③道中フェイズ

 諸々の処理が終わったなら、いよいよ冒険の開始です。
 貸与されるビークルに乗って、PCたちは拠点であるゲットーを飛び出し、混迷渦巻く外界へと冒険の旅に出発します。
 このとき、廃棄世界(ハキダメ)に初めて出た(多くの場合、初期作成のキャラクター)キャラクターは、廃棄世界(ハキダメ)に蔓延する毒素を吸い込むことによって『メタモライザ』が発動し、体質【耐毒臓器(プレオーガン】を手に入れます。
 適応特性一覧の【耐毒臓器(プレオーガン)】の項を参考にして、キャラクターシートの一番上に特性の概要を書き込んでおいてください。
 道中フェイズは、以下の1つの処理と3つの行動をひとかたまりとする『ターン』の繰り返しによって進行します。詳しい内容はそれぞれの項で詳述します。

 様々なチェックを行い、それに従った処理を行います。

 廃棄世界(ハキダメ)内を移動して、目的地へ向かう判定(『ドライブ』)を行います。
 判定は主に、『ドライバー』と呼ばれる役割が当てられたキャラクターが行います。
 また、時には乗物を降りて、歩いて移動しながら目的地に向かう(ダンジョンを探索する)こともあります。
 この場合は、ドライブの代わりに『クエスト』という判定を行います。
 判定は主に、『アドバイザー』と呼ばれる役割が当てられたキャラクターが行います。

 ドライブ(クエスト)したことによって起こったアクシデントを処理します。ここで共に行動することにより、PC同士の間に『接点』が生まれます。
 ドライブ(クエスト)しなかった場合、アクシデントは発生しません。

 アクシデント処理で特に出番がなかったキャラクターは、ブレークタイムを使って様々な行動を行うことができます。

 3ターンが経過するごとに一日が終了します。
 一日が終了するごとに、夜間ターンが1ターンはさまります。
 夜間ターンは、通常のターンと同じように進行しますが、原則として全てのPCは夜間に行動できません。
 夜間も活動できるような何らかの特性、またはアイテムを持っているキャラクターだけが、夜間ターンに特定の行動を行うことができます。

 ドライブ(クエスト)を繰り返すことでPCが目的地にたどり着いた時、道中フェイズは終了し、セッション最後の山場である活動フェイズに突入します。
最終更新:2022年08月07日 17:28