アル・アジフ

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アル・アジフ」を以下のとおり復元します。
#image(al_stand.jpg,title=汝、無垢なる翼… デモンベイン)

&font(b,i,20,purple){「我が名はアル・アジフ! 世界最強の魔導書なり!」}

ニトロプラスのPCゲーム『斬魔大聖デモンベイン』並びにPS2移植版『機神咆吼デモンベイン』に登場するヒロインの一人。
地味に間違いやすいが移植版は機神 ''『咆吼』'' であり、 ''『咆哮』'' ではないので注意されたし。%%『%%[[%%翔吼%%>覇王翔吼拳]]%%』なんてのは問題外%%
声優は神田理江氏(斬魔大聖では「朝宮咲」名義)が担当している。
魔導書「''ネクロノミコン''」の原典「''キタブ・アル・アジフ''」の精霊で、千年を超える時を生きている。
12歳程の幼い少女の姿をしており、長い銀髪と翡翠色の瞳が特徴。性格は傲岸不遜。そしてツンデレ。

#region(「ネクロノミコン」並びに「キタブ・アル・アジフ」について)
怪奇作家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの[[一連の>昏き海淵の禍神]][[作品>這い寄る混沌]]に登場する架空の書物。
原典は「キタブ・アル・アジフ」という題だが、氏の小説ではそれを英訳した「ネクロノミコン」の出番が殆ど。

魔物の吼える声と言う意味であり、アラビアの狂える詩人「アブドゥル・アルハザード」によって西暦730年に書かれた書物である。
様々な魔道の術が複雑多岐にこと細かく記されており、中にはかつて地球を支配していたと呼ばれる
「旧支配者」のことも書かれており、彼らを現世に呼び戻す方法も記されているという。
「ネクロノミコン」の表題は、ギリシャ語への翻訳の際に与えられたものである。
現存する版本の多くは17世紀版で、ハーバード大学ワイドナー図書館、アーカム市ミスカトニック大学付属図書館、
ブエノスアイレス大学図書館などに所蔵が確認されているが、完全なものは世界に5部しか現存していないと言われている。
また、[[誤植]]や誤訳(微妙な言い回しの差かもしれない)、あまりの恐ろしさに写本者が表現を抑える等が起こるからか、
写本を繰り返すほど内容が真実から遠ざかる(出来が悪くなる)。
つまり「''最も有名な架空の書物''」とも呼ばれているネクロノミコンでさえ、キタブ・アル・アジフの劣化版であり、
『[[ニトロ+ロワイヤル]]』の戦闘前会話において第4次[[セイバー]]に
第4次[[キャスター]](ルルイエ異本(甲骨文字)の写本(漢文)の写本(英語?)を宝具としている魔術師)
呼ばわりされて怒ったのもそのため。しかしその''三流魔導書でもランクA+''とかって、どんだけー。
『デモンベイン』本編ではそのルルイエ異本のオリジナルも存在し、アル・アジフたち魔導書の精霊の例に漏れず、
幼い少女の姿で物語に登場している。

なお、本作等では強力なマジックアイテムとして扱われている魔導書だが、
元ネタでは(呪文の掛け方等が書いてあるとは言え)あくまでもただの本に過ぎない。
重要なのは書かれている内容(知らなかった方が良かったこの世の真実)であり、一字一句違わなければ劣化ではない。
[[TRPG『クトゥルフの呼び声』>沙耶]]だと書かれている呪文さえ覚えてしまえば、怪物の詳細等を調べる為に読み直す時以外に出番は無い。
勿論敵の目の前で読むなんて事は無く、事前の調査結果から敵の正体を推測して対策を講じる為に安全地帯で読む。
この世界の怪物(特にボスクラス)は正面から戦ったら99%勝ち目が無いほど強いので重要な行動ではある。

