第六特戦隊
[解説]
帝国軍に存在する、皇帝直轄の特殊部隊の一つ。
魔眼保有者の軍事利用を目的とする部隊であり、隊員は例外なく魔眼を保有している。またかつてはこの部隊から、暗黒騎士に立身出世した者も存在した。
聖華暦830年現在の編制に於いては、暗黒騎士の弟子こそ出てはいるが、正規の暗黒騎士自体は出てはいない。一方で部隊の指揮権は、定期的に手の空いている暗黒騎士が、入れ代わり立ち代わりで受け持っている。
魔眼保有者の軍事利用を目的とする部隊であり、隊員は例外なく魔眼を保有している。またかつてはこの部隊から、暗黒騎士に立身出世した者も存在した。
聖華暦830年現在の編制に於いては、暗黒騎士の弟子こそ出てはいるが、正規の暗黒騎士自体は出てはいない。一方で部隊の指揮権は、定期的に手の空いている暗黒騎士が、入れ代わり立ち代わりで受け持っている。
この部隊のルーツは、聖華暦540年に存在した部隊、『魔眼部隊』にまで遡る。この時代、アルカディア帝国の主席宰相であったアルゼイド・フォン・アーデルハイドは、帝国国内に於いて魔眼病を発症する者が多い事から、魔眼の持ち主を訓練、組織する事を思いついたのだ。
帝国各地から集められた魔眼の持ち主たちは、アルゼイドにより訓練とそして能力を発揮するべき働き場とを与えられた。魔眼病は病気として認識されているため、周囲より気味悪がられ敬遠されていた魔眼の持ち主たちは、アルゼイドに対し感謝し忠誠にも似た想いを抱く。
帝国各地から集められた魔眼の持ち主たちは、アルゼイドにより訓練とそして能力を発揮するべき働き場とを与えられた。魔眼病は病気として認識されているため、周囲より気味悪がられ敬遠されていた魔眼の持ち主たちは、アルゼイドに対し感謝し忠誠にも似た想いを抱く。
しかしてこのアルゼイド個人に対する忠誠が、彼らを帝国より離脱させる事になるのだ。
聖華暦551年、アルゼイドが44歳で夭逝し、アーデルハイド家が事実上ザラ家によって乗っ取られてしまうという事件が起きる。ザラ家に反発した『魔眼部隊』の多くは帝国を離脱し、さりとてカーライル王朝・聖王国にも行けず、自由都市同盟へと亡命してしまったのだ。
そして一度は『魔眼部隊』の血脈は途絶える事になる。しかしながら第三次聖帝戦争終結後、『魔眼部隊』の残留メンバーが、それまでザラ家には渡すまいと秘匿していた魔眼訓練法などの各種ノウハウを皇家に提出し、その場で自刃して息絶えるという事件が発生。
これによりノウハウを得た皇家の主導で、あらためて魔眼保有者の軍事利用を目的とする特務部隊が編制されたのが、現在の第六特戦隊である。更に第六特戦隊は、言い方は悪いが暗黒騎士の二軍、三軍の様な位置づけも担っている。
現在第六特戦隊の基地は、皇家直轄領の領内に存在している。
そして一度は『魔眼部隊』の血脈は途絶える事になる。しかしながら第三次聖帝戦争終結後、『魔眼部隊』の残留メンバーが、それまでザラ家には渡すまいと秘匿していた魔眼訓練法などの各種ノウハウを皇家に提出し、その場で自刃して息絶えるという事件が発生。
これによりノウハウを得た皇家の主導で、あらためて魔眼保有者の軍事利用を目的とする特務部隊が編制されたのが、現在の第六特戦隊である。更に第六特戦隊は、言い方は悪いが暗黒騎士の二軍、三軍の様な位置づけも担っている。
現在第六特戦隊の基地は、皇家直轄領の領内に存在している。
ちなみにクロケット家に於いても魔眼を持つ者たちの部隊であるヤークシャを組織している。しかし彼らは諜報、暗殺、戦闘などの技能を磨いたニンジャ的な組織であり、インド武術を身に着けた精強な殺し屋・諜報員としての側面が強い。
更に言えばヤークシャは、悪い言い方にはなるが指導者たる暗黒騎士を育成した結果の、余り者たちでもある。そしてヤークシャは、どちらかと言えば裏の存在に近い。
クロケット家ではもとより帝国各地から魔眼の保有者を集めていたが、あくまでクロケット家は伯爵家である。そのため魔眼保有者を集める政治力には、限界があった。また暗黒騎士もしくは裏の存在であるヤークシャに適した人材ばかりを集める傾向もまた、ある。
更に言えばヤークシャは、悪い言い方にはなるが指導者たる暗黒騎士を育成した結果の、余り者たちでもある。そしてヤークシャは、どちらかと言えば裏の存在に近い。
クロケット家ではもとより帝国各地から魔眼の保有者を集めていたが、あくまでクロケット家は伯爵家である。そのため魔眼保有者を集める政治力には、限界があった。また暗黒騎士もしくは裏の存在であるヤークシャに適した人材ばかりを集める傾向もまた、ある。
それ故に、魔眼保有者を素質に関わらず集めて来る旧『魔眼部隊』や、その後継である第六特戦隊とは、さほどコンフリクトせずに済んだと言えよう。ある噂によれば、クロケット家が第六特戦隊の候補者の中から幾ばくか、自領で暗黒騎士やヤークシャを育成する人員として、皇家から都合してもらっているという話も聞かれる。
[部隊編成]
- 機装兵レギンレイヴ×1(暗黒騎士の専用機。指揮官である暗黒騎士が交代した場合、機体もその専用機へと変更される)
- 機装兵ノクス×2~3(指揮官級機体)
- 機装兵レーヴェ×18~23
- 従機ガイスト・リーパー×27~36