レイズナー


「レイ!V-MAX、発動!!」「レディ」

1985~'86年のロボットアニメ『蒼き流星SPTレイズナー』に登場する「SPT」*1と呼ばれる機動兵器。
機動戦士ガンダム0083』の登場人物ではない。確かにスペルは全く同じ「Layzner」であるが
タイトルにもなっている通り、主人公「アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ」が乗る主人公機。

頭部のコクピットを覆う透明なキャノピーが特徴的なデザイン。
頭部にコクピットと言えば偉大な先達マジンガーZと同じだが、下記の機体諸元の通りサイズはマジンガーZ(全高18m)の約半分と意外に小さい。
ついでにマジンガーとガンダムは同じ全高なので、SPTという機体群はガンダム等のMSと比べてもかなりコンパクトなのが分かる。
人間大のサイボーグ宙が頭部に変形する(或いは大型バイク「雷鋼馬」が頭部に変形する)鋼鉄ジーグ(全高10m)と、
大体同じくらいのスケールというのは妙な納得感がある。


概要を誰か説明してくれよ!

  • 形式番号:SPT-LZ-00X
  • 全高:9.52m
  • 重量:13.75t
  • 武装:ナックルショット、速射型レーザード・ライフル、カーフミサイル、V-MAX
惑星グラドスによる地球侵略を知らせに来たエイジがグラドス軍から強奪した試作型SPTで、
試験的に「V-MAX」というシステムを搭載している。
これは非常時に戦闘区域からの緊急離脱をするためのシステム*2だったが、
作中では全身のスラスターがフルブーストになる事を利用した高速戦闘に用いられる。
また発動時には強電磁界とLCMパウダー(ECM機能などを持つガンダムのミノフスキー粒子的なもの)
によるバリアフィールドも発生させられるため、これを利用した体当たり戦術も行える*3上に、
バリアを落下中の人間に保護用途で付与するというリアル系バリアでは珍しい使い方も出来る。
ただし爆発的な能力アップをする反面、過負荷によりオーバーロード(自爆)する危険性も高いため、時間制限のリミッターが設けられている。
さらに制限時間が来ると強制的に放熱状態(各所に設置された装甲ハッチを展開し、強制冷却のため冷媒を噴出する)になるため、
その間は機体性能が大きく下がってしまうという弱点がある。
なお、上位の能力として後述するザカールの「V-MAXレッドパワー」(強化剤で加速性をさらに向上させたもの)と、
レイズナーMk-IIの「V-MAXIMUM」(強電磁界の密度を上げ防御と攻撃力を上げたもの)が存在する。
V-MAXシーン集

操縦管制は統合型コンピューターAI「レイ」によって行われ、音声入力による機体の操作も可能。
このレイには、「レイの使用はアルバトロ・ナル・エイジ・アスカに限定する」という命令が与えられており、
エイジ以外には使用出来ない。
「レイ」という名前はパイロットのロックを簡易的に行う手段の一環としてエイジが名付けたものである。
他のSPTの搭載コンピュータに「レイ」のような固体名称が存在しないのはそのため。
そして序盤にはV-MAX共々隠されていたAI「フォロン」(没設定によるとグラドス本星のマザーコンピューターAIそのもの)により、
エイジの意に反して姉ジュリアの婚約者であるアーマス・ゲイルを殺害している。
さらに地球に辿り着いたレイズナーを解析するため米軍が解体を始めようとした時も、フォロンが自己防衛機能として発動し、
無人のレイズナーが米軍基地を破壊している(この回のサブタイトルは「レイズナーの怒り」だったりする)。
中盤以降はエイジとの舌戦に折れたフォロンは基本表に出てこなくなり、V-MAXもエイジ(レイ)の制御下に入った。

この他にも、SPTに標準装備されている自由電子レーザー銃「レーザードライフル」、
「ナックルショット」(ショットと言っても撃つ訳ではなく、電磁メリケンサックの事)、
脹脛に装備された「カーフミサイル」が主な武器となっている。
オプション武装も用意されていたが投棄されたため、レイズナー自身は使用する事は無かった
(一部はグラドス軍規格の武器であるため、敵機体が装着している)。
開発には、エイジの父でありグラドスに漂着した地球人の宇宙飛行士ケン・アスカも関与している。

作中ではエイジの乗機としてグラドスの追撃を退けながら火星から地球圏までを戦い抜くが、
グラドス軍の司令官ル・カインの駆るSPT「ザカール」のV-MAXレッドパワーにより撃破される。
機体はほぼ半壊状態になったため、地球で制作された強化型レイズナーにAIが受け継がれ
(尤もフォロンが当初信頼性に欠けるとゴネていたが)、最後の決戦に挑んでいる。
この強化型レイズナーはエンジンのパワーアップとバーニアの強化により機動性を上昇させる事で、
V-MAXレッドパワーに対抗出来るようになっている。