『ダンウィチの怪』においては、ミスカトニック大学にあるラテン語版を、
旧支配者「ヨグ=ソトース」の息子ウィルバー・ウェイトリィが盗み出し、ネクロノミコンを使って父親を現世に呼び戻そうと企んだ。
後述する大十字九郎は物語開始以前にこの事件に遭遇しており、彼がミスカトニック大学を中退する原因にもなっている。

ちなみに、劇中では主にアルと呼ばれている彼女であるが、キャラ名は前述のとおり本の名称そのままであり、
そもそもアラビア語におけるアル(Al)自体が定冠詞に用いるもので、それ単体で意味のある言葉ではない。
(英語の「[[The>テリーマン]]」みたいなもの。アレクサンドロス大王がアラビア語圏で[[イスカンダル>ライダー]]と呼ばれているのも
 名前の先頭二文字を定冠詞と勘違いされてアル・イスカンダルと読まれてしまったため)
//某組織の名前は消しておきました。
したがってアルが名前でアジフが苗字とか言う訳ではない。ついでに「キタブ」は本と言う意味だそうだ。
#endregion

秘密結社「ブラックロッジ」の支配者、マスターテリオンとの戦いに敗れアーカムシティに逃げ込んだアルは、
ブラックロッジの襲撃から逃れる内、主人公の私立探偵、大十字九郎と出会って彼と契約する事になる。
当初はマスターテリオンとの戦いで自身のページを一部喪失していたために本来の力を出せなかったが、
九郎と共にアーカムシティに散らばったページによる怪事件の解決とページの回収に奔走し、徐々に力を取り戻していく。

尚彼女が超必を使う際に出現するメカは、覇道財閥が開発した鬼械神「デモンベイン」。
(鬼械神=デウス・マキナ:魔力で動くロボットのような物、神の模造品とも呼ばれる)
ゲームのタイトルにもなっている主人公機である。

#region(デモンベインについて(ネタバレ注意))
デモンべインは正確には純粋な鬼械神ではなく、鬼械神を科学技術と錬金術で再現した『鬼械神のデッドコピー』、
言うなれば神の模造品のそのまた模造品である。
(神様を[[草薙京]]に例えると普通の鬼械神は[[KUSANAGI]]、デモンベインは[[K9999]]みたいな関係と言えるかも知れない)
その為、正規の鬼械神を駆る魔術師からは「最弱の鬼械神」とか「ガラクタ」とも呼ばれる事がある。

実際『足まわりだけ時空間を歪曲させる』つま先の脚部シールド『断鎖術式壱号ティマイオス』・『弐号クリティアス』による
高速走行や、その時空間歪曲の反発力を利用した空中ジャンプ、
さらにその反発力を攻撃に転用した必殺キック『アトランティス・ストライク』、
邪神すら無限熱量で焼滅させうるデモンベイン固有の最強奥義『レムリア・インパクト』などといった
特殊武装は数あるものの、デモンベインの基礎スペックは魔導書から招喚される正規の鬼械神に比べてかなり低い。

後述の鬼械神「アイオーン」の装備を回収・流用する事で性能は徐々に底上げされていくのだが、
やはり「本物の鬼械神」と比較すると、パワー面で見劣りするのは否めない。
そのため、アルの弱体化・九郎の経験不足・黒幕の思惑などもあって、作中を通して「少しだけ敵のほうが強い」状態が
長く続くことになり、敵鬼械神との対決では勝利してもいつもボロボロだった。
とは言え、流用された呪法兵装は紛れもなく本物の鬼械神の物である為、最終決戦直前のデモンベインの総合性能は
鬼械神にも見劣りしないレベルになっている。
//「アイオーン」の装備を~の下りと二重説明になっているような
//「最初はいろいろ劣っていたが、最終的には同レベルに達した」という意味合いで読めば、特にそんなことはないと思う
//あと、過去にデモンベインの苦戦の理由について議論になったようなので、折衷した内容で書いてみた

