■アクシデント

アクシデントは、シナリオの中でスカベンチャーたちに襲いかかってくる様々な脅威を表します。
アクシデントを振り払えなければその後の冒険に支障が生まれたり(『障害』)、あるいは即座に死の危険に陥ったり(『窮地』)します。

アクシデントが発生するタイミングは以下のとおりです。

①プロセス処理パートで判定に失敗したとき
ブレークタイムで『探索(シーク)』の危機管理の判定に失敗したとき
エネミーが攻撃を行ったとき

このページでは、主に①②について説明します。(③についてはエネミー及び戦闘を参照)

■アクシデントの処理手順
①②について、アクシデントの処理は以下の順番に行います。

1.アクシデント処理に参加するキャラクターの決定
 全PCのうち、アクシデント処理に参加するキャラクターを決定します。(あとから追加することも可能です)
 条件を全員が満たさないなどでない限り、最低でも誰か一人はアクシデント処理に参加するようにしてください。

2.行動の選択、判定
 多くのアクシデントは、複数の行動による解決ルートが示されています。
 参加することを選んだキャラクターは、アクシデントを処理するために使える行動のうち一つを選び、判定を行います。
 同じタイミングでアクシデント処理に挑戦したキャラクターは、それぞれに3点の「接点」を得ます。

3.成功した場合の処理
 誰かが判定に成功したならば、アクシデントは処理されます。

4.失敗した場合の処理
 アクシデント処理の判定に参加し、判定に失敗したキャラクターには、「メタモライズ」が発生します。
 一人でもメタモライズを受け入れた場合は、アクシデントは処理されます。
 メタモライズは、「泥臭さ」を1点消費することで回避できます。
 ただし、窮地が発生している場合は、誰かが必ずメタモライズするか、まだ処理に参加していないキャラクターが新たに判定に参加する必要があります。

5.判定に対する追加参加
 最初に参加したキャラクターだけでアクシデントを乗り越えられなかったとき、参加しなかったキャラクターが後から処理に参加することができます。
 メタモライズするか否かは、追加参加したキャラクターの結果を見てからでも構いません。
 追加参加したキャラクターは、同時に追加参加したキャラクターとの間でしか「接点」を結ぶことができません。

 なお、既に誰かが判定に成功し、アクシデント処理が確定している状況では、追加の参加はできません。
最終更新:2022年09月05日 16:15