デクリオン・アルクス - 聖華世界 @ wiki

機装兵　デクリオン・アルクス

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[解説]

傭兵グレイン・グランキオが駆るデクリオンの改造機。彼が禁忌の地で集めた兵器で武装している。
亡くなった父親から受け継いだ機体である為、グレインはこの機体にかなり愛着を持っている。
グレインは左利きであるものの、発掘したエーテリックライフルは右手用に作られていた為、強力な武装であるものの、グレインは扱いに少し不自由している。
また、エーテリックライフルは既に限界が近く、度々動作不良を起こす。

原型機よりも装甲が増え頑丈ではあるが基礎性能が低い為、正面切っての戦いは避け、あらかじめ罠を張った場所に相手を誘導し、罠に掛かり動きの止まった相手をエーテリックライフルで撃破する戦法が基本。
エーテリックライフルが使用不可になった際は罠や煙幕で相手の集中力を削ぎつつ盾とナイフによる防御重視の堅実な戦い方へとシフトする。

レッド・クリフとの決闘で中破、その後のアビスカンケルとの戦いで完全に破壊されたが、一部のパーツはレギオン・ラクエウスへと受け継がれた。

武装

• エーテリックライフル

　禁忌の地で得た武装。科学由来の高い火力を持つが壊れかけで動作不良を起こす。

• 大型ナイフ

近接戦闘時に使用されるナイフ。何の変哲もないナイフだが、魔獣を相手取る際は毒を塗布する事もある。

• パイルブレーカー

　禁忌の地で得た武装。パイルバンカーの様に杭を打ち出すのでは無く、打撃を繰り返す事で対象を破砕する。
　おそらく元々は武器ではなく解体道具。
　デクリオンが大破した後、レギオン・ラクエウスに引き継がれた。

• 盾魔導砲

　盾の裏に装備された魔導砲により防御から即座に反撃に転じたり、牽制射撃に使用するなど使い勝手の良い武装。

• 煙幕弾投射機

　バックパックに装備された煙幕。用途によって毒煙や閃光弾等に変更される。

• グラナーダ

　レギオン等の装備でおなじみの手榴弾。

• 鉄杭

　様々な罠に使用される。

罠各種

• 鉄パイプ杭

ワイヤー等の仕掛けに応じて展開、射出され相手を突き刺す。柵状に組んだ物を地面に隠しておき相手が接近して来た際に起こす事で突き刺す方法も存在する。
パイプ状になっている為、貫通しなければ相手の失血死を狙う事も出来る。コストの安さと効果の大きさから使用する事が多い。

• トラバサミ

魔獣の頭骨等を利用したトラバサミ。強靱な魔獣の顎は機兵の装甲をも噛み砕く。

• 落とし穴

機兵の片足が落ちる程の規模の落とし穴。嵌まれば一瞬でも致命的な隙を晒す事になる。

• 毒煙

グレイン自身が毒に強い耐性を持つ故に使用出来る切り札。毒を持つ魔獣の肉を燻し毒の煙を発生させる。気密性の低い機体ならば操縦槽の中に入り込み操手に幻覚や四肢の痺れを起こさせる。

上記の他にもワイヤーを起点として刃物を射出する物など様々な物を使用する。

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