スカーレットウィッチ

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スカーレットウィッチ - (2017/11/14 (火) 11:40:58) のソース

#image(sw1.jpg,width=350,title=MARVEL最悪のメンヘラ女)
&font(15,b,i,red){「私達は進化なんかじゃない、神でもない 私達は化け物よ!&br()&space(4)この有り様をご覧なさいよ!&br()&space(4)私達はただのフリークよ! それがミュータントよ!&br()&space(4)あなたが望んだ世界は皆を不幸にしただけ! それなら・・・}&br()&br()&space(6)&font(25,b,i,red){ミュータントなんていなくなればいい・・・」}

**プロフィール
マーヴルコミックスに登場するヒロイン。[[カードファイト>レミリア・スカーレット]]は無関係。
本名はワンダ・[[マキシモフ>デミトリ・マキシモフ]]。身長5フィート7インチ(約170cm)、体重130lb(約59kg)。
スカーレットと言うとおりの真っ赤なコスチュームに茶色い髪が特徴。
ミュータントヒーロー、[[クイックシルバー]]の姉であり、あの[[マグニートー]]の娘である。
初出は1964年に刊行された『X-MEN#4』と、かなりの古株である。
&nicovideo(sm16858733)

元々はヨーロッパの小さな村に住む[[普通の女性>女性市民]]であったが、彼女のパワーが発覚したことにより[[魔女>ウィッチ]]として迫害される。
そこに現れ彼女を救ったのがマグニートー(この時は父親であることは知らなかった)であり、その後に
ミュータント優越説をベースに人類をミュータントが支配するべきだと考えるマグニートーの軍団、『ブラザーフッド・オブ・イビル・ミュータンツ』の一員となった。
この時ははからずも悪行に加担してしまうが、後に[[アベンジャーズ>キャプテンアメリカ]]の一員となっている。

彼女の父であるマグニートーは、ユダヤ人だというだけで迫害を受けていたが、なんとか生き延び、
後にマグダという女性と結婚し、マグダとの間に娘を設けて村で静かに暮らしていた。
しかし、彼にミュータント・パワーが目覚めたがために村人たちは彼の力を恐れ、マグニートーの一家を襲撃する。
この時に娘が不幸にも命を落としたのがきっかけで、マグニートーは怒りに任せ、ミュータント・パワーで村人たちを殺してしまった。
目の前でそれを見たマグダもまたマグニートーを恐れ、彼の元を去ってしまうが、
この時身籠っていた双子が後のスカーレットウィッチとクイックシルバーであった。&link_anchor(*1){*1}

登場当初は「[[指さした物や人を操り不幸を起こさせる>遠坂凛]]」というごく小規模なものであったが、これは
彼女の持つ物事の起こる確率を操作する能力、「ヘックス・パワー」によるものと明らかになる。
このヘックスパワーは後に「[[現実改変能力>涼宮ハルヒ]]」にまで進化しており、自在に[[現実]]を操るまでになった。
しかし、彼女自信もこの強力すぎるパワーを制御しきれておらず、時として破滅的悲劇を引き起こすこともある。
『アベンジャーズ・ディスアッセンブルド』でアベンジャーズメンバーを襲った原因不明の悲劇や、
超大型[[クロスオーバー]]、『ハウス・オブ・M(HoM)』で世界がミュータント(マグニートー)に統治されることになった原因、
『M-Day』で世界に数百万人居たミュータントが百人程度まで減少し、ミュータントたちにも大きな転機となった事件など、
全て彼女の持つ現実改変能力が暴走・悪用された結果引き起こされている。
自己犠牲や心を備えたアンドロイド、[[ヴィジョン]]とは人間と機械の壁を超えた愛を実らせ結婚していたが、
ヴィジョンもまた彼女の能力の暴走で死亡している。
ちなみに彼女とヴィジョンの間には子供(?!)も生まれたが、この子供は彼女の現実改変能力が生み出した幻というなんとも救われないオチが付いた。
この件も彼女が精神を病んだ原因となっている。

#image(sw2.jpg,width=400,title=悪魔の台詞)

