Ζガンダム

このフェイスはもっと評価されるべき


  • 型式番号:MSZ-006
  • 頭頂高:19.85m
  • 本体重量:28.7t
  • 全備重量:62.3t
  • ジェネレーター出力:2,020kw
  • スラスター総推力:112,600kg
  • 装甲材質:ガンダリウム合金
  • 武装:ビーム・ライフル、ビーム・サーベル(ビームガン兼用)、60mmバルカン砲
               ハイパー・メガ・ランチャー、グレネード・ランチャー、シールド
(HGUC 203 1/144 Ζガンダム 説明書より引用)

サンライズのロボットアニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場する可変モビルスーツで、番組後半の主役機。
主なパイロットはカミーユ・ビダン(CV: 飛田展男 )。
「Ζ」はギリシャ文字の「ゼータ」であり、アルファベットの「Z(ゼット)」ではない。
このページにリンクする際に英字Zで入力するとデッドリンクとなる。気を付けてほしい。

単独での大気圏突入も可能なウェイブライダーへの変形機構を持っており、機体サイズを抑えつつ非常に高い運動性能を実現した傑作機。
ガンダムの中でも「Ζ顔」と呼ばれる悪人面細い顔が特徴。

ちなみに「タイトルと同じ名前の主人公機」では、全話数からの比率でも絶対的な話数でも巨大ロボット界屈指の登場の遅さを誇り、
全50話中第21話で初登場する(しかも飛行形態のみで、人型形態になるのは次の回から)のだが、後付けでタイトルと同名の機体を出したのではなく、
初期オープニングの時から冒頭でシルエットで登場しており、ここではアンテナがなく丸っこいシルエットの初稿デザインが使われているが、
準備稿でのOPカットを見る限り前述の顔に関してはほとんど変更されておらず、更には「もっとキョーアクに」との指示まで飛んでいた模様。

一方、ネガティブな印象を与えがちなこれらの呼び名だが、実際はシャープで洗練された顔立ちに惹かれたファンも多く、
作品として再評価されている向きもあって、Ζは現在でも人気の高い機体となっている。
「Ζ顔」自体は『ガンダム・センチネル』のSガンダム(尤もこいつは設定上Ζの親戚筋だが)や、
機動戦士ガンダムSEED』のイージスガンダムに引き継がれている。

元々アナハイム・エレクトロニクス社がエゥーゴと共同で行っていた「Ζ計画」の一環で開発が進められていた機体で、
エゥーゴがティターンズから奪取したガンダムMk-IIと、カミーユがMk-IIとリック・ディアスを基に描いた設計案によって完成に漕ぎ着けたとされている。*1
設定上、宇宙世紀の戦争でもトップクラスにハイレベルな戦場だったと思われるグリプス戦役を駆け抜けた傑作機だが、
武装面は意外にも当時の基本に極めて忠実。狙撃も可能な長射程寄りのビームライフル、頭部バルカン、シールド裏に仕込まれたグレネードランチャー、
そしてビームサーベル。後に局地戦術用の特殊武装としてハイパー・メガ・ランチャーも追加されたが、こちらはMS戦よりも艦隊戦を想定した武装。
良く言えば汎用的、悪く言えば凡庸そのもので、特に火力面の不安は僅か1年後のΖΖの時代には既に顕著になっている。
とはいえ、ムーバブルフレームの採用による機体の軽量化と各種出力の増強は機動力の面で大きく貢献しており、
一説には機体の質量比をスラスター出力が超えるという高機動を実現。あからさまに操縦の難しい機体ではあるが、
代わりに、変形も活用した三次元に縦横無尽な動きが可能であり、ある意味でニュータイプ好みの機体とも言える。
後にシャアの蜂起による第二次ネオジオン抗争に臨む際のアムロも、νガンダムの試作前には「せめてΖが欲しい」と要望する等、
これらのコンセプトはむしろ作中でも後年になってから改めて評価されている節がある。

グリプス戦争後期にはアナハイムが試作型のバイオセンサー(簡易サイコミュ装置)を密かに組み込んでおり、
それによってニュータイプパイロット搭乗時の追従性向上テストがなされる予定だったが、
予想以上に強く発現したカミーユのニュータイプ能力により、ビームの遮断やサーベル出力の異常増大など、数々の不可解な現象を引き起こす。*2
特にカミーユの持つ、この時代どころか後々の宇宙世紀末期まで広げてもなお1、2を争うというニュータイプ能力は最大の誤算とも言えるものであり、
死者の思念との共鳴まで実現し、カミーユに力を与えると同時に、矢継ぎ早に突きつけられる悲劇を前に発狂寸前だったカミーユの精神を容赦なく蝕んでいく。
最終的には、死闘の末に討ち果たしたパプティマス・シロッコが、死ぬ間際に放った強烈な憎悪を余す事無く受けてしまい、遂にカミーユは廃人となってしまう。
なお、下記のセリフは廃人と化してしまったカミーユが放った言葉だが、彼の言う「大きな星」とは付近で依然として続いているMS戦の爆発であり、
コクピットの中とはいえ、おもむろにヘルメットを外し、無邪気な子供の様な目でキョロキョロしながらのこのセリフに衝撃を受けた視聴者も多かった。

「大きな星がついたり消えたりしている…大きい…彗星かな?
               いや、違う。違うな。彗星はもっと、バアーッと動くもんなぁ…」

新劇場版ではこの悲劇は回避されており大団円を迎えているが、
それ以前に執筆された富野監督による小説版(現在は角川スニーカー文庫で刊行中)では、
無事シロッコは倒せたものの、直後にロザミアが自分を庇ってゲーツと相討ちになって散るのを見て錯乱。
発見された時にはヘルメットのバイザーを開けたまま宇宙を漂っていたという余計に救われない結末となっている。*3
……なんという黒富野。
その他、近藤和久作の漫画版ではシロッコ打倒後、ヘルメットを脱いで虚ろな様子で虚空を見上げているという、
助かっているのかどうかが微妙に分からない描写になっている(少なくともTV版のような精神崩壊はしていない)。
ただ、この作品ではシャアとハマーンはまず間違いなく死んでいる
(ハマーンとの対決でシャアは発射されたコロニーレーザーに自分ごとハマーンを押し出している)。

後番組の『機動戦士ガンダムΖΖ』ではジュドー・アーシタ(CV: 矢尾一樹 )が搭乗。
ジュドーがΖΖガンダムのパイロットになった後はルー・ルカ(CV: 松井菜桜子 )が正パイロットとなる。
ただしジュドー達ガンダムチームの面々は「任務に合わせて搭乗機体を割り当てる」方針を採っていたため、
ΖΖ登場後でもジュドーが乗ることもあった。
……実はフルに性能を発揮した場合、ΖΖの方が(各種ゲーム等では再現されない方が多いが)Ζや百式より高い推進力を持つのだが、
それは、全身にある32基……最終的には44基に増設された姿勢制御バーニアの賜物であり、決して総合的な運動性能に優れている訳では無い。
また、ΖΖの飛行形態であるGフォートレスは、どちらかというと直進性・航続距離に優れた小型巡洋艦的な運用目的であり、
機動戦の戦術に直接効くΖのウェーブライダー形態より旋回性能が大幅に劣る。
もっと簡単に言えばΖΖが「直線が馬鹿っ速で良く止まるが小回りは苦手」とすれば、Ζは「速さはまあまあ止まりだがクルクルと良く曲がる」と言った所。
このため、地球上での偵察や飛行と地上戦闘を随時切り替える「小回りのよさ」が重視される環境では、
カタログスペック以上にΖの方が適応しやすいとされている。

Ζ本編ではヒロインの一人であるロザミアにトドメを刺し、バイオセンサーの影響で死者の思念すら取り込み、
挙句の果てにパイロットのカミーユは悲劇的なラストを迎え……と、非常にシリアスな展開の中心にいた本機だが、

