デズモント・ウィルビー級陸上駆逐艦


[スペック]
[解説]
聖華暦762年に自由都市同盟都市同盟軍中央軍の、都市同盟軍研究所(開発局)は軍事工学研究部門陸上艦開発局が設計開発した、陸上駆逐艦。艦のフレーム形状を工夫し、圧壊しにくい形にまとめた事で、駆逐艦ながら耐久性は非常に高くなった。しかしながらその特徴的な形状は、馴染みのある家庭用魔導器に極めてよく似ていたため、兵員からは『アイロン』の愛称で呼ばれる事となった。
全長は50mと最小クラスであり機兵の運用能力も持っていないが、不相応なサイズの二連装魔導主砲を装備しており、攻撃力に関してはまったく問題が無い。機動力に関しても、当時の同クラス艦艇では最高速レベルであった。居住性に関しても、丸っこいデザインにより艦体の容量が大きく取られており、最小サイズに見合わない余裕のある船室を持っている。
全長は50mと最小クラスであり機兵の運用能力も持っていないが、不相応なサイズの二連装魔導主砲を装備しており、攻撃力に関してはまったく問題が無い。機動力に関しても、当時の同クラス艦艇では最高速レベルであった。居住性に関しても、丸っこいデザインにより艦体の容量が大きく取られており、最小サイズに見合わない余裕のある船室を持っている。
自由都市同盟では大量に建艦されており、830年代に於いても近代化改修を繰り返して多数使用されている。流石に近年では徐々に引退しかけていたのだが、バフォメット事変により大量に艦艇が喪失した事で、幾多の当級駆逐艦が改修されて再就役した。なおネーム・シップである一番艦デズモント・ウィルビーは何度かの近代化改修を受けつつ、今も現役艦として第一師団リベリオンに所属している。
[兵装]
[その他]
デズモント・ウィルビーは海賊戦争の序盤にて、機装兵ヒュドール・ミーレスの操手であった。階級は少尉。彼は母艦にて自分に割り当てられた機兵で待機していたところ、その母艦がノルド王国の水陸両用機兵による奇襲攻撃で轟沈。彼の機体は海中へと放り出された。
しかしながら彼は、単機にて敵の水陸両用機兵の群れへと立ち向かう。数だけでなく性能差も絶望的であったが、それでも彼は決死の覚悟で戦った。結局はフロートを破壊され、浮上するための浮力を失って沈降し圧壊してしまったのだが、それでも彼の活躍により味方艦隊の多数はノルド王国軍水陸両用機兵の航行可能範囲から逃れる事ができた。
しかしながら彼は、単機にて敵の水陸両用機兵の群れへと立ち向かう。数だけでなく性能差も絶望的であったが、それでも彼は決死の覚悟で戦った。結局はフロートを破壊され、浮上するための浮力を失って沈降し圧壊してしまったのだが、それでも彼の活躍により味方艦隊の多数はノルド王国軍水陸両用機兵の航行可能範囲から逃れる事ができた。
海賊戦争が自由都市同盟都市同盟海軍の勝利に終わった後、戦闘海域であった場所ではジャンク屋のサルベージ船が数多く活動していた。そのうちの1隻が、操縦槽周りは圧壊していたものの、かろうじて原型を留めていた機装兵ヒュドール・ミーレスを深海より拾い上げる。
はたしてそれは、デズモント・ウィルビー少尉のヒュドール・ミーレスであった。奇跡的に、白骨化した遺体も損壊が大きかったが、回収に成功。彼は名誉と共に、故郷へと帰る事が出来たのである。
はたしてそれは、デズモント・ウィルビー少尉のヒュドール・ミーレスであった。奇跡的に、白骨化した遺体も損壊が大きかったが、回収に成功。彼は名誉と共に、故郷へと帰る事が出来たのである。
添付ファイル