1994年にStrataがアーケードでリリースしたアメリカのグロ格闘ゲーム『
BloodStorm』の登場キャラクター。
名前の読みは恐らく「フォールアウト」。
某
ポストアポカリプスオープンワールドRPGとは語源は同じだが(Fallout=
死の灰)、特に関係は無い。
放射能に汚染された荒野である「The Death Zone」から来た戦士で、全ての経歴が不明な謎の男。
エンディングではThe Death Zoneへと姿を消し、その後世界を混乱に陥れることが示唆されている。
    
    
        | + | 『BloodStorm』とは | 
 
30世紀、荒廃した地球のさる王国の王が何者かによって暗殺。これにより地球のトップを各世界の勇士が競い合う…という国盗り物語。
 下手人の身元確認とか、各国への根回しは無視して良いのか…!?
8つの王国からの代表の他にラスボス の部下の「ネクロンエージェント」と呼ばれる戦士達が存在し、
 
中ボスとして対峙したり、条件を満たすことで乱入してきたりする(性能的にはプレイアブルキャラのコンパチ)。
 
アーケードモードではネクロンエージェントを全て倒さないとスタッフロールが見られない 。
 
対戦に勝利すると相手の必殺技を継承して使う事も可能 。入手の制限は無い代わり死に技 も結構あるので…。
 
グロ方面はと言うと、『BloodStorm』の前に出た『Time Killers』では腕がもぎ取られたのに対して、
各キャラ固有武器のガントレットを装備した状態で攻撃を加えると、気絶した相手の下半身を吹っ飛ばすことも出来る。
 しかも下半身をなくした状態でも戦闘を続行できる(移動もかなり遅くなるが出来る)。腸がまろび出てて強烈な見た目に……。
 極端な話下半身が無くなってても腕と頭さえ残っていれば勝つ可能性もある(ちゃんと腕無し・下半身無しの勝利コールもある)。
 
 頭を吹っ飛ばすことが出来れば一撃必殺でそのラウンドは勝利なので、下半身を吹っ飛ばすのは相手に対する舐めプみたいなモンだがなお、身体のパーツ切断は毎ラウンド可能であり、その関係で1ラウンド目で頭をフッ飛ばしても次のラウンドには両者共に五体満足になっている。
 
 
なお、『Time Killers』によって様々な団体に目を付けられ苦情が殺到してしまったせいか、『BloodStorm』開発時点でStrataは相当末期な経営状態であった。
スタッフクレジットにてダイヤルQ2での資金提供を呼びかけたり、SSやPSでの移植も考えていたが、持ち堪えることなくStrataは経営破綻したという。
 現在では開発請負をしていたIncredible Technologysが「Strata Years」と題した活動記録として名残を残しているだけである。
 
 
余談だが、『モータルコンバット 』シリーズでお馴染みジョニー・ケイジ が一時期作中からハブられていたが、
 
それはジョニー役の俳優が、『BloodStrom』の宣伝に関与した事への業務違反として契約解除 されたためである。
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MUGENにおけるFallout
Hellhoundをはじめ『BloodStorm』のキャラを多数手掛けたJoey Faust氏による、原作
ドットを使用して作られたものが存在。
Fallout単体ではなく、氏が製作しているコンプゲーのキャラとして公開されている。
そのため、入手するにはキャラパックごとDLする必要がある。
操作方法は6ボタン方式で、「ER Cannon」や「Slime Gun」など、原作でも使用していた技が一通り揃っている。
AIも簡易的なものがデフォルトで搭載されている。
 
出場大会
最終更新:2025年06月07日 23:57