フィアラール•クロウ - 聖華世界 @ wiki

獣翼機　フィアラール・クロウ。

[解説]

　暗黒騎士アンヴァーク・ロウが所持する獣翼機で、アンヴァーク専用機としての改装が加えられたワンオフ機である。

　本来、鳥人族専用の獣装機である獣翼機は、亜人への偏見や差別の存在しない自由都市同盟にのみ製造する技術が存在する機種であり、帝国でいちからワンオフ機を製造することは出来ない。
　そのため、本機は、同盟の機兵メーカー、シームド・ラボラトリーズから輸入されたフェアラール・フェンフを帝国統轄騎士會経由でグリムウィザーズ工房に持ち込み、暗黒騎士専用機としての改装を加えるという形で製造された。

　機体の形状はアンヴァークの戦闘特性を考慮し、フェアラール・ドライのものが選択されているが、これはフェアラール・フェンフをベースに、外見形状、滑空特性だけをフェアラール・ドライに寄せたものであるため、外見こそ旧式ではあるものの、その基礎性能は800年代における最新鋭獣翼機のひとつであるフェアラール・フェンフと同等であり、当然ながら、高度な滑空性能を有している。
　これに加え、暗黒騎士であるアンヴァークに合わせて、機体各部にダークライトが装着されているほか、暗黒魔法の中でも魔弾を得意とする彼の為に、ダークライト製の芯を内蔵した特殊な魔導砲が腕部に搭載されており、通常型のフェアラール・フェンフを凌駕する高い戦闘能力を誇っている。