実は本来の後継機は可変型SPT「レイズナーMK-II」の予定だったのだが、
打ち切り決定により(新作玩具が発売されなくなったので)旧レイズナーと見た目の変わらない「強化型」に変更された模様。
一応『スーパーロボット大戦』などのクロスオーバー作品には登場している。
余談だが、グラドス軍は既に可変型の機体としてMF「ソロムコ」を開発していた。ガウォークファントムなデザインな上、雑魚扱いだけど

+ 操縦者、アルバトロ・ナル・エイジ・アスカについて
「僕の名はエイジ… 地球は狙われている!」

声を担当したのは 井上和彦 氏。氏はちょうど同時期に放送開始したロボットアニメでも主演している。
ついでに同じ高橋作品で言えば1作目『太陽の牙ダグラム』の主人公クリン・カシムも演じていた。

地球人の父ケン・アスカとグラドス人の母アルバトロ・ミル・アイラの間に生まれた混血児で、
本来は家族4人で地球に向かう予定だったが、
姉ジュリアが婚約者のゲイル(エイジも先輩と慕う軍のパイロット)と別れたくないと逃げ出して失敗、エイジ一人で向かう事となった。
妙に長ったらしい名前はグラドス人と地球人のハーフである証であるが、
長すぎるせいかル・カインなどは専ら「エイジ・アスカ」と地球由来の名のみで呼んでいた。
混血児である彼をグラドス人と認めたくないのかもしれない。

詳しくは後述するが、作品のカラーの変化に伴い彼自身も劇的な性格の変化を遂げる事となる。
※同一人物です

「俺は、地の底から蘇ってきた男だ!」

+ 『蒼き流星SPTレイズナー』という作品について
『蒼き流星SPTレイズナー』は1985年にTV放映された、サンライズ(当時は日本サンライズ)制作のロボットアニメ。
リアルロボットの雄として富野御大と並び称される高橋良輔監督が手掛けた、所謂「高橋作品」の4作目である。

舞台は1996年、地球人類は宇宙進出を果たしたが、アメリカとソ連の冷戦が宇宙にまで拡大しているという設定であった
(当時は「10年後も冷戦が続いていておかしくない」と思われていた時代だった。
 1991年にソ連が崩壊するなど誰も思っていなかっただろうから……)。

ストーリー

1996年10月3日、国連主催のコズミック・カルチャー・クラブ(宇宙体験教室)に選ばれた少年少女達は、
火星に到着して間もなく突如現われた謎の機動兵器・SPTによる攻撃に晒される。
窮地に陥った彼らを救ったのは、蒼いSPTを駆る少年アルバトロ・ナル・エイジ・アスカだった。
彼はグラドス星によって地球が狙われている事、そして自分が地球とグラドスの混血である事を告げる。
コズミック・カルチャー・クラブの少年少女達は、エイジに不信の眼差しを向けながらも、戦いの中で徐々に絆を深めていく。
そして共に地球へ帰るため、彼らは火星を脱出し苦しい旅に出発した。

(以上、Wikipediaより引用)

しかし、エイジ達は地球に辿り着くも警告は受け入れられず、
グラドスとの全面戦争に突入した地球はSPT隊によって壊滅的なダメージを受け、グラドス軍によって制圧されてしまう。
地球制圧後、グラドスからル・カイン*4が派遣され司令官に就任、
地球文化をグラドス化すべく焚書や弾圧などを行い、地球はさながら世紀末のような世界となった。
エイジも「(グラドスは故郷だから)僕には撃てない」と言っていた「甘ちゃん」(ゴステロ談)から、
(角ばった)トンファーで施政者を殴り倒す世紀末救世主へと変貌する。
そしてレジスタンスとしてグラドスと戦っていく内に、「刻印」なる物の存在を知る事となる…。

『レイズナー』という作品を語ると「打ち切り」という印象が強い人も多いだろう。
実際、放送打ち切りが決定し突発的な最終回を迎え、視聴者を困惑させていたからである。
視聴率自体は10%前後と高い水準を保っていたのだが、スポンサーであった三洋電機が、
1985年末から1986年初頭にかけて発覚した「サンヨー石油ファンヒーター一酸化炭素中毒事故」の煽りを受け、
2クールを以てスポンサーから降板してしまう
(余談になるがこのときのお詫びのCMナレーションがこの人の声であったりする)。
さらにメインスポンサーであるバンダイが展開していたプラモも出来が悪く
(1/72はレーザード・ライフルを(重量感溢れる)ダイキャスト製にしたのが売りだったのだが、
 重過ぎて関節が耐えられない(かっこいいポーズを取らせても直に崩れる)事から逆に不評であり、
 1/100も可動範囲が狭くフトモモがスカスカという代物だった)、
売れ行きは当然不振で、バンダイの意向で38話で急遽打ち切られる事が決定したのである
尤も、リアルタイプドラえもんと言う仇名もあったように、デザインも賛否両論であった
ちなみに設定画だと10mのロボットの頭にコックピットを組み込む仕様上、頭がデカイ。画面ではスタイル重視なのだが…。