だが、デモンベインの真価はその継戦能力にある。
[[顕現・活動させるだけで術者の魔力と精神を磨り減らしていく>真ゲッター1]]通常の鬼械神と異なり、
デモンベインは幾つかのブラックボックスを除けば「[[ただの>マジンガーZ]][[ロボット>ガンダム]]」でしかないため、
術者の負担が桁違いに小さく稼動限界時間もはるかに長い。
極端な話、魔導書側のサポートがあれば、魔術師の素養がない一般人でも扱える。勿論、性能はガタ落ちになるが……
//永久機関云々はブラックボックスと二重説明になるような。
//瑠璃ルート中盤の話でそ?あの時九朗は同乗してなかったような?
また、通常の鬼械神は損傷の修復が完全に術者の魔力頼りになるが、
デモンベインは魔術的にも物理的にも修理が可能であるという点もアドバンテージとなる。
つまり、デモンベインは鬼械神に対して「&b(){耐えて競り勝つ}」戦いが可能なのだ。
傷付き、倒れ、泥を食んでも最後には必ず立ち上がり魔を断つ剣=デモンベイン。
原作のとあるキャラクターが言うように「最弱にして無敵の鬼械神」それこそがデモンベインの「強さ」であると言える。

まあ、こういう戦い方を続けているため、デモンベインは毎度毎度戦う度にボロボロになり、ついでに街も破壊されるため、
オーナー兼戦闘指揮官である覇道のお嬢様の頭痛の種を増やしているのだが。

ちなみにアル・アジフは元々、強力な正規の鬼械神「アイオーン」を所持していた。
が、原作冒頭で破壊されてしまった為、「偶然」感知し、これまた「偶然」相性の良かったデモンベインをパク…借りて代用している。
そして契約者にしてパイロットの大十字九郎と遭遇したのも「偶然」であり、彼が魔術を齧った経験があるのも「偶然」なのだ。
更に人より少しだけ戦士としての才能があるのも「偶然」だし、人より正義感が強いのもまた「偶然」である。
なお、トゥルーED(続編『機神飛翔』に繋がるED)でのアルはちゃんとアイオーンを所持しているが、
気に入ったという理由で覇道鋼造にデモンベインを新しく造らせている。

このように「偶然」が多いのは「必然」であり、そして「運命」でもあるのだが……。
#endregion

#region(旦那、大十字九郎について)
『斬魔大聖デモンベイン』並びに『機神咆吼デモンベイン』本編におけるアル・アジフの主であり、同作の主人公。
声優は伊藤健太郎氏(斬魔大聖では「ヘルシー太郎」名義)が担当している。
名前の由来はブライアン・ラムレイ氏によるクトゥルフ神話を題材にした小説シリーズの主人公「タイタス・クロウ」。

一般に「人類が絶対に勝利できない邪神に抗い破滅していく」という解釈をされる事が多いクトゥルフ神話作品群だが、
HPL自身も『ダニッチの怪』などで人類が勝利する話を書いており、ミスカトニック大学も「[[人類科学最後の砦>科学特捜隊]]」という扱いであった。
後年クトゥルフ神話を一般に広げる過程で、こうした「オカルトアクションとしてのクトゥルフ神話作品」も数多く執筆される事になり
タイタス=クロウ・サーガ、そしてデモンベインという作品は、その直系の子孫にあたる……という訳である。

かつてはミスカトニック大学で魔術を学んでいたが、ある事件に巻き込まれたことが原因で中退。
三流探偵としてその日の食事にも事欠く貧乏生活を送っていた。
そんなある日、アーカムシティの支配者である覇道財閥から魔導書探しの依頼を受けた彼は、
秘密結社ブラックロッジに追われていたアル・アジフと出会う。
状況に流されるまま彼女と契約した九郎は、そのままブラックロッジの破壊ロボに襲撃されて
街中を逃げ惑う羽目になり、その最中偶然迷い込んだ覇道財閥の秘密基地で鬼械神デモンベインを発見し、
ブラックロッジの破壊ロボを撃破する。
最初はそれ以上の戦いを渋っていた九郎だったが、ブラックロッジの大導師マスターテリオンの邪悪に触れたことで、&br()ブラックロッジの魔術師たちとの戦いを決意してゆく。

