投げキャラ

「投げキャラ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

投げキャラ - (2021/04/03 (土) 11:54:43) のソース

投げ技、特に[[コマンド投げ]]を主力にして戦うキャラクターの事を指す。
&s(){間違っても[[''殺''げキャラ>誤植]]ではない。一部作品の技によってはそう言える程の威力があったりするが}
格闘ゲームにおいて、[[波動昇龍]]や[[タメキャラ>タメ技]]と並ぶ定番のジャンルとなっているが
投げキャラか否かは投げ技の有無だけでなく、実際の[[立ち回り]]を見て判断される場合が多く、
[[波動昇龍]]やタメキャラのように「コマンド投げがあるキャラはみんな投げキャラ」とは一概に言えず、少々定義が難しいジャンルでもある
(例えば忍者系キャラは『カムイ伝』の[[飯綱落とし]]の影響か、「空中投げ」or「つかんだ後飛び上がって落とす投げ」を持っている事が多いが、
 他に手裏剣など飛び道具や打撃・斬撃など手数が豊富なケースも多いので、上記の投げ持ちでも該当しない奴の方が多い)。

投げキャラと呼ばれているキャラを大雑把に分けると、概ね以下の2(+1)タイプに分類できる。

**パワー型
コマンド投げを最大のダメージ源とする投げキャラの基本形。
[[ザンギエフ]]や[[ヒューゴー]]など、CAPCOM作品の投げキャラはこのタイプがよく目立つ。
このタイプのキャラはダメージ・投げ間合い・発生共に優秀なコマンド投げを持っており、
超必投げともなれば、5割前後(あるいはそれ以上)をばっさり奪える高い爆発力が魅力。
反面、[[レバー2回転>コマンド投げ]]を筆頭に[[烙印コマンド>妖怪腐れ外道]]や[[逆ヨガ×2>大門五郎]]など投げコマンドの難度が高い。
加えて攻撃力との兼ね合いから移動力を遅く設定され易く、[[ガン待ち>待ちガイル]]や[[ガン逃げ>ケーブル]]、[[トリカゴ]]への対処が特に難しいため、まったくの初心者には少々敷居が高い。
特に[[コンボ]]の比重が高い作品では、必殺投げ単発よりもコンボの方が威力が高い事になり、パワー型投げキャラ涙目な事も多い
(投げをコンボに組み込める作品は除く…が、パワー型の必殺投げは特にコンボに組み込み辛い)。

**テクニック型
ガード崩しや[[起き攻め]]の手段としてコマンド投げを活用するタイプ。
こちらは投げ技ばかりを狙うわけではなく打撃に投げを織り交ぜ、相手にペースを握らせないような立ち回りで戦う事になる。
いかに相手の守りを崩し自分のペースに持ち込むか、相手との駆け引きが熱い玄人好みのキャラクターと言えるだろう。
このタイプの投げキャラといえば「技のクラーク」こと[[クラーク・スティル]]が有名。
当然このタイプの機動力はパワー型に比べ優れる事になる。

本来は投げキャラではない『ストII』初期の[[春麗]]も割とこんな感じであった
(必殺技が使いづらかったから[[通常技]]主体で[[戦わざるを得なかった>レイチェル]]というのもあるが)。
当時は投げ抜けなんて存在せず、通常投げでさえ[[昇龍拳]]よりも威力があった時代なので。
ただし([[キャミィ]]が登場するまでは)「唯一の空中投げ持ち」と言う部分で投げキャラと言えたかもしれない。

**投げも使える打撃型
投げも使えるが、打撃のほうがダメージソースとして占めるパーセンテージの大きいキャラ。
早い話が&b(){「投げるより殴った方が強い」}のがこのタイプ。
とはいっても投げが必要ないのではなく、強力な投げを[[プレッシャー>ジオング]]として相手にちらつかせて
立ち回りを優位にするというパターンが多い。テクニック型のより極端なタイプとも言える。
厳密には投げキャラではないが、投げキャラと見なされやすいタイプと言えるだろう。
判りやすい例を挙げると[[山崎>山崎竜二]]等。
ニコニコ的には「[[ハイパーボッ!!>ハイパーボム]]」の知名度のおかげで、しょっちゅう投げキャラとミスリードされる[[アレックス]]が有名。
というか、印象的な[[超必殺投げ>超必殺技]]があれば、それだけで投げキャラと分類されやすい。

