ベムラー

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ベムラー - (2013/06/03 (月) 12:32:59) のソース

#image(20090111110008.jpg,width=200,,title=NGワード「どう見てもただの恐竜」)

『ウルトラマン』の記念すべき第1話「ウルトラ作戦第一号」に登場した[[怪獣]]。別名「宇宙怪獣」。
身長50メートル、体重25000トン。
その名前は『ウルトラQ』に続く新たな特撮番組として当初企画されていた『科学特捜隊ベムラー』に由来する。&link_anchor(*1){*1}
武器は口から放つ青色の熱線。他にも青い球体のような姿になって自由に飛行することができ、
データカードダスの『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』ではこれで体当たりする必殺技を持っている。
[[ウルトラマン]]曰く「宇宙の平和を乱す[[悪魔>ブロリー]]のような怪獣」で、性格は凶暴で残忍。

「死刑囚」として護送されている途中に脱走。「青い玉」となって地球に飛来し、竜ヶ森湖にその身を潜めた。
そして「青い玉」の知らせをうけてビートル機で調査に向かっていた[[科学特捜隊]]員のハヤタ隊員は
青い玉=ベムラーを追ってきた赤い玉と衝突し命を落とす。
赤い玉の正体である宇宙人(=ウルトラマン)はハヤタに命を与え、共に地球を守るため戦うことを約束する。

その後、ベムラーは科学特捜隊の「ウルトラ作戦第一号」によって遂に湖からその姿を現す。
しかし、そこへハヤタが変身した赤と銀の巨人が現れる。
ベムラーは巨人との格闘の末、分が悪いと見て逃亡を計ったが、宇宙人が腕を十字に組んで放った光線を浴びて、遂に撃破された。
&nicovideo(sm12206877)

>ハヤタ「キャップ、ところでベムラーは、どうなりましたか?」
>ムラマツ「うん、宇宙人が追っ払ってくれたよ」
>ハヤタ「やっぱり、[[彼>ウルトラマン]]が出て来てくれましたか。僕も、そうじゃないかと思って安心してたんですよ」
>フジ「すると、あなたを助けてくれたのも」
>ハヤタ「彼だ!」
>イデ「ちょ、ちょ、ちょ、ちょい待ち!彼、彼って親しそうに言うけど、一体、名前は何て言うんだい?」
>ハヤタ「名なんか無いよ」
>イデ「よせやぁ~い、名無しの権兵衛なんて、あるもんか」 
>
>ハヤタ「う~ん、そうだなぁ…じゃあ “&b(){ウルトラマン}” ってのはどうだ?」

こうして、「ウルトラマン」の名を冠された巨人と科学特捜隊の地球を守る戦いが始まったのである。
&del(){……まあ英語版だと「アイム ウルトラァマァ~ン」と自分からハヤタに名乗ってるんだけどね}

初代ウルトラマンが[[ゼットン]]に敗れ地球を去った後も様々なウルトラ戦士が地球を守るためにやってきた。
…それはベムラーが地球に逃亡し、それを追ってきたウルトラマンとハヤタの邂逅があってこそだったといえるだろう。
そう言う意味では皮肉にもウルトラ一族と地球人の間に橋渡しをした存在でもある。