邪悪を許さぬ強い正義感を持ち、戦いの中で躓くことがあってもそれを乗り越えていくという、
ロボットものの主人公としては王道とも言える性格。「後味悪ィことになるのは嫌だから」とは本人の弁。
そして周囲のムチャクチャな連中に対するツッコミ役でもあり、
特にブラックロッジのマッドサイエンティスト「ドクター・ウェスト」との漫才は必見である。
何故か周囲の人々に性犯罪者扱いされやすい。

余談ではあるが人外にやたらモテる。例を挙げると3人のヒロインのうち真人間なの1人だけだったり、
邪神に好かれてたり、アルのページに(性的な意味で)食われたり、ロボ娘に惚れられたりと言ったところ。
ついでに[[女装すると絶世の美女と化す>ゲーニッツ]]。
こっちはこっちで執事のウィンフィールドに芸術と言われたり、ドクター・ウェストを胸キュンさせている。
オリジナルであるPC版ではグラフィックがなかったが、PS2への移植の際に追加CGとして描かれた。

#region(ネタバレ注意)
実は彼とブラックロッジとの戦いは全ての黒幕である[[ナイアルラトホテップ>ナイア・ルラトホテップ]]に仕組まれたものであり、
彼もマスターテリオンも、ループする世界でナイアルラトホテップの目的のために戦わされていたのだった。
幾千、幾万、幾億回の繰り返しを経て目的の達成を目前としたナイアルラトホテップは、
最後の仕上げとして九郎を誘惑するのだが、九郎は''宇宙一かっこいいロリコン宣言''を叫んで誘惑を跳ね除け
ナイアルラトホテップの野望と狂った世界の運命を打ち破った。

&font(16,b,i,blue){「悪ィな、ナイアさん。俺、あんたのこと嫌いじゃなかったけど……」&br()「どうも俺、やっぱりロリコンだったみたいでさ。あいつの綺麗な体知っちまったら……&br()&space(3)てめぇなんざ汚すぎて抱く気にもならねえんだよ!ババア!」}

こうして彼は宇宙最強のロリコン''「マスター・オブ・ネクロロリコン」''として伝説となった。
(ちなみにこれはアル・アジフのマスターであることを示す「マスター・オブ・ネクロノミコン」のもじり)
&s(){決して[[ネクロフィリア>火焔猫燐]]+ロリコンではない。と言ってもどちらの「ネクロ」も「死者」を意味するのだが。}

なお、九郎のロリコンフラグが立っていない場合、ナイアルラトホテップの誘惑に負けてしまう。
&b(){この時放り込まれる[[狂気の世界>沙耶]]はみんなのトラウマである}。ロリコンでよかった。
世界がループした場合、前ループの大十字九郎がどうなるかは他のヒロインのEDで明かされる。
#endregion
#endregion

#image(al.gif)

#region(続編『機神飛翔デモンベイン』では絵師のNiθの画風が変わって、絵が非常に大人っぽくなっている。)
#image(AL2.jpg,title=「お前は、我等の生き甲斐だ」)
尤もこの絵は「神の片割れにして一児の母となった可能性の未来のアル」の姿であるため、&br()若干大人びているのはそういった理由もあるのだと付記しておく。
#endregion

ちなみに、[[恋するドラゴン]]曰く九郎との関係は''「無自覚なバカップル」''とのこと。お前が言えた口か、と言いたいが
アルにバカップル呼ばわりされて「バカップルにバカップル言われた」と返したら、アルにその自覚が皆無だった事へのツッコミなので…

余談だが、アル・アジフの主となったのは九郎が初めてではなく、公式にも数名かつてのマスター・オブ・ネクロノミコンが存在する。
(具体的にその活躍が描かれているのは、現段階では小説版の公式外伝のアズラッド、エドガーの二名。前者は『機神飛翔』にも登場する)
しかし、最強の魔導書たるアルのパートナーの悉くは、邪神の眷属や魔術師との対決の過程で命をすり減らし、それ故に死亡した。
相互に利用しあう関係でしかなかった為、名実共に立派な[[パートナー>ニコMUGENの二次創作ネタ#夫婦]]となったのは九郎が初めてである。