また、キャラ性能の調整時に投げの弱体化や打撃の強化を行った結果、こっち側に足を突っ込む投げキャラもけっこういる。
あのザンギエフでさえ、[[打撃のほうが強くなってしまった時期>ストリートファイターZERO]]がある位である。

『KOF』の[[大門>大門五郎]]も実質的にこのタイプとしてしばしば壊れ気味に猛威を振るう
…というか、『KOF』独特の仕様も相まって&b(){上記の3タイプ全ての要素を併せ持つハイブリッドタイプ}である。そら強キャラになるわけだよ。
『[[サイバーボッツ]]』(全キャラ[[飛び道具]]と空中ダッシュ完備)の[[G・ヴァイス]]もこれに当てはまる強キャラである。

ちなみに上記にまったくもって当てはまらないキャラでも、
使い手の投げの精度が高ければ「投げキャラ」と呼ばれるケースが少なからずある(そもそも前述の春麗がそう)。
MUGENではキャラの[[AI]]を自由に組み込む事が可能なので、通常投げの1つでもあれば強引に投げキャラにしてしまう事も可能。
まさしくMUGENの可能性である。

***投げキャラと呼ばれるキャラクターの一例(原作)
//投げキャラとされるキャラ一覧
//一覧は不毛だから勘弁してくれ。大したメリットもなしに無闇に肥大化するばっかりだ。
//強い投げがあるのと投げキャラが別って上にあるのにどうしてゲーニッツやヨハンが入るんだ
//クラウザーみたいにめったに使わないならともかく、96ゲーニッツやヨハンはダメージ源としてコマンド投げや投げからのコンボを多く使うし、判断が難しいところじゃないか
//自分で追加しておいてなんだが、レオはアレックスよりの立ち回りだよね
-『[[マッスルボマー]]』シリーズのキャラクター
-[[出雲良子]]
-[[F・タランテラ]]
-[[花諷院骸羅]](『零』以降)
-[[乾いた大地の社>七枷社]]
-[[鼎二尉]]
-[[神崎十三]]
-[[ギュンター・ブルス]]
-[[久保田潤]]
-[[クラーク・スティル]]
-[[グリフォンマスク]]
-[[極楽太郎]]
-[[コロッサス]]
-[[ゴンザレス]]
-[[サイバー・ウー]]
-[[ザンギエフ]]
-[[サンダー・ホーク]]
-[[G・ヴァイス]]
-[[シェルミー]]
-[[シン・ジーナス]]
-[[ソドム]]
-[[大道寺きら]]
-[[大門五郎]]
-[[ΖΖガンダム]](『ガンダムVS.ガンダム』以降。格ゲーではなく対戦シューティングなのに・・・)
-[[タロン]]
-[[テムジン]]
-[[ドッペル七瀬>七瀬留美]]
-[[直衛示源]]
-[[七瀬留美]]
-[[バーディー]]
-[[バイス]]
-[[服部半蔵]]
-[[ビクトル・フォン・ゲルデンハイム]]
-[[ヒューゴー]]
-[[ポチョムキン]]
-[[マーストリウス]]
-[[マッスルパワー]]
-[[山田十平衛]]
-[[弓塚さつき]]
-[[妖怪腐れ外道]]
-[[ライデン/ビッグ・ベア>ライデン]]
-[[ラモン]]
-[[レインボー・ミカ]]

***投げキャラと呼ばれるキャラクターの一例(MUGENオリジナル)
-[[おかしなパチュリー>パチュリー・ノーレッジ]]
-[[ちび萃香>伊吹萃香]]
-[[一二三]]
-[[マオ]]
-[[ライオン]]

#region(参考:ニコニコMUGENwikiに存在する「投げキャラ」のタグが付けられたページ一覧)
#list_by_tagsearch_cache(投げキャラ,sort=hiduke,100,ignore=own)
#endregion
//上記リストに載ってないキャラ補完のため記載

----
**関連用語:[[通常投げ]] [[コマンド投げ]] [[波動昇龍]]

----
**関連動画
ニコニコ動画でも定期的に投げキャラオンリーの大会が開かれている。

|&nicovideo(sm2771442)|&nicovideo(sm5510597)|
|&nicovideo(sm7280759)|&nicovideo(sm8840186)|

----