ウルトラマンが地球で最初に戦った怪獣というだけあって、シリーズでもその扱いはそれなりに大きく、
『[[ウルトラマンティガ]]』や映画『[[ULTRAMAN>ウルトラマン・ザ・ネクスト]]』ではベムラーのオマージュである怪獣が登場したり、
漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』では、初めは敵として登場するが、
主人公のイオ少年が操る[[ゴモラ]]との戦いに敗れた後バトルナイザーに回収されて仲間となった。
#image(61qCe0otUlL.jpg,width=200,title=なんかこの構図だと「戦いで散ったゴモラの遺志を継いで…」というシチュエーションに見えなくもない)
[[ウルトラマンジャック]]を苦しめた強豪である用心棒怪獣・ブラックキングを(相手が弱っていたとはいえ)倒したりと、中々の活躍を見せる。
戦闘面以外にも、球体形態でイオ達の乗った[[キングジョースカーレット>キングジョー]]の頭部を運び宇宙飛行用に使われたこともあった。
[[ピグモン]]に「イオの怪獣の中では弱い方だッピ」と言われて拗ねるユニークなシーンも。
最期は[[デスフェイサー>ウルトラマンダイナ]]に憑依したレイブラッド星人との最終決戦にて、放たれたネオマキシマ砲からゴモラを庇って直撃を受け、
後を託して消滅した。&s(){『ウルトラアドベンチャー』の単行本の続きマダー?}

また、映画作品に関しては2008年の『大決戦!超ウルトラ8兄弟』の冒頭で変わった形で登場した他、
2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』においても冒頭でウルトラマンメビウスと
惑星アルファで激突、善戦したが最後はメビュームシュートで撃破された。
なお、宇宙空間でメビウスがベムラーを追いかけるシーンは初代のオマージュである。
『ウルトラゼロファイト』第一部ではバット星人グラシエによって蘇った怪獣としてウルトラマンゼロと戦った。
新形態ルナミラクルゼロのミラクルゼロスラッガーによって[[テレスドン]]共々倒された。
あっさりやられてしまったが初代同様第1話を盛り上げ、ヒーローを引き立てる役目は十分果たしたと言えるだろう。
&nicovideo(sm12235051)

『月刊ヒーローズ』にて連載中の漫画『ULTRAMAN』では&b(){始まりの敵 ベムラー}として登場。
数十年ぶりに地球上に出現した異星人であり(後に「同盟」を結んだことにより多くの異星人が移住していることが判明した)、
パワードスーツを着用したハヤタや息子の進次郎と夜のビル街で激突した。
科学特捜隊に所属するゼットン星人のエドいわく「我々が抱える大きな問題をよそに個人的な理由で動いている」らしいが、
現時点では詳細不明。

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**MUGENにおけるベムラー
這い寄る混沌氏によってSFC版を基に製作したものが2009年9月5日に公開された。
長らくMUGENにいない状態であり、[[ウルトラマン]]の記念すべき最初の敵ということで待ち望んでいたファンも多いと思われる。
氏の怪獣キャラにしては能力が低めで技も熱線のみと地味だが、
リーチが長く斜め下に発射され、更に地面からは火柱もあがり、後には判定のついた炎も残るので意外と広範囲をカバーできる。
この他に対空版や[[超必殺技]]版もあり、超必版は持続が非常に長いうえに
火柱部分だけでも約5割、熱線部分がクリーンヒットすれば&b(){なんと9割もっていく}。
[[AI]]は現在のところ試作用とのことだがそれでも[[ゴッドルガール]]が相手にならない辺りやはりというかなんというか。

登場シーンも青い球の姿で降りてくるという、凝ったものになっている。

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[ベムラー],sort=hiduke,100)
-[[色々なキャラで色々する大会]](耐久バトルアタッカー)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[ベムラー],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[ベムラー],sort=hiduke,100)
}
***出演ストーリー
[[怪獣王 王座復権への道]]
[[わたしたちのすわこさま]](その10)
***その他
[[ブリジットと遊撃の旅>ブリジットで世紀末に挑戦]](part339)

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
常識を越えた事件を専門に扱う科学特捜隊と、彼らのピンチに駆けつける[[烏天狗>射命丸文]]のような
謎の宇宙生物「ベムラー」の活躍を描いた作品が想定されていた。
なお、同企画の主役怪獣ベムラーは、2009年の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』にて
ラストに登場する百体怪獣ベリュドラを構成する怪獣の一体に組み込まれている。

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//怪獣,|円谷|,囚人
&hiduke(1966/07/17)