「油断したヤツを狙えば、イチコロじゃ!」
ザウスのシミュレーションゲーム『永遠神剣』シリーズ(PC版は18禁、PSP版は15歳以上対象)の登場人物。
彼女は3作目の『聖なるかな』4作目の『聖なるかなスペシャルファンディスク』PSPの『聖なるかな ―オリハルコンの名の下に―』に出演している。
CVは
本山美奈
女史。
原作でのキャラクター
「魔法の世界」出身のネコミミ少女。
まだ幼いながら、魔法の世界の「支えの塔ザルツヴァイ」で大統領職を務める才媛である。
ただ、その内面はやたらと脳天気で破天荒。
何かあるとすぐに国の運営を(全くもってどうしようもない)兄に丸投げして出かけていってしまう。
『聖なるかな』のヒロインはそんなのばっかりだけど
南天を守護する五穀の神「ヒメオラ・オーリ」の転生体であり、前世の記憶は鮮明な方である。
ヒメオラとしての生前は主人公、
望の前世である「ジルオル・セドカ」や「
ナルカナ」と友人関係にあり、
この記憶が残っていたために望の前世が危険な存在と言われる「破壊神ジルオル」と知りつつも彼との再会を心待ちにしていた。
…が、その一方で彼女が他の南天神に裏切り者とされて殺害されてしまった際に、
その分枝世界の南天神を皆殺しにするほど激怒していたナルカナの事はあまり憶えてはいなかったようである。
水が苦手ではあるがプールに入れる分
この人よりは平気な様子である。
所持する永遠神剣は、第六位の「無垢」。
モーニングスターのような形状をしており、所有者の白兵戦能力を上げる力がある。
これにより、魔法使いの彼女でも接近戦がこなせるようになっている。
守護神獣は、魔法機械「クロウランス」。
本来はシンプルな形状だったが、彼女の趣味によりミサイルやらレーザーやらが大量に搭載され、火力が跳ね上がっている。
原作中の性能
ゲーム中での性能はそこそこ早く、サポート火力・魔法防御に優れるが
アタッカー火力・HP・物理防御に難があるため、脆いという標準的な赤の性能である。
…のは、通常時の話。
『聖なるかな』ではヒロインになったキャラクターは強力なルートスキルを入手する事ができるのだが、
ナーヤのルートスキルはその中でも他を寄せ付けない超高性能であり、元から高いサポート火力は言わずもがなのトップクラス。
苦手だったはずの防御すら全キャラクターでも随一。
アタッカー火力である「コズミックテンペスト」に至っては、対赤防御を持っていない限りどんな敵でも(
ラスボスでも)一撃必殺になっている。
*1
ただし持続力が無いので、
ユーフォリアや
ナルカナなどのようにオールラウンダーとして一人旅をさせるよりは、
黒とチームを組ませるのがもっぱらの使い方。
最終パッチ適用後では全ユニットでも最強のユニットの一角である。
MUGENにおけるナーヤ=トトカ・ナナフィ
IF氏によって製作されたものが存在する。
完成度は45%との事であるが、
ゲージを消費して発動する
超必殺技なども搭載されており、操作するのに支障は無い。
「無垢」による打撃技もあるが、やはり魔法による攻撃の方が強力である。
+
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超必殺技の性能 |
1ゲージ
- メテオシュート
- 「無垢」の先の部分を敵に打ち出す遠距離攻撃。最初の回転部分にも判定があり、また原作のように爆発はしない。
- スピカスマッシュ
- 自分の周りを「無垢」で回転させながら攻撃。1は一定時間攻撃力上昇、2は一定時間敵をガード不能にする効果がある。
- 魔法使用後のサポートや、接近された時の対処として使用すると良い。
- 魔法攻撃は出した直後から本体が行動できるためヒット時などは追撃が可能。ただし、同時に複数の魔法攻撃を発動する事はできない。
- ファイアーボルト
- 敵に三つの火球をぶつける。発生や威力に優れている遠距離技。
- ファイアーボール
- 上から下に一発の火球を打ち出す。ファイアーボルトとは使い分けていきたい。
- ライトニングファイア
- 敵の頭上に雷を落とす技。威力は低いが発生が非常に早い。
2ゲージ
- フレイムシャワー
- 画面ほとんどを覆い尽くす攻撃判定。あらゆる場面から使えるため、非常に使い勝手が良い強力な技。
- 発生も非常に早く威力はヒットで4割強、ガードされても2割強とかなり高性能。ナーヤのメインウェポンである。
- フレイムレーザー
- クロウランスを呼びレーザーを撃つ召喚技。
- 敵を画面端に押し込みながらヒットで7割、ガードされても4割ダメージを与える高火力技。
- 時間差で攻撃するため、本体は固めながらクロウランスの援護を待つ形が良い。
3ゲージ
- プロミネンスレーザー
- フレイムレーザーの強化版。ヒットで8割強、ガードで5割持っていく。
- また、残念ながら原作で猛威を振るった「コズミックテンペスト」は現在搭載されていない。
-
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ゲージ依存が非常に高く、ゲージがあるかないかで性能が変わってくるキャラ。
そのためタッグ等でゲージを集めやすいキャラや、ゲージ本数が多いキャラなどと組むと本領を発揮する。
また、自動でゲージが増えていくので積極的に攻めてこないキャラとも相性が良い。
だが、
通常攻撃や基本動作が他のなるかなキャラに比べるとどれも性能が低く、同作品での強さなら
ルプトナと並んで最下位である。
斑鳩沙月や
永峰希美と同じくSilvan氏の外部
AIが製作されており、
カットインも追加される。
ただし、最新版には未対応の模様。
また、Try氏によるAIも公開されている。こちらは最新版にも対応済み。
出場大会
+
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一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
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出演ストーリー
プレイヤー操作
*1
『聖なるかな』の初期バージョンでは、スーパーハードにおいて%攻撃スキルが猛威を振るい、ほとんどの敵が一撃で沈んでいた。
しかしその代償としてか、MUGENでもバグの温床となっているオーバーフローを起こすなど、問題も発生していた。
そのため、パッチによりほとんどの攻撃スキルの攻撃力が下げられ、攻撃スキルのみによる一撃勝利は無くなったのだが、
何故か
コズミックテンペストのみ下がらなかったため、一人だけ
世紀末状態のままとなっているのである。
最終更新:2023年05月20日 00:18