『ΖΖ』では、特に初期の作風の大幅転換の影響もあって、いくらかコメディリリーフの様な扱いをされる事も。
チョイ役のキワモノ作業用MSであるゲゼと文字通りの取っ組み合いをして2度もスッ転ばされたり、
妙にぎこちない動きでガタガタ飛んだり、しまいには「ロッキーのテーマ」をBGMにして高速ジャブしたりとやられたい放題。
再度の作風転換で一転してシリアスになった後半も、頭部を破壊されてしまった為に、
応急処置としてザクIIの頭に挿げ替えられ「Ζザク」となってしまうというギャグマンガさながらの扱いを受けている。
この場合ザクの頭が邪魔でWRへ変形できなくなり、おまけに全天周モニターに対応していないため、モニターの上下が真っ暗になってしまう。
更には出撃の際、味方へ「人相で敵だと思うな!」と念押ししていたにもかかわらず、結局誤射されてしまう等、ある意味で一服の清涼剤となっていた。

特に高い運動性能という面は後年のMS設計で大きく見直された点であり、単純なカタログスペックで勝っているΖΖよりも、
Ζの方が後年の技術者やパイロット達から評価されていたのは前述の通り。
後継機という観点からみても、ΖΖの血統がほとんど存在していない中、
変形機構を排除し生産性の向上を図った量産型Ζガンダム
それを宇宙用に再設計したΖII(ゼッツー)と、大気圏内用に再設計(後にΖIIを押しのけて宇宙用機も開発)されたΖプラス
変形機構を廃した代わりに追加装備のバックパックを背負わせたリ・ガズィなど、数多くの後継機が生産され、
『宇宙世紀』シリーズの各メディア作品でその姿を見ることができる。
本項では扱わないが、気になる人はWikipediaなどで登場作品を調べてみても良いだろう。

シャアの反乱から3年後を描いた『機動戦士ガンダムUC』では、地球連邦軍が本機やΖII、メタスを参考に設計・完成した量産型可変MS「リゼル」が登場している。
また、ガンプラを題材としたアニメ『ガンダムビルドファイターズトライ』では、
ビルダーの一人、コウサカ・ユウマ(CV: 内田雄馬 )がZガンダムをベースにした改造ガンプラ「ライトニングZガンダム」が登場。
ユウマ自身のビルダー能力の高さも相まって、優秀賞を受賞した文句無しの傑作である。

格闘ゲームでは『ガンダム・ザ・バトルマスター2』(海外名:『Gundam Battle Assault』)に登場。
続編の『Battle Assault2』並びにそれをローカライズした『THEバトル』には登場しない。

+ BURNING BLOOD

「立て! 立ち上がれ!
     MSを駆るものなら誇りを持って戦え!」

『バトルマスター2』におけるパイロットは、『1』ではガンダムのパイロットだったマーキュリー・プロムナード。
特定の条件を満たせば『2』でもガンダムに乗ることもある。
『1』では一応の主人公ポジションだと思われるが、『2』には固定主人公が存在するため一般キャラとなった。

軍に所属する若きパイロット。
ある時、軍の極秘施設から被験体がモビルアーマーを奪って脱走し、
追撃作戦に参加した上官が戦死してしまったため、彼自身も追撃任務に志願する。
軍の上層部は試作の戦闘用サイボーグ「シナプス」を使おうとしていたが、
そんな血の通わぬ機械に尊敬する上官の仇を討たせるわけにはいかないと、漆黒のモビルアーマー打倒に執念を燃やす。

……あと他にも細かい心情の変化とか色々あったりするのだが、その辺は攻略本を買わないと載ってないので省略。
全体的にアクの強いキャラが多い本作なので、基本的に真面目な軍人である彼はやや地味な感が否めない。
プレイヤーキャラになれる『1』ならまだ良いが、敵としてしか登場しない『2』では本当に「ただの軍人」にしか見えなかったりする。

ちなみに、戦闘用サイボーグ「シナプス」(クィン・マンサのパイロット)には、
マーキュリーの上官であるアンドル・パークウェスト少尉の脳神経が搭載されているのだが、
マーキュリーはそうと知らず『1』では嫌悪している。
『2』では意思のないサイボーグと任務をただこなすだけの自分に違いはあるのかと苦悩している。

「水の星に愛を込めて」(TV版後期主題歌)→水の星→水星→マーキュリー…なのか?この場合、水の星とは地球のことだと思うが
なお、後にTVシリーズの方でも マーキュリーの名を関するパイロット が現れたが、流石に関係無いだろう。

+ 『Gジェネレーション』シリーズでは…
『Gジェネレーション』シリーズでは、全般的に使い勝手の良い装備を持ち、
ウェイブライダーへの変形によって殆どのステージに適応できるという汎用性の高さが魅力。
火力的には若干貧弱な部分があり、入手時期によっては敢えて使う必要もなかったり、気が付くと主力機の援護に回っていることもあるが、
鍛えてゆけば常に一線級の戦力としての活躍を見込める。
シリーズが進むとファンネルによる攻撃を無効化するという専用の能力「ビームコンフューズ防御」が備わったり、
宇宙適応Aの機体が限られている中でウェイブライダーへの変形能力が活きたりと、活躍する機会が更に広がっている。

『DS』では特定のイベントをこなし、カミーユが乗っていて、かつ戦闘中に覚醒した状態のみでしか使えないが、
覚醒版ビームサーベルは敵全体(最大3機1組)を攻撃することができ、ザコ敵なら一瞬にして葬り去る程の威力を持っている。
他に覚醒時のもう1つの武器『突撃』(下記のウェイブライダー突撃と内容は同じ)も1機のみながら強力な攻撃である。
また、この作品のルートの1つ「宇宙世紀ルート」のストーリーはΖガンダムを主軸としているため作品自体の扱いも非常に良い。
さらにスペシャルゲームでは、セッション15前半で、アムロが『グリーンダイバーズ』仕様のΖガンダム(3号機にあたる)に搭乗して援軍として現れる。
性能もノーマルのΖより高い…のだが、セッション15後半終了後にνガンダムが投入されるため出番がない。
説明すると長くなるので割愛するが、分かりやすく言えばパワーがダンチなのだ。
無理して使う程の性能でもないのでコレクションという名の倉庫入りになる可能性が高い。
ただ、『DS』ではアムロが軟禁されている描写がないのでそういう意味では救いか。

なお、『WARS』以降の作品ではパイロットのテンションが超強気以降でビームサーベルを使うと、
バイオセンサーによるビームサーベルのハイパー化と、ウェイブライダー突撃が再現されるという豪華な仕様になる。
が、変わるのは演出だけで性能はそのままなので、ビームサーベルの中では中堅どころ。
爆発力が高く見えるのは超強気の補正で、実際には攻撃力の高い機体の方が強い。
そこまで演出過多にするなら、超強気用のサーベルか必殺技で別に用意してやれよ……
……という声に応えてか、『OVER WORLD』で遂にウェイブライダー突撃が特殊覚醒武器として実装された。
その代わりにビームコンフューズは没収されたけどな!(その前の『WORLD』で)
ちなみに「ウェイブライダー突撃」という名だがウェイブライダー時では使用できないので注意。
スパロボだとウェイブライダーの時だけ使用できる作品があるからややこしいが
シロッコのジ・Oへのとどめに使うと最後の決着とシロッコの顔芸の演出に変化する。
ちなみに攻撃力4500と大体攻撃力4000に行くか行かないかのファンネルより強いが、射程が1~2固定という弱点あり。
ユニコーンのNT-Dとか普通に射程も長いのにこの差は一体
しかし、ウェイブライダー突撃目当てで使うなら正直ハイメガキャノン(最大出力)が上位互換のΖΖの方がいい気がしなくもない
(サイズ差やシールドなど、Ζだけの長所ももちろんある)。

ウイングガンダムなどの可変機の設計素材になることもある。
『3D』では設計が無いため、00の機体のキュリオスに開発できた。こいつも飛行機になるガンダムなので妥当だろう。
『OVER WORLD』ではアドヴァンスドジンクスと設計するとアドヴァ(バ)ンスオブゼータの機体であるヘイズルができる。
こうした名前ネタの設計は珍しくない(例えばこの機体も)がまさか作品名から来るとは…。