ちなみにネクロノミコン原書の使い手としては、他にも[[某Sマート日用品係>アッシュ・ウィリアムズ]]がいたりする。
最近では古本屋に稀覯本として入荷した第一漢字写本を[[某魔法使い>霧雨魔理沙]]が盗もうと目論んだり。

#region(最新情報)
2013年3月14日に発売されたニンテンドー3DSゲーム『スーパーロボット大戦UX』において&b(){まさかの参戦。}
名義自体は(微妙に後述する)&s(){悪名高い}TVアニメ版としての参戦となっているが、
鋼屋ジン氏のTwitterにてスタッフが原作ゲーム版もチェックしていたとの声明も出ており、
実際、TVアニメ版で扱われなかったクトゥグアとイタクァ(の人化姿)がカットインとして登場、
他にも外伝小説や続編『機神飛翔』を示唆する描写も所々で挿入されるなどしている。
更には&b(){18禁版でもやらなかった}TVアニメ版での姫さんのパンモロを実装、PV公開時に大反響を呼んだ。
……いい加減乳揺れに慣れたプレイヤーもここまで堂々とパンモロするのは流石に予想外だったと思う。
&s(){『L』で『戦え! イクサー1』のヒロインの全裸カットインを阻止する為に首から上しか映さなかった前科もあるし}

過去に『スパロボL』でアニメ版ラインバレルに原作要素を組み込んで喝采を浴びたスパロボスタッフが
『デモンベイン』という題材をどのように料理するのか、スパロボ・デモベ双方のプレイヤーから注目が集まっている。
&s(){まぁ、一番喜んでいるのは[[グリリバ>ウイングガンダムゼロ]]だろうけど&br()一方で、BGM名で本当に&b(){咆哮}と誤字られたという}
|&nicovideo(sm20349304){280,185}|&nicovideo(sm20337605){280,185}|
なお、鋼屋ジン氏のTwitterにて「デモンベイン」の名前は元々「学生時代の彼が『第4次スーパーロボット大戦』の
主人公機「[[グルンガスト>スレードゲルミル]]」に付けていた名前」だということが、スパロボUX発表に併せて明かされた。
#endregion

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**『[[ニトロ+ロワイヤル]]』での性能
&lightbox(アル=アジフ@ステータス.PNG,link=image,percent=40,title=クリックで拡大)
|&nicovideo(sm6545512){280,185}||&nicovideo(sm5241233){280,185}|
[[飛び道具]]系の技が多いキャラ。二段ジャンプをもっている。
また、[[ダッシュが>デミトリ・マキシモフ]][[ワープ系>スレイヤー]]の性能となっており、発生後数フレームから、終了直前くらいまで無敵。
前ダッシュで相手の裏に回りこむことが可能。画面端の相手にも回りこめる。

