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コンシダイン級機兵母艦

最終更新：2022年08月24日 22:22

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コンシダイン級機兵母艦

［解説］

聖華暦700年代末から800年代初頭にかけて複数建艦された、自由都市同盟の正規機兵母艦。船体は陸上艦の造船企業であるガスリー造船製で、艤装のみ都市同盟軍の軍工廠で行われた。

同盟の機兵母艦に特徴的な多段の発着甲板を備えており、コンシダイン級は二段である。下甲板は軽機兵、機装兵の発艦に用いられ、上甲板は重機兵の発艦および、全ての機兵の着艦用として用いられる。艦尾部分には大型エレベーターがあり、艦内機兵格納庫へ直通になっている。
ちなみに重機兵を上甲板から発進させるのは、下甲板だと重機兵の頭がつっかえる危険があるためだ。

発着甲板前方には大型の魔導カタパルト（リニア・アクセル・カタパルト）が装備されている。ただし一番艦コンシダインから三番艦グローヴズまでは、建艦当初は蒸気カタパルトが装備されていた。後に改修工事を受けて魔導カタパルト形式になったが、これに絡んで汚職事件が発生したのは有名である。
なお四番艦ハートネットと五番艦キルナーは、魔装兵専用艦として計画当初から大規模な設計変更を盛り込まれており、特徴的な二段発着甲板以外はかなり形状が異なっている。

機兵搭載数は基本で34機。ぎりぎりまで露天係止するなりして無理矢理に詰め込んだ場合、42機まで運用可能。なお艦名は、過去に活躍した同盟軍人の名から取られている。