ロードラ


円谷プロの特撮作品『ウルトラマンタロウ』に登場する怪獣。別名「蜃気楼怪獣」。
第23話「やさしい怪獣お父さん!」に登場。
アクセントはロード「ラ」ロードランナーは無関係。

ウルトラ怪獣大百科曰く「暴れん坊」の怪獣で、何故か自動車を狙う習性を持つ。
竜巻のような蜃気楼を発生させて操る能力を持つ他、長い鼻から放射する特殊な溶解液「ロードラ水」を武器としており、
これは金属を硬度も問わず溶かしてしまうが、生物には害を及ばさないつまり全身金属フルアーマーの美女がロードラ水を浴びたら……
例外的に宇宙人のタロウには地球生物と構造物質が異なるためか、ロードラ水を浴びせたら溶ける事こそなかったが短時間動きを拘束する効果を発揮した。
鼻の穴はシャッターのように開閉することができるため塞ぐのは困難。
また、タロウですら怯ませる攻撃力を誇る爪による直接戦闘も強力であり、さらに爪からは電撃を放てたり、
手からはタロウのストリウム光線すら相殺できるほどの光線を放つこともできる。
しかし一番厄介なのは再生能力と生半可な攻撃では死なない不死性で、
竹の反動を利用して鼻に飛び乗ってきた東光太郎に竹槍で目を潰されてもタロウとの戦闘時には目は再生していた他、
首と両手を切断されてもびくともせず、逆に切り落とされた首と両手だけでタロウに襲い掛かり、
攻撃を終えた後には何事もなかったかのように首と両手を胴体に戻して再生する程。
『タロウ』登場怪獣の中では知名度はマイナーな方だが、バードンタイラント程ではないにせよ強さは上位に入る強豪である。

目的はさっぱり分からないが、箱根の山岳付近のハイウェイの地底で蜃気楼を起こし、通過する自動車を溶かし続けていた。
ZATのハリネズミ作戦やレーザー攻撃を物ともせずにZATホエールをロードラ水で溶かすなど暴れ回り、
タロウとの戦闘でも鋭い爪を使った攻撃で苦戦させ、フット光線でロードラの首と両腕を切断されるも、
切り離された首と両腕だけをそのまま飛ばしてタロウにしがみつき電流を浴びせる。
しかし、スワローキックで鼻を切断されてロードラ水が使えなくなり(戦いながら再生は難しいのか以降も鼻を咄嗟に再生できなかった)、
ストリウム光線は腕から放つ光線で相殺するも、続けざまにタロウが使用した体を高速回転させて竜巻を発生させる「タロウスパウト」により、
竜巻に巻き込まれた上に空中高く打ち上げられ爆散。これまた理屈はさっぱり不明だがその体の破片はミニカーとなって降り注いだのであった。

能力も死に様も奇怪すぎる上に、劇中ではこいつの暴れた目的や出自が不明瞭なことも相まって、
倒されてなお『タロウ』登場怪獣の中でも考察が難しい多くの謎を残した怪獣となっている。
たぶん制作陣もそこまで設定用意してないと思うの


MUGENにおけるロードラ

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
スプライトはふりかけ氏によるもので、モーションは「OPTPiX SpriteStudio」を用いて作られている。
移動技「地底潜行」で気軽に接近戦に持ち込める他、「溶解液」や「竜巻」などの技で戦うキャラとなっている。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で、「必殺溶解液」「腕飛ばし」「電撃光線」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている。

出場大会

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最終更新:2025年04月20日 19:26