放送上の最終回である第38話は、途中の回を省略していきなり最終回に話が飛んだような内容で制作された。
そのため直前の37話と話の内容が繋がらず、37話で大破したはずのレイズナーは修復・改造強化され、
ル・カイン専用SPT・ザカールと互角の戦闘を繰り広げ、開発中だった地球製SPT「ドール」も既に量産され、
グラドス軍と戦闘するなどしている。
TV放映終了後、このすっ飛ばされたエピソードを補完するためのOVA全3巻が発売された。

ちなみにスポンサーのゴタゴタが無かった場合、レイズナーMk-IIが26話から登場する予定であり、
刻印(空間を歪める事が出来るロストテクノロジー)の発動により、
グラドス本星から地球占領軍への補給の遮断に成功した地球で、逆に始まったグラドス人差別を憂慮したエイジが、
レイズナーMk-IIを駆ってグラドス本星に戻り「グラドス人と地球人のルーツが同じである」
と言う事の確かな証拠を求めて奔走、同時にその証拠をもってグラドス本星政府の支配体制から市民を解放する、
というエピソードが描かれる予定だったという。
また、LD-BOXの購入特典として発表された小説『蒼き流星の行方』では、
上記の当初案を元に構成したTV版・OVAとはIF展開の決着を描いている。こちらは長らく入手困難であったが、
2013年9月18日発売の『蒼き流星SPTレイズナー Blu-ray BOX』初回限定生産版に復刻版が付属し、以前よりは入手難度が低下した。

+ AGE! AGEィ!
2011~2012年のアニメ『機動戦士ガンダムAGE』はナレーションが井上和彦氏であったため、
本作を知っている人たちには「AGEだからエイジなのか」と突っ込みたくなるような状況になっていた
(なお、井上氏は初代主人公フリット・アスノの青年期以降の声も担当している)。
…というか、SDガンダムの付属小冊子の漫画では、
ガンダムAGE-1が「ぼくがガンダムAGEだ 地球は狙われている!」とド直球を飛ばしていた。
挙句に本編でも、主人公機の最終形態であるガンダムAGE-FXが全身から青いビームサーベルを放射し、
青い球形の光になって突撃する特殊機能「FXバーストモード」を使用している。V-MAXじゃないかこれー!!(ガビーン

なお『AGE』以外でも『ガンダムSEED ASTRAY』の主人公の一人・叢雲劾が、
小説版で「この村は狙われている」などと言ったり(劾の声優も井上和彦氏)、
SDガンダム外伝』の啓示騎士ガンダムエックスがレイズナーモチーフである。
『ビルドファイターズ』でも主人公の片割れ・レイジの本名が、
「アリーア・フォン・レイジ・アスナ」なんてエイジのフルネームと響きがそっくりだったりなど、
この界隈には妙に『レイズナー』を連想させるネタがあったりする。さらに古くはEXAM…おや誰かry

+ ???「僕の名はエイジ……いわゆる、バンドウじゃない方の」
また2012年にはこんなアニメでもガッツリパロディされた。しかも井上和彦氏も出演。

それだけならまだしも、そのパロディ回は本家本元のスタッフである吉田徹氏が関わっていた
さらに言うとこの次の回は『北斗の拳』パロディであり、その映像がED(『レイズナー』OP曲のカバー)内のハイライトで流される事で、
「俺はレイズナーを見ていたと思ったら北斗になっていた」という、
リアルタイム視聴者の心境を追体験出来る仕様となった。どんだけ徹底している……
なお原作者はレイズナーを含め本アニメでのパロディネタを全く知らなかったらしく、終始困惑していたらしい

2016年にはニチアサのアニメで井上和彦氏本人が「地球は狙われている!」と発言。
まあ、本作ではこんなものはほんの一部に過ぎないぐらい本人ネタをやらされているのだが。
13:34~

+ ???(ドスッ)だから…撃つなって」
さらに2018年にはこのクソアニメでもパロネタが行われた。
再放送パートでの声がギウラ中尉と井上氏が同時期に主演してた別作のヒロインの片割れなのはここだけの話
私の名はピピ美…
公式配信はこちらから
その後、第2期放送の際にはエイジの中の人が出演したが、レイズナーネタは特に出ることはなかったのであった

ちなみに原作者の大川ぶくぶ氏は矢立文庫にて連載の『IPポリス つづきちゃん』にて、レイズナーも取り扱っている。
併せて見てみるのもよいだろう。

+ 『スーパーロボット大戦』シリーズでの活躍
『第2次Z』で『ボトムズ』が参戦するまで、長らく唯一の高橋作品として参戦。
なお『第2次Z』より以降は『BX』で『機甲界ガリアン』、『X-Ω』で『ガサラキ』『太陽の牙ダグラム』が参戦を果たしている。
『FLAG』?あれ参戦出来るの?(内容的に)