+ 『ガンダムVS.』シリーズでは…
『機動戦士Ζガンダム エゥーゴVS.ティターンズ』では、最高コスト帯の375機体として参戦。
どの機体よりも強力な機動性能に加え、究極の武装「ハイパーメガランチャー」及び「砲撃モード」を併せ持ち、
初期稼働時にはぶっちぎりの最強機体として君臨した。
だが、僚機に割けるコストが少ないため、0落ち前提でない限りは相方はネモあたりが限界。
しかしながら、遠距離からの砲撃を徹底して立ち回るのでΖガンダムBR装備とのコンビや、ガンダムMK-IIと組み、
2対1をしてもらっている奥から延々と垂れ流し続けるのは単純かつ凶悪で猛威を振るっていた。
その猛威を振るえた理由としてエゥーゴの機体はエゥーゴのみでティターンズはティターンズの機体のみという、無印連邦VSジオンの仕様であったため、
Ζガンダムの対面にはΖガンダムが出てくることが無かったので相手は常に総合力で劣る機体で攻めなくてはならなかったからであった。
そのエゥーゴ先取りゲームは圧倒的であったが、第一次解禁で前作連邦vsジオンDXに登場した機体と、敵勢力の機体を使える鹵獲システムが解禁となり、
良性能の低コストや組み合わせの自由度が大幅に広がり、相性が完全に合うコンビが生まれるようになった事に加え、
プレイヤーのスキル向上や小技の発見によりΖガンダムの単純な砲撃での優位性は失われていき、
ガンダムorガブスレイ+中コスト可変機という組み合わせに総合力で劣ることもままあった。
しかしながら低コストの組み合わせの相性向上や小技などはΖガンダムも同様に恩恵を受けた為、無印の間は最強の座を譲ることなく駆け抜けていった。
ちなみに、壊したら変形できなくなることで有名なシールドだが、無印では絶対に壊れない。
『DX』では一応壊れ変形不能となるが、やたら耐久値が高いのでまず無理。
余談ながら、『DX』の家庭用にあたる『ガンダムVS.Ζガンダム』の宇宙世紀モードにおけるカミーユ完全勝利エンディングでは、
新劇場版に先駆けてのカミーユが精神崩壊しない展開になっていた。ところで、クワトロはどこに行った?

『機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム』では『Ζガンダム』枠で参戦。パイロットはもちろんカミーユ。コストは中コストの2000。
戦闘中の武装変更が可能になり、さらに僚機が撃墜されると一定時間「体を通して出る力」が発動するようになった。
前述のバイオセンサー関連の強化を再現したもので、スーパーアーマー+格闘と特殊格闘が専用のものになる。
しかし、格闘がハイリスクハイリターンであり、また見た目とセリフで発動したのが即座にバレるため、
スーパーアーマー状態だけ使って攻撃は射撃で固める、というのも珍しくはなかった。
…が、そんなこと以上に本作のΖと言えば特格が厄介。
新たに入った特殊格闘は「ウェイブライダー形態で敵機に突っ込む」という代物なのだが、
地上で発動すると強制的に変形して上昇する。たとえブーストゲージが切れていても、である。
このため、着地狙いがほぼ通用しない。しかも空振りしたのが射撃でなく格闘ならば、そのまま特格が刺さる。
この特格の逃げを確定で潰せるのはキュベレイMk-IIと(縦軸があった時の)エクシアのみであり、
そのエクシアは4発撃ち切りリロード無しのアシスト故に攻撃力が足りず、
逃げに徹したΖを実力で落とせるのは実質キュベレイMk-IIのみで、あとはΖ側のミス頼みという状態であった。
そのため負けそうになったら時間切れ狙いの共倒れが可能であり、ハイメガの火力と特格の存在も相まって、本作の7強入りを果たしている。
ちなみに本作では盾が壊れても変形可能であるが、次回作からは壊れなくなった。

次回作の『NEXT』では武装の換装が無くなった。
当初こそ「残念火力」「全般的な仕様変更」で弱機体扱いされていたが、
「三点バースト式のBRで着地が取りやすい」「汎用性の高いメガランチャー」など、
やりこみが進むと中距離を主体に立ちまわることで強さを発揮する援護機体としての地位を確立。
ゲームセンターでもその姿を見かけるようになった。
特に3連BRやハイメガは本作で猛威を振るうターンエーや陸ガンに引っ掛けやすく、弾数無限BRでウィングゼロや初代のCSに牽制しやすいなど、
トップメタに有利な要素もチラホラ。
しかし、各種武器がリロード式で癖があることと、要の武装であるハイメガが弾数1で弾数管理を求められるため、
立ち回りの難しさも相まって、使いこなすにはやや慣れが必要。
詰まる所、最初は弱いが機体の理解度とプレイヤースキルが高ければ高い程ポテンシャルはとことんまで伸びていき、
大会など最上位の争いにも参加出来るという、テクニカルキャラの理想とも言える仕上がりであった。
「体を通して出る力」は健在。前作は時間経過か専用技のヒットで解除されたが、本作では解除は時間経過のみ。

『EXTREME VS』では世代的に後の機体のF91を差し置いて準高コストである2500に昇格。
機体コンセプトは『NEXT』時代から変わらず、3点バーストのBRと動き撃ちできるサブ射撃のグレネードで牽制しつつ、
必殺のハイメガをコンスタントに刺していくのが基本戦術となる。
前作の「体を通して出る力」は覚醒時の効果として続投。スーパーアーマーも相変わらずである。
前作の援護主体の機体特性を受け継ぎながらも、格闘の強化やシステム調整による武器の価値の相対的上昇が追い風となり、
また、3連射のBRが本作の共通調整のメイン射撃の誘導強化にこれでもかと言う位相性が良く、中距離での継続援護力は単純ながら圧倒的。
その上覚醒技(覚醒中に発動できる所謂超必殺技)のハイパービームサーベル斬り下ろしをコンボに組み込むことができたため、
火力・手数・機動力を併せ持った強機体として使用率上位をキープしていた。
…と、各地のゲーセンで原作のごとく暴れすぎたため流石に調整が入り、お手軽な覚醒技コンボも消滅。
さらに、トールギスⅢや上方修正により圧倒的足回りを得たインフィニットジャスティスが台頭したことにより環境への影響は大分落ち着くこととなった。
だが落ち着いたとはいえあくまでも上が出てきたからであり、他の2500と比べて安定した高評価を受けており、使用率上位をキープし続けた。

『FULLBOOST』でも殆ど仕様変更はなく、基本的には前作据え置き。
格闘を当てた時の硬直が増えたことで前作で猛威を振るっていた「格闘初段>ハイパービームサーベル」が復活。
また、各種格闘の派生技に使い勝手のいいハイパーメガランチャー斬り上げが追加され、全体的に格闘のダメージが向上。
ただし、初段性能は前作同様なので見られてると負けやすいまま。
アシストのメタスも相方の武器弾数を全回復させる効果となって復活(ただし、一部の武器はメタスでも回復しない)。

目立った変更点が無く、性能・武装もほとんどが強化されたが、
ゲーム全体でフワステをはじめとする回避行動が強化されて前作より射撃が当たりにくくなった上、
多くの機体が各種落下行動(アメキャン、サメキャン等)を手に入れたことで、適当な狙いでは射撃が当たらなくなってしまった。
それに加えて今作から他機体と共通する射撃の誘導が全体で大幅に下げられたため、BRがBDどころか慣性移動してる相手にも当たらなくなってしまった。
このため「全体的にダメージが安い」「安定した自衛行動がない」という弱点が顕在化し、
適当にBRを垂れ流してハイメガを狙う漫然とした戦い方では勝てなくなってしまった。
コレに伴いキャラランクもどん底まで低下し、「ただそこに2500のコストを持った鉄屑が動いている」と言えてしまうレベルで酷かった。
しかし、2度の大幅強化による武装の回転率向上と誘導強化に加え、キャンセルルートも追加されたことで、
ゲームに参加できていない場所から最下層の組に何とか入り込めた。
ただし、動きながら連発できる各種射撃、覚醒時のワンチャン火力など依然として強みも持っているので、
前作よりピーキーにはなったものの、勝てない機体では決してない。

