マーシャルチャンピオン

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マーシャルチャンピオン - (2009/01/21 (水) 19:15:19) のソース

#image(m_champ.jpg,title=マーシャルチャンピオン)

//wikipediaからの転載、及び一部加筆です。
『マーシャルチャンピオン』(MARTIAL CHAMPION)は1993年にコナミよりアーケードゲームとして発売された対戦型格闘ゲームである。1993年12月17日にはPCエンジンSUPER CD-ROM²用ソフトとしても発売された。

*システム
レバー+3ボタン(上段攻撃、中段攻撃、下段攻撃)で構成されており、それ以外は特に大きなシステムというのは無い。

10名のキャラクターがおり、それぞれ2つずつの必殺技を持つ。
また一部のキャラは武器を所持しており、相手をダウンさせると武器を奪い攻撃することが出来る。

キャラクターのドットも当時としてはかなり大きく描かれており(龍虎の拳のズームインクラスの大きさ)、表情も豊かに描かれている。

が、格闘ゲームとしては正直、バランス等は皆無なレベルであり(特定の必殺技だけ出せばオールクリア可能かつ対戦でも有効、10:0とまではいかないものの、殆どが9:1か8:2という[[世紀末]]な[[ダイヤグラム]]、しかも腕を極めてもそのダイヤグラムを覆す事は出来ない程のゲーム性の薄さ)、出たての頃は注目は浴びたが、その覆しようのないバランスで自然消滅してしまった。

しかし、そんなゲームであっても今現在、その名を聞くことがあるのは、このゲームに登場する「レイチェル」の存在だろう。
彼女の日本かぶれな忍者像と大胆すぎるコスチューム、あと[[何処かの骨法使い>アンディ・ボガード]]の様な技「シャドー・アタック」で、とりわけ有名となり、今は無きゲーメストでは彼女の特設コーナー「レイチェル・アイランド」が作られるほどの人気となった。

…実のところもう一人、ティティという女性キャラはいるのだが完全に彼女に食われてしまい、目立たない存在であったが、ジャンルをシューティングに移して復活しており、これはこれで万事解決、といったところだろうか。

結局、格闘ゲームとしては単なる駄作という位置づけで終わってしまった本作だが、「キャラ造形」としては記憶に残る格闘ゲームとして、今なお知られている。