【罪と罰 宇宙の後継者】

罪と罰 宇宙の後継者 とは、【Wii】用のゲーム。

概要

罪と罰 宇宙の後継者


他言語

Sin & Punishment: Star Successor (英語・北米)
Sin and Punishment: Successor of the Skies (英語・ヨーロッパ)

ふりがな

つみとばつ そらのこうけいしゃ

ハード

【Wii】

メディア

Wii用12cmディスク

ジャンル

アクションシューティング

発売元

任天堂

開発元

トレジャー

プロデューサー

前川正人
山上仁志

ディレクター

中川敦友

プレイ人数

1-2人

発売日

2009/10/29 (日本)

値段

6,476円(税別)

シリーズ

罪と罰シリーズ

レーティング

CERO:B

対応機能

ニンテンドーWi-Fiコネクション

移植・リメイク

【Wii U】?

【罪と罰 ~地球の継承者~】の続編。引き続きトレジャーが開発している。
前作以上にスケールの大きい戦いが描かれる。

ヌンチャク、クラシックコントローラ、Wiiザッパー、ゲームキューブコントローラに対応している。
ニンテンドーWi-Fiコネクションと連動することで世界中のプレイヤーのハイスコアを見ることが出来た。

ストーリー

+ 公式サイト

遥か遠い彼方。別の地球の物語…。
そこでは外宇宙と内宇宙が永きにわたり攻防を続けていた。

~ねぇママ、ぼくもいつかパパみたいに怪物になっちゃうの?~

「ヒトは忘れたいことほど、よく覚えているもんだな」
イサの脳裏に過去の記憶がよぎる。

「このままこの地球から脱出できればいいが…」

イサは、隣でモニターを見つめる少女の形をした生物に
目をやった。
そもそも自分は、この女を始末するために、
この地球にやって来たのだ。
それがどこを間違えたのか、始末するべき相手と行動を共にし、
…今では共に命を狙われている。

「ねぇイサ、アイツらはどうして私を狙っているのかしら?
私がヒトじゃないから?」

記憶のないこの女は、ヒトの皮を被った化け物、と呼ばれている。
アイツらの目的は化け物の殲滅だ。それが神の意志だという…。
だが、あいにく俺は神など信じてはいない。

突如、二人を乗せた宇宙船が衝撃を襲う。

「ダメだ!落ちる!」
制御不能となった船は、墜落していく。
脱出したはずの無人の地球へと…

+ 取扱説明書

この宇宙は、宇宙の「内」と「外」に大別されており、両者は互いの遭遇より連綿とする敵対関係にあった。
「内宇宙」は、"ヒト"という好戦的下等生命体を「外宇宙」の侵略行為に抗う手駒とするために、いくつかの地球を作り、そこで"ヒト"を育成し、防衛最前線としていた。

「内宇宙」の目下の悩みは、"ヒト"が情緒不安定であるがために、ごく稀にではあるが、「外宇宙」との戦いではなく、友好の道を模索しようとし始める個体が出現することであった。
そんな状況に陥るたびに、その地球で1から"ヒト"を養殖しなおさなくてはならないというのは、防衛上重大な好機を相手に与えることになりかねない。

そんな「内宇宙」の危惧どおり、あるとき"ヒト"不在の第4亜地球に、「外宇宙」の侵略尖兵が降り立った。
尖兵は、その星の生命体である"ヒト"の少女への擬態をすでに完了していた。
しかし、"彼女"は「内宇宙」への侵攻の過程でその記憶を失ってしまっていた。
彼女の記憶には、「ヒト調査の任務」が、「ヒトへの興味」へと姿を変えて残っているのみであった。
彼女は、無人となった地球で一人、あてもなく"ヒト"の痕跡を探し始める。

一方、「外宇宙」の侵略を感知した「内宇宙」は、対抗手段として、特殊訓練を施した訓練生、イサ・ジョを地球へと送り込んだ。
しかし、このイサの派遣を巡っては、反対意見も噴出した。
というのも、イサの両親は「外宇宙」の血に侵蝕され、半分"ヒト"ではなくなっていたからである。

「内宇宙」は、両親から受け継いだイサの"ヒト"を超越した力を警戒すると同時に、期待も寄せていた。
しかし当のイサは、母の言いつけを守り、"ヒト"であろうとすることに固執するあまり、決してその力を行使しようとはせず、それが「内宇宙」の苛立ちを加速させてもいた。

そんなイサと、少女に擬態した尖兵は、荒廃した第4亜地球で遂に出会う。
尖兵の"ヒト"に対する洞察と興味を垣間見るにつれ、イサは、この先兵の中にこそ"ヒト"らしさがあるのではないかと共感を覚え、確認のために行動を共にする。

