アメリカのDCコミックスに登場するヒーロー。
初出は1988年の『ジャスティスリーグ・インターナショナル』と比較的最近である。
本名はトーラ・オラフスドッター。
ノルウェーに隠れ住む魔法使いの村の姫君として産まれた。
生まれつき超能力を持っていたため、「グローバル・ガーディアンズ」にノルウェー代表として参入した。
そしてその後、「ジャスティスリーグ」に親友のファイアと共に加入することになる。
ジャスティスリーグでも長いこと戦っていたが、オーヴァーマスターによって殺されてしまった。
その後も何回か
幽霊として
登場したりもしたが、最終的にはヴァルハラへ行った。
……と思っていたら、「バーズ・オブ・プレイ」によって、ロシア支配の傀儡として復活させられた。
これに怒った彼女は脱走し、再びファイアの世話になることとなった。
ヒーローとしての能力は、名前どおり氷を操るもの。
様々な形に変えて相手を攻撃したり、スケートリンクを作って一気に接近したりと使い道は多い。
もちろん天候や気温にも干渉でき、猛吹雪を巻き起こすことも可能である。
また、近接格闘の能力も非常に高く、素手での戦いを得意とする。
死亡前はどちらかというと穏やかな能力だったのだが、蘇ってからは怒りからか能力も攻撃的になった。
性格は割とのどかな地域出身だからか、無邪気で内向的な性格。
衝動的で刹那的なファイアとは性格が逆であるにもかかわらずいいコンビである。
なお、アメコミのヒーローで氷使いというとどうしても
アイスマンを連想するが、
実際、『Marvel vs DC』ではアイスマンと戦うことになった。
MUGENに登場するAivar氏のアイスマンには、これらのクロスオーバーを元ネタとする大技「アマルガム」がある他、
アイス自身にもアイスマンと融合して繰り出す大技「アマルガム」が搭載されている。
本家の二人が融合した姿であるアイスバーグは氷の体に金髪で髭の生えた男の姿であり、前述のアイスマンが変身する姿も
これに準じたものであるが、彼女の「アマルガム」は彼女の全身が氷と化した姿に変身するものである。
MUGENでは
海外のSmogon Kane氏とBuyog2099氏によるものが存在している。
春麗?や
サスカッチ、
アイスマンを改変して製作したようである。
近距離格闘もこなすがどちらかというと遠距離寄りで、必殺技も、相手を凍らせる「アイスボール」、
相手を転倒させる「アイススリック」、攻撃判定のある身代わりを残して避ける「アイスダムセル」、
相手の飛び道具を防ぐ「アイスシールド」など、遠距離戦で役に立つものがそろっている。
また、彼女の超必殺技「アブソリュートゼロ」は、ゲージが全て無くなって回復しなくなる代わりに、
体力が満タンになり、相手の機動力と攻撃力を下げる
という外道技になっている。
また、shingouken氏によるAIも同梱されている。
ところで…
これが原作
で、こちらがmugenである。
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