前半と後半で世界観が異なっているため、どちらか一方のみを再現している場合が多いが、
その場合でもしばしばもう一方にしか登場しないキャラクターも登場させるなど、多少の折衷がなされる。

初出は『新スーパーロボット大戦』で、この作品ではエイジがグラドスではなくバルマーの血を引いている事になっていた。何故だ
他にも、隠しボスとして登場するのがデビルガンダムのコアとなったゴステロ様*5だったりと突っ込み所満載。
性能としては後のシリーズに比べると装甲が少し分厚い
(『新』のSPTは全体的に頑丈。が、全機分身がある辺り当時頑丈だったオーラバトラーの代替感が漂っている)ため、
必殺技のV-MAXが改造出来ない事を除けば中々優秀。
……が、終盤に一度機体が破壊され強化型レイズナーかレイズナーMk-IIにパワーアップして再加入する際、
それまでの改造が一切引き継がれないという落とし穴も。
なお、本作はV-MAXが特殊コマンドとして存在し、使用するとステータス上昇・必殺技のV-MAX体当たりが使用可能になるが、
発動3ターン後に強制解除・1ターン行動不可という形でデメリットも再現されている。
必殺技が改造出来ない関係で、最終的に一番強いのはライフルという事態になる事も。

『リンクバトラー』では引き続きV-MAXが特殊コマンドとして存在し、使用すると次のターンでV-MAX体当たりが使用可能になる他、
全てのラウンド行動可能&相手の行動可能数半減という強力な効果を得られる。
おまけに行動済みの他のユニットを再び行動させる精神コマンド「再動」が、
この作品では「相手の行動可能数を減らす」という効果に変わっているため、
こちらの攻撃に合わせて必ず回避を選択するCPU専用キャラの師匠に特に効果を発揮する。
ボスガンダムWの連中で自爆すれば一発だが…
尤も、その次のターンに自分の行動可能数が半減するというデメリットもあるため、基本的には最後の1体を倒す時に使いたい。

『64』からはV-MAXの能力が「気力が一定値に達すると自動発動しステータス上昇」に変わった。
更に必殺技のV-MAXが改造可能になり、エイジが精神コマンド「熱血」を覚える事もあって、序盤は優秀なアタッカーとして活躍出来る。
欠点は切り払いもシールド防御はおろか底力も無く、技能欄が空欄な事。
そのため中盤からは切り払いと聖戦士技能による回避力補正があり、優秀な精神コマンドが使える妖精も乗るオーラバトラー組に立ち位置を奪われる
ただし本作は『F』の反動なのか資金が多く手に入る事もあり、
突き詰めると改造では強化出来ない武器の射程と移動力が重要視されるので、
どちらも所持していて宇宙適応が高い(地形適応のランク差は現行作品が10%差ぐらいなのに対して、この頃だと20%差なので大きい)
レイズナーは最後まで使っていけるレベルである。レイズナー以外のSPTは相当厳しいが。
原作では投棄された火炎放射器が、威力は最弱だが移動後に使用可能で有射程なので使い勝手がいい。
なお、この火炎放射器(とグレネードランチャー)の実装はこれが最後になった
(「移動後に打てる有射程武器」というポジションはレーザードライフルに引き継がれている)。
ちなみに余談だが、デビッド(CCC生き残りの一人で、エイジの相棒的ポジション)が部隊名に「ソーラー・ファング」を提案したり、
谷口キリコエイジもさり気なく「アッセンブルEX-11」と言ってたりと、当時不参戦だった高橋作品を意識したネタが仕込まれている。
特に赤くて剣を持ったダグラムそっくりの機体に乗るキリコというかAT乗りっぽい服装や雰囲気のリアル系女主人公とか…

『GC』では、部位システムのために「小さい機体は頭・腕・足を破壊しなければ自分より大きい機体を攻撃出来ない」という仕様になっているが、
エイジが好きな部位(本体含む)を攻撃出来る技能の「狙い撃ち」を最初から所持している上、
この作品では設定ミスなのか、小さい機体ほど与えるダメージが強くなる補正のため非常に優秀。
……が、こちらも設定ミスなのか強化型(及びMk-II)になると改造時の攻撃力上昇度合いが小さくなってしまうので、
フル改造時の攻撃力を比べると、通常レイズナーより低くなるという事態が発生。Mk-IIならまだマシだが…。
『GC』のXbox360移植版である『XO』では上記の2点はどちらも修正されている。
また、強化型は『XO』からの追加味方ユニットであるグライムカイザルとの合体攻撃が用意されたが、
グライムカイザルの加入は結構終盤で、Mk-IIの方を選択していると不可だったりする(強化型の方を選ぶメリットが増えた、とも言えるが)。
頭部にコックピットがあるのに頭を部位破壊されても死んだりしないのは気にするな!見た目は煙吹いてる程度だし
なお『XO』移植に際して、リメイク元の『GC』では無かった第1部のストーリーも新規追加されているのだが、
キャラグラフィックが第2部のままだったため、微妙にカオスな状態になっていた。
特に一人はヒゲまで生えていたため、「老けた学生さん」なんて言われたりも…『OE』に比べたらまだマシだったのかもしれんが

