マイザー・デルタ

セガのゲーム『電脳戦機バーチャロン』シリーズに登場するバーチャロイド。形式番号はYZR-8000Δ。
第6プラント「サッチェル・マウス」(SM-06)のアイザーマン博士によって開発されたマイザー系列の機体の一つであり、
原型機である「マイザー」の強攻型バリエーション機である。
華奢な見た目から来るイメージ通り、機動力が高い反面超軽量な装甲故に防御力が低い
「モータースラッシャー」と呼ばれる飛行機形態に変形しての高速移動も可能であり、一撃離脱戦法を得意とする。
この性能から、プレイヤーからは「紙飛行機」と呼ばれる事も。

著名なパイロットとして打撃艦隊フォース・アンベルIV直属の「薔薇の三姉妹」と呼ばれるチームがおり、それぞれに合わせたバリエーション機を使用している。
血縁関係は無く所属もバラバラだったが、アンベルIVの監察者に任命されて以降チームを結成する。
電脳歴世界においてアンベルIVの部下として暗躍しており、『フォース』では自軍である打撃艦隊フォースの結成に貢献した。
しかしながらその手法は極めて強引かつなりふり構わない物であり、
様々な組織から優秀な人材を見境なく引き抜き、その際に周囲に多大な迷惑や損害を及ぼして来た事から彼女達の評判は極めて悪い
(しかもタチの悪い事に彼女達自身がそうした露悪的な姿勢を好んでいるフシがあり、周囲からの悪評も全く意に介していない)。

なお、実際の所はその戦いぶりもさることながら、名前に冠するフレーズ(ファング=牙、バイト=咬む、ポイズン=毒)から敵方からは、
「毒蛇三姉妹」の異名で恐れられているが、これは彼女達にとっての逆鱗であり、実際にそれを口走ったイッシー・ハッター軍曹は私刑同然に撃墜された。

基本的に人物の姿が描かれない本シリーズにしては珍しくキャラデザが用意されており、『ポケモン サン&ムーン』でキャラデザを務めた竹氏が担当している。
以下に記す解説は1作目・『オラタン』・『フォース』のリマスター版である『masterpiece』公式サイトに基づく。
+ 薔薇の三姉妹
「……アンベル様。私、殺戮してきます!」

階級は大尉。赤く塗られた長い爪と、怪物然とした刺々しい衣装が特徴的。3人の中では最も年季が長く、胸も大きい。
1作目『電脳戦機バーチャロン』の前日談を描いたドラマCD『COUNTERPOINT 009A』においてアンベルIVの秘書として初登場。
彼の失脚から復活に至るまで仕えており、小説『FRAGMENTARY PASSAGE』において薔薇の三姉妹のリーダーとなった。
そんな経緯もあってか、アンベルIVへの忠誠心が特に強い。
乗機の愛称は「フェアー・ビアンカ」。


「みぃなごろしぃぃぃっっ!!!!」

階級は中尉。半獣人の様な姿をしており、長い髪が尻尾の様にも見える。
褐色肌の要所要所に白薔薇のタトゥーが施された容姿で、3人の中で最も露出度が高い。
敢えて精神を不安定にし性欲で強制駆動させる事で、バーチャロン・ポジティブ(=適性)を飛躍的に上昇させる事が可能。
その代償としてか、上記のセリフからも分かる通り情緒不安定という弱点がある。
乗機の愛称は「エヴリン」。


「お姉様がたぁっ、そろそろ帰りたいなぁ、なんて思ってるんですけどぉ……」

階級は中尉。花柄の振袖を着ている。3人の中では最も年下で末妹の立ち位置。
一見おっとりで鈍臭い性格だが、これは演技であり本性はずる賢しく冷酷。
実は月面プラント連合勢力「月光閥」傘下の非合法組織「月影の一族」に属しており、アンベルIVが最も信頼を寄せているらしい。
謎掛けが好きらしく、『マーズ』でも姉達に気付かれないように戦場に留まってプレイヤーに謎を投げかける事がある。
乗機の愛称は「シャルロッテ」。

外部出演としては『スーパーロボット大戦K』に参戦している。


ゲームにおける性能

第3作『電脳戦機バーチャロン フォース』の基幹機体の1つにして、バイパーII、サイファーの流れを組む機体。
同作には他に砲撃戦特化の「マイザー・イータ」、近接戦特化の「マイザー・ガンマ」が登場している。
機体の特徴としては動作が機敏で回避力が高く、「まず避けることを覚える」のが必須と言われる『フォース』のルールに則っているため初心者にも扱いやすい。
武装も広範囲にばら撒けるLW、放物線を描きつつ飛んでいき、かつ誘導性のあるCW、連射性に優れるRWと自衛用と援護用の武装が揃っており、
2ON2というゲームのルールにマッチしている。
また、バイパーIIから続く突撃技であるSLCダイブも、従来の空中突進に加え垂直降下、地上突進の3つのバリエーションが増えている。

欠点としては「決定力不足」が挙げられる。
まず、何をするにしても火力と奪ダウン能力が低いため、どうしてもちまちまと削るような戦い方しかできないのである
(そもそも『フォース』が2on2になったのも、軽量級がバルカン1発だけ当てた後にひたすら逃げ回る戦法を封じる為だと言われている。
 なお、派生機体のイータは射撃戦、ガンマは近接戦で大ダメージが見込める)。
3種類に増えたSLCダイブも無敵時間やガード不能特性が削除された上に、
使用後に全ゲージが空になるという欠点は据え置きのため(薔薇の三姉妹機は例外)、決定打にするには心許ない。
さらに防御力の低さからワンミスで逆転される可能性が付き纏うので、イータやガンマに比べて使用率は伸び悩んだ感がある。


MUGENにおけるマイザー・デルタ

HOTATE氏による『スパロボK』のスプライトを使用したキャラが公開中。
最大3回まで空中ジャンプが可能等、原作通り機動力が大幅に高い代わりに体力が少ない
(LIFEは750。参考までにカンフーマンは1000)。
AIもデフォルトで搭載されている。

出場大会

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最終更新:2024年04月24日 13:44