また、家庭版の『FULLBOOST』では、DLCとしてルー・ルカ搭乗のΖガンダムとΖザク(名義は「ザク頭Ζガンダム」)も、
プレイアブル機体として参戦を果たした。ザク頭Ζガンダムのパイロットはイーノ・アッパーブ。
ルー・ルカ機は中コストの2000、Ζザクは低コストの1000。
所謂パイロットと一部グラフィックだけ変えたコンパチ機体であり、外見やモーションはほとんどカミーユのΖと変わらない。
ルー機は基本的にはカミーユΖと同じく、弾幕による支援をメインとする機体なのだが、
コスト低下に伴い当然ながらほぼ全性能が劣化。更にはメタスと、覚醒時の「体を通して出る力」を失った。
火力・耐久力・機動力・赤ロック距離・リロード速度に調整が入っているが、射撃の誘導性能などは据え置き。
「援護したいのに、射撃を当てるにはΖにとってはハイリスクな近距離に近寄る必要がある」
「その射撃も回転率が悪化しており、よしんば刺さったとしても安い」
という、
ややコンセプトの迷走した機体になってしまっている。
ぶっちゃけこれ使うぐらいならコンセプトも近くてアメキャンと自衛択もあるデルタプラスの方が勝てるというのは禁句
射撃の誘導は上記の通りカミーユ機がこれでもかと言う位産廃の集合体にお仕置きを受けているため据え置きでも弱い。
唯一変形能力を強化されているが本作はまだ共通システムで変型があまり強くないのでそこまで活かせない。
しかしこれだけ酷いように見えるルー機もコスト2000という事が唯一システム的に愛されている部分であり、
この1点で最下層組であるカミーユ機と違い中堅最下層に位置付けられるまで評価が跳ね上がっている。

覚醒技は「ビーム・ライフル【狙撃】」に変更されている。
原作終盤でグレミーを狙撃した技の再現で、原作再現半壊状態になりながら後退して高弾速のビームを放つ。
ルカ機唯一の新モーション技であり、着地取りからコンボにまで使える、癖はあるが優秀な覚醒技である。

ザク頭Ζガンダムも基本はカミーユ機と同じだが、最低コストになったこともあって劣化ぶりはルー機以上。
原作再現で変形も失い、ビームコンフューズの代わりに追加されたアシスト技の百式も、性能は劣悪でリロードも1発19秒と遅い。
ちなみに20秒前後というのはデスサイズヘルカスタムのハイパージャマーが0からリロードされたり、
ダブルエックスのツインサテライトキャノンが一回分充填されたり、キュベレイやジ・Oのプレッシャーがリロードされたりする、
大技クラスのコマンドがリロードされるような時間帯である。当然こんな「無いよりマシ」レベルの武器のリロード時間とは到底言えない。
ただし、格闘自体は火力は下がったが性能はカミーユ機据え置きであり、1000コスト内では比較的格闘が強い、という新たな強みを得ている。

基本は格闘戦がメインである以上、射撃の火力が劣化しているためカミーユ機のように、ちくちく射撃戦をしていると確実にダメージ負けをする。
そのためカミーユ機以上に格闘を狙う必要があるくせに、他の純正格闘機のように格闘を当てる布石に乏しいのがネック。
これを補うため闇討ちなどを強く意識する必要があり、数少ない使い手からは
「Ζのコンパチ機体というよりは、劣化したガンダムエクシアのように考えるべき」と評される。

ちなみに射撃の誘導性等は完全にカミーユ機からの据え置きであり上下の銃口補正のみルー機同様少し下げられている。
2500機体水準の誘導を持つ射撃があれば戦えると思えたかもしれないが、Ζガンダムがまさかのコスト1000の水準に満たない射撃の誘導の集合体であったため、
そのまま持ってきたΖザクも射撃の性能が非常に悪い機体という評価のままであった。

覚醒技は「ビーム・サーベル斬り」。カミーユ機のそれとほぼ同一モーションだが、火力・射程共に大幅に落ちてしまっている。
イーノのセリフから通称「ジャンク屋殺法」と呼ばれる。
劣化したと言っても貴重なダメージ底上げ手段であり、狙える所では狙っていくべき技である。

『マキシブースト』にも継続参戦。
前作に比べて、射撃が強化されたが格闘はやや弱体化。より射撃機としての性質が強くなった。
肝心の射撃面の強化は目覚ましく、特にBRの補正緩和&銃口補正強化+サブへのキャンセルルートを獲得し、手軽な落下行動をゲットというのが大きい。
また、Sドライブの登場により全体調整で射撃の誘導や銃口補正が大幅に下方修正されたが、
Ζガンダムは『フルブースト』において全ての射撃の性能が悪かったため、その全体調整から外され個別強化を受けたことで相対的地位は超大幅強化となった。
この他、地味にビームコンフューズが強化されたり『NEXT』から形を変えて急速変形コマンドが復活したりしたが、
残念ながら急速変形は、現状では限られたシチュエーション以外では封印安定の技である。

また、モバイル会員専用機体として上記のルーΖとΖザクも継続参戦している。
全体的なシステム変更により、Ζザクはコスト1500となった。
カミーユΖを基本に調整されており、カミーユ機の強化・弱体化どちらもルーΖ・Ζザク共に適用されている。
一時期はルーΖには「BR→急速変形で、BRを撃っていた時の移動方向に強い慣性を乗せながら移動できる」という強力なテクニックがあり、
使い手からは「ようやくカミーユ機との差別化点が手に入ったか」と言われていたものの、
この挙動はバグだったらしく、発覚から間もなくして即座に修正された。あァァァんまりだァァアァ

『マキシブーストON』では大きな変化はないものの、特格の急速変形が百式によるアシスト攻撃に変更された。
百式は「乗っているドダイを相手に向けて蹴飛ばす」「ドダイに乗って突撃、サーベル一閃」という2パターンの攻撃を持ち、
誘導・弾速いずれの性能も高い突撃攻撃は、自衛から着地取りまで様々な場面で活躍する。
また、後格闘のサーベル投げがνガンダムのような切り抜け一閃に変更された。
例に挙げたνガンダムと同じくメインからキャンセル可能で、近距離でのメインが当たった時の追撃などに役立つ。

Ζ自体は本作でも中堅上位辺りのランクであるが、
『ON』では、「Ζガンダムをベースに改造されたガンプラ」という設定の追加機体、
「ホットスクランブルガンダム」がランク最上位を争う強機体として猛威を奮った。
もちろん、名前の元ネタはΖガンダムを題材にした悪名高きクソキャラゲーム『機動戦士Ζガンダム ホットスクランブル』。

この作品でカミーユ機のΖガンダムは武装性能や構築、格闘モーションが大幅に変更されたが、
コンパチ機体であるルーΖは『マキシブースト』から据え置きであった。
なので「新モーション等があまり合わなかったという人にはルーΖで過去のΖを」という新たな選択理由が生まれるようになった。

+ 『スーパーロボット大戦』では…
『スーパーロボット大戦』では、
シリーズ開始当初からファースト、ΖΖ、νF91等のガンダムやマジンガーZゲッターロボらと参戦している。
変形による機動力、高火力長射程の射撃武器・ハイメガランチャーで主力を張れるが、
旧い作品では次第にビームを無効化する敵が出てきたり、下手をするとビームを吸収して回復してしまう奴までいるため、
最終的にボス戦では力不足になってしまうことが少なくなかった。
そうでなくても、後半のインフレ状態に追いつかないことも多く、『F完結編』ではΖは見捨てられ、
カミーユを量産型νガンダムに乗せていた(この当時フィンファンネルはバリアを迂回できるという表現で、ビーム属性ではない)
…なんてプレイヤーも少なくなかったことだろう。
なにせνやF91と同時参戦では、どうしても旧型扱いになってしまうので仕方がない。
ΖΖでさえマップ兵器が無ければ2軍行きなのだから。と言うかマップ兵器以外に存在価値は無い
まぁ当時は『ガンダムVS.みたいなゲーム補正は敵を除き無かったので…
(このあたりはグレンダイザーと同時参戦のマジンガーZも同じ扱いであり、マジンカイザーが生まれた理由でもある)。

しかし次第に前述のバイオセンサーによる強化を再現した必殺技が採用されたりするなど、
現行の作品では基本的に最後まで主力として戦えるようになっている。
さらに『Ζ』を境にバイオセンサーが機体パワーアップの特殊能力化し、例のバリアも「サイコフィールド」という名前で再現されるようになった。
途中でパワーアップする『α外伝』や、劇場版Ζが初出演した『SC2』や『Z』では最強MSの一角となっている
『SC2』ではバイオセンサーに絡むパワーアップもウェイブライダー突撃も無いが、
隠し要素のハイパーメガランチャーがウイングガンダムゼロカスタムのツインバスターライフル並の威力になっている
(『SC2』世界ではフリーダムガンダムやゼロカスタムよりもΖの方が後発機であるために起こった現象であろう。
 ついでにクワトロのバックにいるダイクン派の技術供与で、νガンダムも同時にロールアウトしている)。
ただ、取得条件の「レクイエム発射施設最深部でシロッコのジ・Oをカミーユに撃墜させる」のが『SC2』のシステム上意外と手間だったりもする。
固くてしぶとい割に仲間と囲んで叩いてると最深部に着く前に普通に死んでたりするので、わざと包囲を解くなど一工夫が必要である。