J』では中盤からV-MAXが開放、今まで格闘タイプだったV-MAXが射撃タイプに変更された。
平均能力も高いためそこそこ強いのだが、CPUが命中率0%の機体を狙わないという行動パターンになっている
(ちなみに『XO』も同様)ため、避けて当てるタイプのレイズナーはある程度運動性を上げると
 V-MAXのせいで全く狙われなくなる事も(本機に限った事ではないが)。
また、『J』ではレイズナーMk-IIを出すには特定のフラグを立てる必要があるのだが、
そのフラグがよりにもよってグレートゼオライマーとかち合うため、人によっては登場させた事が無いなんて事も……。
ただし、強化パーツバグ(強化後にパーツスロットが減る代わりに、その部分に付けていたパーツの効果が丸々乗る)をがっつりかけられるので弱くはない。
むしろかけて射程伸ばさないと最大射程が強化型に負ける。
また今回、支援機のベイブル、バルディが修理・補給ユニットになっており、さらに三機による合体攻撃が増えているので、
隣接すると得られる信頼補正の事を考えても、常に三機セットで運用するのがいいだろう。
ストーリー面では、物語終盤の中核要素である「グラドスの刻印」の正体が、
機動戦艦ナデシコ』の火星極冠遺跡にされている等のクロスオーバーが申し訳程度になされている。
余談だが、時止め攻撃喰らってボコられたり、古代の火星に飛ばされたりと、
『J』のル・カイン閣下は正直不憫である…。

『スパロボ学園』では『J』からの移植組ユニットとして強化型レイズナーのみ登場している。

『Operation Extend』では第2部準拠で参戦した……のだが、またもや第2部の顔グラで第1部が展開
人格も第2部版なので最初から「甘ちゃん」状態を脱した覚悟完了状態で地球に来ている。
それどころか最初からレイズナーが強化型で、V-MAXが自在に使えるな、何言ってるかわからねーとry
どういう事かと言うと、実は「刻印の星」という地球とは別の惑星で原作の第2部の展開までを既に経過している状態で、
その後地球に来て第1部の状況をやり直しているのである。
つまり「俺はレイズナーが第1部かと思ったら第2部まで既に終わっていた」
設定勘違いとかグラフィックミスとかじゃ断じてねー もっと恐ろしいスパロボマジックの片鱗を味わったぜ…。
また、そのせいで地球人としてエイジを迎えたはずのヒロインが異星人になってしまっている
性能面ではV-MAXが今までの条件を満たせば常時発動ではなく、武装の特殊効果(使用時に回避力と防御上昇)になった代わりに、
デフォルトで分身と命中・回避を伸ばす特殊能力「レイ」が付き、
改造度合が上がるごとに特殊能力がレベルアップするシステムとも噛み合って、開幕からかなり高い回避力を発揮出来る。
また武装のV-MAXは通常版の他に、敵をすれ違いざまに薙ぎ払って途中で方向転換も出来る連続突破版の二種類が使えるようになった。
ちなみに、初共演になった『00』のトランザムも同様になっている。

スマートフォンゲーム『X-Ω』(スパクロ)ではしばらく『レイズナー』の参戦は無かったものの、
サンライズ発のロボットアニメの力を得た少女達の戦いを描くウェブ小説『サン娘』から、
レイズナーの力を得た主人公「七星まあち」が『ロボットガールズZ』の面々と共に期間限定で参戦している。
「それはロボットではなく変身ヒロインなのでは?」と思うかもしれないが、これでも原案にロボットアニメが絡んでいるだけである
その後、2020年5月に本家本元が期間限定参戦したため、
先んじて正式参戦している『ガリアン』を含めて'80年代高橋作品四作がきっちり揃うことになった。
あと、本作のパロを行っていた某クソアニメも(ある回でやったロボネタを使って)参戦したことで共演できてしまった

『DD』では序章ワールド5を構成する作品の一つとして登場。『鉄血のオルフェンズ』『ボトムズ』『ヴァルヴレイヴ』とは同じ世界観であり、
何者かからの依頼を引き受けたという形でキリコが護衛として同行しており、兄貴分のような関係となっている。
また、ソシャゲの利点とも言えるストーリーの長期展開による恩恵を受けており、
2章Part6までが第一部、3章Part5から第二部のストーリーへと推移するようになっている。
ぶっちゃけ『DD』の参戦作品の大半が二部構成なので容易に想像は付いたが
ちなみに原作ほど時系列が離れてないのに逞しくなった姿で登場する事については「キリコや鉄華団の師事の元で戦闘訓練を受けていた」と説明されている。

