魔装兵 クラウン・ルージェロ

[解説]
フレームや基本構造こそシュヴァリエルの物であるが、外装や装備類の開発を含めた機体の改修作業はシューヘンベルク社に委託されていることに加え、操手であるイライジャに合わせてほぼオーダーメイドと変わらないほどに細かく改修が施されているため、その外見や機体特性は通常のシュヴァリエルとは大きく異なっている。
特に、仕込み刃や隠し腕等、通常のシュヴァリエルに採用されることの少ない、いわゆる、隠し武器が多く搭載されていることが本機の特徴であるが、これは、いかなる手法をとっても、不正を働くもの、聖導教会にとって邪魔な物の排除を行う粛正騎士という存在の、聖騎士としての異質さを表したものだと言えるだろう。
本機は、そういった性質からも帝国の兵士はもとより、いや、もしかするとそれ以上に聖王国の聖騎士達から恐れられている存在であり、「血濡れの道化師」を意味する名前の恐ろしさも相まって、そのモノクロームトーンで塗装された外装は「黒血油の返り血を浴びすぎて落ちなくなった黒いシミを隠すためだ」というような噂が聖騎士達の間でまことしやかに囁かれている。
[武装]

CH-E-05 マギア・ラピエル
本機の為に開発された専用のレイピア。
本機の為に開発された専用のレイピア。
この機構は柄を銃身、刀身そのものを弾丸に見立て、撃ち出すというもので、射撃としては、有効射程こそ短いものの、至近距離における戦闘において、リーチをごまかすことが出来るこの機構はいわゆる初見殺しとして非常に有用である。
基本的に射出機構を使用するのは必殺のタイミングであることがほとんどである為、使われることは少ないが、左肩に装備されたシールド内に予備の刀身が内蔵されており刀身を再装填することは可能である。

スローイングダガー
本機の各部に懸架される投擲用のダガー。
その名の通り投擲に適した形状に特化しており、主に牽制や不意打ちに用いられる。
本機の各部に懸架される投擲用のダガー。
その名の通り投擲に適した形状に特化しており、主に牽制や不意打ちに用いられる。

オンブル・エッジ
本機の膝や肘に内蔵された仕込み刃。
本機の膝や肘に内蔵された仕込み刃。


隠し腕
左肩部に装備されたバインダーにはショートソードと隠し腕が内蔵されている。
左肩部に装備されたバインダーにはショートソードと隠し腕が内蔵されている。
この武装も相手の不意を突くことにたけた武装であるが、単に3本目の腕として用いた場合も厄介であることに変わりはない。
添付ファイル
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