スピードを求める現代社会。そこに、一陣の風が吹いた。
岡本太郎氏が1992年に製作した絵画「疾走する眼」をモチーフにしており、
どことなく『宇宙人東京に現わる』の
パイラ人を思わせる単眼の外見が特徴。
新幹線よりも速く走れる程の走力を持つ他、電磁バリケードを発生させる能力も持つ。
また、「ミ゛ミ゛ミ゛」という鳴き声を発する。
特に破壊活動をするでもなく高速で走り回るだけであったが、突如として現れた足の速さが評判の巨人・タローマンと壮絶な追撃戦を繰り広げる。
ひた走るタローマン!
街を駆け、そして橋を越え、海を越え、さらにダムを越え、山を越え、あろう事か谷を越え、
常識を超え、己を超え、全てを超えて……!!
追撃戦の末に崖に追い詰められ、捕まえようとしたタローマンに電磁バリケードで抵抗を試みるも、
電磁バリケードを力ずくで破られて、タッチされる。
……実はこいつら戦っていたのではなく、ただ鬼ごっこしているだけであった。
それにしてはやけにスケールが大げさすぎる気しかしないのだが、
タローマンが気軽な趣味のようなお遊びを許さないのは、
道中で出会った写生が趣味のおっさんを洗脳する描写などで一応前振りはあった。
MUGENにおける疾走する眼
カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
気軽な趣味のような製作を許さない氏は(同時期にコロナにかかって苦しみながら)
真剣に命がけで製作したらしい。
スピードに秀でており、突進技をメインにした近接戦に長けた性能をしている。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で、「タッチ」「疾走する目」に加えて、
一定時間相手の攻撃に反応するバリケードを張る(自身が無敵になるわけではない)「電磁バリケード(展開)」がある。
AIもデフォルトで搭載されている。
タローマンは気軽な趣味のようなお遊びを許さない。
遊びとは、真剣に、命の全てをぶつける行為なのである。
片手間に、自分を危険に晒さないで楽しむ。そんな事で本当に充実して生きられるのであろうか。
そう、岡本太郎も言っていた。
出場大会
最終更新:2023年12月09日 23:55