週刊少年ジャンプ連載の漫画『
呪術廻戦』の登場人物。
アニメの担当声優は
井上麻里奈
女史。
京都府立呪術高等専門学校所属の2年生。
呪術界御三家・禪院家の出身にして東京校2年の
禪院真希の双子の妹。
男勝りな姉とは対照的に厭味ったらしい言動で、作者をして「ナチュラルボーン煽リスト」と称される
挑発的な人物。
姉の真希と違って、生まれつき術式と呪力を持ってはいたものの呪力量は平均的な呪術師より少なく、
それ込みで後述の術式に追い付いていない資質の低さから禪院家では真希と共に落ちこぼれ扱いをされており、
幼い頃は姉妹そろって家政婦かのように雑用係をさせられるなど、徹底して冷遇されてきた。
高専生の中で身体能力は最も低く、本人も呪術師などなりたくなかったようで、内心では呪術師という職業そのものを嫌悪している。
普段は外面で隠しているが、素顔はネガティブかつ繊細な性格であり、
普段の強気な言動も素の自分を隠して奮い立たせるためのものに過ぎない。
また、口や態度は悪いものの、親しい仲間への情は非常に厚い。
幼少期は真希との仲は良かったが、彼女が自らを置いて一人で家を出奔してしまった事から、
それ以降は自分を置いていったとして彼女の事を恨むようになった
(曰く「呪術師になどなりたくなかったが、真希があえて一族を見返すために呪術師になる道を選んだせいで、己も頑張らざるを得なくなった」)。
ただし、内心では憎み切れておらず、姉妹校交流戦で真希と直接戦った際に長年積もった姉への愛憎籠った感情を吐露している。
この時の発言から、真依としては実家に居場所など必要しておらず、実家を見返す事にも関心が無く、
真希と一緒なら冷遇されようが気にしなかったようである。
己の呪力を用いて物質を一から生成・具現化する「構築術式」の使い手。
一度生成すれば術式終了後も物質が消えないという特性を持つが、呪力消費が激しい上に術者の体への負荷も大きく、
術式の適正はあっても才能や呪力量の乏しい真依では1日1発の弾丸を作るので精一杯、
ファンブックの解説によれば銃弾以外だと「
キン消し1個作るだけで限界」という程に小規模でしか行使できない。
その一方で、地力の低さを補うべく積極的に近代兵器を取り入れて扱う呪術師らしからぬ柔軟性も併せ持ち、
戦闘時は銃などの武器に呪力を籠めて打ち出す戦闘スタイルを取る。
劇中では数百メートル先の対象の狙撃を成功させており、呪術師の才能は無いが狙撃手としての才能は十分ある模様。
愛用している拳銃は作者曰く「普段のは多分
冴羽獠が使ってるやつ」とのこと。
リボルバー式の拳銃を使うのは、敵に弾を全部使いきったと思わせつつ弾を作って装填し敵の不意を突くという残弾数ブラフが可能なためで、
必要に応じてライフルなど他の種類の銃を用いる事もある。
MUGENにおける禪院真依
この他、Mugen matias氏製作の
加茂憲紀のストライカーとしても登場している。
出場大会
最終更新:2024年11月12日 18:24