■基本の行為判定について


行為判定は、原則として2D6で行います。
行為判定には、最大値を求めるものと、必要な値を出した回数を求めるもの、そして最も高い判定のいくつかを合計した数字を求めるものがあります。
最大値を求める場合、求められている最大値のことを『目標値』と呼びます。
必要な値を出した回数を求める場合、必要な値を『目標値』、求められている回数を『目標数』と呼びます。
例:
判定:〔筋力〕:最大値8
この表記の場合、PCの〔筋力〕ステータスと同じ回数2D6を振り、その中に合計値が8以上の結果があれば成功です。
判定:〔狡猾〕:5以上3回
この表記の場合、PCの〔狡猾〕ステータスと同じ回数2D6を振り、その中に合計値が5以上の結果が3回あれば成功です。
判定:〔見識〕:3合計値15
この表記の場合、PCの〔見識〕ステータスと同じ回数2D6を振り、最も高い判定三つを合計した数字が15以上なら成功です。

【2D6の特殊な処理】
●判定の中に1・1のゾロ目が含まれていた場合、それが最大値を問う判定なら、一回につき、最大値を-3します。また、成功回数を問う判定ならば、成功回数を1回減らします。これを『ファンブル』と呼びます。
●判定の中に6・6のゾロ目が含まれていた場合、それが最大値を問う判定なら、一回につき、最大値を+3します。6・6が一回出ていたならば、原則として最大値は15の扱いになります。また、成功回数を問う判定ならば、二回分の成功としてカウントします。これを『クリティカル』と呼びます。
●1・1のゾロ目と6・6のゾロ目が両方含まれていたなら、PLはそれらを相殺することを選んでも構いません。このとき、1・1と6・6は成功回数を問う場合は一律で失敗扱いとなり、最大値を問う場合は相殺した6・6は勘定に含めません。(1・1は勘定に含めるので、1・1しかない場合最大値は2となります)
●リスクの大きい判定を行う時、『ファンブル値』が上昇することがあります。ファンブル率が上がると、1・1以外でもファンブルが起こる可能性があります。
各ファンブル率ごとのファンブルとなる出目は以下の通りです。
ファンブル率1:1・1
ファンブル率2:1・1/2・2
ファンブル率3:1・1/2・2/3・3
ファンブル率4:1・1/2・2/3・3/4・4
ファンブル率5:1・1/2・2/3・3/4・4/5・5
ファンブル率6:クリティカル以外のゾロ目・1を含む全ての出目
ファンブル率7:クリティカル以外のゾロ目・1・2を含む全ての出目
ファンブル率8:クリティカル以外のゾロ目・1・2・3を含む全ての出目
ファンブル率9:クリティカル以外のゾロ目・1・2・3・4を含む全ての出目
ファンブル率10:クリティカル以外の全ての結果
ファンブル率は11以上にはなりません。
最終更新:2022年08月07日 21:23