ランツ とは【ゼノブレイド3】のキャラクター。
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ランツ |
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性別 |
男 | |
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職業 |
元兵士 | |
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声優 |
田邊幸輔 | |
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初登場 |
【ゼノブレイド3】 | |
元コロニー9所属のケヴェスの【兵士】。
2m近い体躯をした屈強な青年。
【ユーニ】と共におくりびとであるノアの護衛を務めている。
アイオニオン形成前の世界でもノア達とは幼馴染であり、本来の世界では10歳程度の少年で、一緒に女王生誕祭の花火を見に行こうとしていた。
灰色の肌や体の随所にラインが走った容姿からして、種族的にはおそらく『ゼノブレイド』の
元々の機神界人はかつての千年単位で生きて、ホムス達の間ではおぼろげな伝承になりつつある機神と巨神の戦いを見届けた者すらいるほどの超長命種族なのに対し、彼を始めとするケヴェスの機神界人は人間と寿命も加齢速度も人間と同じである。
『新たなる未来』で登場したシュルクやレックスたちの描写を見る限り『ゼノブレイド』から『ゼノブレイド3』のアイオニオン形成に至るまで、長く見積もっても精々10~20年程度しか経っていないはずなので一、二世代の間になぜそこまで機神界人が変化したかについては特に劇中では明かされていない。
基本クラスはディフェンダーのヘヴィガード。
使用する武器はシールドブレードという身の丈ほどもある大剣。メイン主人公のノアの幼馴染の巨漢という立ち位置は【ライン】を思わせるが、性能もライン同様、敵のヘイトを稼ぎつつ高い体力と防御力で受けきる壁役。
DLCで実装されたノスタルジア衣装もラインの衣装を模したものとなっているから、公式でも意識はしている様子。
ただし、自身のヘイト獲得能力と未来視システムが噛み合っていて、序盤から終盤までタンクとして活躍できたラインと比べると、ディフェンダー自体が不遇気味な本作ではヘヴィガードのまま活用してもラインのような頼りになる壁役、とは言い難い。
また、回復力が低いため純粋なヒーラーをやらせるのは向いていないが、屈強な体躯通り、HPはが高いため、星騎士や雅楽士などの回復度外視のバフ系ヒーラーと好相性。
明確な弱点としては、チェイン時のTPが15とかなり低い。
幼馴染にして同じコロニーのおくりびとであるノアと共にユーニ、技術者ノポンのリクと共にコロニー9で戦っていたが、ある日、緊急任務で【ゲルニカ・ヴァンダム】?が持ってきたウロボロスストーンの波動を浴び、ウロボロスの一人になったことで運命が変わる。
ゲルニカの遺言を元に、同じくウロボロスと化したアグヌス兵であるミオ・タイオン・セナを含めた6人(+ノポンコンビ)と共に、世界の本来あるべき姿と、アグヌス軍ではない「本当の敵」を突き止めるため、シティーを目指して旅に出ることになる。
アグヌス側のアタッカーであるセナとインタリンクすることで、紫色の屈強な体躯をした巨人ウロボロスランツと化す。
基本的には外見通りの気のいい性格で、少し距離を取り気味だった初期のタイオンにも明るく接して距離を縮めたり、セナとは早い段階から仲良く一緒に筋トレに励んでいた。
なお、そしてイメージ通りの脳筋気質で座学の成績は悪い。本人曰く「教練をサボっていただけでちゃんと受けていれば違う」とのことだが、ユーニからは「なら受けろよ馬鹿」と突っ込まれた。ごもっとも。
その一方、かつて自分達を助けるために、目の前で親友のヨランが命を落とした一件が心に暗い影を落としており、彼のことを思い出して周りに当たり散らしてしまうことが度々あるなど、繊細な一面も併せ持つ。
喧嘩っ早い性格が災いしてか【ゼオン】や【ゲッセル】等、仲が悪いケヴェス兵がいる様子。ゼオンに関しては一定の信頼関係あってのものだった様子だが、意地が悪かったゲッセルとはかなり険悪だったようだ。
インタリンク相手となったセナとは元々の筋トレ好きの趣味からかなり早い段階で打ち解けており、一貫して良好な関係である。
サイドストーリーでは、シティーの一員として活動している最中、一度死亡して記憶を失ってから再生させられたゲッセルとまさかの再会。
訓練時代以上に下劣な性格となって立ちふさがったゲッセルを撃破するも、戦い以外の道を知らない彼に対して「命を奪うのではなく守る」生き方を諭してコロニー4への転属を紹介するなど、兵士という立場を疑いもしなかった頃からの成長した様を見せた。
最終的にノア達と共にゼットを撃破し、アイオニオンは崩壊。
「もう一緒に筋トレできないね」と寂しそうに呟くセナに対し「俺がいないからってサボるんじゃねえぞ」と言いながら、グータッチで別れの挨拶をした。
世界再構築後は、停止していた時間が戻り、
残念ながら、おぼろげながらアイオニオンの記憶を有している描写があった少年ノアとは異なり、特に彼にはそれらしい記憶があった描写はなく、ユーニやヨランと共に仲良く花火を見に行こうとしていた。
ちなみに『新たなる未来』で登場したレックスとは巨漢つながりで一部モーションを共有している様子。
ヒーローとして参戦した彼を休息地の食事などに誘うと、ラインと同じモーションで食事をしていたりする。