攻撃のリーチや[[判定]]は強いが連続技は苦手。中・遠距離を保って攻撃を当てていくキャラ。

#region([[必殺技]])
-「クトゥグア」
#image(クトゥグァ.jpg,title=火を司る旧支配者)
  [[飛び道具]]。落ちながら飛んでいく火の弾を3発出す。
  発生が早く上下に幅広く攻撃できるが硬直も長い。打撃技でも相殺可能。
-「イタクァ」
#image(イタクァ.jpg,title=風(吹雪)を司る旧支配者)
  飛び道具。中距離に地面から氷の柱を発生させる。
  硬直が長すぎるのでガードされると[[反確]]。
  [[判定]]が最大3回出るのでチャンスメイクはちょっとやりづらい。
-「バルザイの偃月刀」
  対空系の技。空中へ滞空する時間は長いが無敵は無いので、
  対空に使うには少し先読み気味に使う必要あり。
  [[コンボ]]の締めにも使える。
  ちなみに原作では、投げると人間サイズの物でも (デモンベインサイズの物じゃなくても) 、
  &b(){高層ビルを軽く真っ二つにして戻ってくる}切れ味がある。
-「ニトクリスの鏡」
  当身技。上半身への攻撃しか取れないが、打撃も飛び道具も取れる。
  弱はその場に攻撃[[判定]]を出して飛びのく。
  中は[[瞬間的に一定距離前進>無想転生]]するが有利時間は短い。
  強は相手の後ろに回りこんだ後[[乱舞>乱舞技]]…に見えるが、
  実際は当身を取った直後に[[相手がどこにいようと目の前に引き寄せてロックし>アナザーブラッド]]攻撃を加える。
  追い討ちは不可。

  弱→中→強と当身受付時間が短くなる。
  強ニトクリスの猶予フレームは数Fしかないので
  過信は禁物、だが強の威力は超必直当てに匹敵するので
  相手の安易な飛び道具等には狙ってみたい
-「アトラック=ナチャ」捕縛技
  相手の足元に攻撃し、当たった相手を短時間拘束する。
  弱、中でそれぞれ定位置に、強は自分の足元から高速で前進する判定を出す。
  出が遅い上に拘束時間が短いため通常使用は難しいが、起き上がりに重ねると非常に回避しづらく、
  屈C→弱or中アトラック=ナチャ→屈C→……はキャラとゲージ状況によってはリアルファイトモノ。
-「クトゥグァ・イタクァ神獣弾」高速飛び道具
  0.5ゲージ消費で前方に直進し複数ヒットする弾を出す。
  ヒット時に炎と凍結のエフェクトがランダムで出て、最後のヒットが氷結の場合は追い討ちが可能。
  出はさほど早くない。
#endregion

#region([[超必殺技]])
-「大うつけがぁ!」
  タメの後周囲にガード不能の爆発を起こす。
  とても出が遅く、簡単につぶせるため使いどころが難しい。
-(隠し超必)
  3ゲージ消費の[[乱舞技]]。技の後にジャンプ強などで追撃できるが、
  それを含めてもニトロワの3ゲージ技の中では威力が低い部類に入る。
#endregion 

#region(リーブアタック)
-「レムリア・インパクト」
  デモンベインを招喚し、掌底から''無限大の熱量で相手を昇華消滅させる''呪法で攻撃。
  でも[[さすが格ゲーだ、なんともないぜ!>格ゲー補正]]と威力はそこそこ。
  見た目だけなら[[ブロディアパンチ>ジン・サオトメ]]。
  実際は暗転と共にバックステップしたのち、元いた位置に出す光球がヒットしないと発動しないため、
  リーチは短く、バックステップで開いた空間と無敵時間を割り込み・対空に使用する。
  そのため自分が画面端にいると切り返し効果が落ちるので注意。
  ゲージのほとんどはこの技に使う。結局九郎が頼みである。
-(隠しリーブアタック)
#image(ダンセイニ.jpg,title=「てけり・り」)
  公式の技表には載っていない隠し技。
  [[特殊技]](→+強)と同様に突如ガチムチになった使い魔(種族はショゴス)の「ダンセイニ」が現れ、
  [[ショルダータックル>ユリアン]]をする特殊な飛び道具。
  →+強では一定確率で不発に終わるが、こちらは問題なく出て、[[一往復半する。>ブライアン・バトラー]]
  とても広い攻撃範囲を持ち、ダンセイニが相手の攻撃でつぶされることは無いが、
  すべてのタックルがヒットすることはまず無く、技の終了までアルは行動不能、発生保障も無く、
  ついでに→+強とあわせてダンセイニが画面にいる間はどちらも使用できないため、使い勝手はいまいち。

  ちなみにこの技のガード方向は技発生時に決まっているため、
  暗転後にアルを飛び越えるとガード方向が逆(飛び越える前のガード方向のまま)になる。
#endregion

