アイルー

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アイルー - (2012/01/14 (土) 07:00:48) の編集履歴(バックアップ)



「きゅっきゅっきゅっニャ~♪」
(インストールダウンロード中での効果音と鳴き声)

モンスターハンター」シリーズに登場するモンスターの一種。シリーズのマスコット的な立ち位置でもある
モンスターとは言っても、人間と同じように狩猟・採取・生産を行ったりしながら各地に
集落を築いて暮らし、取引などもしているのでモンスターというよりも「異種族」と言った方が適切である。
身長は116cm程度と、人間の子供程度の大きさ。
ちなみに、アイルーの名前の由来はAilurophile(猫好き)から来ていると言われる。

ゲーム内では「獣人種」に分類される、2足歩行する猫のような生き物。非常に知能が高く道具も使え独自の文化を築いている。
群れで行動するが狩猟パートでも普段は積極的に襲いかかってくる事は無く、そこらへんをうろついているだけである。
だが同族(メラルー含む)を攻撃されるやいなや一斉に襲い掛かってくる。
「にゃんにゃんぼう」(正式名称)という猫の手を模した鈍器で叩いてきたり爆弾を投げつけてきたり
巨大な爆弾を持って自爆を試みたりするが小型モンスター故にあまり強くは無い。
ただし爆弾を食らうと非常に大きく吹っ飛んでしまうため、ほっておくと思わぬ邪魔をされることも。
前述の通り同族に害が及ばないかぎりは無害な連中なのだが、メラルーという黒毛の亜種は好奇心が
非常に旺盛で、こちらが手出ししなくてもわらわらと近寄ってきたかと思うと、ハンターを突き飛ばして
転んだ隙に所持品をスリとって逃げてしまうため大変嫌われている。卵がー!
またゲーム内で他のモンスターは死体状態になるのだが、このアイルー(メラルー)だけは
地面に潜って逃げてしまい、絶対に死体にならないのでアイテムを剥ぎ取ることができない。
でもたまに換金可能アイテム等を落とすこともあるのでまったくの無益というわけでもない。
猫だけにマタタビのにおいにも弱く、メラルーによる盗難もマタタビを最優先で狙ってくるので
より重要な荷物を守るための囮に利用されたりもする。

モンスターの骨や牙、木などの素材で持った武器兼採取道具を持って行動している。
基本的には簡易ピッケルのような外見だが、猫の手の形を模した武器を作ることもできる。
また彼らの間での通貨である「肉球のスタンプ」を集めれば人間相手であっても
それらの武器を提供してくれる上に、ハンターが使うそれは何故かモンスターを
麻痺させる性能が付加されていたりする。

爆弾の扱いに長けており、巨大な爆弾を持ち上げてヨタヨタ突っ込んできて自爆、
それでもけろりとしていたり爆風で行動不能になっていてもしばらくしたら平然としている。
アイルー族の中には爆弾職人もおり、自然界にあるものから爆弾を作っているようだ。
人間であるハンターたちは爆弾を雨天時には使うことができないが、
アイルーたちの使う爆弾は特殊な防水処理をしているため雨天時でも使うことができる。
つまり、爆弾に関しての技術は完全に人間よりも上なのである…… というのは今は昔
MH3より人間も爆弾を雨天下でも使えるようになってしまったので現在は特に両者の技術に極端な差はない。
これは人間側の技術が向上したのか、アイルー側の秘伝の技術が人間側にも伝えられたのかは不明。
なお、その特徴から、アイルーの頭を模した被り物である「アイルーフェイク」にも
爆弾スキルがついており、これをひとつ装備するだけでスキルが発動するようになっている。
他にもオトモアイルーの装備(上記画像でアイルーが付けている兜と鎧)を模した「どんぐり」シリーズを
一式装備しても爆弾スキルが発動する。

持っているかばんの中には「アイルーの七つ道具」と呼ばれる人間から見ると
ガラクタにしか見えないものが入っているが、彼らにとっては重要なもののようだ。
尤も、人間よりも技術的に長けた面を持つ彼らの道具なので人間にとっては使い道がわからないだけで
彼らの持つ技術に用いられる道具なのかもしれない。

プレイヤーからの人気が非常に高いキャラクターで、グッズ化もかなりの数されている。
一度開発スタッフ内の偉い人の思惑でマスコットキャラクターが仮面を被った獣人種である
チャチャブーにされそうになったことがあったが、その根強い人気でマスコットキャラ枠を防衛した。
(チャチャブーはアイルーと似た特徴を持つモンスターだが、アイルーと異なり凶暴で
 ハンターを見かけると手に持った鉈で切りつけてくる。この鉈攻撃、かなり強化した装備でも
 理不尽なほどのダメージを受ける上に何故かハンターが逃げ込むであろうエリアに嫌がらせのように
 配置されていることが多いのでハンターにはかなり嫌われている。そもそもこのチャチャブー、
 アイルーのボツデザインである。)

フィールドをウロウロしているときやアイルーどうしのコミュニケーションでは猫のような
鳴き声を使っているが、人間と話すときは人間の言葉でしゃべったり、時として
人間の文字も使いこなすなど知能はかなり高いことが伺える。
ちなみにこの猫の声はサウンドスタッフが飼っている本物の猫『ミギャ君』の鳴き声である。
彼には出演料として高級猫缶が進呈されたらしい。
また、ミギャ君はシャム猫であり、アイルーの基本毛色がシャム猫柄なのはそのためだとか。