『ハウス・オブ・M』のラストで弟のクイックシルバーを殺したマグニートーとミュータントの帝国に絶望し、
彼女がつぶやいた"No More Mutants."(ミュータントなんていなくなればいい)という一言のために
世界中のミュータントたちのほとんどが超能力の源となるX遺伝子を失い、普通の人間になってしまった。&link_anchor(*2){*2}
この事件は『M-Day』と呼ばれ、ミュータントたち全体にとって大きな転機となった。
あるものは&b(){生命維持に必要だった超能力を失ったために死に}、あるものは[[能力を失ったので普通の生活に戻り>ジュビリー]]、
あるものは[[独自の方法で能力を取り戻し>サンファイア]]、あるものは新たな能力を得るなど、
単なるクロスオーバー作品というだけではなく、&bold(){既存のキャラクター全てに影響を与えた}ところからも彼女の能力の大きさは窺い知れる。
英語圏の解説サイトでもこの作品の前後が区切りになることが多く、「M-Day前」「M-Day後」という区切りがよく用いられる。
(尤も、この企画自体がマーベル編集長であるジョー・ケサダ氏によれば
 「40年の歴史の中で無尽蔵に増えすぎたミュータントたちを減らすためである」とのことなのだが……)

その後、[[フェニックス>ジーン・グレイ]]の力を巡って[[サイクロップス]]ら「フェニックス・ファイブ」とアベンジャーズが争った事件の解決に尽力し
新たなミュータントたちの誕生に関わっている。
そもそも、サイクロップスの行動の根底にはM-Dayによって絶滅寸前の存在になってしまった「ミュータント」という存在の未来を
取り戻したいという願いがあり、スカーレットウィッチの一言こそが『X-men vs. アベンジャーズ(AvX)』の原因だった。
だが、最終的にその状況を変えたのもスカーレットウィッチ(と、ミュータントの「希望」とされた少女ホープ)となった。
M-Dayでのミュータントの減少からホープの登場を経てのAvsXでのミュータントの復活は一連のストーリーとなっているのだが、
そのオチの付け方が元凶となったスカーレットウィッチを免罪する代わりに、&b(){その代償をサイクロップスに全部なすりつけた}ような事になっている。
//これは裏読みすれば「M-Day展開は完全な失敗だ」とマーヴル編集部も認めざるを得なくなり、結局ミュータントの数を元に戻すとともに
//元凶となったスカーレットウィッチを免罪する代わりに、&b(){その代償をサイクロップスに全部なすりつけた}ような事になっている。
//↑AvX後もミュータントが新たに誕生するようになっただけでM-Day前までのミュータントの数に戻ったわけではありません
かくして事件からしばらくサイクロップスは[[プロフェッサーX]]殺害の罪で指名手配中の犯罪者となってしまいアベンジャーズと敵対関係に陥った。
「こんな展開にするならそもそもM-Dayなんてやらなければ……」と、&b(){彼女に対する読者の心証は余計に悪くなっている。}
//だいぶ主観混じりなので修正していただけると有り難いです
//さすがにサイクをヴィラン扱いは酷いので修正

ちなみにこのような評価とは逆に、アベンジャーズの仲間たちからの彼女への信頼は&bold(){異常なまでに}厚い。
なんと『アベンジャーズ・ディスアッセンブルド』でアベンジャーズを壊滅させ、チームメイトの一部を死なせてすらしまった後でさえ、
精神の平衡を欠き、再度の暴走を抑えられなくなりつつある彼女の処遇を巡ってX-menと話し合った際には
最悪彼女の殺害もやむを得ないと主張するX-men(あの[[プロフェッサーX]]でさえも)に対してあくまで彼女を救う道を模索すべきだと反対していた。
そうやって処遇が決まらずにいた結果がM-Dayなのだが……
とはいえスカーレットウィッチは能力の暴走で惨事を引き起こしているとはいえ、彼女自身はあくまでそのことを悔いており、一貫して償おうとしている。
そのところが自分の意志でやらかした人たち([[クイックシルバー]]:心神喪失状態の姉に強要してHoMを起こさせたM-Dayの元凶、
[[マグニートー]]:ミュータントテロリストでありHoMの改変世界で娘の前で息子を殺害し最後の一線を越えさせたM-Dayの元凶その2、[[ハンク・ピム>アントマン(マーベル)]]:自作自演やDVに走った)との扱いの違いの理由だろう。
実際、X-menの方でも意に反して暴走して「ダークフェニックス」と化して数十億の命を奪ったことのある[[ジーン・グレイ]]も仲間内からはそのことはあまり触れられず、それ以外の功績から聖女のような扱いすら受けている
(正確には破壊を行ったのは自身をジーンと思い込んでその形をとったエネルギー体だが、後にその精神やパワーはジーン本人と一体化し同一の存在となっている)。
実際正気と能力のコントロールを取り戻してからはM-Dayで能力を失ったミュータント相手にちゃんと本人の希望を聞いたうえで希望者の能力を戻そうとしていた。
とはいえX-menらに信用されず止められて色々あった結果、能力を復活させる力はなくなってしまったが。
本人も嫌われていることはわかっており、平時にはかつての仲間の前に顔を出すのをためらっていたりするがそれでもAvXのような事態では償罪の意志もあり、率先して前に出ているのだ。
//ただ、そういう態度が&bold(){ずうずうしい}ともいわれているし、正気でなかったからといってあれだけのことをやらかしたことが許されるわけではないという意見ももっともなのだが。
//道徳的な話ではないように思える。感情的な話だとどう繕ってもどうしようもないのでは?