イサの反逆とも取れるこの行為に業を煮やした「内宇宙」は、第5亜地球から過去に訓練を施した最も戦闘能力の高い"ヒト"、「G5」を召集。
イサの抹殺も視野に入れた尖兵殲滅作戦を指示する。
G5は、「内宇宙」での"ヒト"の権利の向上と引き換えにこれを快諾。
地球へと向かった―――

"ヒト"に興味を持つ、ヒトではないもの
"ヒト"でありたいと願う、ヒトであるか不確かなもの
"ヒト"を越えたいと臨む、ヒト
本当に"ヒト"らしいのは果たして―――

ゲームシステム

キャラクター

プレイヤーキャラクター

G5

その他

ゲームモード

アイテム・武器

地名

  • Stage0「脱出」
  • Stage1「核塵都市」
  • Stage2「海底空洞」
  • Stage3「監獄衛星」
  • Stage4「食人樹界」
  • Stage5「極大砂爆」
  • Stage6「人造富士」
  • Stage7「異叉」

用語

公式サイトで一部用語の解説あり。

  • 外宇宙
    「内宇宙」の外に広がる宇宙。膨張宇宙の圧力に耐えかね、「内宇宙」への侵略行為を開始する。
    読み方は「そとうちゅう」だが、Stage6クリア後のムービーでデコが「 がい うちゅう」と読むシーンがある。
  • 内宇宙
    ヒトなどの生命体が存在する宇宙。果てのない膨張を続けており、外宇宙を圧迫し続けている。
    自ら「神」と名乗る存在によって、コントロールされている。
  • 亜地球
    「内宇宙」が「外宇宙」からの侵略行為を防ぐために、防衛拠点として造った模造地球。第1から第7まで存在している。
    前作の舞台が第2亜地球で、今回の舞台は第4亜地球である。G5は第5亜地球を牛耳っている。
  • ヒト
    その攻撃的で排他的な特性から、「外宇宙」からの侵略を防ぐのに最適と見なされている。
    しかし同時に、融和思想を持ち、他者を受け入れる能力を持つものも存在する。
    下等生物とされており、その多くは「神の意思」を認識していない。
    「神」はその特性に目をつけ、亜地球を造り、尖兵として配置している。
  • 外宇宙生命体
    「外宇宙」が侵略尖兵として送り込んでくる生命体。
    「外宇宙」の生命体は、「ヒト」の考える生命概念に当てはまらず、定型も持たないので、あらゆる姿に擬態することが可能である。
  • G5(地球施政連合機構)
    正式名称・「Group Of Five Countries」。
    第5亜地球の中で最も戦闘能力が高い5人の「ヒト」からなる組織。メンバーはこの5名のみとされる。
    内宇宙における「神」と呼ばれる存在を認知してそれに従い、「神」の意思を代行する存在としている。「神」と呼ばれる存在の認知とその能力もあってか第5亜地球を牛耳っている。
    かつてはイサも同志として、共に、「神」のために働いていたという。 G5の訳が地球施政連合機構なのか地球施政連合機構の中にG5というグループがあるのか正直分かりづらい
    劇中では描かれていないが、「任務成功時、内宇宙におけるヒトの権利拡大について」の容認に関する取引をしていた模様。
  • 【キーパーズ】?
    第4亜地球の環境保全・修復のために作られた多種多様な人造生命体。
    荒廃した自然環境においても生存できる強い生命力を持ち、特にコマンダーとして登場する巨大な個体は生体兵器と言っても良い強大な戦闘能力を持つ。 環境保全・修復目的に作られたという性質を持つため、第4亜地球に入ってきた異物を排除する防衛兵器としての側面も持つ。侵入したイサやカチ、G5の手先を攻撃してきたのはこの性質のため。最終決戦でG5がイサとカチを第4亜地球ごと排除しようとした際には宇宙戦艦を攻撃するため宇宙空間へ飛び出した。
    劇中でカチが手なずけたり、共にG5の宇宙戦艦に立ち向かったりしていたため、イサは時間をかければキーパーズとも友好的関係を結べるだろうと考えている。

BGM

  • あの頃へ
    主題歌1。PVで使われていたのはこちら。作詞・作曲:間沢英二(ASORA)、歌:Ayumi
  • ハカイ
    主題歌2。作詞・作曲:間沢英二(ASORA)、歌:Ayumi

関連作品

攻略情報

公式サイトでハイスコア稼ぎのアドバイスを説明している。

紹介動画

リンク

移植・リメイク

  • 【Wii U】?
    2015/03/25にダウンロード版が販売。

余談

主要キャラクターのCVは当時マウスプロモーションに所属していた人物が担当している。

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最終更新:2024年01月28日 00:34