミサイルなども搭載されているが、どちらも遠くには届かない中距離技である。
遠くの相手に対しては、[[ゲージ]]消費無しの通常版の突進攻撃を利用して相手との距離を詰めるといいだろう。

ゲージ技としては、1ゲージ消費で飛び道具無敵があり相手への接近に役立つ「突進EX」、
1ゲージ消費で遠くまで届くが遠くの相手には威力が下がる「光線」、
2ゲージ技でリーチが短いが当たれば高威力の「八つ裂き投げ」がある。
突進が『ギンガ』、光線が『メビウス』および『大怪獣バトル』、八つ裂き投げが『エース』と、
ゲージ技や[[通常技]]は各出演作品での行動が元ネタとなっている辺りにbakisimu氏の拘りが窺える。

[[AI]]もデフォルトで搭載されており、一般キャラとも戦える性能に仕上がっている。
今後の活躍に期待したい。


単体キャラ以外では、zektard氏製作の[[ムルチ]]の勝利演出にもドラゴリーが(頭部のみ)登場。
勝利演出のワンカットのみだが、更新によるドットの一新に伴い、これもまた味のあるグラフィックとなったので必見である。

***出場大会
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#co(){
''更新停止中''
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''凍結''
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}
***出演ストーリー
[[ネクサスまてぃっく]](EX4話に登場)
[[KING OF FIGHTERS X]](part EX04)

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//怪獣,|円谷|,炎使い,虫,蛾,緑色,火炎ブレス
&hiduke(1972/05/19)

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