エンダーマン


"It's rude to stare. Deadly, too."

(見つめるのは非礼であり、致命的でもある)

サンドボックスゲーム『Minecraft』に登場するエネミー。
3ブロック分の高い身長と長い腕・脚を持っているのが特徴。
モチーフはスレンダーマン

通称「恐怖の引っ越し業者」。
近くに有るブロックを手に持つ能力を持っており、実装されたbeta1.8の時点ではほぼ全ての種類のブロックを引っこ抜き、
持ち去ってしまうエネミーであった。
自然物だけではなく建築物のブロックすら容赦なく強制的に持ち去ってしまうその特性故に、
自動的に沸いたモンスターを処理しアイテムを収集する施設である「トラップタワー」の内部に発生したエンダーマンが、
内部でモンスターを沸かせるための足場を持ち去りモンスターの発生率が下がる、内部の水流を制御するブロックを抜いてしまうなど、
勝手に引っ越し作業してユーザー達を悩ませるトラブルメーカーとなっていた。
正式版1.0.0以降では引っこ抜くブロックの種類が大幅に制限され、
エンダーマンが動かすことのできるブロックは自然界に存在する、ごく一部のアイテムとTNT、
ジャック・オ・ランタンのような人工物の一部のブロックのみに限定されている。
ただし、ユーザーが土で家を作った場合は強制引っ越し作業される危険がある他、トラップタワー内にブロックを持ち込んで障害物となり、
水流などを妨害して効率を落とす事は現状でも起こり得るため、特にオーバーワールドでは対策を必要とする。

もう一つのエンダーマンの特徴として瞬間移動能力が挙げられる。
出現した時点で周辺をうろうろしたり、ブロックを持ち上げて運ぶだけだが、
ユーザーがエンダーマンと目線が合うと臨戦態勢となり、
攻撃する、あるいはエンダーマンから照準を外すと、瞬時にテレポートで背後に回り攻撃してくる
エンダーマンの攻撃力はネザー以外で出現するモンスターとしては最も高いものとなっており、
それでいてかなり遠い位置にいる場合でも距離を無視していきなり接近して攻撃してくるため、
もたもたしているとユーザーの命をあの世へお引越しさせてしまう。
また、弓矢で遠距離から攻撃しようにも現行のバージョンではそれさえも瞬間移動で回避する為、
倒すには極力足元に目線を合わせるようにしつつ懐に飛び込んで攻撃するしかない。
他にも敵対状態を解除するにはバケツで水を流してそれに触れさせる事やカボチャを頭に被る等の対策が必要になり、
特にエンダードラゴンが待ち受けるジ・エンドには周囲にエンダーマンが大量に存在する為、水流による対策は必須といえる。

倒すと投擲した場所にワープする事が出来るアイテム、エンダーパールを低確率でドロップし、
これにブレイズパウダーを混ぜ合わせる事でジ・エンドに行く為のアイテムであるエンダーアイをクラフト出来たり、
エンダーアイと黒曜石8個でクラフトすると複数のボックス間でアイテムを共有する事が可能なエンダーチェストが生成出来る。

上記の特性からユーザーの間では恐れられており、
バーチャルYoutuberの実況配信などでうっかりエンダーマンに遭遇してリアクション芸に発展させることも多いが、
ホロライブ所属のVTuberである癒月ちょこはレベリングの為に10時間程狩り続けた結果、
6桁もの数を狩ってエンダーマンキラーの称号を得ている。
もっとも、狩りすぎて腱鞘炎になってドクターストップがかかった事もあったのだが。
↓ホラゲには強いケルベロス
↓エンダーマンが苦手過ぎる歌姫
沸き場で6桁狩ったエンダーマンキラー
マイクラ配信でOPにも採用された動画

大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』でもスティーブ/アレックスのカラーバリエーションとして登場している。
ファイターの方はスティーブ基準なので手足は短く調整されているが、背景に出てくる方は原作基準で手足が長いままである。


MUGENにおけるエンダーマン

韓国の製作者であるEnaroaz氏による、『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが公開中。
現在の完成度はV0.5とのことだが戦わせる分には問題はない。
一瞬で背後にテレポートする技を備えており、背後に回って近接技やブロックを投げたりTNTを設置して戦う戦術を得意とする。
超必殺技ではスティーブを呼び出して攻撃する。
AIもデフォルトで搭載されている。
DLは下記の動画から


「エンダァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァイアァァァァァァァァァァァァァァァァァ」*1
(※某ニコニコ動画ユーザー。ニコニコ大百科より引用)

出場大会

  • 「[大会] [エンダーマン]」をタグに含むページは1つもありません。


*1
元ネタは1992年公開の映画『ボディガード』のテーマ曲として知られるホイットニー・ヒューストン女史の『I Will Always Love You』の1フレーズ。
ただし、「エンダァ」と聞こえる箇所の正しい歌詞は「And I」(いつまでも あなたを愛しています)であり「Ender」ではない。
日本ではホイットニー版があまりにも有名なため知らない人が多いが、アメリカの大御所シンガーソングライター、
ドリー・パートン氏が1974年に作った楽曲のカバーである。
よって、エンダーマンとは名前っぽく聞こえる歌詞があるという以外に全くもって関連性は無いのだが、
ゲーム実況などでは彼らが出てくる時に「エンダァ」とコメされたり、実況者が「エンダァ」をネタにするケースがよく見られる。
実例


最終更新:2025年03月16日 02:07