シリーズを通して精神コマンドはダメージアップ用の「熱血」「魂」を覚え、行動回数を増やす「再動」か「覚醒」も覚えるが、
『GC(XO)』『J』以外では「集中」を持たず、その2(3)作では「必中」を覚えないためアタッカーとしてはやや中途半端。
SPTは運動性(回避)に特化したユニットなので、よりによってレイズナー系のボス相手に苦戦を強いられる
『J』では命中率の内部数値が100%を超えて一定値に達していれば分身の発動を抑えられるため、
パイロット養成で命中を上げればいくらか改善されなくもない。
もっとも同作の分身は「技量」の差で発生するようになっているので、そちらを上げる手もあるが(自分の発生率も上がるし)。
戦闘デモ集
『新』版
スパロボ学園版

+ その他のゲームでの活躍
サンライズ作品によるクロスオーバーゲーム『サンライズ英雄譚』シリーズにも参戦。
『サンライズ英雄譚2』ではエイジが東方不敗マスター・アジアに弟子入りしてトンファーを会得したり、
敵に囚われたエイジの仲間を『カウボーイビバップ』の面々が救出したりというクロスオーバーが行われた。
この作品はカードゲームのような戦闘システムを採用している。レイズナーは飛行属性機体で攻撃力も高く、
スピードを示すSP値も最速の1と優秀な機体である。
V-MAXは条件を満たすと使える特殊攻撃として扱われている。

また『機甲世紀Gブレイカー』(スパロボで言うOG)の科学者がレイズナーをモデルにして開発した機体レイフォールも登場。
『Gブレイカー』と『レイズナー』のキャラクターが搭乗出来る。
基本的にゲームオリジナル機体はモデルになった機体と同等か上位互換の性能を持っているのだが、
レイフォールはSP値が3で攻撃力も低く、下位互換の性能になっている。
馬鹿弟子より筋がいい」by東方不敗

悪名高い『サンライズ・ワールド・ウォー』でも参戦しており、レイズナーでの機動戦闘の他、
二部仕様のエイジがトンファーを手に白兵戦をするパートも用意されている。
……なお、シナリオ自体はグラドスの大攻勢を全力で迎え撃つという大変盛り上がる場面で、
急にゲームの主題歌が流れ出したかと思えば、撃退に成功した所で“前編終了”という名の打ち切りエンドで終わる
俺達の戦いはこれからだ!…ん、後編?ねえよそんなもん。

『Another Century's Episode』シリーズでは『1』『2』『Portable』に参戦。
『2』ではザカールとのコンビネーションアタックが存在している他、
原作では使用されなかったオプション装備、グレネードランチャー、火炎放射器、大気圏飛行用ウィングユニットが使用可能。
加えて、俗に企画版と呼ばれる白いレイズナーMk-IIも登場する。

ニコニコ的には本編の内容よりもOP主題歌の「メロスのように」や、その演出の方が有名だろうか
(作詞は裏番組『夕焼けニャンニャン』のプロデューサーだった秋元康氏によるもの。
 尤も『夕ニャン』は月~金の帯番組(しかも1時間番組)だったので、『レイズナー』は数ある裏番組の一つに過ぎなかったが)。
また、声優の緑川光氏は愛用する自転車にレイズナーと名付けた事も。
7分半で分かるレイズナー

地球防衛軍3』や『アイドルマスターゼノグラシア』のMADで本作を知った人も少なくないだろう。
(一応、後者は(歌に限れば)公式である)。


MUGENにおけるレイズナー

+ 暗黒内藤氏製作 レイズナー
  • 暗黒内藤氏製作 レイズナー
スーパーロボット大戦J』のスプライトを使用したもの。
他の携帯機スパロボドットキャラと違い1.5倍に拡大処理されており、サイズが若干大きめ。
パイロットのエイジは『スパロボJ』基準で1部仕様。
ボイスは勿論井上氏の物で、『新スーパーロボット大戦』と『Another Century's Episode 2』の物を使用している。
ACE2のエイジは2部仕様で声のトーンが低音なのだが、音声の周波数を弄って1部っぽくしている徹底ぶり。
操作は弱攻撃、強攻撃、回避、V-MAX発動の4ボタン式。V-MAXはライフが3分の1を切った時のみ使用可能。
発動すると30秒の間攻撃力と防御力、移動力が大幅アップ、回避時に完全無敵化、ゲージ微上昇(ゲジマシ)、
更に3ゲージ技のV-MAX・アタックが使用出来るようになる。
勿論V-MAX発動中はファンお馴染みの「迫り来るものへ」(処刑用BGM)が流れるようになっている。
ただし、30秒を過ぎるかV-MAX・アタックを使用すると、強制冷却のため約3秒間の間完全に無防備になってしまい、ゲージが空になる。
2013年9月にちゃんこ氏の外部AIが公開された。
プレイヤー操作

