株式会社ナムブ銃砲
[解説]
南部諸国連合(ラ・カルト)の銃器メーカー。会社設立は聖華暦667年。当初この会社はギルガメア王国に存在し、ギルガメア王国でライセンス生産される北の国々のコピー機装兵へあてがう魔導砲の交換用パーツ生産を行う会社であった。
そのうちにこの会社は、軍の下請けとしてギルガメア王国軍工廠で開発された従機用のGA-30魔導砲をライセンス生産する様になる。そしてこの魔導砲は『バウンティ・ドギー』他の最低機兵用主武器として採用された。
当然ながら大量に生産されたこのGA-30魔導砲は、ライセンス生産していただけのナムブ社にとっても、主要な収入源となったのである。
そのうちにこの会社は、軍の下請けとしてギルガメア王国軍工廠で開発された従機用のGA-30魔導砲をライセンス生産する様になる。そしてこの魔導砲は『バウンティ・ドギー』他の最低機兵用主武器として採用された。
当然ながら大量に生産されたこのGA-30魔導砲は、ライセンス生産していただけのナムブ社にとっても、主要な収入源となったのである。
転機は聖華暦779年~780年の、百年戦争への自由都市同盟の介入である。このときギルガメア王国は、占領したクメール王国の領土放棄を飲まされ、更にはバラライカ共和国との決着もつかずに、事実上の敗戦国となった。もっともバラライカ共和国も事実上の戦勝国側ではあったものの、賠償金とかは得られなかったのだが。
そしてギルガメア王国政府は、ナムブ社への溜まった支払いを清算することを渋る。なんだかんだ理屈をつけて支払いを渋るギルガメア王国に見切りをつけたナムブ社は、支払いの清算を断念する事と引き換えにGA-30魔導砲の権利を完全にギルガメア王国より譲り受ける。そして復興なったクメール王国に拠点を移したのである。
そしてギルガメア王国政府は、ナムブ社への溜まった支払いを清算することを渋る。なんだかんだ理屈をつけて支払いを渋るギルガメア王国に見切りをつけたナムブ社は、支払いの清算を断念する事と引き換えにGA-30魔導砲の権利を完全にギルガメア王国より譲り受ける。そして復興なったクメール王国に拠点を移したのである。
その後ナムブ社は、最低機兵『バウンティ・ドギー』と共に大量に民間に流れたGA-30魔導砲の補修やパーツ販売を、クメール王国を拠点にして一手に引き受ける様になる。そしてその上で、自由都市同盟は都市同盟軍オリジナルの最低機兵である『フィアー・ドギー』以降の、都市同盟軍型最低機兵用に採用されたGA-35魔導砲を開発した。
そして、ナムブ社はそれ以後は都市同盟軍仕様の最低機兵用魔導砲を続々と発表した。有名な物に、GA-40魔導砲やGA-42魔導砲(銃剣装備可能なGA-40)がある。近年は、最低機兵の流れを汲む南部諸国連合仕様軽機兵用魔導砲にも触手を伸ばしている模様だ。
そして、ナムブ社はそれ以後は都市同盟軍仕様の最低機兵用魔導砲を続々と発表した。有名な物に、GA-40魔導砲やGA-42魔導砲(銃剣装備可能なGA-40)がある。近年は、最低機兵の流れを汲む南部諸国連合仕様軽機兵用魔導砲にも触手を伸ばしている模様だ。