また『IMPACT』では、敵の「強い機体だから鹵獲してやる」との発言に対し、
ルー・ルカが「色んな人の思いが詰まった機体を渡すわけには行かない」と返すシーンは人気が高い。

デフォルトのパイロットは基本的にカミーユであり、ルー・ルカが乗っていることは少ない。
まあルーが乗って出てくる=原作終了後でTV版通りの結末を迎えたということなので……。
一応、『第2次α』の一部ルートでは「カミーユが休暇中なので、ルーがΖを借りて乗り込んでいた」という珍しい展開で登場したこともある。
逆に言うと別ルートではカミーユは『α外伝』EDの休暇を早々に切り上げて帰ってきていたことになってしまう
無論、そうでない場合も乗り換えは可能なので、誰を乗せるかはプレイヤーの自由である。
他にも『MX』と『V』ではカミーユが原作通りに精神崩壊して療養中だったためルーが乗っており、『X』では珍しくジュドーが初期搭乗機にしていた。
尤も、いずれも中盤でカミーユが復帰して取り戻される譲られることになるが。
『Z』では最強武器が単体武器のため、デフォルトで再攻撃と味方トップクラスの技量値を持つアムロを乗せてる人も多いが。
そして『IMPACT』や『GC』ではニュータイプの誰もが格闘が低いのに必殺技のウェイブライダー突撃が格闘属性であり、
カミーユの能力を活かせる機体は他にいくらでもあるので強制出撃以外で一度も乗ってもらえないことすら有り得る

なお余談だが、原作の性格がやばすぎるためか『スパロボ』のカミーユは、
最初の「女の名前かと思った」のエピソードや修正イベント以外は生意気な要素が全く無いことが多い。まあこれは新劇場版の彼に言えることでもある。
『α』ではΖΖのコアファイターを盗んだジュドーのNTとしての才能を見出し、敢えて彼の代わりに修正を食らったり
(この時、カミーユが庇わなかったらジュドー他シャングリラチルドレンは死刑になっていた)、
『第3次α』では、原作の自分同様増長していたキラに対して修正する側に回ったり
さらに劇場版設定の『Z』シリーズでは、TV版で同じくエキセントリックな性格だったシンのストッパー役を自認してるくらいである。
尤も例外もあり、『GC』では原作寄りの短気な性格でΖΖを盗んだジュドーを修正したりしている。
元々どんな人物だったかって?
生身の人間に笑いながらMSのバルカン撃ったり(人間が喰らえば死ぬどころか正真正銘ミンチになる)、
自分から殴りかかっておいて返り討ちにされたら「暴力はいけない」と言ったり
始末書を書かせたら長ったらしい批判(自分より組織が悪い)を書いて提出したりする、ナイーブで優しい子でしたよ。

『V』『X』『T』三部作(作品ごとの繋がりは基本的にない)では、ΖΖの再登場に伴って『V』『X』『T』ではTV版のカミーユとして登場している
(尤も、外見は明らかに劇場版だし、しっかりビームコンフューズが使えるのだが。残弾制の『T』以外ではEN食いすぎって意味で使えない)。
本編ラストの展開の影響もあってか『V』『X』ではカミーユの登場が主人公の中でも一番遅い。もっと遅い?『V』では主人公扱いではないようなので…
そのため『V』ではルー、『X』ではジュドーが当初搭乗している
(『X』ではアクシズ落とし中に本編世界に飛ばされた際に、何故かΖΖからΖに機体が変わっていたという設定)。
一方、『T』では『ΖΖ』劇中の設定ではあるが、カミーユは精神崩壊をしなかったという劇場版寄りの設定でΖの正規パイロットを続けており、
加入もジュドーと同時でそれなりに早い。
なお、本作ではアムロが主人公としては一番参戦が遅いというオチが付いた。
ちなみにこの三部作では最強武器がカミーユ専用のため、基本的にカミーユ専用機になる。

グリプス戦役で最終的にクワトロ(=シャア)に裏切られた…というよりエゥーゴ共々見捨てられた形になっていることもあり、
シャアに向かって辛辣なことを言うのは大体アムロと彼の役割という感じもある。

スパロボ30周年記念作『30』ではオーガスタ研に軟禁されていたが脱出、Mk-IIで戦線復帰。
この時条件を満たせばフルアーマーガンダムMk-IIで参戦してくれる。
その後はアクシズ落としをやらかした後生きていたシャア(クワトロ)に2度目の修正をブチ込んで格納庫で咆哮するという鮮烈な復活劇を見せた。
肝心のΖはというと、νガンダム共々ザンスカール帝国に渡ってデータ取りに使われていた所を、
ゾルタン・アッカネン(『ガンダムNT』の敵キャラ)に返却されるというなんとも締まらぬ登場と相成った。
今回は『T』から戦闘アニメが刷新され、特にウェイブライダー突撃は精神崩壊を克服したカミーユの完全新録のオリジナル台詞と共に放たれるので必見。

+ 戦闘デモ
IMPACT』版
『MX』版
『第2次α』版
『Z』版
『第2次Z』版
『第3次Z』版
『V』版
『X』版
『T』版
『30』版

バリエーション機の中であるリ・ガズィも多くの作品に参戦している。
一度撃墜されても、BWSが破壊されてMS形態になるだけでそのまま戦闘が続行でき、
修理費を払わずに済むという仕様になっていることが多い。
唯一『Z』のみMS形態への分離が省略された代わりに、攻撃の度にBWSを外してはしれっと元通りに装着する仕様となっていた。なんだこのMS
だが同シリーズ内で再登場した『第3次Z』ではこれを引き継がず、いつもの仕様に戻された。
そのせいかフロンタルに「情けないMS」呼ばわりされることに…。

『UX』では『BB戦士三国伝』から張飛ガンダムとして登場。
義兄弟の劉備、関羽と違い武器構成が遠距離型となっている。
劉備が翔烈帝になると合体攻撃ができなくなるが、脱力を覚えるため重宝されている。
原作では空気だの言われていたが、雷使いということで電気をエネルギーとしている『HEROMAN』関係のシナリオで割と出番が多い。
他にも、主人公(声が『TOA』の主人公と一緒)を差し置いて「オ、オレ様のせいじゃねえぞっ!オレ様ぁ、ちゃんと言われた通りに…!」
などと言い放ったり、孔明に「はわわ」ネタを振ったりと相当にフリーダムなことになっている。
なお本作のSDガンダムは検査の結果間違いなく人間ということが判明しているのだが
(そもそも『三国伝』はそういう世界観である。まぁ『フルカラー劇場』でもΖΖがリィナの実兄で、Ζもリィナから見て従兄だと言う設定だし)、
宇宙に行くのに空気とか大丈夫なのか、という質問に対し、
「………誰が空気武将だコラ。てめえ、ケンカ売ってんのか?」と言う明後日な方向で解決した(なお『UX』に宇宙Bはいない)。
むしろ相対的に関羽ガンダムの方が空気気味という…。

『BX』では『SDガンダム外伝』から剣士ゼータとして登場。
アルガス騎士団の面々と離ればなれになった後、本編開始前に『00』のソレスタルビーイングに助けられ、
行動を共にしているが、びっくりするほど馴染んでいる
一例を挙げると、ルート分岐時のCBメンバーが初合流になる場合に追加される戦闘前会話に普通に混ざっていたりする具合。
それ故に「CBの新人ガンダムマイスター」との声も。
またユニコーンのような一本角があるため、ユニコーンガンダムが参戦していることで「ユニコーンもどき」と呼ばれる場面もあり、
ユニコーンシナリオの終盤で『UC』のキャラと、他作品主人公がバナージたちの救援に来る場面にゼータがちゃっかり混じっている。
なお『UX』と違い呼吸の問題はサラッと完全スルー。まあ原作でも人間とは別の種族なので…。生身のはずの黄金の騎士は普通に宇宙空間に出てくるけど
また、カミーユは(『外伝』のカミーユ王子の方も)不在だが彼と同じ声のメカマンが、
「光が…広がっていく…!?」とほざく事態がキャンペーンマップで発生した。
ゼータはゼータで「なんとぉーっ!?」と言い放っているが。

