ファイデリン級 軽巡航艦

[スペック]
[解説]
機兵運用艦の傑作艦だったファルコネット級であったが、第三次聖帝戦争後半からは戦前に想定された装備・戦術と実戦との間のかい離が目立つようになった。
特に聖王国が第五世代機兵を実戦導入し始めると、対空砲を持たない設計が問題になり始める。
さらに戦争が終末に近づき防衛戦が主になるとこの傾向に拍車がかかった。
帝国軍もこれらの問題を認識し、対空砲を付与したファルコネット後期型を竣工させる。
しかし、後期型は戦時に建艦するには大変に高価な艦艇であり、量産はほとんど叶わなかった。
特に聖王国が第五世代機兵を実戦導入し始めると、対空砲を持たない設計が問題になり始める。
さらに戦争が終末に近づき防衛戦が主になるとこの傾向に拍車がかかった。
帝国軍もこれらの問題を認識し、対空砲を付与したファルコネット後期型を竣工させる。
しかし、後期型は戦時に建艦するには大変に高価な艦艇であり、量産はほとんど叶わなかった。
戦後に帝国軍では、これらの反省を受けてファルコネット級の技術を受け継ぎつつ極端なまでに個艦性能を高めたフォルディア級を竣工させる。
フォルディア級はカタパルト二基を有し、さらに機兵搭載数は倍の6機を搭載可能としたが、その影響か船体は200mと戦艦並のサイズになってしまった。
足の遅い巨艦では電撃戦などの速力が重視される戦いでは重い枷となってしまい運用に問題が生じた。
聖華暦789年にこれらの問題を解消するためにあらたな主力艦であるファイデリン級が建造された。
フォルディア級はカタパルト二基を有し、さらに機兵搭載数は倍の6機を搭載可能としたが、その影響か船体は200mと戦艦並のサイズになってしまった。
足の遅い巨艦では電撃戦などの速力が重視される戦いでは重い枷となってしまい運用に問題が生じた。
聖華暦789年にこれらの問題を解消するためにあらたな主力艦であるファイデリン級が建造された。
[性能]
全長は120メートル。前述したフォルディア級での反省点を活かし小型化を進めたことで船速が確保された。
さらに横幅も52メートルとファルコネット級と比較して20メートル近くダウンサイジングできており、スリム化したことで鋭利な印象を持つ船体となった。
さらに横幅も52メートルとファルコネット級と比較して20メートル近くダウンサイジングできており、スリム化したことで鋭利な印象を持つ船体となった。
雷槍発射管が艦首に3基。
巡航艦としては標準的な数。
巡航艦としては標準的な数。
主兵装は機兵搭載能力であり、カタパルトを両舷に一基ずつ装備している。
艦側面に斜めに配置する独特の形状で、小型の船体を効率的に活用する意図がある。
後部に着艦用カタパルトも装備されており、これは聖王国艦艇の影響が見られる。
艦側面に斜めに配置する独特の形状で、小型の船体を効率的に活用する意図がある。
後部に着艦用カタパルトも装備されており、これは聖王国艦艇の影響が見られる。
動力は後部に配置され、大型魔導スラスター二基と小型噴射式推進装置八基が確認出来る。
大量の推進装置を配置したことで速力をはじめ、機動性能は聖王国艦艇に大きく勝っている。
また、これらの推進装置の冷却のため巨大な放熱フィンを艦後部に二基装備している。
従来は大規模な放熱装置を船体に組み入れ船体を膨らませることで放熱を行っていたが、この装置により効率的な放熱を可能としスマートな外観を実現した。
大量の推進装置を配置したことで速力をはじめ、機動性能は聖王国艦艇に大きく勝っている。
また、これらの推進装置の冷却のため巨大な放熱フィンを艦後部に二基装備している。
従来は大規模な放熱装置を船体に組み入れ船体を膨らませることで放熱を行っていたが、この装置により効率的な放熱を可能としスマートな外観を実現した。
砲熕兵装
15.5cm連装砲 四基
雷槍発射管 三基
8cm高角砲 二基
対空砲 六基
関連
ファルコネット級
フォルディア級
添付ファイル