悠久のユーフォリア


「原初より終焉まで! 悠久の時の全てを貫きます!」

Xuseの『永遠神剣』シリーズの登場人物。
『永遠のアセリア』および『聖なるかな』に登場している。愛称は「ユーフィー」。
CVは 安玖深音 女史。『永遠神剣・第3章』では 田中美海 女史。

『永遠のアセリア』の主人公ユウトアセリアの娘にして生誕時より永遠神剣第三位「悠久」を所持していたエターナル。
大雑把に言えば、「人間やめた両親の間に生まれた、生まれつきの超人」。
初登場は『永遠のアセリア』のアセリアED。
『聖なるかな』においてはそれより幾分時間が経過した状態で登場する。ただし攻略対象ではない。
しかし、『聖なるかな』の公式人気投票において非ヒロインにもかかわらず第一位を獲得した。
『聖なるかな』では記憶喪失であるが、その理由は暁絶による攻撃のとばっちりであった。
ちなみにそれが原因というわけでは無いが、絶が同行すると言った際のやり取りで彼に向かって「アンタ嫌い」と言っている
(実際の理由は直前の戦闘で負傷していた彼を気遣った際に適当にあしらわれてしまったため)。
色は両親からの遺伝か、青と白の両方を有するという珍しいものである。
「プチコネクティドウィル」「プチニティリムーバー」など、使用するスキルも両親のスキルが基になっているものが見られる。
守護神獣は「青の存在、光の求め」。両親が人間時代に使っていた永遠神剣が名前に含まれている。

見た目からも分かる通り、戦闘力はほとんど無いロリ体型。
だが、年齢はかなりのものであり、完全な幼児であったアセリアED時点で100歳越え。
『聖なるかな』時点の年齢は明らかではないが、ロリババア扱いしても問題が無いレベルなのは確実である。
なお、やろうと思えば肉体の成長は自分の意志で自在にできる。

+ 彼女の目的について
作中では最後まで思い出す事は無かったが、彼女が本作の舞台である「時間樹エト・カ・リファ」を訪れたのは、
「負のマナ」であるナル化マナを内包しており、時間樹を「檻」として封印していた「叢雲」を開放するためであり、
その方法として叢雲の契約者となる運命を持った主人公、世刻望ナルカナを引き合わせるのが目的だった。


原作中の性能

アタック・ディフェンス・サポート全てが高性能スキルでまとまっているエース級キャラ。
そのため、多くのプレイヤーはオールラウンダーとして単独行動させるであろう。
属性はの混色だが、本来『なるかな』においてこの2色はどちらも弱い。
はまさに全部中途半端で低攻撃力の最弱色。
は戦闘に入れれば性能は悪くないものの、とにかく遅すぎて戦場に辿り着く事すら難しい。
対してユーフィーは攻撃力が高く全体攻撃持ち、おまけに回復もあってスピードも申し分なし。流石はエターナルである。
『アセリア』では白が最強、青も高攻撃力の頼れるアタッカーだったため、立ち位置的に一人だけ前作の色格差を引き継いでいると考えれば頷けなくもない。
参考動画

+ なお、比較的どうでもいい事だが
前作主人公高嶺悠人の戦闘セリフ(特にサポートスキル)は熱い発音が多く、ユーフォリアもそれを引き継いでいる。
聞き比べてみればユーフィーが一生懸命父親を真似しているのが分かるだろう。特にホーリーとインスパイア。
参考動画

+ さらにどうでもいい事だが
公式サイトにて成長した姿のユーフィーの抱き枕カバーが発売されていた。
三作目の芽があるとはいえ、再登場が抱き枕カバーとかどういう事なの…。