#region(ある意味必殺技)
-しゃがみ[[チャンスメイク>ブロッキング]]
  実はニトロワ原作は立ちチャンスメイクとしゃがみチャンスメイク、
  それぞれの可不可は''攻撃の上段下段ではなく打点で分けられている''ため、
  打点さえ低ければ''ジャンプ攻撃をしゃがみチャンスメイクする''なんてことも可能。
  (この判定方法は当身技にも適用されているようである)
  そしてアルは''レバー真下に入れっぱなしにするだけでしゃがみチャンスメイク受け付け状態が持続する''うえに、
  しゃがみチャンスメイク成立モーションが攻撃はもちろん''立ち上がるだけで一瞬でキャンセル''されるため、
  おもむろにしゃがんで高めの飛び込み等を除いた攻撃を受ければ圧倒的有利、というとんでもないバグがある。

  ただし、一度チャンスメイクしたら一旦レバーニュートラルからまた下に入れ直さなければならない。
  しゃがんでいるアルには高めのジャンプ攻撃や投げで対抗することになる。
#endregion

余談になるが、ニトロワのアルEDは色んな意味でヤバイ。
#region(それがこちら)
|一応、本編の壮大なネタバレをかましているため注意。&nicovideo(sm10902311)|
#endregion

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**MUGENにおけるアル・アジフ
MUGENではゆ~とはる氏が作成したものがある。
ニトクリスの鏡の判定は「上半身のみ」から「下段攻撃は取れない」ものになっている。
&s(){また、強ニトクリスは相手をロックせずに相手の真後ろに移動して攻撃するように変わっている。&br()上下には追いかけないので、空中からの飛び道具などを取った場合には外れてしまうことが多い}
2010年9月5日の更新で相手を引き寄せて乱舞に仕様が変わったが、タッグ戦だとやはり空振りしてしまう場面も。
又、対[[北斗>北斗の拳]]キャラ相手で[[死兆星]]が光った時の[[カットイン]]なども追加された。
2012年11月13日の更新では12P性能として金カラーが搭載された。
このカラーを選択すると常時ライフ回復に加え、攻撃と防御が1.5倍になり[[ゲジマユ]]状態になる他、→+強のダンセイニ召喚が必ず出るようになる。
また、2013年3月10日にはスパロボUX参戦記念として大幅に更新され、アレンジモードが追加された。

この他にもニトロワでの戦闘前後デモを用いた[[特殊イントロ]]も多く、ニトロキャラはもちろん色々なキャラに対応している。
対応キャラが1000人を超える数を網羅しており、氏の努力と苦労がよくわかる。

原作では出来ないがニトクリス中→レムリアができたり、
レムリアの追撃に「ジャンプ中→レムリア」というコンボもできたりする。
更に相手の位置、食らい判定にもよるが「レムリアの追撃にレムリアそして追撃にレムリア」と繋がったりもする。
補正はないのでほぼ即死。
逆にアトラック=ナチャの起き攻めはMUGENではなかなか機能しない。
|レムリアの追撃にレムリア(4:20あたり)&nicovideo(sm7310389)|
Tizona氏作の[[AI]]が存在している。
「クトゥグア」や中攻撃で牽制し「バルザイ」などで迎撃、といった堅実な戦い方で、チーム戦などで先鋒の活躍が多い。
タッグ戦でも「レムリア・インパクト」の掌底部分以降が相手のパートナーにも当たったり、
「ダンセイニ」も画面制圧力と往復する性能による[[AI殺し]]とで威力を発揮している。
|日輪の輝きは[[ついげきの昇華呪法でさらにダメージは加速した>ブロントさん]](9:00あたりから)&nicovideo(sm7165120)演出処理が生んだ悲劇である。|
#region(ニトクリスの鏡(当身))
|ニトクリスの鏡(当身)&nicovideo(sm6195747)|
#endregion

