ブラッド・フォート - 聖華世界 @ wiki

「重機兵 ブラッド・フォート」

［解説］

聖華暦800年代に、自由都市同盟は都市同盟軍が独自開発した第七世代機兵。
ハイエンド量産機、重機兵「フォート」種のバリエーション。
エース専用機として、フォートでは量産のため安価なパーツで誤魔化していた部分を高価な部品に交換し、現地改修された物が最初である。
当初はフォート改とかスーパーフォートとか呼ばれていたらしい。

後にそれが指揮官用機体として正式採用され、正規のバリエーションとして生産ラインに乗った。
その際に、幾つかあった呼び名の1つ、「ブラッド・フォート」が、この機体の新たな名前として決定されたのである。
ちなみに正式採用タイプの第1号機が配備開始されたのは、聖華暦815年のこと。

元来フォート系重機兵は、アルカディア帝国のノクス系機装兵にはなんとか比肩するものの、格としては同じレベルであるはずの帝国機装兵レギンレイヴや聖王国機装兵シュヴァリエルには若干見劣りしていた。
しかしブラッド・フォートはそれらに対しても、勝るとも劣らない出来の機体である。
まあ、異なるドクトリンに従って造られた機体を同列に語る事はできないのだが、総合性能ではブラッド・フォートは、レギンレイヴやシュヴァリエルに決して負けていないのだ。