MUGENにおけるユーフィー

IF氏が原作スプライトを基に製作したものが存在。AIもデフォルトで搭載されている。
一部のKOFボスなどと同様しゃがみモーションは存在していないが、しゃがみガードは可能。
地上ダッシュは若干浮き上がるホバータイプであり、空中ダッシュと二段ジャンプが存在している。投げや受け身は持っていない。
ゲージは微量(約25カウントで1ゲージ)ではあるが自動回復する。とはいえゲージが無いとほとんどの行動が行えないためゲージ管理が重要。
暇を見付けては挑発してゲージを溜めていく事も大事(1回で0.3貯まる)。
通常攻撃は3種あり、弱からガトリングさせていく事が可能。
弱は立ち下段となっているため、ホバーからの中段と対の選択肢になる。投げが無いユーフィーにとっては貴重な崩し。
唯一のノーゲージ必殺技である対空攻撃は、弱は剣を上に振り上げる。
判定は強いものの無敵が存在しないため、対空としては信頼度に欠ける。密着で当たると通常攻撃に繋がる。
中と強は剣を円盤状にして投げるように変化しており中は真上に、強は斜め上に投げる。
投げている間は無防備なため下手に使うと手元に潜り込まれてしまうが、
投げている間に本体が攻撃を食らうと投げた剣が飛んでくるため、コンボを食らう危険性はそこまで高いわけではない。

+ 超必殺技解説
※全てアンチバニッシュとなっており、斑鳩沙月のバニッシュスキルでバニッシュされない

1ゲージ技。

プチニティリムーバー
「悠久」から大型の衝撃波を飛ばす。
発生が極めて早く、様々な行動に見てから刺せるので確反としても優秀。
飛び越えるのがかなり困難なほど大きく、隙がそれほど大きくない上に、
ガードされても削りがヒット時の半分ほどあるためぶっぱなしとしてガンガン使っていける。
ただし、飛び道具と相殺するため相手の飛び道具に下手に合わせるとゲージの使い損になる。
密着でもヒットはするがこの場合ガード時の削りがないため、その間合いでは使わないでおこう。
原作では、M・F(物理・魔法)両方の攻撃力を持ち、2コストで扱いやすいため、
単体相手には使用する機会が多い青のアタックスキル。防御力低下効果も持つ。
プチコネクティドウィル
剣を振り上げながら高く飛び上がり、打ち下ろす2段技。2段目の発生直前まで無敵があるため切り返しに利用できる。
Cなどからつながるため連続技の締めとして便利。ヒット時とガード時のダメージが同じため削り殺しにも有用。
グレイズを持つ相手でも唯一グレイズされないゲージ技。
原作ではMダメージのみだが1コスと軽いため、単体の雑魚相手には使い勝手のいい白のアタックスキル。
敵の全能力を低下させる副次効果を持つ。

AIが操作する場合はパーフェクトハーモニックに変化するが、基本的な技の性質には変化は無い
(silvan氏AIでは7Pカラー以上でこちらに変化する)。
こちらの方は原作ではM・F両方に高い攻撃力を持ち、敵の行動回数を減少させる青のアタックスキル。
コストパフォーマンスに難があるため(3コス)使用される事は少ない。
ライトニングバースト
掛け声と共に剣を振り上げた後、約1秒後に画面全体を魔法攻撃する技。
発生保障があるため出しさえすればそこから相手の連続技を食らう事はほぼ無い。
ダメージは3割前後であるが削りが一切ないため、ガードに徹されるとゲージの無駄遣いになってしまうので使い所が難しい。
攻撃中は画面が白くなるため目くらましとして利用し、崩すのに使うのも利用法の一つ。
デフォルトのAIは1ゲージ以上で3ゲージない場合はこれを多用する。

原作ではライトバースト。ユーフィーはⅠのみ覚える。敵全体にFダメージを与える白のサポートスキル。
アンチバニッシュを有するがコストは4と重く、その割りに威力は少ない。
しかもユーフィーは別の超優秀な全体攻撃スキルを持っているためほぼ死に技となる。
親父の同様のスキルが強力だっただけにちょっと悲しい。

2ゲージ技

ダストトゥダスト
神獣 青の存在、光の求め(ゆーくん)を雷のエフェクト(攻撃判定無し)を伴いつつ召還し、ブレスを浴びせる。
発生が極めて遅く、ユーフィーの前方3キャラ分より遠い位置でないと当たらないが、隙自体はかなり小さい。
しかし、一度発動すればヒット時は約5割のダメージ+ゲージ約1.2本を削り、ガード時は約3割のダメージ+ゲージ約2.2本を削る
そのため、ダウンを取れた場合などに後退してから即使用して自身は接近する事により、強力な起き攻めを仕掛ける事ができる。

