ケンドロス

特撮『ウルトラマンレオ』に登場する怪獣。別名「植物怪獣」。
第7話「美しい男の意地」に登場。
植物惑星であるケンドロス星からやってきた宇宙怪獣で、植物から進化した生命体

顔が下腹部寄りのタッコング体形の怪獣で、頭上にケンドロス星の固有種の植物「剣輪草」の花弁を装着しているのが特徴。
勿論、この怪獣にお花飾りなどというメルヘンな趣味があってこのような事をしている訳ではない。
剣輪草は見た目は美しい赤い花だが成長して花が咲くと花弁が高質化して金属のような強度となる性質があり、
ケンドロスはこれを「成長促進光線」で怪獣並みのサイズにしつつ、武器として花弁をブーメランのように飛ばしたり、
扇風機の様に高速回転させて回転ノコギリのように相手にぶつけるなどの攻撃手段を獲得し、高い戦闘力を実現している。
剣輪草以外にも毒の花粉や胴体に付いている両腕から放つロケット弾を武器にする他、
丸い体を生かした体当たりなど肉弾戦もこなせる。
また、明確な侵略目的で地球に来訪しており、先に剣輪草だけを地球に送り、
成長したのを見計らってから侵略を開始するなど高い知能や計画性も窺える
(産地のケンドロス星から成長した剣輪草を持ち込まずに現地で時間をかけて種から育てたのは、
 侵略対象の地球環境に適合した代物を武器とするためと思われる)。
ただし、ウルトラセブンことモロボシ・ダンの見立てでは剣輪草抜きであればMACでも十分倒せる程度らしく、
戦闘力は剣輪草に極度に依存している事が分かる。

MACの戦闘部隊を短時間で全滅させて、一度はレオも敗退に追い込む程の猛威を振るった。
しかし、レオは特訓により飛んでくるブーメランの側面に正確に攻撃を当てて迎撃できるようになり、再戦を挑む。
レオの攻撃で両腕を失い、ブーメランを発射する前に剣輪草を引き抜こうとするレオを上記の回転ノコギリ攻撃で吹き飛ばすが、
続いて放ったブーメラン攻撃は全てレオに弾き返された挙句、ボディブーメランで剣輪草を破壊されてしまう。
最大の武器を失って弱体化したケンドロスは悪足掻きでレオを道連れに自爆を目論むが、
回避された末にビルに激突して単身爆死してしまい自滅同然の形で敗れた。


MUGENにおけるケンドロス

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
残阳伏羲氏から提供されたスプライトを用いて製作されており、改変は禁止とのこと。
剣輪草によるブーメランやロケット弾など、原作同様に飛び道具が強いキャラとなっている。
機動力は低めだが、転がり攻撃や剣輪草をタケコプターのようにして突撃する突進攻撃もあり、近接戦も苦手ではない。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で「エネルギービーム」「必殺転がり攻撃」、
そして剣輪草が自動で動いて攻撃する「地獄花」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画

出場大会



最終更新:2022年03月10日 18:01