+ ecoshi氏製作 レイズナーMk-II、ザカール
  • ecoshi氏製作 レイズナーMk-II
こちらも『スパロボJ』のドットを使用している。
豊富な射撃で弾幕を張り、相手が隙を見せれば変形を使った強襲を仕掛けるキャラとなっている。
V-MAXも1ゲージ技として搭載されている。
…本来Mk-IIは出演ゲーム的にV-MAXIMUMが正しいのだが、このキャラは何故かV-MAX表記になっている。
ライフに関係なく使用でき、使用中は各種性能強化に加え3ゲージ技の突進も使えるようになるが、
約20秒で強制冷却が発動し2秒間行動不能・全ゲージ消滅と中々にピーキーな技になっている。
更新により新技やコンボルートが追加された他、
V-MAXの効果に「スピード増加、ノックバック減少、スーパーキャンセル使用可能」などが追加され大幅に使いやすくなった。

Ver1.2からは各種動作が1ボタンで発動するタイプから弱・中・強の通常格ゲータイプに変更された他、
カラーパレット追加、ヒットエフェクト変更、全体的な発生高速化、新技追加などが行われた。
V-MAXの性能も上昇したが、終了時の隙が0.5秒ほど増加したためご利用は計画的に。

また、同氏は細かい性能違いでル・カインの愛機ザカールも公開している。けなげな!
上記のレイズナーMk-2と同じく弱・中・強の三ボタン式で性能もほぼ同じだが、
技のバリエーションが若干少ない他、3ゲージ技の突進が存在しないので1ゲージ技が主戦力となるだろう。

出場大会

凍結

プレイヤー操作

アルで昇華(Part125、レイズナー)


*1
Super Powerd Tracer(スーパー・パワード・トレーサー)の略。所謂パワードスーツ的なニュアンスである。
この手のロボット総称には珍しくイニシャルのみの略称でしか呼称されない。
本作ではその他にも、用途を限定した簡易SPT「MF(Multi Form/マルチ・フォーム)」
(ゴステロ達死鬼隊が使用した機体があてはまり、ソロムコやレイズナーMk-IIも正確にはこちら。…と言う事はMk-IIは宇宙戦には不向きなのだろうか?)、
完全コンピュータ制御の無人SPT「TS(Terror Striker/テラー・ストライカー)」というカテゴリーも存在する。

*2
V-MAXの元ネタは、神林長平氏のSF小説『戦闘妖精・雪風』に登場する最強の(主力戦闘機より強い)偵察機「雪風」が、
機体が持つ機動性能を限界まで引き出すために搭載していたリミッター解除形態から、とされている。
「雪風」は正体不明の異星体「ジャム」との戦争を勝ち抜く為に友軍の犠牲、搭乗者の負傷・死亡など、
いかなる犠牲を払ってでも偵察記録データを持ち帰る任務とそれに相応しい装備を与えられた偵察機(及びその制御AI)であり、
フォロンにもグラドス創世に関わる最高機密が収められている。
勘違いされがちだが放送当時に売られていたヤマハのバイクの名前からではない
なお、完全な余談であるが「雪風」に搭乗する主人公の名前は「深井零(レイ)」である。

実は現実のF-15戦闘機にもV-MAXスイッチは実在しているのだが、推力が少し増すだけでレイズナーのそれほど劇的な性能変化は無いらしい
(『雪風』のV-MAX使用描写も現実に即した淡々としたものであり、必殺技といった雰囲気ではない)。
更には微小な性能上昇にも拘らず、使用後はエンジンの精密検査が必要になるため、運用マニュアルにもはっきりと「使用を禁ずる」と書かれているそうな。
それこそ戦争でも始まらない限り使用したら始末書ものであり、現実は非情である
それはそれで燃えるという声もあるが、それにしても創作作品のメカはメンテナンスフリー過ぎる

以後アニメファンの間では「一時的にパワー全開になった後ガタ落ちする仕様」を説明するのに「V-MAX」の一言で大体通じるため、良く用いられる
(余談だが『ドラゴンボール』の「スカウター」のデザインも『レイズナー』(正確には『太陽の牙ダグラム』)が元ネタと明言されている)。
また、単純に「光に包まれて突撃」を指す場合もあり、『電脳戦機バーチャロン』の「バイパーII」(後のマイザー系)の技「SLCダイブ」は、
正規呼称が浸透する前はV-MAXという俗称の方が通りが良かった。
他にも「やってやるぜ!」(『超獣機神ダンクーガ』のイーグルファイター突撃のイメージ)と叫ぶ人もいたようだ。
某アニメでもパロディされた事があるが、あろう事かその作品とは『スパロボOE』で共演を果たす事に……
(しかもそのパロディ技のBGMに「迫り来るものへ」を設定する事すら可能だったり…)。