原作では、敵味方の戦闘マナを全て0にしつつ自身の能力値と場の白属性を大幅に強化する白のサポートスキル。
上手く使うと敵のディフェンススキルを無効化する事が可能となるため、大ダメージを誘発する事ができる便利なスキルである。
ただし、中途半端に使うと自分のディフェンスが無効化されてしまう。

3ゲージ技

ドゥームジャッジメント
発動直後、ユーフィーが画面外に脱出しカットイン(一番上の画像)後、悠久に乗って画面中央を横切りつつ攻撃する突進技。
発動から攻撃終了までは完全無敵となっており、終わった後に画面中央に戻ってくるモーションだけが隙となっている。
発生はそれほど早くはないがダメージは破格でヒット時約9割、ガードでも5割持っていく。
ただし一定確率でカスダメージになってしまうので、他の技で十分な状況であれば使用しない方が望ましい。

原作ではユーフィーの強さのほとんどを占めているであろう大技。
固定のMダメージと共に1軍には必須である%ダメージをFで与える、白の全体攻撃アタックスキル。
コストは4と高いもののユーフィーはマナリンクを持っているため問題にはならない。
どの難易度でもこのスキルを2回も使えば敵の集団は半壊する。
また、アンチインタラプト属性を持っているため敵に妨害される事も無いと、至れり尽くせりの性能。
使用回数にのみ難があるものの、ノーマルからベリーハードまで使える超優秀スキルである。

ただし、これらの技のほとんどが受身可能時間が早いため、相手にもよるが当てて反確のケースがよく発生する。
またほとんどが飛び道具なので、グレイズ持ち相手には使い所が難しい技もある。

この他、ライフが一定値(30%)以下になるとユーフィーの泣き言が入り、ゲージを0.3消費してアセリアストライカーとして呼び出せるようになる。
アセリアは1回目はユーフィーの後ろから登場し、その後は画面奥で待機している。
呼び出されたアセリアは「永遠」を用いての3連撃を繰り出す。もちろん本体は別行動可能なため、そこから連続技に繋げる事も可能。
アセリアの呼び出しはガード中や食らい中でも行えるため、ゲージさえあれば地上コンボを中断させる事が可能と実に外道。
登場時に「正々堂々と勝負!」と言いつつやる事がこれとは父親が教育を間違えたのだろう。
まあ肝心の父親は忙しくて登場できないらしいが。
子供の喧嘩に親が出る、を地でいく外道行為により、付いた通称がモンペ(モンスターペアレント)である。
ストライカーのON・OFFは設定可能なため、邪魔な場合は無しにも設定できる。
更新により、アセリアに強化役として呼び出されるようにもなった。

この他に、永峰希美斑鳩沙月との対戦時には特殊イントロが実装されている。
希美が裏のぞみん状態の場合若干変化する。
また、ナーヤとタッグを組んだ場合にも特殊イントロが存在する。
いずれもかなり長いため、イントロ終了時点でゲージがある程度増加している。

+ 外部AI
他の『永遠神剣』シリーズキャラと同様、Silvan氏によってAIが製作されている。
アセリアの登場のON・OFFだけでなく、発動可能な体力の調整も可能。
1~6P、7~11P、12Pでモードが分かれており、12Pではアセリアや下記のビームを最初から使うなど若干の強化が施されている。

2013年6月6日には、パパのAI、ヤツィータを製作したsuzuki氏によるストライカー追加パッチが公開された。
これにより、とうとう揃ってモンペに助けに来てくれるようになった。

また、Try氏により上記の通常ユーフィー用・ストライカー追加パッチ用それぞれにAIが公開された。
こちらもAIレベルやアセリアの使用可否ないし使用条件について設定が可能になっている(体力一定以下やラウンド2で使用など)他、
永久や10割、またAI専用技の「もう許しませんモード」と「パーフェクトハーモニック」の使用可否などの設定が可能。

