オイルドリンカー


1973年に放送された特撮作品『ウルトラマンタロウ』第1話「ウルトラの母は太陽のように」に登場した超獣
身長60m・体重29000t。別名「オイル超獣」。
超獣についての詳しい説明は巨大ヤプールのページを参照。

前作『ウルトラマンA』の最終話において
最後の超獣と思われたジャンボキングが倒された後も唯一生き残っていた超獣。
その名の通り石油が好物で、1日に10万ガロンの石油を摂取するとのこと。
牙はダイヤモンドよりも硬く、劇中でもタンカーの石油タンクに穴を空け石油を飲み尽くしていった。
また、頭部の角は石油の在処を把握できるレーダーになっているとのこと。
他にも飲んだ石油をもとにして口から火炎を吐くことも可能。

劇中では太平洋を荒らし回った後に東京湾に突如出現し、石油を狙って上陸する。
ウルトラマンエースも光の国に帰還しウルトラマン不在の中、
TACに続いて結成された防衛チームZATによって攻撃が行われるが、石油を飲んでいる以上火器が使えずZATは苦戦を強いられる。
そんな中日本に帰国していた東光太郎(後のウルトラマンタロウ)のクレーンによる攻撃を受け一時退却する。
その後夜間に再び出現し工業地帯で暴れまわるも、同時に出現したアストロモンスに一方的に攻撃され、
最終的には腹のチグリスフラワーに飲み込まれる最期を迎えた。

所謂前座としての登場だったが、『ウルトラマンタロウ』においては「怪獣」よりも強い「超獣」よりも強い「大怪獣」が存在する...
ということを第1話で示す役割だったと言える。要は噛ませ犬である
実の所、超獣の癖に一般人の攻撃で退却するわ、口からの火炎放射以外に特殊な能力を持たないわで、
「オイルドリンカーが超獣の中でも弱かっただけなのでは…?」という意見も存在する。

『平成ウルトラセブン』においては「太陽エネルギー作戦」に画像のみで登場。
過去に出現した怪獣の一体として紹介され、オイルショックの原因と説明されている。


MUGENにおけるオイルドリンカー

怪獣キャラに定評のあるカーベィ氏によって製作されたものが存在する。
スプライトのベースはタイラントと思われる。

通常攻撃等もタイラントをベースにしており、パンチやキック攻撃の他劇中で見せた火炎攻撃を行う。
また口から石油を吐く攻撃も搭載されており、相手のゲージを減らす効果がある。
超必殺技は「必殺火炎」と「必殺オイル」と「オイルゾーン」の三つ。
前二つは必殺技のEX技のような形だが、「オイルゾーン」では画面内に石油を出現させ、
その間自身のライフ回復と攻撃力上昇が付与される技となっている。
また、12Pでは常にオイルゾーンが発動された状態となる。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画

出場大会



最終更新:2022年06月24日 19:01