カミナ・ラーシュナ - 聖華世界 @ wiki

カミナ・ラーシュナ

[解説]

ウェーブがかった長い白髪の少女。18歳、暗黒騎士見習い（聖華暦837年）。
幼い頃に両親が失踪した為、孤児院で生活していたが、17歳の誕生日に魔眼病を発症。
発現したのは非常に強力な苦痛の魔眼であり、彼女の場合は発作的に暴走し周囲の人物に被害を及ぼしてしまう為、封魔の仮面の着用を義務付けられていたが、そこで孤児院の視察に訪れていた元暗黒騎士シルヴィア・ガーランドと出会う。
シルヴィアは彼女の容姿と名前を知り、かつてベイン・イルフートと共に討ち果たした魔族ミドラ・ラーシュナの娘だと言う事に気付く。
この出会いに運命めいたものを感じたシルヴィアは彼女を養子として引き取り、魔眼の制御方法を教えた。練習の末、カミナは魔眼を制御する事に成功した。
カミナはシルヴィアに感謝すると同時に憧れ、彼女のようになりたいと暗黒騎士を目指す事を決意する。
そして、暗黒騎士を引退しているシルヴィアに代わりベイン・イルフートに師事する事となった。
聖華暦839年に暗黒騎士に就任。
三国大戦においては、その戦い方と見目麗しさから『竜姫』の異名で呼ばれるようになった。
多くの仲間を守り抜き当代最強の暗黒騎士、『黒竜の世代』の一人に数えられる事となる。

[性格]

お人好しと言える程に心優しく、魔獣等を仕留める際も躊躇してしまう程で、おおよそ荒事向きの性格ではない。だが、やると決めた事はどんなに辛くてもやり遂げる強い意志の持ち主でもある。
初めての戦場で数多の人の死を目にし、ショックで塞ぎ込んでしまう。その後も悪夢に魘される日々が続き、ベインから｢このままでは心が壊れる｣と暗黒騎士を目指す事を辞めるように促されるも、苦悩の果てに彼女は｢可能な限り味方を守り抜く｣、｢奪った命、救えなかった命は決して忘れない｣という覚悟を決め、迷いを振り切った。

養父であり師であるベインには尊敬の念を抱いており、ベインも口にはあまり出さないがカミナの事を大切に思っている為、良好な師弟関係を築いている。
幼い頃に両親に甘える事が出来なかった反動か、シルヴィアに対してはかなりマザコン気味。姉弟子であり年の近いリリィ・ハーティスの事も姉のように慕っている。
情熱リアリストの熱烈なファンであり腐女子的な一面もあるようだ。

[戦闘スタイル]

技術は未熟ながら反物質の生成量、扱いにおいては天賦の才を持っており、四肢に鉤爪状の反物質を纏わせた斬撃、反物質で尾を生成し鞭のように周囲を薙ぎ払う等、竜を彷彿とさせる荒々しく鋭い戦い方を確立させつつある。だが、反物質を一度に大量に生成する為、体力の消耗が激しく持久力に欠ける。

暗黒騎士就任後は反物質の制御も遥かに上達し、戦闘中にスタミナ切れを起こす事も無く戦い抜く体力も身に付いており、黒竜の世代と称されるに相応しい実力を備えている。

[搭乗機]

魔装兵アズダハー

[セリフサンプル]

｢私、カミナ・ラーシュナと申します！これよりご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます！｣

｢あの日、私を救ってくれたお母様のように私も誰かに手を差し伸べられる人になりたいんです｣

｢私は…手の届く限り、守ると決めた人達を全力で守ります…そして救えなかった命、奪った命は決して忘れません…！…これが私の覚悟です！！｣

｢噛み砕け…！ドラゴーネ・メント！！｣

｢な…この本は…師匠×ケイ卿…？！お二人ともお母様とリューディアさんという想い人がありながら…？！それにこっちの本はイディエル卿×アーダルベルト卿！？そんな、駄目です！！皆様の目に入る前に検閲しないといけません！一冊ずつお願いします！｣

「これは情熱リアリストの新刊！」