AIレベル・永久・ストライカーを最大にするだけでも狂中位に踏み込むほどの強さを見せるが、
真に恐ろしいのは「もう許しませんモード」を解禁した際に使用できるビームであろう。
このビーム、発生5Fで端まで一瞬で届き、連発するだけで永久&永久ガード、相手のゲージを大量に削るなど基本性能もぶっ飛んでいるが、
何より恐ろしいのは動作開始から終了まで一部の属性を除くダメージを一切受けないアーマーをまとい、
かつ使用中にダメージの通らない攻撃を食らわせた場合ビームを最初から繰り返す
という点。
AIに付いているビーム脳スイッチをONにするとビーム以外の行動を殆ど取らなくなる(たまにダッシュで近付くため隙が無いわけではない)ため、
狂中位どころか一部の狂上位すら薙ぎ払ってしまう。
ただしこの状態だと打撃をあまり振らなくなるため、ビーム脳OFFなら勝てる非常に特殊な性能の相手や一部の飛び道具反射技持ち、
飛び道具無効持ちなどに勝てなくなったりもする(これらの相手がビームを貫通できる場合、何もできずに負ける事も)。
デフォルトではビーム脳スイッチはOFFになっており連発はしてこないが、それでも上記のような特殊なキャラは少なく、
ビームの性能が性能だけに十分脅威なので、大会等で使用する際には設定をよく吟味しよう。

+ 大会ネタバレ
凶と狂の境界で台パンするシングルトーナメントではSilvan氏AIの強化カラーである12Pで参加。
「正々堂々勝負!(ROUND1 ファイト!)パパ、ママ助けて!」→開始3秒でアセリア乱入という、
リアル社会だったら余計台パンしそうな甘えっぷりを見せ付けた。
だが、残念ながら80人もの台パン勢が渦巻く中、戦績は1勝3敗で2番目の早さで脱落してしまった
(ちなみに1番早く落ちたのはなんとどこの大会でも大体活躍しているこの人)。
この1勝はオリジナルゼロにストレート勝ちしたものだったが、
当時は全く注目されていなかったオリゼロからの勝ち星で、大して話題にも上がらなかった。
しかし、大会が進んでいく内にオリゼロが無敗の鷲塚や、暴れ回っていた天草ジャスティスゴンザレスらを次々と撃破、
遂には9連勝という凄まじい戦績を上げ、
「こいつに誰が勝てるんだw」「なんで2敗してるの?(当時オリゼロを落としたのはユーフィーと、前大会覇者で最強格の飛竜のみだった)」
などと評判になり、過去の戦績を再確認する人も出てきたため、
最終パート付近になって、早々に脱落していたユーフィーにまさかのスポットが当たるという異例の事態となった
(ちなみにオリゼロは(何故か)趣味が育児のため子供に弱いとか、モンペが苦手だとか言われた。お前はどこの保父さんだ)。
そういう意味では唯一の1勝が大金星となっており、実際は上位勢すら飲み込む潜在的強さを持つ事を見せ付ける事となった。

また、第2次:ポイント強奪サバイバル!では、優秀成績を収めてシングルでは初の優勝を勝ち取る事ができた。
ぽよたん氏の次作大会狂乱の宴【狂下位前後トーナメント】においては、
予選を無敗で勝ち抜き決勝まで順調に進むも、相性差でストレート負けを喫してしまい、準優勝に終わった。

特大合コン再び!! パラ×ハル杯裏 新生男性軍VS新生女性軍史上最大級 MUGEN界 男性連合軍VS女性連合軍ではボス枠として参加し、
最初からストライカー乱入によって途中までは猛威を振るった…のだが、
ボス枠の中でも下位クラスとは言え、前者はトップクラスのボス枠であるサイキカルBOSSに圧倒され、
後者は一般枠の名悪役タッグに倒されてしまい、男性陣にポイント獲得を許す結果となってしまった。
一応フォローとして後者での自軍総当り戦において、女性No.3に一度勝っている結果を残している。あっちはあっちで不安定な戦績だったが

出場大会

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最終更新:2023年05月19日 23:19