*3
しかし、実は原作アニメではV-MAX発動中に体当たりをする事はあまりなく、
向上した機動力で敵を翻弄しつつレーザードライフルやナックルショットで攻撃する事の方が多かったりする。
「V-MAXといえば体当たり」というイメージが広まったのは、
レイズナーが(銃を撃ちながら)通り過ぎた後に敵SPTが破壊されていくと言う演出からイメージを膨らませた、
『スーパーロボット大戦』や『A.C.E』など、後世のゲーム作品の影響が強い
(そういう系統の解釈は『機動戦士ガンダム第08小隊』の所謂「輝き撃ち」も有名)。
また、ライバル機のザカールは劇中でV-MAXレッドパワーでレイズナーを大破させた際に、
空中を飛び交いながらアームクローで何度も殴って攻撃(遠目からは体当たりしてるように見える)していたので、
そちらにイメージを引っ張られたという可能性も有り得る。強化型との再戦では双方V-MAX中に取っ組み合いまでやってるし。

*4
地球占領軍最高責任者(第一部では地球侵攻艦隊指令)グレスコの息子。あくまでも一提督の息子でありグラドスの皇子様と言うわけではない。
このル=カインは塩沢兼人氏(スパロボ以外のゲームだと加瀬康之氏)が演じており、見た目も長髪の美丈夫とどことなくレイっぽい。
ただし中身はむしろシンである。そう言えばジュリア(Julia)は独語とかだとユリアと読めるわけで……。
挙句にはエイジから「俺は地の底から蘇ってきた男だ!」と宣言されてしまったりも。「わざわざ殺されにか」とまでは言わなかったが
それ以外にもル=カイン配下の死鬼隊の格好も牙一族を髣髴とさせるし、火炎放射で汚物は消毒焚書する兵士もいたりと北斗っぽさに拍車を掛けている。
こうなったのは作画監督の谷口守泰氏が北斗のファンだったから、と言う話もあったり……。
+ 専用SPT「ザカール」について
グラドス軍がレイズナーを基に開発した第二世代SPT。
ル・カインの専用機であり、鷹を模した彼のエンブレムが付いている他、機体色は金色という豪華な仕様。
武装は自由電子レーザー銃「レーザード・ガン」、左手の格闘用クロー「ホーン・オン・アーム」など原型機と似ているが、
後継機だけあって基本性能や内蔵コンピューターの性能はレイズナーの完全上位互換。
また、前述の通りV-MAXに強化剤を加えてパワーアップする「V-MAXレッドパワー(スーパーチャージ)」が使用可能で、
初戦ではレイズナーをあらゆる面で圧倒して大破させた他、レイズナーが強化型に改修されてもなお優位に渡り合っていた。
最終決戦では「刻印」を巡って強化型レイズナーと壮絶な戦いを繰り広げたが、刻印の力が発動した事で戦闘が中断。
刻印内部にル・カインを残した状態で宇宙空間へ弾き飛ばされ、破壊される事の無いまま出番を終えた。
小説『蒼き流星の行方』ではレイズナーMk-IIとの対決が描かれており、
V-MAXのリミッターを解除した事で更に高い性能を発揮してレイズナーMk-IIを機能停止に追い込んだものの、
ザカール側も負荷が限界に達しており、ル・カインが勝利を確信した瞬間に機体が爆散してしまった。

劇中で圧倒的な強さを見せ付けたためか、客演作品でも性能面で優遇されている事が多い。
『スーパーロボット大戦』シリーズではル・カインの能力と機体サイズ、V-MAXレッドパワーの相乗効果で回避率が異常に高く、
エイジが精神コマンド「必中」を滅多に覚えないせいで、原作通りレイズナーでは勝てないという事態に陥りがち。
また、ラスボス格な上に金色という機体色故、撃破した際の獲得資金が多いお金持ちユニットとして扱われる事が多い。
『J』ではオリ敵のかませにされてしまったが
『A.C.E』では隠し機体として使用できるが、V-MAXがほぼ無制限に発動可能(レイズナーはHPが一定値以下になるまで使用できない)な上に、
V-MAX発動中の体当たり攻撃が高威力・超誘導・格闘扱いなので連続使用可能というとんでもない性能だった。
一応、制限時間が過ぎるとしばらく行動不能になる欠点はあるのだが、大体のミッションは開幕V-MAX発動すればクリア出来てしまう。

*5
+ ゴステロ って誰だ!? 誰か説明してくれよ!
この動画を見てもらえれば大体分かる


最終更新:2024年01月27日 21:01