エリンコ・ガーンズ - 聖華世界 @ wiki

エリンコ・ガーンズ

聖拝機関に所属する執行者の男性
年齢 52歳
フェルミナ出身で、魔獣の飼育及び使役を得意とする魔獣使い(ビーストテイマー)。
立派な顎髭とスカーフェイスが特徴的で、自然とコーヒーが大好きであり、フォークギターでの演奏が趣味。普段は温厚で笑顔の眩しいおじさんであるが魔族、中でも魔人に強い憎悪を抱いており時には必要以上に苦しめる事もある。
10歳の頃から魔獣と仲良くなる才能があり、本人曰く手懐けたヘアリージャッグ(ウルシ犬)と一日中遊んでいたりしていたとの事。

概略

19歳の時、故郷が魔族による襲撃をうけ、家族をゲヘナによって魔族に作り変えられてしまう。
襲ってきた家族を苦悩しながらも殺害し、放心状態になっていた所を聖拝機関の執行者に保護された。
その後彼は、家族を魔族に変え結果的に殺した魔族達に憎悪を抱き根絶やしにする為、執行者となることを誓い、辛く厳しい修行を受けることになる。
その修行の中で、保護してくれた執行者より、ゲヘナを用いて家族を作り変えたのは魔族の中でも、魔人に属する存在だと知らされ、特に魔人に対して一層の憎悪と復讐心を抱くようになった。

修行を終え肉体的に成長した彼は、魔獣使いの執行者として活動し始めた。
当初、魔獣を使役するというその戦い方は同僚や教会からも良くは思われてはおらず、少なからず不当な扱いも受けたが、現在ではその実力が認められており、一部、関係の薄い相手から陰口を叩かれることはあれど、魔獣使いの執行者として名の知れた存在となっている。

それから長い時間をかけて経験を蓄積し、執行者の中でも中堅へと至った。
上司からこれ以上の活躍をするなら人体改造をすべきだとの提案を受けるも、大事な相棒である魔獣達と自分の力だけでどれだけ魔族共と戦えるか見てみたいとの事で、現状は魔法薬によるドーピング以外は身体を鍛えるのみで第一線で活躍している。

手懐けた魔獣は多く、テイル系を始めとした小型魔獣はある程度手懐けられる。更には翼竜（ワイバーン）を群ごと手懐けたり、ラムグリッターを手厚く保護して懐かせたりした事もあるとの事。
勿論彼自身も、火炎弾を装填したリボルバーとショットガンそして、通常よりも2倍以上の分厚い刃があるマチェーテを愛用している。魔法は簡易的な物しか使えない為、魔導砲と刃物に自分の鍛え抜かれた肉体による打撃技、そして大切な魔獣達と共に今日も死線をくぐり抜けている。