+ 『ガンダムトライエイジ』では…
トレーディングカードアーケードゲーム『ガンダムトライエイジ』では3弾「次代を継ぐ者たち」より参戦。
パーフェクトレアの一枚として登場。また、「変形&トランザムキャンペーン」カードも二枚登場している。
原作でも高速戦闘が多かったからかスピードが高いカードが多い。その代わりHPは控えめ。
アビリティは同弾が初登場となる「変形」。追加入力に成功すれば攻撃を回避して大ダメージを与えられる。
他には、二回攻撃ができる「連撃」を持つカードも多い。
必殺技は「ハイパーゼータ・メガシュート」。
ハイパー・メガ・ランチャーを携え飛来し、高出力のビームで狙撃する。

「ジオンの興亡 2弾」以降は「小隊必殺」が追加された。
ΖΖガンダム、ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)と出撃しその内の最低一枚がアビリティ「小隊必殺」を所持している時、
かつGパワーMAX時のみ発動可能、と発動条件が厳しい分通常の必殺技よりも威力が上がるためボス戦では重宝する。
小隊必殺技は「シャングリラ・コンビネーション」。
Mk-IIのキック、Ζのハイパー・メガランチャーから続き、ハイメガキャノンを中心にした同時攻撃をお見舞いする。

「ジオンの興亡 3弾」で再びパーフェクトレアとして登場。
スピードがやや遅い代わりにHPとアタックが高いこの機体としては珍しいパワーファイター。アビリティは「変形」。

「ビルドMS 3弾」では「ビルドウェポンカードキャンペーン」の一枚として登場。
スピードが当時全機体中最高値を記録しているため、速攻に向いている。その分アタックとHPは平均的。
アビリティは通常攻撃時に二つの武器からどちらか一つを装備して追加効果付きの攻撃を与える「ビルドウェポン」。

「ビルドMS 8弾」では「U.C.コレクション」キャンペーンで登場。
アタックが高めのステータスを持ち、「U.C.コレクション」でチームを組めばスピードがアップする。
元々のステータスが高く、U.C.コレクションでチームを組むとPやSECに匹敵するステータスになる。
アビリティは先攻時にスピード差に応じてダメージがアップする「突撃」。

「ビルドG 1弾」では「オールガンダムキャンペーン」の一枚として登場。
スピードが高く、アタックも高めのステータス配分。アビリティは「変形」。
また、このカードを使うことで特別なΖガンダムをビルドモビルスーツとして開発できる。

「鉄血の2弾」ではパーフェクトレアで登場。初代も成し得ていない3度目のPレアである。
スピードが全機体最高値を大幅に更新しており、分かりやすいスピード特化機体。
アビリティは「突撃」。
新必殺技として「ウェイブライダー・チャージ」が収録。お馴染みの体を通して出る力からのウェイプライダーでの突撃である。
同弾ではデュアルアームズキャンペーンの1枚としても登場。
アタックがやや高めのバランス型ステータス。
アビリティは相手の通常攻撃を回避し、二つの武器からどちらかを選び追加効果付きの反撃を行う「デュアルアームズ」。
残念ながらこちらのカードの必殺技はいつものハイパーゼータ・メガシュートである。

初登場からビルドMS5弾まで13弾連続で排出されていたため、入手難易度自体は低い。
それに伴い裏面インタビューも必然的にマニアックになっていき、初期オープニングにおける「角なしΖ」やΖΖ内での「高速ジャブ」がネタにされたことも。
後に「ビルドG 4弾」におけるシャイニングガンダムのクロスIFカードで高速パンチ対決が実現した。

パイロットのカミーユ・ビダンも同時参戦。マスターレアとして登場。
HP上昇値は低めだがアタック上昇値が極めて高いパワーファイターで高レベルアタックバースト持ち。
ガンダム系MSに搭乗すると必殺技+300に加え必殺技コストが-1されるパイロットスキルを持つため、ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)との相性も悪くない。
4弾「超・覚醒!」以降はHPがある程度減らされると能力アップができる「覚醒(ニュータイプ)」が追加された。
その後、5弾でCP、Z2弾とB1弾でマスターレアと、初登場時もあわせて計4回高レアカードが排出されている。
これら3枚のカードはいずれもアタックが高めの補正と高レベルスピードバースト持ち。
また、5弾のカードはクワトロ・バジーナとタッグを組めば撃墜を回避してカウンター攻撃をお見舞いする「絆カウンター」も発動可能。

「鉄血の2弾」ではパーフェクトレアで登場。
アタック上昇値が高く高レベルアタックバースト持ちとアタック特化型である。
「必殺技で攻撃すると、相手のスピードを50%減少させる」「味方が撃破されると、ずっと必殺技コスト-2」と実質2つのスキルを持つ。

ΖΖが参戦した5弾「脅威!水中突破戦」以降はルー・ルカも専用機パイロットとして扱われるようになった。
5弾Rはスピード上昇値が高いアタックバースト持ちで、アシスト時敵の防御力を下げるパイロットスキルを持つテクニカルな一枚。
ジュドー・アーシタとタッグを組めば「絆カウンター」も発動可能。
「ビルドG 2弾」ではマスターレアで登場し、初の高レア化。
アタック上昇値が高いアタックバースト持ちの攻撃型。攻撃時に敵のスピードを下げるスキルを持つ。

ジュドーの方は何故かΖの専用機パイロット対象外だったが、
「ビルドG 1弾」からジュドーも専用機パイロットとして扱われるようになった。

関連機体では後継機のリ・ガズィ、
『グリーンダイバーズ』でカラバ兵士の一人が駆ったとされるΖガンダム3号機、
更にはホビージャパンとの連動企画で『ガンダムビルドファイターズ炎』の主人公機Ζガンダム炎、並びにハイパーΖガンダム炎も参戦している。
ハイパーΖガンダム炎はプロモカードとしても登場。雑誌連動企画の機体がカード化されるのは結構珍しい。

ちなみに、アビリティ「変形」のマークは本機のウェイブライダー形態のシルエットが採用されている。
作品としてのΖガンダムが可変MS花盛りだったこと、何より初の「可変機の主役MS」だったことからだろう。

+ その他のゲーム
『サンライズ英雄譚2』では、ゲームの根幹をなす作品の一つとして参戦。
ゲームオリジナル機体として、金ピカのクワトロ専用Ζガンダムと真っ赤なシャア専用Ζガンダムが登場している。
名前通りどちらも専用機であり、シャア専用の方にはクワトロも乗ることができない。
あるイベントでクワトロがシャアに戻ることを決意すると乗れるようになるが、代わりにクワトロ専用の方が使えなくなってしまう。
ちなみにシャア専用はハマーン・カーンがエゥーゴから盗んだデータを元に作らせ、クワトロに送ったもの。
他にシャア専用ガンダムMk-IIやシャア専用百式を送っている。…エゥーゴ、情報盗まれすぎ。

『SDガンダムガチャポンウォーズ』では高ランクの機体らしく性能も良いが、
特筆すべきはウェーブライダー形態のタックルの威力の高さ、スパーク時はなんと3倍。
ちなみにジ・Oはタックルに弱く、通常の1.5倍のダメージになるので、
スパーク状態のウェーブライダーのタックルだと2発で沈む。ある意味原作再現か。

ガンプラをモチーフにしたPS3/PSVITA専用ゲーム『ガンダムブレイカー』においてもガンプラとして参戦。
しかし見所はΖガンダムの性能ではなく、カミーユとハマーンによる無駄に熱い名言ブレイカーPVであろう。
ハマーンに至っては皆様とか言うし…

「分かるまい!戦争を遊びにしているシロッコには、この俺の身体を通して出る力が!」

余談だが、Ζ本編中に可変MSが数多く登場するのは一般的には『超時空要塞マクロス』のバルキリーの影響と言われているが、
スタッフによると『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の影響なのだとか。
特に「投げ飛ばされたロボットが車に変形してタイヤで受け身、そのまま突撃して激突寸前に人型に変形してショルダータックル」
という一連のアクションに富野監督が感銘を受けたと言う事らしい。
とは言え、Ζの変形パターン(胸や腕の処理の仕方)を考えればバルキリーを意識していない訳がないが…

