#image(Medjed.jpg,title=かまぼこ?いいえ、神様です) [[古代エジプト>ラー]]の葬祭文書、「死者の書」の第十七章に記されている謎の神。 アルファベットで表記すると"Medjed"であり、これは"打ち倒すもの"を意味する。 オシリスの館に住み、オシリスの敵を目で滅ぼすとされる([[目からビーム>デ・ジ・キャラット]]でも放つのか、[[呪いの類>塞]]かは不明)。 この他、口から炎を吐くらしい。%%どこが口だ?%% 不可視の存在だが、上図の姿の他にバンダナを巻いてたり、花瓶や[[男根>マーラ]][[のような姿>ミシャグジ様]]、オシリスの頭部を収める容器のような姿でも描かれることがある。 豊穣を司る女神ハピ(ハアビ)に命令を出せる、とされていることから、結構高位の神でもある模様。 また、死者の肉体(特に心臓)を喰らい、死者の肉体を聖別する、死に密接な神とされる。&link_anchor(*1){*1} この名が確認されているのはこの「死者の書」のみで、他の文献には一切見られない。 文献中では「死者の魂を害そうとする邪悪な存在に対し『(メジェドの)名前を知っている』、と脅しをかける呪文」であるそうな。 ・・・・・・と、まぁ解説だけを読めばよくある[[神話の神の一柱>セクメト]]なわけだが、 上記画像を観て貰えれば分かる通り、&b(){眉毛と目だけが描かれた頭巾だか袋だかから脚が生えている} という%%口と手と頭の毛が無いオバQ%%凄まじい見た目のインパクトからネット上でも人気に火が付き、 (転機となったのは2012年に東京と福岡にて世界最長の死者の書「グリーンフィールド・パピルス」が公開されたこと、であるらしい。 その中にメジェドの姿があった事から話題になった模様) スマホゲーでの抜擢や更に[[MMD>初音ミク]]のモデルも製作されている。 目で敵を倒すという権能と不可視の存在ということを図案化した姿なのだろうか。 &nicovideo(sm25701554) 遂には「神々の記」というアニメのメインキャラクターに抜擢された。 &nicovideo(sm1484189224) まぁ、番組内の1コーナーで2分程のシュールギャグアニメなのだが。 [[バステト神>マライヤ]]や[[アヌビス神>イヌビス]]が子猫・子犬、太陽神ラーがほぼ雀のようにギャグキャラ化・デフォルメ化されているなか、 &bold(){ほぼ原典まんまの御姿}で大活躍している。 また、古代エジプトで崇拝されていたアロワナ目の淡水魚の一種としての意味もあるらしく、 こちらはこちらで英語名「エレファントノーズ」の名の通り、[[象>ぞう]]の鼻のような長い口吻を持つ独特な見た目の魚である。 この魚も「オシリス神が弟の[[セト>海馬瀬人]]に肉体をバラバラにされて[[ナイル]]川にばら撒かれた時に陰茎を食べた」とされている。 ---- **MUGENにおけるメジェド >#image(Medjed.gif,title=こっちみんな) //そのまま配置すると白背景に白で見えないので、とりあえず>を文頭に置いて対処 [[メガマミ]]や[[プニキ>くまのプーさん]]を製作したふうりん氏による手描きのものが、2015年3月に公開された。 すわネタキャラかと身構えてしまう外見とは異なり、性能の方はいたってスタンダード。[[神キャラ]]ではなく並キャラの部類になる。 ドロップキックや踵落とし、頭突きや[[サマーソルト>サマーソルトキック]]、そして眼から発射されるビームを駆使して戦う。 神様なのでワープも可能、上空から降ってくる。 蹴りのみで構成される空中[[乱舞技]]が外見に反してやたらスタイリッシュ。 [[カラーパレット]]も[[きのこ>サイクロイドΣ]][[たけのこ>サイクロイドΩ]]や[[ふなっしー]]といったネタ重視。 デフォルト[[AI]]は存在しないが、IX氏による外部AIが作成された。 |神キャラ(並)|謎ジャムを召し上がれ| |&nicovideo(sm25840740)|&nicovideo(sm25850188)| ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[メジェド],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[メジェド],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[メジェド],sort=hiduke,100) } //***出演ストーリー ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} 同じく「死者の書」にはアメミットという聖獣が紹介されており、こちらは「生前の罪の重さ」に応じて死者の心臓を喰う。 古代エジプトでは「死者の霊魂は心臓に宿る」と信じられており、『アメミットに心臓を喰われる=永遠に破滅する』であるとされるのだが、 「メジェドに心臓を喰われる」事がどういう事なのかは不明である(邪悪な者を追い返す呪文として紹介されている事を考えると、 死者の守り神の側面もあったと思われる)。 尚、エジプト神話には他にもバラバラにされた後復活し冥界の神となった「オシリス」や、ミイラと死の神で犬の頭を持つ「[[アヌビス>チャカ]]」等、 [[死に関連した神>死神]]が多い。それだけ「生と死」を重要視する文化だったのだろう。 ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //↓にタグを追加した場合、此処の部分にコピペ上書きするようにしてください。 //神様