人間との交流を持つものも多く、ちゃんと仕事もしており、
ゲーム中ではお店をやっていたり理容師をやっていたりする。
「ネコタク」役として、やられたときに手押し車で死体をキャンプへ
直送してくれるのだが、この際にハンターが受け取るはずだった報酬の3割が彼らに支払われる。
つまり、3回力尽きるとクエスト失敗になるのは彼らに報酬を支払うからである。
個人で雇えるものには料理を作ってくれる「キッチンアイルー」や一緒に戦ってくれる「オトモアイルー」等が登場する。
なお、会話時にはお約束の様に語尾に「ニャ」がつく……が、何故か語尾が「ゴブ」の者も確認されている。

メラルーとの間には同属だけあって親交があるが、メラルーがどこから盗んできた盗品を
アイルーたちに横流しし、アイルーたちが人間に売るという黒いコネクションもある。
またメラルーが毛を白く染めてアイルーに変装し、店番のふりをして店から商品を盗んでいくこともあるようだ。
尤も、キッチンアイルーやオトモアイルーの中には毛色がメラルーの者がいるので、
中には真面目に人間と関わるメラルーも存在するらしい。

「ネコの~術」と呼ばれる人間の知らない独自の技術をかなりの数持っている。
この技術、猫らしく体術の類だけかと思ったら「踊ることにより一時的に能力を高める」
「山菜じいさんからアイテムを多くもらう」「周囲の生態系に大打撃を与える凶悪モンスターを挑発+乱入させる」
など謎の技術が多数含まれている。
これらの能力はアイルーたちがアイルーキッチンで作った料理を食べたり、銭湯で販売しているドリンクを飲むことで
一時的にハンターにも備わり、時としてハンターを助けてくれることもある。

ゲーム終盤に登場するラスボス級のモンスターに関する伝承を語り継いでおり、
かなりザックリしているがハンターに情報を教えてくれることもある。

基本的に狩猟の際もモンスターが寝ている隙に素材をこっそりいただいていく等、
戦闘に関してはあまり積極的ではないのだがギルドと契約して訓練を受けた特別なアイルーである
「オトモアイルー」はハンターの狩猟に同行し、大型モンスターに正面から立ち向かっていく。
オトモアイルーは手に持った武器による攻撃以外にも爆弾攻撃やブーメランを投げる、
特殊な効果のある笛を吹く、敵をおびき寄せたり罠を設置するなどの行動でサポートしてくれる。
近年ではハンター同様、大型モンスターの素材製武具を着こなすものも出て来ている。
オトモアイルーはアイルーの中でも一目おかれる存在であり、活躍したオトモアイルーは
人間界での有名なハンター同様英雄扱いされていることがあるようだ。

「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村」というスピンオフ作品も出ており、
こちらはデザインが(モンスター達も含めて)可愛くデフォルメされている。

ニコニコにおけるアイルー

PSP版のロード時のBGMと踊りが非常に可愛く、それを元にした手書きMADが多数存在している。

いわゆる「だいたいこいつのせい」「全ての元凶」というやつである。

おまえのようなアイルーがいるか。

MUGENにおけるアイルー

MUGEN界のゲーメストseku氏が製作したものが存在する。
見た目は「ぽかぽかアイルー村」のもの。
完成度は60%くらいとの事だが基本的な動きは問題なく行える、またぬるぬる動く。
本編に出てきたハンマーや双剣など、見た目とは裏腹に様々なごっつい武器を使いスタイリッシュにコンボを決めていける。
また飛び道具として爆弾を使えるが、消耗品扱いのため「調合」をして補充しないと使えなくなってしまう。
ハートキー氏によるAIが作成されており、適用すると一部性能が変化する。
レベル設定のほか、性格による立ち回り三パターン×使う技の傾向三パターンの計九通りの行動パターンを設定できる。
  • 性格
前進主体で切りかえしのスラッシュアックスを多用する安定性のある立ち回りの『勇敢』、
後方に下がりつつ隙を窺って攻撃を仕掛ける支援向きの『臆病』、
『チャンス派』では敢えてゲージを温存し、瞬間的な火力だけなら他を上回る性能となる。
他の性格ではなかなか見られない突進→フィニッシュ突き→竜撃砲の超必殺技によるコンボは強烈。
しかしながら、立ち回りにゲージを利用してコンボする方がリターンが多いようだ。
  • 攻撃方法
『近接と爆弾』は臨機応変に立ち回れるものの、爆弾調合の隙を晒す場面が多くなりやすい。
『近接一筋』は爆弾を封印することで安定性は増すものの、立ち回りに懸念が出来る。
『爆弾一筋』は爆弾W調合の性能が上がり驚異の爆弾魔と化す。
蹂躙したりされたりと泥仕合に成りやすい『爆弾一筋』に関してはタッグ時での使用が推奨されている。

∞ロダにて公開中。

出場大会

出演ストーリー

妄想式家族計画(藍岩篇)