カミーユのナーバスなイメージが強いためか、後の『SDガンダム』各シリーズでも剣士ゼータ(CV:辻谷耕史)などクールなキャラを割り当てられることが多い。
…が、『三国伝』では張飛役(CV:加藤将之)。何故。…カミーユの直情径行キャラのイメージじゃ…

こいでたく氏の漫画作品『ダブルゼータくんここにあり』では萌え擬人化された女の子だったりする。*4
主人公がΖΖガンダムだから当時のパイロットのルー・ルカがモチーフなのかもしれない
(でもルーはキツイ性格なのに対し、ゼータちゃんは女の子女の子した性格)。

あずま勇輝氏の漫画『SDガンダムフルカラー劇場』では、普段はクールだがマジギレすると怖いキャラとして描かれている。
また、2月14日をひよこの日や作者の実父の誕生日と答える天然っぷりも見せている。
実弟のゼータプラス、従兄弟のダブルゼータとリィナ、はとこのリ・ガズィ、と判明しているだけでも兄弟親戚が多い。
幼馴染のメタスから好意を寄せられており結構いい仲になっているが、本人の性格も相まって中々進展はしていない。
登場当初はガンダムを毛嫌いしMk-II・ガン三郎とよく衝突していたが、いつの間にか打ち解けていた。
でもジ・Oは大嫌い(具体的には占いでいい結果が出たのでブッ殺そうとする程)だし、
ゼロカスタムを「キャラかぶりする」という理由で邪険に扱っている。

一方、カミーユ本人は原作の精神崩壊を反映してか、佐藤元氏の『爆笑戦士! SDガンダム』では幼児退行を起こしたかのような不思議ちゃんになってしまっている。
通称「ぷっつんかみーゆ」
+ 作画ぷっつん注意

「ギャグ漫画の不思議ちゃん=無敵キャラ」と言うことで、本人に自覚の無いまま周りを巻き込みつつ暴走しまくっている。
あまりにキャラが濃かったため、途中から主人公である「ぜっくん(Ζガンダム)」から主役の座を奪ってしまった。
担当声優はやっぱり飛田展男氏。その怪演は一見の価値ありなので、機会があれば是非視聴することをお勧めする。

+ ネット上での扱い
ニコニコ動画ではアダルトゲーム『雫』の月島拓也の演説を乗せたMAD群「カミーユ精神崩壊シリーズ」が大人気。
おかげでニコ動では「カミーユ=S〇X!」という図式が成り立ってしまっている。(バシッ!)やめないか!
同じ声だから当然だって? ハハハ、月島の中の人は田中大輔さんという別人ですよ
(なお、このシーンは父フランクリンに母ヒルダの死を告げた事で、愛人と上手くいく事を皮肉った際の逆切れが元ネタ)
全ての元凶
こらぁ!はしゃぎ過ぎよ!

2022年放送の『機動戦士ガンダム 水星の魔女』では、ある登場人物が劇中で見せたバイオレンスぶりから「令和のカミーユ」と呼ばれたり


MUGENにおけるΖガンダム

+ とけい氏製作 クラシック・ゼータガンダム
  • とけい氏製作 クラシック・ゼータガンダム
現在は伊吹川氏のサイトにて代理公開されている。
ファミリーコンピューター用ソフト『SDヒーロー総決戦』の画像を使用したもので、ちびキャラ
大ポートレイトは同じくFCの『第2次スーパーロボット大戦』のもの。
『SDヒーロー総決戦』のプレイヤーキャラである、ウルトラマン仮面ライダー1号
宇宙刑事シャイダーなどをストライカーとして呼び出す。
『SDヒーロー総決戦』風ドット仮面ライダーディケイドも混じっていたりするが。
元となったゲームではキャラクターは擬人化されているので、コミカルな動作をする。
そこにカミーユのボイスやカットインを入れているので、結構カオス。
必殺技はビームライフルやビームコンフューズなど原作通りのものから、
マラサイを撃ち落として敵にぶつけるといったカオスなものまで揃っている。
タッグパートナーが倒されると攻撃力と防御力が上昇する。
ガードはコマンド式になっており、リードミーにはボタン押し継続とあるが、実際は継続できず、一瞬でガード動作が終わってしまう。
1ボタンでガードできるようにコマンド変更すると分かるが、ガード中に他のボタンを押すと、ガードがキャンセルされてしまうのが原因かもしれない。
AIは未搭載だが、入れるとこんな感じになるらしい(かなり古いバージョンであるが)。

プレイヤー操作

+ 超必殺技解説
ヤザンの知らない武器(1ゲージ
原作でヤザン・ゲーブルの乗るMSハンブラビを倒した攻撃が元ネタ。
スパロボでは「ハイパービームサーベル」という名称になっている。
使用するとカミーユのカットインが入った後、ハンブラビが吹っ飛んでいくが、
ハンブラビ自体には攻撃判定は無いので注意。
負け犬ジェリド(1ゲージ)
原作でジェリド・メサの乗るMSバウンド・ドックを倒した攻撃が元ネタ。
使用すると前方からバウンド・ドックが登場する。
Ζガンダムがそれに向けて射撃を行い、最終的にバウンド・ドックが敵に向かって吹き飛ぶ。
攻撃判定はΖの射撃と吹き飛んだバウンド・ドックにある。
カツの悲劇(1ゲージ)
カツ・コバヤシの死亡シーンが元ネタ。
戦闘中にスペースデブリに衝突した所を、ヤザンのハンブラビの攻撃を受けて死亡…というもの。
この場合は事故死と戦死のどちらになるのだろうか?
使用するとカツの乗るGディフェンサーが登場、彼が敵とぶつかると更にヤザンのハンブラビが登場してカツに攻撃。
カツの機体が爆発して敵にダメージを与える。
動画でこの技を連続使用すると、「カツの錬金術師」とか、「カツの命は投げ捨てるもの」とかコメントされる。
ロック系必殺技なのでハイパーアーマーには無力。
やめるんだ!二人とも!!(1ゲージ)
ガンダムMk-IIとパラス・アテネの一騎打ちが元ネタ。
使用するとΖガンダムが後方へ大きくジャンプし、
敵のそばでガンダムMk-IIとパラス・アテネが斬り合いを始める。
ホットスクランブル(3ゲージ)
原作最終話が元ネタ。
原作同様ウェイブライダー形態に変形し敵に突進する、スパロボでいう「ウェイブライダー突撃」。
誰が呼んだか通称スイカバー
敵にヒットすると技名の通りFCソフト『ホットスクランブル』の演出の後、
パプティマス・シロッコのジ・Oを倒すシーンが搭載されており、ファン感涙ものである。
この技でKOさせると特殊演出が流れ、よく見ると「Ζガンダム Fin」と表示されている。
なお、単なる突進技としても「ウェイブライダー突撃」を持っている他、
サーベル連打の締めが本当にスイカバーになっている。

+ taurusac195氏製作
  • taurusac195氏製作
『ガンダム・ザ・バトルマスター』シリーズの海外版『Battle Assault』のグラフィックを使用したもの。
ゲージ技を使うと英語のボイスが再生される。多分カミーユのものなのだろう。
氏のバトルマスターキャラの例に漏れず、この機体も全体的に技の出が遅く硬直が長い上に、キャンセルも効かない仕様のため、
戦闘能力自体はかなり低い。
技的には通常のパンチキックの他、ビームライフルや上昇してからの踏み付け、
ビームサーベル、移動技のハイパーダッシュ、ゲージ技のウェイブライダー突撃などがある。
しびれ攻撃とスラスターは非搭載で、ブースターという形で3回まで空中ジャンプができる。
BRは出が多少遅い程度でまともな性能であるが、
ビームサーベルはガード不可とはいえ攻撃発生が異様に遅く、リーチも短いとまるで使い物にならない。
踏み付けも上昇中は攻撃判定が無く、動作も割とゆっくりで着地に隙があるため、使い物になるかが非常に怪しい。
ゲージ技のウェイブライダー突撃は打撃投げでガード可能。
モーション的には掴んで上に投げた後に変形して突撃(上昇)するのだが、なんと遠くで当てると、
突撃に空中ガードが間に合ってしまうというネタっぷり。
一撃の威力も低く、コンボゲーキャラの通常攻撃クラスなのでまともにやり合うのはかなり辛い。
「チームスペシャル」というゲージ技はタッグモード限定で使用可能。内容は乱舞技。