&nicovideo(sm496168)また、柊・竹・梅氏の協力によって[[ブリス>ミッドナイトブリス]]も追加され、上の動画の様な[[体操服+ブルマ>このは]]姿を披露してくれる。
当初は下記の動画のようにブルマの色は緑だったが、動画での酷評を受けたため、紺色に修正された。
[[カラーパレット]]次第で[[赤>春日野さくら]]や紫(あずき色?)にもなる。
|3:18辺り&nicovideo(sm10867603)|
同氏作の[[マミヤ]]の[[一撃必殺奥義>テーレッテー]]に[[対応しており>特殊やられ]]、チョイヤー氏の協力で[[キン肉バスター]]にも対応。
2010年8月18日、このゆ~とはる氏製アル用のドット書き換えパッチがリリースされた。
作者はZ.A.I.氏。効果は以下の通りである。

#image(beforeafter.gif,title=←ビフォー アフター→)
しかし、チョイヤー氏や柊・竹・梅氏の許可が下りなかったのか、バスターとブリスの画像は書き換えられていない。
また、最新版には対応していないので要注意。
ゆ~とはる氏以外の人が作ったカラーパレットにも対応してないので、通常の1Pカラー推奨。
----
***出場大会
#region(一覧)
''シングル''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[アル・アジフ],sort=hiduke,100)
-[[新生・弾幕グランプリ>>弾幕GPシリーズ]]
-[[弾幕グランプリ女王杯>>弾幕GPシリーズ]]
''タッグ''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[アル・アジフ],sort=hiduke,100)
-[[ゴリとゴルリオミニトナメ]](乱入者)
''チーム''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[アル・アジフ],sort=hiduke,100)
-[[ベル主催!栄光のぽっこーん3VS3チームバトル【ポンコツ杯2】]](おまけ)
''その他''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[アル・アジフ],sort=hiduke,100)
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[アル・アジフ],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[アル・アジフ],sort=hiduke,100)
''削除済み''
#list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[アル・アジフ],sort=hiduke,100)
#co(){
↓はタッグ相手などの特記事項が存在するため仮に保存
[[【直感とネタで】タッグ戦するよー]](タッグ - [[軋間紅摩]])
[[タッグレース MUGEN・バトル・ラン]](タッグ - [[ジン・サオトメ]])
[[良タッグ発掘男女タッグバトル大会SP]](タッグ - [[ガイ]])
[[良相性決定-男女ペアタッグ大会]](タッグ - [[斬真狼牙]])
[[幻想浮遊島タッグバトル]](タッグ - [[パチュリー>パチュリー・ノーレッジ]])
[[再び男女タッグトーナメント-ニトロワ杯-]](タッグ - [[テスタメント]])
[[究極のMUGENタッグ編]](タッグ - [[上杉謙信(戦国ランス)]])
[[MUGEN FANTASY タッグトーナメント]](タッグ - [[蒼崎青子]])
[[守ったら負ける-倍返しタッグトーナメント]](タッグ - [[ジン・サオトメ]])
[[平成ライダーAI搭載記念タッグトーナメント]](タッグ - [[仮面ライダーカブト]])
[[またヘンテコなネタとかで男女タッグトーナメント]](タッグ - [[アッシュ・ウィリアムズ]])
}
#endregion
***出演ストーリー
[[DIOの喫茶店]]
[[MUGEN'S EVERYDAY'S]]
[[Tea Party of Witches]]
[[Transfer Avengers]]
[[火艶連聖アッシュナイン]]
[[スターダスト美鈴]]
[[特別課外活動部事件簿]]
***プレイヤー操作
アルで昇華([[マイリスト>>http://www.nicovideo.jp/mylist/6814677]])
[[51対51で友人と潰し合い]]

&font(b,i,20,purple){「渇かず&ruby(かつ){飢}えず、無に還れ!」}

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//|CV:神田理江|,ヒロイン,見た目と中身で年齢差,弾幕,ニトロワ,ツンデレ,紫髪,魔法使い,クトゥルフ

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