ヒートマン

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ヒートマン - (2009/11/17 (火) 00:15:42) の編集履歴(バックアップ)








長所:マイペース
短所:熱意がない
好き:バーベキュー
嫌い:アイスクリーム

「ちょっと待って、火を点けるから」


カプコンの名作、ロックマンシリーズ第2作目『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』に登場する8大ボスの1体。
ジッポーライターに手足が生えたような外見をしており、耐熱性に優れたボディを持つ。
また、一部の特殊武器で回復やパワーアップをするという性能を持つ。
武器は12000℃にも及ぶ高熱の炎を撃ち出す「アトミックファイヤー」のほか、着弾すると火柱を吹き上げる火の玉を3つ同時に投げつけたり、
アトミックファイヤーを纏っての突進(この間無敵)など2のボスの中では多彩な攻撃パターンを持つ。このアトミックファイヤーは後のチャージショットの原型となった。
ちなみに、彼のステージは点滅ブロックによる即死が非常に厳しく、クイックマンステージのレーザーと並ぶトラウマステージとして有名。
アイテム2号無しで完璧にクリアするのは至難の業である。

アイテム2号がないとき(成功例は6:30ごろから) アイテム2号があるとき

のんびりした口調と眠そうな目、そして上記のように炎属性らしからぬ性格をしており、ある意味「炎系=熱血キャラ」というイメージを根本から覆したキャラクターといえるだろう。
同じロボットで例えるなら、メイドのイメージを変えた『まほろまてぃっく』のまほろさんと『To Heart』のマルチがこれに近いだろうか。
ただし、上記の性格が明示されたのは『ロックマン&フォルテ』においてであり、初登場の「ロックマン2』の時点では明確なキャラ付けはされていない。

『ロックマン2』では体当たり以外の移動手段が無くジャンプもしなかったが、『パワーファイターズ』では歩行とジャンプをするようになった。
しかし空中での攻撃手段がないため、跳んだらチャンス。

『スーパーアドベンチャー』ではなぜか名古屋弁で喋り、やや勝気な性格だったりと、上記の設定と全く違っており、
ファン(特にコミックボンボン読者)の間では黒歴史の一つとされている。
ちなみに、その作品での担当声優は『真・女神転生デビルチルドレン』の主人公・甲斐刹那?
『ロックマンX』シリーズのエックス?役(X5からX7まで)などを演じた森久保祥太郎氏。同作ではクイックマンとの二役である。

「にぇーへっへっへ、よぅ此処まで来たじゃ!!だがここまでだじゃ!!」


また、有賀ヒトシが描いている『ロックマンメガミックス』にも登場している。
同作者の「ロックマンMANIAX」では原作と同じく天然キャラだが、この作品では『きゃははははは!!』と病んだ笑い方をする
無邪気な残酷性を持つ危険なロボットとして扱われている。主に活躍したのは当然『2』を再現した『R破壊指令』。
原作でクラッシュボムを喰らうとパワーアップすることを再現し、クラッシュマンからクラッシュボムを貰ってスピードを上げ、
長距離飛行をしながらアトミックファイヤーで、アイテム二号でスカル衛星へと急ぐロックマンを追撃した。
しかし、ロックマンによって海へと蹴り飛ばされ、冷たい海水によって熱せられた自身のボディに過負荷がかかりそのまま爆発してしまった。
一応、『6』を再現した『史上最強の敵』にもモブとして登場している。フラッシュマンに台座にされてたけど。
また、『R破壊指令」のリメイク前作品である『破壊指令』では、活躍の場もなく既にエレキマンに撃破されていた。

「どこまでついてくるんだ!?」

「ど こ ま で も ! !」


ロックマンエグゼ』では下半身が無く、「脚なんて只の飾りです!」と言わんばかりに空中戦を仕掛けて来る。


ニコニコにおけるヒートマン

ニコニコでは、てつくずおきば作曲『エアーマンが倒せない』でお馴染みのエアーマンとウッドマンの方が有名だが、ヒートマンも ステージのみ 登場している。*1
ヒートマンのステージがクリアできない→その為にはアイテム2号が必要→アイテム2号の取得条件はエアーマンの撃破
→でもエアーマンが倒せない→弱点武器のリーフシールドが欲しい→でもウッドマンも倒せない
→弱点武器のアトミックファイアーが欲しい→だけどヒートマンステージがクリアできない→その為にはアイテム2号が……
無限ループって怖くね?*2


MUGENにおけるヒートマン

死門氏がパワーファイターズ仕様のヒートマンを公開中。
原作再現で特殊なステートを組まれているらしく、一度攻撃を食らうと数フレーム(60フレーム=1秒)の間無敵になるため、コン?ボゲ?ームのキャラには厄介な相手となる。その代わり、ガードが出来ないという弱点もある。

また、このステートには不具合(バグ?)があり、メトロイド運送技?を受けると画面外に消えて戦闘続行不可能になる等の問題もあるが、
逆にグラビティブレス?といった特定のが効かない等の利点もある。
この仕様は他のワイリーナンバーズも同じで、性能上の都合という意味で相手を選ぶキャラである。
かのマスクドデデデ?と同じステートと言えば、どれだけヤバイ実力を持つかは想像に難くないだろう。

そして、柊・竹・梅氏がAIとボイスパッチを製作している。
通常の火力だと普通のキャラクターなら火の玉二発で瞬殺できるため、ウザク同様、火力を半分以下に調整されているが、
殆どの技が防御不可能なため、一発でも食らうと3~4割も削られる。
因みに、火力100%バージョンのAIも公開されているので、ドMな人は試してみよう。
サイズは自分が見やすい大きさにしてるだけらしい。

ちなみにAIの説明書の注意書きに、
「ヒートマンのイメージが崩壊し兼ねないのでコミックボンボン読者(特に有賀ヒトシ氏ファンの人)にはお勧めできません。」
と書いてある辺り、(元)コミックボンボン読者にとって名古屋弁がどれだけ強烈だったか想像に難くない。

ボイスパッチに関しては、『パワーファイターズ』のヒートマンは喋らない*3ため、上記の名古屋弁が使われている。


「ワシのアトミックファイヤーを受けてみるじゃー!!!!」


出場大会




*1
ステージも高難易度で、ボスのヒートマン自身もそれなりに強く、オワタ式(ライフがたったの1)では多くのプレイヤーを瞬殺した。

*2
実はウッドマンの攻略法は意外と簡単で、エアーシューターを至近距離で連射すれば倒せる。
また、ウッドマンはメタルブレードにも弱く、『ゲームセンターCX』でもこの方法でウッドマンを撃破している。

*3 実際には、日本版限定ながらボイスが存在する。なお、断末魔は複数のボスで共有されているようで、ヒートマンの場合は戦闘時の掛け声と声質が明らかに異なっている。