+ Tommy-gun氏製作
  • Tommy-gun氏製作
現在は公開停止。
『ガンダム・ザ・バトルマスター』シリーズのグラフィックを使用したものであるが、
色が黒く、機体名は「モビルフォースレフトウィング(乙ガンガル)」とのこと。
技名はロックバンド「頭脳警察」の曲名から取られており、
パイロットも何か変だが、氏のキャラにはよくあること。
氏が平成ライダー好きであることを考えると、仮面ライダー響鬼の登場人物であるザンキであろうか。

氏のガンガルやズクは、見た目はともかく中身はしびれ攻撃やスラスターも搭載した原作再現+アレンジになっているが、
このキャラは回り込みが追加されていたり、ウェイブライダー形態で空中を移動できたりとアレンジがやや強い。
技的にはミサイルが追加されている。一方ハイパーダッシュは非搭載。
BRとミサイルはそれぞれ専用ゲージを消費するが、時間経過で回復する。ミサイルはリロードも可能。
ウェイブライダー突撃にも専用ゲージを消費し、こちらはラウンドを跨いでも回復しない。
WRへの変形は一定時間経過するかコマンド入力で人型形態に戻る。
変形中は空中を移動できるが攻撃はBRとミサイルしか使えず、威力も落ちている。
標準ゲージを使用する追加技は、前方へのウェイブライダー突撃と、超ロングビームサーベル(ガード可能)。
taurusac195氏とは違い、原作同様攻撃が当たればキャンセルできる。
ウェイブライダー突撃も遠くで当てても突撃に空中ガードが間に合ったりはしない。突撃がカスったりスカったりするだけである。
あとカンフーマンとの特殊イントロがある。
AIも搭載されてはいるようだが、コンボが不得手のように見受けられ、必殺技も一部の物しか使用しない。

+ BURST氏製作
  • BURST氏製作
『スーパーロボット大戦α外伝』の画像を使用したもの。
2016年のフリーティケットシアター終了によるサイト消滅で、現在は正規入手不可。

+ 猫飯氏製作
  • 猫飯氏製作
『スーパーロボット大戦A PORTABLE』の画像を使用したもの。
タッグパートナーが倒されるか、1ゲージ使用でハイパーモードになり超必殺技が解禁される。
サイバーボッツで有名なkuron氏によるAIが公開されている。

+ STG氏製作
  • STG氏製作
『ガンダム・ザ・バトルマスター』シリーズのグラフィックを使用したもの。
元と比較するとモーションの高速化や技の追加などが施されている。
また、当たっても反撃されてしまう可能性があったウェイブライダー突撃も、
アニメ最終話でジ・Oに対して行ったような演出に変化しており、とても当てやすくなった。
ランクは狂ランク全般に対応している。


「俺は、人殺しじゃない!!」*5

出場大会

削除済み
凍結

出演ストーリー

ザ・ジャンボォ!(カミーユ代理)


*1
アナハイム社が出版している雑誌という設定の公式設定集『アナハイムジャーナル』には、
当時の開発スタッフがΖ完成に至るまでの開発現場の様子をライターに語る記事が載せられている。
その内容を要約すると大体次のようになる。
当時、『0083』の件がきっかけで発足したティターンズは宇宙移民の弾圧を行い、それに対抗するための組織エゥーゴが創設された。
アナハイム社はエゥーゴに資金の他、MSリック・ディアスやアーガマなどの艦船を提供していたが、
ある日同組織に連邦軍の可変機アッシマーに対抗できる可変MSの開発を注文され、研究を始める。
開発チームには各分野の専門家が集められ、メタスや百式といった試作機を開発していたが、
両機ともに可変型として満足のいくレベルには程遠く、開発は難航していた
(百式はMS形態の性能は悪くなかったため、非可変機に改修される)。
しかし、それでも負けじと研究を重ねていた所にエゥーゴによるガンダムMk-II奪取の報が入ると状況は一変。
過去の試作機の失敗から得た経験やMk-IIのムーバブルフレームの解析結果にカミーユから出されたアイディア、
そして現場で出された+αの工夫を加えて、Ζガンダムは遂に誕生した。
また、パーフェクトグレード「Ζガンダム」の付属解説書では、アナハイムで研究されていた変形機構は、
「背中のフライングアーマーをそのまま頭越しに移動させる」というものであったが、機体の負担が大きいことが問題視されていた所へ、
カミーユが「フライングアーマーをシールドと左右一対二基のバインダーユニットに分割して脇の下を通す」方式を提案したとされている。

なお、劇場版ではカミーユは設計に関わっていない。

*2
これはあくまで後付け設定で、放映当時にそんな装置の存在は視聴者に知らされていなかった。
謎バリアなどの怪現象も、
「周囲に戦闘濃度で散布されていたミノフスキー粒子が、バイオセンサーで増幅された思念波に反応したため」
という説が後付けされている。ミノフスキー粒子だからしょうがないね。
オカルト的な展開も所謂「SF的に」解釈したがるガンダム界隈の傾向が垣間見えるエピソードである。

*3
TV版及び劇場版でもカミーユが宇宙空間でバイザーを開けたことがあり
(前者は口論中に怒りの余りに我を忘れて、後者はエマに気合を入れるためにどちらも自分で)、
初代でもシャアが宇宙服の穴をシール一枚で直し、
『逆襲のシャア』ではクェス・パラヤが宇宙空間において生身でコクピットからコクピットへ移動し、
『クロスボーン・ガンダム』に至ってはカラス先生が宇宙用の装備全く無しの生身で宇宙に投げ出されたのに、梯子上って生還するといったことをしてのけている。
だが、現在の研究によると太陽光線を避けるなどすれば、ごく短時間ではあるが生身で宇宙空間に出ても生存できるらしいことが分かっているため、
実の所は意外と問題無かったのかもしれない。
ちなみに『AGE』ではそれらの理屈にのっとった生身での宇宙での機体の乗り換えを行っている。
他に『ガンダムSEED ASTRAY』の主人公ロウ・ギュールも生身で宇宙空間に飛び出し機体に乗り移るという行為をしているが、
シナリオ担当の千葉氏はこのシーンを入れるべきかどうか悩んだという。
前述のごく短時間なら宇宙空間で生存できるという話は一般的に浸透していないため、クレームが来るのではないかと考えたようだ。
しかしガンダム世界ではクェスという前例があったため、大丈夫だろうと判断。
結果、案の定「宇宙空間に出たら身体が破裂して死にますよ」等のツッコミを多数受けてしまったらしい
(カミーユ、クェスが真空中に晒されたのは短時間であるし、
 カラス先生も周辺は宇宙船から空気が流れ出していた上に、帰還がもう少し遅ければ助からなかった旨のことを言っているため、
 結果的にはそれほど真空状態で長い時間いたわけではないと思われる。まぁカラス先生は生身でMS破壊するトンデモだし)。
小説のカミーユは短時間で済まないが。
一方『Vガンダム』では、シャボン玉で真空から保護して全裸のコクピット移動をやっていた。

*4
キュベレイおばさんクィン・マンサも女性だが、瞳がある以外は(スーパーディフォルメな)MSのままの外見なのに対し、
ゼータちゃんを肇とした「ちゃん付けキャラ」達は所謂「MS少女」である(勿論SDなので3頭身ぐらいしかないが)。
ただしアンダーウェアは水着ではなくエプロンドレス等なため、
一般的なMS少女と言うよりは東映ロボットガールズ「すーぱーふみな」に近いデザイン。
ちなみに、ゼータちゃん自身もウェーブライダーに変形できるそうだが、お洋服が破れるからしないとかなんとか。

*5
有名な台詞だが、この発言の1話前では「(ニュータイプも強化人間も)できることと言ったら、人殺しだけみたいだな」と言っている。
担当声優の飛田氏も「カミーユが精神崩壊したのは自分が人殺ししかできないと悟ってしまったため」と発言している。


─君は刻の涙を見る─


最終更新:2022年12月20日 19:10