2014年公開の映画『X-MEN:フューチャー&パスト』において、弟の[[クイックシルバー]]の登場とともに彼女も登場することが
計画されていたが、最終的にカットされた。
2016年公開の『X-MEN:アポカリプス』でも登場することはなかったが、クイックシルバーの異母妹にあたるニーナという少女が、
かつて父親の[[マグニートー]]の危機にその超能力を暴走させた結果、その力に恐怖した当局によって命を奪われたという、
彼女の不在を補完するような設定が追加されている。

2015年公開の映画『[[アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン>ウルトロン]]』においては、エリザベス・オルセンが演じている。
ロキの杖を回収したHYDRAが行った人体実験の被験者になり、双子の[[ピエトロ>クイックシルバー]]ともども超能力に目覚めた設定になっており、
更に幼少時に戦火の中両親を失い、二人で隠れた物陰にスターク・インダストリーの刻印のされた不発弾が飛び込んできて、
恐怖に身動きも取れないまま二日間過ごすという地獄のような経験をしている。
そうした経緯からアベンジャーズ(特に[[トニー・スターク>アイアンマン]])の破滅を望んでいることを見透かしたウルトロンの手先となり、
相手のトラウマを刺激するマインドコントロール能力でアベンジャーズを散々に苦しめる。
が、ウルトロンの真の目的が世界平和どころか人類の滅亡であると知ったためピエトロとともに離反、以後はアベンジャーズに協力した。
トニーのトラウマを刺激してウルトロンを造り出すきっかけになったのも彼女なら、ウルトロンに対抗する[[ヴィジョン]]が生まれたのも、
離反した彼女がウルトロンからヴィブラニウム製の新型ボディ「クレードル」を奪ったおかげという複雑な立ち位置となっている。

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**MUGENにおけるスカーレットウィッチ
Warecus氏、 Acey氏、Ark_氏、ZVitor氏の共同製作によるものが存在。
//「Warecus, Acey, Ark_ & ZVitor」と記載されており、「Warecus氏」「Acey氏」「Ark_ & ZVitor氏」なのかもしれません
新MUGEN専用で、[[AI]]は搭載されていない。
海外製アメコミキャラによくある他社キャラクターとの合体技「[[Amalgam>スーパーソルジャー]]」も、コマンドは用意されているが実装されておらず、更新が期待される。
(搭載されれば、おそらく[[ザターナ]]との合体技になると思われる)

6ボタン方式でスーパージャンプ、エリアルレイブ、アドバンシングガードなどを持つマーヴル系の性能。
必殺技はビーム系の他に、魔法を用いて相手を動物に変えてしまったり、MSHのリアリティ・ジェムと同様の効果を持つものがある。

***出場大会
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#co(){
''更新停止中''
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''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[スカーレットウィッチ],sort=hiduke,100)
}

//***出演ストーリー
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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
上記の設定で長年続いてきたのだが、近年いきなり
&b(){「実はスカーレットウィッチとクイックシルバーはマグニートーの子供ではなく、ミュータントでも無かった」}
という驚愕の後付け設定が加わることになった。
これまでの話と整合性を取る気はあるのかマーベル編集部。
&s(){版権の壁に対する嫌がらせですか。}

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
さらに、この時ついでに(!?)[[オンスロート]]が復活していたりする。
「M-Day」ばかりでなく、さらに突然地球レベルの危機が…… というわけでもなく&b(){[[再生怪人は弱い>ドゥームズデイ]]}という有様だった。
おかげで「全マーベルヒーローが一丸となって立ち向かった強敵」「史上初、地球から誕生した[[コズミックビーイング>ギャラクタス]]」の威厳は崩壊。
&b(){[[なんでこんな余計なことした!!言え!>ファフナー・マークザイン]]}

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//アメコミ,ヒロイン,魔女,魔法使い,姉,マント,ミュータント