概要
当記事では、エルカムの交通及び安全保障について纏める。
主な車両
交通部管轄車両
特急5060型車両
ツォルマリア発―フェルフィステル―エールミトナ―パレスポル―イェルサー行き。
フェルフィステルの車両基地所属で同型の列車が複数あり。色違いの列車がツォルマリア―イドゥニア間の区間特急としても使われている。
客室はプライバシーを重視したコンパートメント式を採用。機関車を含めると17両編成となった。
特急3360型車両
ツォルマリア発―フェルフィステル―イドゥニアーエールミトナ―パレスポル―イェルサー行き。
ツォルマリアとイェルサーを結ぶ路線に使われているビジネス特急。機関車合わせて16両編成で、大きな窓と広い車内が人気の特急であるが、その中の一編成がイドゥニア到着直前、大気圏内に突入後、駅に向かって降下中にロフィルナ軍の過激派により対空ミサイルを撃たれた。この攻撃によって機関車を破壊され、重力制御装置が破損した列車は重力に吸い寄せられる形で地表に墜落し、乗客乗員1237名の全員が死亡した。事件後、ロフィルナのイドゥニア地上駅は即時廃止となり、エルカム指導部はイドゥニア星系内の宇宙ステーション(中継拠点)に新イドゥニア駅を設置。以降は、これを経由する形で運行を再開する流れとなった。その後、3360型は同型車両がエルカムによって製造され、同区間への運用復帰を果たした。
特急2330型車両
ツォルマリア発―フェルフィステル―エールミトナ―パレスポル―レイ・ラルテース―バジタルーナ行き。
15両編成で、下記の理由により荷物車や装甲車を連結している。
レイ・ラルテース車両基地所属でメイディルラング海賊と意見を出し合って作られた列車。同型のタイプで、一部の車両は急行としても採用された。
レイ・ラルテース周辺で開催される列車襲撃イベントが人気で海賊と保安官役のキルマリーナ警備隊が列車周辺で撃ち合いを行う。
最後尾には装甲車両が連結されているが、事前の打ち合わせにより途中海賊に破壊される事が前提となっている。
全体的に西部劇をイメージして機関車もレトロな蒸気機関車を模しているが他の列車と共通で車輪は無い。
特急9100型車両
ツォルマリア発―フェルフィステル―パレスポル行き。
20両編成で同型車両が90編成ほど運用されている。
ツォルマリア〜パレスポル間で頻繁に使われていて、多くのビジネス客を運んだ。
全車両パレスポル車両基地に所属している。
途中エールミトナ付近を通るが通過してツォルマリアとパレスポル間を結ぶ速達列車として重宝されている。
貨物11000型車両
主にイェルサー始発の鮮魚列車や、ロマクトーラ社運営のケユラト本線の穀物輸送列車として運用されており、活動路線は公団保有路線全域となる。
所属はフェルフィステル貨物基地で、通常の車両基地には配置されていない。11000型が997両、増備扱いの同型車両13000型が998両存在している。決まった編成は無く、5両編成から50両編成まで輸送需要によって臨機応変に対応している。5550型機関車に牽引されての運用が前提。
5550型機関車
貨物列車の牽引からトラブルを起こした旅客列車の救援まで様々な用途に使われる。2両固定編成の多用途機関車。
公団が保有する特殊装甲列車以外の全ての列車と連結が出来る。
460両製造され、フェルフィステル機関区、パレスポル機関区、イェルサー機関区に分けて配置されている。
特別列車テレスティ
警備部管轄車両
特殊装甲列車
エルカムの領域ギリギリに設定されている専用航路を周回する。対宙兵器の一種。
非常に巨大で遠くから見ると黒い壁のように見える。1両が800メートルで250両連結している。
セクター・テレステの防衛をこの列車1本(と平和維持軍の通常部隊)のみ担当している為非常に長い。
その巨大さゆえに他の列車や宇宙船と同じ運用は出来ず、他国に行く事も不可能。
保線部管轄車両
90001型保線ミサイル運搬列車
保線部装甲保線隊所属。惑星級アンチ・フィジックス・ミサイル(
共立英語通称、A.P.ミサイル)を搭載している。
共立機構国際平和維持軍と共同運用が前提の「強行保線機械」という扱い。エルカムはこのようなミサイルを複数編成保有した。基本は3両編成で上から機関車、ミサイル、制御車となっている。運用する場合は通常の旅客列車を使った作業員運搬用の列車がもう1編成必要。また、一発では小惑星を破壊させる程度の威力しかないため、基本はその都度調節しながら複数発使用する。
関連記事
最終更新:2024年08月25日 11:08