フェーダライト
[解説]
アルミニウムの原料となるボーキサイトに風属性のミスライト鋼を加えて調整した金属。
フェーダライトは、獣翼機開発の過程で鳥人族の持つ特殊な風切羽を人工的に再現することを目指し開発されたもので、非常に重量が軽い他、風属性の魔素と親和性、反応性が非常に高くなっている。
その一方で金属としてはかなり柔らかく、単一で利用した場合には装甲としての強度は期待できない。
その一方で金属としてはかなり柔らかく、単一で利用した場合には装甲としての強度は期待できない。
この金属が大気中に存在する風属性の魔素に接触すると、魔導反応を引き起こし、風属性魔素を含んだ風を留めることで一種の力場のようなものが形成される。
この力場は決して強力なものではなく軽量なフェーダライト単体を浮遊させることもできないほどではあるのだが、これを風切板と呼ばれる可動式スタビライザーに加工し獣翼機の翼に組み込むことで、滑空時の飛距離向上や方向舵の効率向上といった効果を得ることができる。
この力場は決して強力なものではなく軽量なフェーダライト単体を浮遊させることもできないほどではあるのだが、これを風切板と呼ばれる可動式スタビライザーに加工し獣翼機の翼に組み込むことで、滑空時の飛距離向上や方向舵の効率向上といった効果を得ることができる。