ゆきな

    

ひ~ろ☆氏が『格闘ゲームツクール2nd』で制作したフリー格闘ゲーム『Lunatic Bellvet』の登場人物。
ショートソードを持ったメイドさんで、剣と魔法を使った戦いをする。
切っ先の無い剣の色は黄緑色一色であり、何らかの野菜スティックのように思える。
相方(?)に「どっぺる」というキャラがいる。どっぺるはどうやらボケキャラのポジションで、語尾によく「にゃ」を付けている。
ホームページがもうすぐ10万ヒット記念のイラストでは、10万ヒットや雑誌紹介*1を美味しそうな食べ物と勘違いしたり、
寒中見舞いを「かんちょーおみまいすんのかにゃ!?」と勘違いしたりして、ゆきなにツッコまれていた。
漫画内ではゆきなはどっぺるのことを「どっつぁん」と呼んでおり、どっぺるはゆきなのことを「ゆきにゃん」と呼んでいる。
二人合わせて「ゆきっぺる」と名乗ったりして、作者には強引に合わせないでいいです等と突っ込まれていた。
どうやら原作自体まだ未完成らしく、また作者のホームページも現在は閉鎖しているようなので、それ以上の詳細は不明。


性能

このゲームの登場キャラクター全員(といっても二人しかいないが)に共通だが、
「リブラゲージ」という特別なゲージがある。
特定の技で消費したり回復したりできるが、マイナスがあるのが特徴。
そのため、ゲージがどんなに少なくても技を使うことはできる。
ただし、マイナス状態では回復するまでHPが減り続ける(ゼロにはならない)上にゲージを使えなくなる。

彼女自身は基本的に必殺技ではリブラゲージを使わず、サポート用の動作や「魔法」で消費する。
たとえば、空中ダウン復帰やガードキャンセル、特定の技のモーションキャンセルなど。
「魔法」は詠唱に時間がかかるが、一定時間効果を発揮する補助系の性能である。
効果は、回復する「キュアブライト」と、攻撃が全てジャンプキャンセル可能になる「エアロフロート」。
このほか、至高必殺技の「パブリックシューカー」「フィアフルレイン」でも使用する。
究極魔法「クライムフェザー」は、ライフが半分以下の時のみ使用可能だが、効果は絶大。
ジャンプキャンセルが何度でも使用可能となり、空中攻撃の威力が2割増し、さらに食らい中でも空中投げが出来るようになるというぶっとんだ性能である。

コンボムービー


MUGENにおけるゆきな


フリーゲームキャラに定評あるハイパーヒロロ氏によるものが公開されている。
専用ステージカラーパレットも有志により製作されており、ボリューム満点。
また、魔法攻撃では『Lunatic Bellvet』のもう一人のプレイヤーキャラクターである「どっぺる」が登場し、魔法で協力してくれる。
また、ゲージは全てリブラゲージを使用するため、通常ゲージを使用するキャラとタッグを組むと相性がいいかもしれない。
これもMUGENならではであろうか。
プレイヤー操作

これらの他に、The Magic Toaster氏によるカオスな改変が施された「Houki Gonjou」が存在する。
こちらは外見こそどっぺるだが、勝利ポーズで謎のオッサンに変身して痙攣したり地球が滅んだりとフリーダム。
プレイヤー操作


「それよりさぁ…ゆきにゃん?
 『じうまんひっと』とか『ざっししょおかい』ってたべられるのかにゃっ?
 それっておいしいもんにゃんかにゃあっ??」

「…………………
 どっつぁんはもう少しお勉強がんばろうね」

出場大会

出演ストーリー

プレイヤー操作

MUGENキャラをさっくり触ろお!!(「ゆきな」で操作キャラ)
アルで昇華(part226、Houki Gonjou)


*1
当時はインターネットの敷居の高さから、
『テックウィン』を始めとしたPC雑誌がネットで公開されているフリーゲームを付属CDやDVDに掲載し、ネット環境の無い人に提供していた。
中には100円ショップのダイソーで個別販売された作品も存在する。噂だと契約料10万円とか
言い換えるとインターネット普及率が8割超えな現代では、これ等の存在価値が無くなり廃刊に追い込まれた訳だが。
商業エロゲーの体験版を多数載せていた『テックジャイアン』も、ネットで体験版をDL出来るようになったので同じ運命を辿っている。
……現代ではそれ以上に基本無料ネットゲームの隆盛により買い切りPCゲーム自体が青息吐息だが
まぁ『Lunatic Bellvet』はツクール製なので、公式雑誌である『テックウィン』に掲載されるのは名誉な事と言えるだろう。


最終更新:2025年05月21日 14:03